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curasutaru. 2023/11/17 22:20

【番外編】拘置所職員 隆之③

※このストーリーに挿絵はありません。


小説:「奴○制度のある現代」
1-4話 調教センターへ移送


本編上記ストーリーの拘置所職員目線の話です。





隆之が奴○収容棟の配属になってから2週間が過ぎた。
この2週間は毎日のように連行されてくる若い女が隆之を楽しませた。


隆之の担当する収容舎に設置されている10個の牢はすべて埋まった。
もう一つの収容告もすべて理まったらしいので、今奴○収容棟には20人の若い女が監禁されている。

今日はその女たちを奴○調教センターに連行する日だ。
2週間、監視と世話をした女たちがいなくなってしまうことに隆之は少しのさみしさを感じていた。
これからぎびしい調教が待っていると思うと、すこしかわいそうでもある。

監視業務の間、隆之は何人かの女と会話をした。

この中でも一番仲良くなったのか、7番の茜だ。
見た目は少し日焼けをし、髪も明るく染めたギャル系であったが、内面はすごくいい子だった。


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curasutaru. 2023/11/17 22:11

1-4話 調教センターへ移送

今日は美雪が拘置所に収監されてから13日目だ。
調教センターへ連行される予定日の前日である。

拘置所に収監された日に受けた説明では、今日が人権剥奪書にサインをする日だ。
人権剥奪書にサインをすると、美雪は法的に正式な奴○となる。

昨日はよく眠れなかった。

いつも通り朝食を食べ終え、時間をつぶしていると、職員が女の子をどこかへ連れていきはじめた。
人権剥奪書にサインをしにいくのだろう。

美雪は自分がいつ呼び出されるか内心ビクビクしていたが午前中に呼び出されることはなかった。

昼食を食べ終え、時間をつぶしていると、美雪の牢が開けられる。

男性職員:
「6番、両手をまえにそろえなさい。」

男性職員が2人、牢の外に立っていた。

美雪は立ち上がって、両手をそろえる。
手錠がかけられ、腰縄を巻かれる。

男性職員:
「前の人について行きなさい。」

.....

前後を男性職員に挟まれて連れて行かれたのは、初日にも来たことがある取調室のような場所だった。

初日と同じようにパイプ椅子に座らされ、椅子に腰縄を結ばれる。

前に男性職員が座り、机の上においてある資料のうち2枚を美雪に見せる。

一枚は人権剥奪書であり、もう一枚は奴○契約書だ。

職員はこの2枚の書類について説明した。
人権剥奪書にサインをすると美雪の人権はなくなり、法的に奴○となること。
奴○となったものはその所有者にあらゆる権利を所有されること。
このあらゆる権利とは生殺与奪の権利なども含まれ、奴○は所有者に殺されても文句はいえないこと。

奴○契約書は美雪が奴○になった後、美雪の所有権のありかを明確にするためものだ。
職員の説明によると、この書類にサインした場合、美雪の所有権はこれから連行される調教センターが持つことになる。

