[前編]魔法少女の生徒会長に魔法で動きを止められて、寸止めで焦らされたあげく最終的に乳首でイカされた

 20XX年、地球。魔法少女が戦う世界。
 魔法少女の1人である【朱音(あかね)】は、日本の私立高校の3年生だ。
 黒髪ロングストレートの清楚系、166センチのFカップで、細いが健康体の美女である。
 彼女がいるのは、絨毯が敷き詰められて、休憩のさいに飲むティーセットも置いてある、豪華な内装の生徒会室。
 朱音は生徒会長であり、毎日放課後に、権威溢れる椅子に座りながら自分のデスクで業務を遂行している。
 生徒会長のデスクの前方にも席が並んでおり、生徒会役員たちが仕事をしている。
 庶務を務める【田中】という2年生の男子生徒は、凛々しく座る朱音の姿を見て妄想を膨らませていた。

(今日も会長は美しい……。派手で目立つ顔じゃないけど清楚な感じが素敵だ。性格も真面目で、先生からの信頼もあって……)

 彼の身長は162センチで、朱音よりも低くヒョロヒョロだ。
 性格は真面目でおとなしく、見た目は黒髪のフツメンで平凡。
 生徒会で業務を行なってはいるが、目立たない学生である。

「ああ……事務仕事は大変ね」

 そうボヤいている女子は、副会長の【紫苑(しおん)】。
 彼女は171センチという高い身長で、モデルのようなスタイルをもつ銀髪ギャルである。
 さらにFカップで胸も大きく、非の打ちどころがない完璧な体型だ。

「そろそろ遊びに行きたいなー♪」

 目をキラキラさせている女子は、書記を担当している【桃香(ももか)】である。
 髪は茶髪で毛先がカールしており、幼い顔をした天然っぽい性格のギャルだ。
 157センチのGカップであり、華奢だが生徒会の中では1番の巨乳である。

(会長は校則通りに制服を着ているけど、紫苑さんと桃香さんは乱れた制服の着こなしだよな……。メイクも髪型もかなり派手だしさ。せ、生徒会なのに、いいのかな? ……でも、みんな運動神経にしろ、成績にしろ……やたらと能力が高い。それに、堂々としていて格好良いな……)

 紫苑も桃香も高校3年生であり、田中の先輩だ。
 先輩達の美しい姿をチラチラと見ながら幸せな気持ちになる田中。

(とても普通の僕なんかじゃ付き合えないけど、可愛い子達がいっぱいいて最高。こんな僕でも勇気を出して生徒会に入ってよかった……。とくに朱音会長は真面目で見た目も清楚で最高だよ……)

 そんな日常を送っている彼は、恋愛には奥手でカノジョがいた試しはない。
 もちろん童貞である。

(ああ、おっぱいが大きな先輩達と一緒の生徒会……楽しいなぁ)

 巨乳の美女3人と同室であり、童貞の男子高校生にとっては刺激的過ぎる生徒会である。
 田中が妄想を膨らませていると、紫苑が席を立った。

「ちょっと早いけど、帰るわね。力仕事ならともかく、事務仕事は眠くなるし」
「えー。私も遊びたいんで、帰りまーす♪」

 続いて桃香も席を立つ。
 2人は帰り支度をして、生徒会室から出て行った。
 それを見届けて一息つく生徒会長の朱音。

「やれやれ……」
「は、はは……帰っちゃい……ましたね」
「まぁ、データ入力は終わったから、あとは紙の資料を印刷してまとめるだけだ。あと、私が印鑑を押す資料もまとめてくれ。2人で取り組めばすぐ終わるだろう」

 作業を続ける朱音と田中。
 1時間後、そろそろ終わりそうな頃合いになると、もう日が傾き始めていた。
 終わりに向けて仕事のスピードが上がる中、生徒会室の窓にヒビが入った。

「……ん!? 田中、伏せろ!」
「えっ!?」

 即座に席を立ち、指示を出す朱音。
 ガラスの割れる音。
 絨毯の上に散らばるガラスの破片。
 突然の出来事に戸惑う田中。
 生徒会室に現れたのは、【怪人】と呼ばれる、魔法少女の敵。
 人間のような骨格ではあるが、肌の色が緑がかっていたり、青みがかっていたりするので異質な生命体であることが一目で分かる。
 いま現れた怪人の肌は、やや紫色を帯びている。
 坊主であり、下半身には黒いヒートテックのようなものを身につけている。
 明らかに人間ではない叫び声を発し、朱音に向けて威嚇する怪人。

