Pエンタメ 2024/07/01 11:25

進捗状況と漫画回想録『学校怪談』

今年も7月に入り、わがサークルも7月7日で一周年を迎えることになります。
私が挫けずここまで続けられたのも、ひとえに皆様の支えのおかげだと思い、大変感謝しております。
これからもよい作品が作れるよう取り組んでいくつもりなので、今後も変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げますm(__)m

さて、新作の進捗状況ですが、33ページラフが完成しまして、現在2ページ目まで作画作業が完了しています。
以前とやり方を変えているのでスピード的にはあまり早くはありませんが、あるスタイルを作っては壊し、新しいものを模索していかないと、なかなか上達はしていかないのかなと感じましたので、今は色々研究しながら作っております。

日曜日は、大婆様から電話がきて演歌動画の編集を頼まれたので、日中は同人制作と編集作業で忙しく、イラストとブログ制作は夜中になってしまいました><
大婆様は御年90歳なのですが、すこぶる元気で、子供の頃の私に囲碁、将棋、麻雀を教えてくれた人物でもあります。
若い頃は、大阪で賭け将棋に興じていた、みたいなウソかホントかよくわからない話を聞かされていましたが、『龍が如く』で通天閣の下で賭け将棋ができるイベントがあったので、そういう場所って本当にあったんだ…と思ったことがあります(;^_^A
私と妹が少し変わり種なのは、もしかしたらこの破天荒な大婆様の遺伝子かもしれなくて、まるで『勝負師伝説哲也』の世界から抜け出てきたような人なので、いつか4コマにしてみたいなと思う人物の1人でもあります。

さて、今回は皆さんの知らなさそうな面白い漫画をご紹介できればなと思いましたので、週刊少年チャンピオンに連載されていた『学校怪談』についてお話させていただきたいと思います。よろしくお願いしますm(__)m

皆さんがよく買っていた漫画雑誌はいったい何だったでしょうか?
おそらくジャンプが一番多くて、その次にサンデー、マガジンの順番じゃないかなと思うのですが、私はチャンピオンを買っていたんですよね…(;^_^A
理由は単純で、他の雑誌は友達から借りれたり、何なら捨てられていることすらあったので、一番読めなさそうな漫画雑誌ということで私はよく週刊少年チャンピオンを買っていました^^
ですから、板垣先生の『グラップラー刃牙』や安部先生の『侵略!イカ娘』なども連載当初から知っていましたが、他の雑誌の看板漫画に比べて流行ったのはかなり遅かった気がします。
ジャンプ、サンデーといった人気雑誌の影に隠れていたチャンピオンの中でさらに隠れた名作が今回ご紹介させていただく『学校怪談』です。
漫画の内容はタイトルから想像がつくとおり、オカルト、ホラー作品で1話完結のオムニバス形式の作風は、いうなればチャンピオン版『アウターゾーン』といった感じです。
しかし、アウターゾーンは悪人が悲惨な結末を迎えるといったモラルテール的な要素があったのに対し、『学校怪談』は理不尽に死ぬパターンも多く、より都市伝説のようなホラーテイストで怖いと思います。
主人公というか、いつも話の中心人物になるのは山岸という少年なのですが、彼が一体どういうバックボーンを持っているキャラなのか、読者は、はっきり知ることはできません。
今回描かせてもらった魔女先生こと九段九鬼子先生も、多くの謎につつまれていて『地獄先生ぬ~べ~』の鵺野先生的な頼りになる存在ですが、霊が見えるというだけで、他の特別な能力や過去は明かされてなかった気がします。
私も連載終了までは読んでいなかったので、もしかしたら後半、色々なことが明らかになったのかもしれませんが、私は読者に敢えてキャラの情報を与えないところが、物語の恐怖心をより高めているような気がして、とても好きな作品でした。

演出面やストーリーの構成もとても素晴らしい作品だと思うので、皆さんも『学校怪談』を手にとって是非一度読んでみて下さい^^

それでは皆さん、今週も事故や病気に気をつけて元気にお過ごし下さいね。

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索