男性職員:
「それでは、書類にサインをしてください。
 奴○になることを辞めたい場合はサインしないでください。その場合はここであなたを解放します。」

書類にサインをするために、もう1人の職員が美雪の手錠を外す。

奴○にならないという選択肢はなかった。
もちろん奴○になりたくはなかったが、両親が病にたおれ、借金まみれになった家族を救うため、奴○になることを決意したのだ。

美雪は重い気持ちで、人権剥奪書と奴○契約書にサインした。
美雪が奴○になった瞬間であった。

男性職員:
「あなたはこれから人ではなくモノとして扱われます。
 あなたの所有者はこれから移送する××県調教センターです。それを忘れないでください。」

美雪:
「はい...」

美雪は自分が誰かに所有されているという実感がわかなかった。

その後、また別の紙が渡された。
その紙はたくさんの質問が記載されたアンケートだ。

学校の部活動はなにをやっていたか?
趣味はあるか?
などの普通の質問もあれば、

男性経験はあるか?
フェラの経験はあるか?
セックス時にアナルを使用したことはあるか?
などの普通は絶対にきかれない質問まであった。

職員に全ての質問に答えるよう言われ、美雪は質問用紙を埋めていった。男性職員に回答を見られないよう、手ですこし隠しながら回答を記入していった。

記入しおわると、再び拘束され、手錠腰縄姿で独房へ戻された。

ついに奴○になってしまった。もう後戻りはできない。
調教センターに連行されたらどんな扱いを受けるのか、美雪は不安と恐怖でいっぱいだった。



次の日、、。
美雪は昨晩もよく寝れなかった。
朝食を食べ終わり、何もない時間が続く。

何時に連行がはじまるのだろう、、。

あと少しで昼食か。
そんなことを考えていると、突然、収容棟全体にアナウンスが響き渡った。

アナウンス:
「これから本拘置所に収容されている奴○を調教センターへ連行する。奴○は職員の命令に素直に従いなさい」

美雪の胃がひどく痛む。
自分が奴○と呼ばれることにひどく抵抗感がある。

アナウンスと同時に収容棟の鉄扉が開く音がした。
5、6人くらいの職員が収容棟の入口からこちらに向かって歩いてくるのが見える。

アナウンス:
「1番から5番解錠します。」

ガコン!

複数の牢が同時に解錠され、5人の若い女性たちが連行されいく。

アナウンス:
「6番から10番解錠します。」

そのあとすぐに私の牢の扉も開いた。
男性職員が1人、中に入ってきて言った。

男性職員:
「後ろを向いて両手を後ろに回しなさい。」

美雪は素直に後ろを向き、両手を後ろにそろえる。
後ろ手に手錠がかけられた。

そして職員は美雪の後ろから首に何かをつけはじめた。
首輪だ。美雪はすぐに気づいた。
サイズを調整して、美雪が少し苦しいくらいのとこで止められた。


この首輪は皮製の簡易的なもので、前と後ろに金属の輪っかがついている。
首輪は調教センターで別のものに付け替えられる。

男性職員:
「前を向け」

美雪が前を向くと、首輪にリードがつけられた。

男性職員:
「来い」

リードを軽く引きながら、男性職員が言う。
美雪は素直に従うしかなかった。

牢を出ると、美雪と同じように首輪後ろ手拘束をされた女性たちが数珠つなぎにされ、職員にリードを持たれて立っている。


その列最後尾の女の首輪に美雪のリードが繋げられた。

すぐに5人の女の数珠繋ぎが完成する。
どの女も白いシャツ姿で、若く美人ぞろいだ。

1番後ろの女は首輪の後ろの輪にリードをつけられ、男性職員がそれを持つ。


男性職員:
「歩け!」

前と後ろを男性職員に挟まれた5人の女奴○が惨めに連行されていく。

美雪は映画やドラマで見たような奴○の姿になってしまったことがとても悔しかった。
また、護送車まで連行される間、周りの男性職員たちが女奴○たちの尻や足を見て、なにやらヒソヒソと話しているのがとても屈辱的だった。

前の女の子のお尻が目に入る。
シャツで尻の半分はかくれているが、下半分は隠れていない。

美雪は自分の尻をいやらしい目で見られたくないと思い、シャツの裾を拘束された手で引っ張って下げようとするのだった。

護送車に到着する。
ひとりずつ数珠繋ぎから外され、護送車に乗せられていく。


席に座ると、目隠しがつけられる。


目隠しをするのは調教センターの場所を奴○に知られないようにするためだ。
調教センターの場所を知る人は一部の人間だけで、ほとんどの人がその場所を知らない。
場所だけではなく、中でどのようなことが行われているのかも秘密にされている。
当然、美雪も調教センターがどのような場所なのかなにも知らなかった。


しばらく時間が経過し、護送車が発車する。
美雪は後ろ手に拘束され、目隠しもされているため、静かに調教センターに到着するのを待つしかなかった。

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curasutaru. 2023/11/16 21:36