「ギャギャギャギャッーー!!」
「え、ええっ!? ま、まさか学校に……怪人!? せ、先生を呼んで……いや、警察!?」

 激しく戸惑う田中。
 そんな中、冷静に思考しながら怪人のもとに歩いて行く朱音。

「いや、大丈夫だ。私が片付ける」
「へっ!? か、会長……!?」
「☆輝き☆ゆらめき☆マジカルステップ☆」

 朱音が明るく大きな声を出すと、全身が朱色に光り輝いた。
 踊るようにステップを踏みながら高速で変身する生徒会長。
 ロングストレートの黒い髪の毛を揺らしながら、派手なメイクになっていく。
 清楚なメイクだったはずが、少し濃くなったメイク。
 目がハッキリとし、清楚系が清楚系ギャルになり、色気が増した。
 そして紺のブレザーが朱色の光に包まれて消えていく。
 チェック柄のミニスカートも消えていく。
 赤いネクタイも、Yシャツも、紺のハイソックスも、上履きも、そして白色の下着もまた、朱色の光の中に消えていく。
 そして新たに出現した朱色のミニドレスを身に纏った。
 鳥居に使われているような色だが、その素材には艶がある。
 徐々に光が消え、現れたのは堂々とポーズを決める変身した朱音。
 足には朱色のヒールを履いており、立ち姿が美しい。

「……え、えぇっ!? か、会長!?」

 怪人の出現だけでも受け入れがたいが、さらに朱音の変貌を目の当たりにして驚愕する田中。

(あの複雑で精巧な美しいミニドレス……ネットの掲示板で見たことがある! ま、まさか……魔法少女!?)

 この世界は行方不明者が絶えない。
 その原因は明らかに怪人の存在である。
 異世界から地球にやってくると言われている怪人。
 国によって選抜された魔法少女は、魔法を駆使して怪人を倒している。

(まさか……生徒会長が魔法少女だったなんて!!)

 変身して戦う魔法少女。
 原則、その正体がバレないように国が配慮しているが、戦っている映像がネットに上がってしまうこともある。

(か、会長が戦うのか! 大丈夫かな……? 怪人に負けて命を落としてしまった魔法少女の話を、ニュースで何回も聞いてきたけど……)

「ピンポイントで私のところに来るなんて不可解だわ! 上級の怪人ってわけ?」

 朱音の口調が変わった。
 真面目な生徒会長から、強気な魔法少女へと姿を変えた朱音。
 姿だけではなく性格も変貌したのだ。

「グギャギャギャギャッーー!!」
「会話できる頭脳がないのね。戦闘に特化したタイプなのかしら?」

 そう言い終えると、突然、踊り出す朱音。
 再び彼女の全身が朱色の光に包まれる。

「……☆奇跡の朱色☆!! ♪☆ダンシングストップ☆マジカルステップ☆♪」

 朱音の指先から放たれたのは、朱色の光。
 レーザーのような軌跡を描き、怪人に向かっていく。

(なんだ!? こ、光線!?)

 怪人に直撃した朱色の光。
 その光を浴びたことにより、怪人の動きが止まった。

「田中くん、もう大丈夫よ!」
「え……か、会長!? い、いったい何が起こったんですか!? もう……なにがなんだか……」
「怪人の動きを完全に止めたわ。魔法でね! ほら、見て!」
「ウウウゥッーー!?」
「体が動いていないでしょ?」
「た、確かに! 動きを止めた……!? 会長……つ、強い……」

 驚きの表情を隠せない田中。

(魔法少女……こんな近くにいたんだ……。しかも憧れの生徒会長が……)

「このまま魔法で体をねじ切ってしまえば終わりなんだけど……」
「グググゥッ……!!」
「硬いわ。とても体が強い怪人ね」
「……グオオオオッ!!」
「とりあえず黙っていなさい!」

 朱音が、その指先から朱色の光線を再び放つ。

「……」
「声帯の動きを封じたわ! これであなたはもう、喋ることができない! ……でも、私の魔法ではトドメを刺すことができない。このまま放置するしかないわね……」
「え、えぇっ!? ほ、放置……?」

