Iceモナカ公国 2023/10/09 14:48

「のろい首塚その4」制作での3Dモデル使用

その4で「ボトル」が必要になった
手書きは面倒だなと思い3Dモデルを作る事に。
その制作工程を簡単にツイート(ポスト)していたのをここに転載。

マンガ製作には ClipStudioPaint (Ver1.13) を
3Dモデル製作には Blender (Ver2.8) を使用している。

ちなみにBlender はほぼ素人である。

Blenderでボトルモデル作成

モデル形成

当時参考にしたサイトが現在は無くなっている。
Blender、ボトル、で探せば参考になるサイトや動画が見つかると思う。

いきなり円柱オブジェクトが作れない…先が思いやられる。

試行錯誤する、まぁ一応それっぽいのは出来た
小物なのでそこまで拘らなくても良いだろう

マテリアル設定

このままClipStudioPaintに持って行ってもよいのだが
マテリアルを作成して付けることにする。
(※後で説明するがBlenderのマテリアル設定は必要ないかも)

マテリアルの作成や設定はまったくわからない
CzPanelさんを参考にさせてもらった

オブジェクト選択モードにして
マテリアルを付けたいオブジェクトを選択
マテリアルプロパティで新規追加
Shadingワークスペースにして確認しながら設定
うむ、ボトルキャップが良い感じではないかな?

ボトルにもマテリアルを設定
透明ボトルの作り方を参考にノードを追加していく
だがどうにも透けない

調べるとマテリアルプロパティの設定のブレンドモードを不透明から変更する必要があるらしい(下画像の赤線部分)
アルファブレンドと…おお!透けたではないか

うーむ…こうなるとモデル表面のデコボコが気になるな

ボトル表面をなめらかに

表面がデコボコに見えるのはフラットシェードだから
オブジェクトモードでスムーズシェードに変更

さらにサブディビジョンサーフェスで丸みを
丸過ぎる所は分割してと…うむ良い感じになった

ボトルに厚みをつける

厚み付けにソリッド化を追加したが良くなく削除
モデルで口のとこだけ厚みに見えるように面を形成した
うむ、これで良いか

ClipStudioPaint に取り込む

クリスタにモデルを直接読込むことも可能だが、ClipStudioModelerで設定を調整してから素材として読込む方が良いのでモデラーに読込む。

うーむBlenderでマテリアル頑張っても意味なかった…何も反映されてないわ。
半透明にすらなっていない
Modelerでマテリアルをいじってなんとかここまで


ClipStudioModeler で素材として出力
ClipStudioPaint で素材を取り込むと3Dレイヤーが作成される。
ボトルの使い方が間違ってると指摘されそうだが…

今作では3Dレイヤーをそのまま使わず、ラスタライズして少し加筆修正している。
(下の先細ボトルレイヤーがそれ)
もちそんそんなことをせず、3Dレイヤーをそのまま使用して問題ない。

後記

Twitterからの転載なのでいかんせん言葉足らず、駆け足にすぎるな。
大まかな作業の流れや、こういう方法がある程度で見てもらえれば。
次回作でも3Dモデルを活用するので、その際に詳細を記述する予定。

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