【番外編】拘置所職員 隆之②

※このストーリーに挿絵はありません。


小説:「奴○制度のある現代」
1-3話 拘置所での生活


本編上記ストーリーの拘置所職員目線の話です。







奴○収容棟の担当になってからは、毎日出社するのが楽しかった。

一日の仕事といえば、収容者の監視、食事の配膳、健康チェックなどだ。
犯罪者収容棟の担当だった頃と仕事内容は変わらないが、今担当している収容棟に収容されている人は皆、若い女なのだ。

奴○収容棟には3つの収容舎があり、隆之が主に担当しているのは1つだけだ。
1つの収容舎に10個の牢が設置されているため、奴○収容棟すべてで30人の女を収容することができる。

1日目はすっからかんだった隆之の収容舎も4日目の現在は6人の女が監禁されていた。


9:00

隆之:
「おはようございます〜」

奴○収容棟の事務所に入り、職員のみんなに挨拶をする。
PCを起動し、メールのチェックを終え、隆之が担当してから収容舎に向かう。

朝食の配膳は早番の職員の担当なので、隆之のこれからの仕事は収容者の監視だ。


9:30

収容舎に到着する。

歩いて牢の中の監視をはじめる。
収容されている6人の女は、雑誌を読んだり、ベッドで横になっていたり、暇そうにしている。

ズボンをはいていない若い女がうつ伏せで雑誌を読んでいる姿はとてもエロい。
監視員の隆之が尻や足しか見ていないとはだれも思っていないのだろうが、それがまた無防備でそそる。



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curasutaru. 2023/11/16 21:31

1-3話 拘置所での生活

今日は拘置所に連行されてから4日目の朝だ。

7:00
奴○収容棟全体にブザーのような大きな音が鳴り響き、美雪は目を覚ました。

拘置所での生活は暇だった。
1日中特にやることがない。
調教センターへ連行される日をただ待つだけの日々だ。
これから先の不安や牢に閉じ込められているという苦痛を感じながら、美雪は調教センターへ移送される日を待っていた。

7:15
職員が奴○志願者の健康診断をするために、牢をひとつひとつまわりはじめた。
美雪が拘置所に来た日は、美雪一人だった収容棟も、今では6人が収監されている。
職員が美雪の牢の前にきて、鉄格子の間から体温計を美雪に手渡した。

美雪は立ったまま体温を測り、体温計を職員に返す。
その後、職員は美雪に簡単な問診をする。
昨日便をしたかどうか、体に異常はないか、などの質問をし、美雪が答えると記録用紙にメモしながら次の牢に歩いていった。

8:00
職員が朝食を運んできた。
職員は台車を押しながら各牢を回って、おぼんにのせた食事と飲料水などを収監者たちに配る。
朝食と夕食の時はおぼんの上に歯ブラシセットもいっしょに置かれて配膳される。

美雪は地面におぼんをおいて、食事を食べはじめた。
ここの食事は特段おいしくはないがまずくもなかった。

食事を食べ終えると歯磨きをして渡された飲料水で口をゆすいだ。
ゆすいだ水はトイレに流す。


9:00
しばらくすると職員が食器の回収に来た。
美雪はおぼんを鉄格子の隙間から職員に渡す。

朝食を終えると昼食までの時間はとくになにもすることがない。
美雪は職員に貰ったファッション雑誌をペラペラと読んだ。

10:00
美雪は便意をもよおしていた。
しかし美雪は便器に座るのをためらった。

要を足している時、下半身は隠せるとはいえ、上半身は外から丸見えなのだ。
職員が監視のため、常に廊下を往復している。
時間がかかる大便だと、職員に見られる可能性が高い。

しかし、しばらくして、我慢ができなくなった美雪はパンツを脱いで便器にまたがる。
職員が来ないことを願いながら要を足した。

幸いこの時職員に見られることはなかった。

12:00
職員が昼食を配膳しにきた。
食べ終わると職員が食器を回収しにくる。

13:00
独房チェックが始まる。
独房チェックは毎日一回行われるもので、男性職員が各房を回って怪しいものがないかなどを確認する。
男性職員二人が牢に入ってきて言う。