 生徒会室の窓際で放置される怪人。

「……で、田中くん。すべて見ちゃったわね?」
「え……は、はい……見ましたよ、会長……」

 朱音の表情は真剣だ。
 嫌な予感がする田中。
 朱音は机の上のスマホを手に取り、操作し始めた。
 素早く指を動かし、誰かとやり取りを行なっている。

「か、会長? な、何を……?」
「仲間の魔法少女に連絡したのよ! みんなが集まれば、この怪人を完全に倒せるわ! ここに来るのに1時間ぐらい掛かるみたい」
「え……な、仲間……ですか?」
「無事に怪人を倒せたら、国の係員に連絡して来てもらうわ。そして、田中くんの記憶は消してもらうからね」
「なっ!? えぇっ!? 僕の記憶……?」
「私が魔法少女だという記憶だけ消去するのよ。これは『魔法少女法』で定められているの。だから、私は今から田中くんに好き放題するわ」
「へっ!? す……好き放題? 記憶の件は分かりましたけど……好き放題ってどういうことですか!?」
「はい、全裸になってね。いや、パンツだけは残そうかしら?」

 田中のもとにゆっくりと近づく朱音。

「え!? ちょ、ちょっと待ってください……!!」
「仲間が来るまでの約1時間、私の性欲を満たすのが田中くんの仕事よ! ほら、☆奇跡の朱色☆♪ ☆ダンシングストップ☆マジカルステップ☆♪」

 朱音が足を止めて踊り出す。
 今度は田中に向かって放たれた朱色の光線。

「う、ううぅっ!? 暖か……い……? あ、あれ!? う、動けない!?」

 突っ立ったままの姿勢で動けなくなった田中。
 その姿を見て、朱音がニッコリと笑う。

「ふふっ♡ 言ったでしょ? 体の動きを止めるのが私の魔法なのよ?」
「あ……あ……魔法を……僕に……かけるなんて……」
「ただ動きを止めているだけで、感覚はあるわ。言葉も喋れるし……」

 再び田中に向かって歩き出した朱音。
 彼女の様子が変わり、嗜虐的な表情で田中のことを見ている。

「ぐぅっ……か、会長?」

 彼の目の前に立つミニドレス姿の生徒会長。
 装飾が施されている複雑な作りのドレス。
 艶のある綺麗な朱色。
 美しい魔法少女が目の前で笑顔を向けている。

「ふふっ♡」

 朱音が田中の制服を脱がし始めた。
 慣れた手つきで、ゆっくりと上も下も、脱がしていく。
 やがて、黒いボクサーパンツだけを履いた状態にされてしまった田中。

「あ……あぁ……か、会長……」
「ほら、乳首を触ってあげるわ♡」

 そっと迫る朱音の両手。
 細くて長く、綺麗な指が田中の乳首に触れる。

「あ♡ あはっ♡ か、会長……!?」
「感じやすいのね♡ すぐに乳首が勃ってきたわ♡」
「あ……あ……そ、そんな……」

 恥ずかしがる田中。
 両手を使って彼の両方の乳首を摘まむ。
 ニヤニヤしながら、楽しそうに摘まんでいる。
 普段は真面目に業務をこなす会長からは想像ができない。
 鳥肌が立ち、ゾクゾクしている田中。
 次第に喘ぎ声が大きくなる。

「あ♡ あひぃっ♡ あはぁんっ♡」
「下も充分、勃っているわね♡」

 膝を使って田中の股間を確認する。
 田中の体がビクっとなる。

「あはっ♡ ひ、ひいぃっ……」

 その反応を確認して嬉しそうな会長。
 憧れの朱音が、細やかな指先の動きで両方の乳首を攻め立てながら、膝で股間を刺激している。
 メイクが薄く真面目な生徒会長が、派手なメイクと格好で自分を見つめ、卑猥なことを自分にしている。
 その状況が興奮に拍車をかける。

「あ♡ ああっ♡ か、会長……かいちょ……う……」
「つぎは……舌でチロチロしてあげるわ♡」
「いぃっ!? そ、そんなことを!?」

 目の前で少し腰を落とす朱音。
 朱色のドレスの中の放漫な胸が形作る谷間が見えた。
 その巨乳が田中の腹の部分に当たり、彼の理性を奪う。
 やがて朱音が乳首を舐め始める。
 彼女の舌先が乳首に当たる。