男性職員:
「6番、これより独房のチェックを行う。
 両手を前にそろえろ。」

美雪は男性職員に言われた通りにすると、両手に手錠がかけられた。

職員は美雪の手錠にチェーンのようなものを取り付け、それをしっかりと握った。
そしてもう一人の職員が牢内を一通りチェックする。


15:00
特にすることがなかったため、ベッドで軽く眠っていると、奴○収容棟の鉄扉が開く音がした。
美雪はその音で目を覚まし、鉄格子から鉄扉の方を見た。
また、だれかが連行されてきたようだ。

手錠腰縄姿で連行されているその人は美雪と同じ白いシャツ姿だった。
こちらに近づいてくるにつれ、その人はまだ高校生くらいの少女であると分かった。
その少女はうつむいて涙を流していた。

拘束されて歩かされているとき、泣きたくなる気持ちはよくわかった。
こんな若い子も奴○にされちゃうんだ、、。

自ら奴○志願書を提出したのかもしれないが、もちろん進んで奴○になりたい人なんていない。
みんな家庭の事情などさまざまな事情で奴○になることを余儀なくされた人なのだ。
美雪はとても悲しい気持ちになる。

その少女は美雪のちょうど向かいの独房に監禁された。
監禁されてからもしばらく中で泣いているようだった。


17:00
美雪が牢の中で軽くストレッチをしていると、女性職員がやってきて言った。

女性職員:
「6番。シャワーの時間です。両手を前にそろえなさい。」

シャワーは2日に一回だ。
おとといはシャワーに入ったが、昨日は体を洗えていない。
美雪は嬉しかった。

美雪が両手を出すと手錠がかけられる。
女性職員は美雪に腰縄を巻き付け、縄尻をしっかりと持って言った。

女性職員:
「歩きなさい」

収容棟の1番奥に扉があり、その扉を開けて中に入ると、さらに5つの扉が縦に並んでいる。

女性職員は1番奥から2番目の扉を開け、中に入るよう言った。
美雪が中に入ると女性職員も一緒に入ってくる。

扉の中には小さな脱衣所とシャワールームがあり、シャワールームと脱衣所の間はガラスの壁になっているため、脱衣所からシャワールームを監視することができる。

女性職員は美雪の手錠と腰縄を外し言った。

女性職員:
「体を洗いなさい。時間は10分です。」

美雪はキャミソールと下着を脱いで、シャワールームに入り、体を洗いはじめた。
職員に見られながら体を洗うのは恥ずかしかったが、時間が10分しかないため、急いで洗った。

体を洗いおわると、脱衣所に置いてあるバスタオルで体を拭いた。

拭きおわると、美雪は女性職員に「終わりました」と言う。
女性職員は美雪に代えの下着とキャミソールを手渡した。
この下着は拘置所職員が美雪の家からとってきてくれたものらしい。

美雪がそれに着替えると、再度手錠、腰縄がつけられ、独房へ戻された。

18:30
職員が夕食を運んできた。
おぼんを受け取り、地面に置いて食べはじめる。
白米、焼き魚、おひたし、味噌汁といった質素な食事だった。
食事を食べ終えるとおぼんの上にのっていた歯磨きセットで歯磨きをした。

食器回収にきた職員におぼんをわたす。
これで1日のやることは終わりだ。まだ19時15分だった。
まだ眠くないので、雑誌をペラペラめくりながら、美雪は暇を潰した。

22:00
1日がおわる。
ようやく眠くなってきた美雪はベッドに入って目を閉じた。

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curasutaru. 2023/11/15 21:46

1-2話 美雪拘置所入所

40分程走っただろうか。
少し泣いたあと、美雪は窓から流れる景色を眺めていた。

窓の外に××拘置所が見え、車が拘置所内に入っていく。

地下の駐車場に車が停められた。
腰縄を持った警察官に軽く引っ張られるようにして車を降りた。

警察官:
「前の警察官についていきなさい。」

腰縄を持った警察官にそう言われ、もう1人の警察官の後ろを手錠腰縄姿でついていく。

拘置所に入ると、4畳程度の小さい部屋に連れて行かれた。
部屋の隅に机がひとつ置かれている以外はなにもない部屋だ。

部屋の中には女性職員が待機しており、警察官から腰縄と手錠の鍵を受け取った。
2人の警察官は部屋から出て行き、外側からガチャリと部屋に鍵をかけた。

女性職員:
「それでは身体検査をしますね。」

女性職員はそう言うと、私の手錠と腰縄をはずす。

女性職員:
「服を全て脱いでください。
 脱いだ服はこのカゴの中へ入れてください。」

そう言って職員は机の下に置いてあったカゴを美雪の目の前に置いた。

美雪:
「はい」

女性の前とはいえ、全裸になるのはとても恥ずかしかったが、黙って服を脱いでいく。

美雪の白くてうまそうな体があらわになる。
スタイルは良く細身だが、全身に程よく肉がついている。
胸はCカップで大きくはないが、形はきれいで、乳首はピンク色だ。
腹には腹筋の縦線がうすく浮き出ている。
尻は張りがあり、まったくたるんでいない。それでいて見るからに柔らかそうで触り心地の良さそうないい尻だ。
恥部の毛は自分で処理しているため、ほんの少ししか生えていない。
美雪は普段から日焼けには気を使っていたため、肌は全身きれいな白色をしていた。

自分だけが全裸だという恥ずかしさから両手で胸と股間を隠した。

女性職員:
「そこの壁の前で手を頭の後ろに回して足を肩幅に開いてください。」

女性職員が言う。
美雪は職員の言った通りの姿勢になるしかなった。
自分の胸や股間を隠すこともなく、相手に晒し、美雪は羞恥心で女性職員のほうを見ることができなかった。

すると女性職員は机の上の箱からカメラを取り出し美雪の方を向けた。
全裸の写真を撮られるんだ、、。
美雪は体を隠したいと強く思ったが、必死でその衝動を抑えた。
美雪は大学一年の時に付き合っていた彼氏とセックスをした経験はあるが、それが美雪の初めてだ。
今まで全裸を見られた人はその彼氏だけだった。
もちろんハメ撮りの経験なんてない。

パシャ パシャ

写真が撮られていく。
美雪は目を閉じて羞恥にたえた。

女性職員は全身が映るような写真、胸のアップの写真、股間の写真を数枚撮った。

女性職員:
「口を大きく開けてください。」

女性職員はペンライトのようなものを取り出しながら言った。
美雪は口を大きく開けた。

女性職員はペンライトで美雪の口内を照らし、口内をじっくりチェックした。

女性職員:
「口は閉じて大丈夫です。
 次はそのまま後ろを向いてください。」

美雪は両手を頭の後ろにしたまま、後ろを向く。
女性職員は美雪の全裸の後ろ姿をカメラに収めていった。

女性職員:
「次はこの足のマークに合わせて立ってください。」

そう言って女性職員は地面を指差した。
地面には足のマークが2つ書かれており、その足型に合わせて立つことをと直感した。

美雪がその足型に合わせて立つと、足は肩幅よりも少し開かれた状態になった。

女性職員:
「目の前の壁に両手をついてください。」

美雪は素直にそれに応じる。
壁は美雪の少し前にあり、そこに手をつくためには上半身を少し倒す必要があった。

壁に手をつくと尻を突き出すような姿勢になる。
屈辱的な姿勢をとらされ、美雪はこの検査が早く終わるのを願うばかりだった。
後ろには女性職員いるが、美雪からは何をしているのか見えない。

パシャ パシャ

シャッター音がなりはじめ、また写真を撮られていることが分かる。
どうすることもできず、突き出したお尻をカメラで撮られていくのをただ待つしかなかった。

女性職員は美雪の後ろの写真を撮り終えると、ゴム手袋をはめ、肛門と膣検査用のガラス棒を取り出した。
美雪は後ろを向くことができず、女性職員がなにをしているのかわからない。