「うひぃっ!?」

 憧れの朱音が自分の目のまで腰を落とし、自分の乳首を舐める。
 至福のひと時に表情がふやける田中。
 朱音はその表情を見上げて確認し、少し笑う。
 彼のことを見上げながら、普段は考えられないような甘い声で喋り始める。

「もっともっと、ゆっくりネットリと舐めてあげる♡」

 乳首を舐めるスピードを遅くする会長。
 頭を左右に動かし、両方の乳首を交互に舐め上げる。
 
「あっ♡ あはっ♡ あ♡ あぁ……♡」

 ゆっくりと丁寧に舐められ続ける田中の乳首。

「うっ! あ……あひぃっ♡ う、うぅ……か、会長……な、なんで……こんなことを……?」
「ウブな感じの田中くんのことを、割と可愛いと思ってたのよ♡ この力を使ってめちゃくちゃにしたいと思っていたわ♡」
「え、えぇっ!?」

 乳首に触れているか触れていないか、ギリギリのところでチロチロと舌を動かして、遊び始める朱音。
 何回かに1回はネットリと乳首を舐める。
 その度に田中は大きな声を上げて快感を噛み締める。
 左右の乳首を交互に攻め続ける中、ふいに田中を見上げて言葉を放つ朱音。

「田中くんの仕事は遅いけど、素直で従順なところは評価しているわ♡ だから仕事を任せているのよ?」
「えっ!? 仕事が……遅い……? う、うぅ……」

 仕事のスピードを指摘されて傷つく田中。
 日頃から朱音に認められたいという気持ちはあった。
 彼女への態度を褒められはしたが、批判されたことをつらく思ってしまう。

「ふふっ♡」

 傷つく田中を見上げて笑う朱音。
 すぐに乳首攻めを再開する。

「か、かいちょう……あ♡ あ♡ あはぁんっ♡」

 傷つきはしたが、乳首が気持ち良過ぎて喘ぎ続ける田中。
 自分のことを見上げる朱音の顔は可愛く、興奮が止まらない。
 快楽が勝り、幸福を感じ、彼女からもらう刺激を徹底的に味わい続けている。

「ふふっ♡ これから1時間、徹底的にイジメ抜くわ♡」

 魔法少女の仲間が来るまで、田中に性的な刺激をやめないつもりである。
 
「さて、と……」

 乳首を舐めるのをやめて直立し、彼の瞳を正面からジっと見つめる。

「ほら、今度は私の唾液で濡れた乳首をいじってあげる♡」

 再び指先で両方の乳首を摘まむ朱音。
 左右の手で摘まんでいる。
 されるがままの田中は、喘ぐことしかできない。

「あっ♡ あはんっ♡ ひ、ひぃっ……♡」
「腰を動かしたいよね? ぜんぜん動けなくて、もどかしいよね? ふふふっ♡」

 田中は体を全く動かせず、もどかしく思う。
 彼の苦しむ表情を間近で凝視し、支配欲が満たされて嬉しそうな朱音。
 ニヤリと笑いながら、濡れた乳首を摘まむ手に力を入れて刺激する。

「あ♡ あはんっ♡ ひ、ヒィっ……!? か、かいちょ……」
「全く動けないよね? そんな中で好き放題されて、どんな気分なの?」
「あ……あ……ううぅっ!?」
「答えられないの? ほらほら♡ ほら♡」
「あ♡ あはぁっ!? ああんっ♡」

 摘まみながらコロコロと乳首を動かす朱音。
 速い指先の動きで両乳首を刺激されて、脳がとろけそうな田中。
 目の前で朱音が笑顔で見つめていることも、興奮が異常に増している原因だ。
 変身によって濃くなったメイクも色気が増していて興奮を高めている。

「ふふっ♡ おチンチンも触ってあげるね♡」

 目の前にいる朱音が、その細い左腕を田中の腰に回してカラダを押し当ててきた。
 柔らかいカラダに密着されてドキッとする田中。
 
「あ……あぁ……」

 朱音の顔がさらに接近する。
 同時に彼女の香りが漂い、田中を脳が刺激されてしまう。
 そして、彼の胸元に密着する、ツヤツヤした生地のミニドレスに包まれた憧れの朱音の巨乳。

「ふふふっ♡」

 朱音は、笑いながら右手を下のほうに伸ばす。
 黒いボクサーパンツの上からペニスを右手で触った。
 彼女の視線は田中の瞳に向いている。
 カラダを押し当てて密着し、彼の瞳を見つめ、股間を手で触る。