女性職員は美雪の尻を少し開き、ガラス棒を美雪の恥部へあてがった。

美雪:
「ンッ、、、。」

美雪は急に股間に冷たいものがあたったことにびっくりして声が出してしまう。同時に美雪の臀部周辺の筋肉が緊張する。

女性職員:
「膣内を検査しますので、力を抜いてください。」

女性職員はゆっくりとガラス棒を美雪の膣に挿入し、数回軽く回した。

この検査は膣の締まり具合や、感度を測定するための検査ではない。
そのような検査は調教センターへ移送後に行われることになる。

この検査はあくまでも逮捕された人が拘置所内に薬物などを持ち込むのを防ぐための検査である。
人権剥奪書にサインするまでは最低限の人権は保証されるということを前提とした検査なのだ。

女性職員は膣からガラス棒を抜き出し、次は美雪の尻穴にガラス棒をあてがった。

美雪は尻穴も検査されることを瞬時に理解し、恐怖で全身をこわばらせる。

女性職員:
「力を抜いてください。」

女性職員はそう言いながら、美雪の尻穴にゆっくりとガラス棒を挿入した。


美雪:
「ッ、、、。」

尻穴に異物が入ってくる違和感と恐怖に息が漏れる。

女性職員は膣と同じように、ガラス棒を数回まわして、薬物などを持ち込んでいないか検査した。

続いて職員は性病検査用の長い綿棒のような物を取り出し、美雪の膣へ挿入し、膣内部の粘液を採取した。
これは性病をもっていないか検査するためのものだ。

女性職員は綿棒を膣から抜き出すと

女性職員
「問題ないですね。
 楽な姿勢をとってください。」

美雪は楽な姿勢になり、女性職員の方を向く。

女性職員:
「これで検査は終了になります。
 下着を着たあと、こちらの服に着替えてください。」

そう言って女性職員は美雪にきれいにたたまれた白い服を手渡した。

美雪はカゴから自分のブラとパンツを取り出し、着た。
そして、白い服を広げてみた。

それは半袖のシャツだった。
ズボンはなかった。

一般的に罪を犯して拘置所に入所する人は、着てきた服のまま入所することになる。
しかし、奴○志願者は下着と白いシャツ一枚で入所することが決められている。

美雪はシャツをはおり、ボタンをとめる。
シャツは丈は少し長めで、パンツは半分くらいは隠れる長さだった。
生地が薄いので、体がスースーする。

美雪がシャツを着ると、女性職員は机の上に置いてあった手錠を持ってきて言った。

女性職員:
「両手を前に出しなさい。」

再び手錠がかけられる。
そしてまた腰縄をまかれた。

グッ

腰縄で美雪の腰は強く締め付けられる。
手錠と腰縄をされる瞬間はやはり屈辱だった。
自分と同じ女性に拘束され、とても悔しかった。


女性職員は腰縄を持ち、入口の扉の横に取り付けられている電話で外の警察官に合図をする。

女性職員:
「検査完了しました。
 解錠お願いします。」

ガチャという音がして、扉が開く。
女性職員は美雪に向かって「出なさい」と言った。

美雪が部屋を出ると、先ほどの警察官2人が外で待機していた。
警察官は女性職員から検査が問題なかったことの報告を受けながら、腰縄の縄尻を受け取る。

美雪はズボンをはいていないため、男の警察官に見られるのがとても恥ずかしかった。

警察官:
「前の警察官に着いて行きなさい。」

前の警察官が歩き始めたので、素直にそれに着いていく。
生地が薄く体がスーッとするため、美雪は羞恥心におそわれながら歩く。

美雪の後ろを歩く警察官は美雪の尻や太ももを見ながら、ツバを飲み込んだ。
警察官はシャツの裾から見え隠れする美雪の柔らかそうな尻肉を触りたいという衝動を必死に抑え込んだ。

次に美雪が連れてこられたのは取調室のような部屋だった。
真ん中に机が置いてあり、机の奥と手前にパイプ椅子が置いてあった。
美雪はパイプ椅子に座らされ、椅子に腰縄を結びつけられた。