「手でゆっくりなぞるわ♡」

 見つめ合う形でペニスを刺激される田中。
 ボクサーパンツの中で膨れ上がるペニスの竿を、端から端までなぞっていく。

「あ♡ あ♡ あああんっ♡♡♡」
「ふふっ♡ 感じてるね♡ 顔の筋肉はちゃんと動くようにしているから、表情から感じているのがよく分かるわ♡」
「う、うぅっ……か、かいちょう……きれい……♡」
「あら♡ ありがと♡ そうだ、腰だけは動くようにしてあげようかな?」
「え……? こ、腰……?」

 朱音が左手の親指と人差し指をパチンと指を鳴らす。
 その直後、田中の腰だけが自由に動かせるようになった。

「ほら、動かせるでしょ? 私がおチンポをなぞってあげているんだから、腰を必死に振りなさい♡」

 右手の指先でなぞり続ける朱音。
 その速度はもどかしいほど遅く、田中は腰を激しく動かしてしまう。

「あはっ♡ か、か……会長♡ あ♡ あはっ♡ ああっ♡♡♡」
「ふふっ♡ 必死で腰を動かしてるね? 上から下まで、おチンポをゆっくりとなぞってあげる」
「あはああっ!? ああっ♡ ああんっ♡」
「ふふっ♡ 我慢汁も出てきたわ♡ 黒色のボクサーパンツだけど、見て分かるぐらい出ちゃってるわよ?」
「う……うぅ……ああっ♡」
「ゆっくり、田中くんの顔を見つめながらイジるわね」

 見つめられながら、指先でひたすらに竿をなぞられ続けている。

「おチンポ、窮屈そうね? 自由にしてあげようか?」

 田中に密着するのをやめて、腰を下ろす朱音。
 両手でボクサーパンツをつかみ、ゆっくりと脱がし始めた。

「はい、ご対面♡」

 丁寧に脱がし、晒されてしまった勃起状態のペニス。

「う、うぅっ……か……かいちょう……そんなことを……」

 あまりにも恥ずかしくて、田中が赤面してしまう。
 朱音は彼の顔を見上げている。
 その美しい顔で上目遣いをされると、抵抗する気力などなくなってしまう。
 恥ずかしいが、舐めて欲しいと思う田中。

「何を考えているのか分かってるわよ? ゆっくり遊んであげるね♡」

 田中の目の前でしゃがみ込んでいる朱音。
 大胆にも、その美しいミニドレスの姿でガニ股になった。
 朱音の口元がペニスの先端に近づく。

「舌先で舐めてあげましょう」
「ひっ♡ ひいぃっ♡ ぐうううっ!?」

 彼のことを見上げながら、舌先でチロチロと田中のペニスの先端を舐めている。
 M字に開脚した状態でしゃがみ込み、舐める姿がエロい。
 生まれて初めて女性にペニスを舐められた田中。
 興奮のあまり、激しく腰を振ってしまう。