警察官が美雪の前に座る。
もう一人の警察官は外に出て、外から部屋を施錠した。

机の上には何枚かの資料が置かれている。
警察官はその資料を見せながら、拘置所での生活について説明を始めた。


警察官の説明内容はこんな感じだ。


奴○志願者は調教センターへの移送までの間、しばらくこの拘置所で生活することになる。
調教センターへの移送はだいたい二週間に一回ペースで行われていて、移送には護送車と呼ばれるバスが使用される。
ちょうど昨日、移送が行われたので、美雪は約二週間の間この拘置所で生活することになる。

拘置所内には奴○志願者専用の収容棟があり、美雪はこれからそこの独房に収容される。
食事は朝昼晩、独房に運ばれ、トイレも独房の中にある。
風呂は2日に一回で、女性職員が立ち会いの元、シャワーのみ許可されている。
また、拘置所での生活期間中は、要望があればマンガや雑誌を支給することもできる。

人権剥奪書などの書類へのサインは調教センターへ移送の1日前に行われる。
その時までに本当に奴○になるのかよく考えてくださいと警察官に言われた。

最後に、拘置所内では、奴○志願者は番号で管理され、私は6番だと言われた。


警察官は説明を終えると美雪と一緒に部屋をでる。


警察官:
「それでは6番を独房へ連行します。
 前の警察官について歩きなさい。」

番号で呼ばれるのはとても嫌だなと思う。

先ほどと同じように前後を警察官に挟まれ、手錠腰縄姿で連行されていく。
歩いている時、何人かの職員とすれ違った。
すれ違うたび、美雪には羞恥心がこみあげた。

しばらく歩くと頑丈そうな鉄の扉が現れた。
鉄の扉の横には受付窓口のようなものがあり、その中には事務所があって、職員が複数人デスクにむかっている。

警察官が受付窓口を開けながら言った。

警察官:
「お疲れ様です。
 6番を連行しましたのでお願いします。」

そうすると、受付窓口の横のドアから男性職員が1人出てきて言った。

男性職員:
「連行ご苦労様です。
 これからはこちらでやりますね。」

そう言って男性職員は私の腰縄を警察官から受け取る。

ガチャ

男性職員が鉄扉の鍵を開け、扉を開く。

鉄扉の奥は長い廊下になっていて、その両脇に独房が並んでいる。
これからここに監禁されるんだ、、。
美雪は頑丈な作りをした収容施設に恐怖を感じていた。

男性職員:
「歩け」

男性職員に命令され、歩き始める。
男性職員は私の腰縄の縄尻をしっかり掴んで、私のすぐ後ろを歩いた。
美雪は廊下の両脇の独房をのぞいてみるが、まだ誰も収容されていないようだった。

男性職員:
「ここだ」

男性職員が一番奥の牢の前で立ち止まった。
牢の左上には6番と書かれており、その横に私の写真が一枚貼ってあった。
その写真は今日撮影されたものではなく、私が奴○志願書を役所に提出する時に、同時に提出した写真だった。

男性職員が肩につけられた無線機に向かって言う。

男性職員:
「6番解錠お願いします。」

牢の入口がガコンと横にスライドして開いた。
男性職員は私の手錠と腰縄を外す。

男性職員:
「入れ」

美雪:
「はい...」

美雪は重い足取りで牢に入る。
男性職員が無線機で施錠の指示をすると、ガコンという音と共に牢の扉がしまった。


牢は4畳あるかないかくらいの広さである。
廊下に接する面は鉄格子になっており、廊下から中の様子は丸見えだ。

廊下に接する面以外は全てコンクリートの壁になっており、隣の牢の様子を知ることはできない。

牢屋の中は、入口からみて1番奥に小さなベッドが置いてあり、その手前に様式トイレが設置されていた。
もちろんウォシュレットなどはついていない簡易的なものだ。
トイレの横には低めの壁が設置されている。
用を足している時、下半身だけは廊下から見えないようにする配慮であった。

美雪はベッドに腰をかけた。
ベッドはとても硬かった。

美雪は狭い牢に入れられ、とても暗い気持ちになった。

長時間手錠で拘束されていた美雪の手首は赤くなり、少しヒリヒリと痛んだ。

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