「うわあんっ!? あ♡ あ♡ あはぁんっ♡♡♡」
「腰を動かさないでくれる? 舐めにくいわ」
「ひ……ひぃっ……は、はひぃっ……」

 ペニスを舐められて、田中の理性が少し飛び始める。

「舐めにくいから、また腰を動けなくしちゃお♡」

 再び魔法で腰の動きを止められてしまった田中。
 どこも動かせない状態で、亀頭の先のほうをチロチロと刺激され続ける。
 田中の呼吸が荒くなる。

「あぁ……はぁっ……はぁっ……♡ しゃ、しゃぶってぇ……しゃぶってよぉっーー!!」

 会長のジワジワとした攻めに痺れを切らした田中。
 大きな声で懇願した。

「あら? 何よその態度? ……しゃぶらないわ。手コキで充分」

 少し機嫌を損ねた朱音は、舐めるのをやめてしまった。
 ガニ又の状態でしゃがんだまま、手コキを開始する。

「ほら、私のことを見ながらイキなさい」

 慣れた所作で行なわれる朱音の手コキ。
 右手でペニスを強く握りしめ、さっさと射精させるためにシゴいている。

「あはっ♡ あはっ♡ あ♡ ああぁっ……♡♡♡」

 彼女の右手に包まれたペニスは激しくボッキし、我慢汁を垂れ流し、今にも射精しそうな様子である。

「あ♡ ……あああぁっ!? か、かいちょうっ!? イクッ! イクゥッーー!!」

 田中の形相が変わるとともに、大きな声で叫ぶ。
 その様子を見て、ペニスを握りしめていた右手を離す朱音。

「ふふっ♡ ダメ♡」

 朱音による絶妙な寸止め。

「あはぁっ……あはあぁっ♡ はぁっ……はぁっ……え……ええっ……?」

 田中の口からは惨めにもヨダレが垂れてしまっていた。
 ペニスからも、我慢汁が垂れ続けている。
 彼は射精に至らなかった事実を認識し、その表情が曇る。

「ふふっ♡ その落胆した顔が最高♡ はい、もう1回」
「はぁっ……はぁっ……そ、そんなぁ……」

 ペニスを強く握りしめて手コキを再開する朱音。
 田中のことを見上げながら優しく話しかける。

「限界? もう限界なの? ふふっ♡ イキそうな顔も唆るわ」

 インターバルが短かったため、すぐに射精感が込み上げた。

「ふぅっ!! ふぅっーー!! ふわああぁっーー!! か、会長♡ かいちょう♡ かいちょうーー!!」
「はい、ストップ♡ ちょっとちょっと、早過ぎるわ。……まだイカせないわよ?」

 絶妙なタイミングでの寸止め2連発。
 田中はヨダレを垂らしながら、情けなく我慢汁も垂れ流している。
 その目は勢いを失くし、朱音に屈服していた。

「か、会長……イカせて……ください……な、なんでもしますから……」
「なんでも? ……じゃあ、もう1周しようかな」
「え、え……? もう……1周?」
「また乳首攻めからスタートね♡」
「な……? え? な、なぁっ!?」

 脱がしたボクサーパンツを元に戻す朱音。
 そのまま立ち上がり、田中の目の前で直立して佇む。

「会長!? そんな! そんなぁ! イ、イカせて! イカせてぇっ……! ほ、本当になんでも……なんでもしますからぁっ!!」

 隠されてしまったペニス。
 乳首で焦らされ、寸止めをされ、精神的に田中の限界が近い。
 朱音に懇願し続けている。

「なんでもするんでしょ? ほら、耐えて♡ 乳首攻めだよ♡ ツンツン♡」

 朱音は指先を使って、再び乳首を刺激し始めた。

「ううううぅっ……イカせて……イカ……せて……」
「つぎは舐めちゃう♡」

 今度は乳首を舐め始めた。
 先ほどの過程をなぞりながら田中を刺激して遊んでいる。
 ただただ朱音を見つめながら懇願し続ける田中。
 思い通りにならずに苦しむ彼の様子を見て、朱音はニヤニヤと笑みをこぼす。

「ふふっ♡ 次は……ココかな?」

 ボクサーパンツの上からペニスを指先でなぞる朱音。
 射精寸前だった田中のペニス。
 彼の我慢が限界を迎える。

「うわああああっ! 好き好き好きー!! せんぱい好きぃっ!! イカせて! イカせてぇっ!!」

 目の前に立つ朱音の目を見ながら発狂する田中。

「ん? なに? なんて言ったの? 私の顔を見ながら、もう1回言って♡」
「好きいぃ! 好きですっ!! すごい綺麗なんですうっ! 何でもしますっ!! 何でもしますからぁっ!!」
「ふふっ♡ そんなことを言われても、どうせ田中くんの記憶は消されちゃうから♡」
「チ……チンチンを触って! ちょ、直接チンチンを触って、イカせてよーー!!」

 叫びながら惨めに懇願する田中。
 射精することしか考えていない。

「う〜ん、命令されるのは……嫌だわ」

 そんな壊れた彼の姿を見つめながら、硬くなったペニスをボクサーパンツ越しにイジり続ける朱音。

「あ♡ あ♡ あはぁっ♡ うううっー! ふううううっー!!」

 彼の腰の動きは止められている。
 激しく腰を振りたい衝動に駆られながらも、全く動かすことができない。
 動かせないまま、ただただ朱音のオモチャにされている。

「直接して欲しいんだっけ?」
「ふううぅっー!! は、はぁっ……はぁっ……は、はい! はいいぃっ……♡♡♡」

 立ったまま田中のボクサーパンツを再び脱がす朱音。
 しかし、その激しく勃起したペニスには触らない。

「え……? え?」
「ほら、乳首でイケよ♡ 私のことが好きなんでしょ?」

 語気が強くなる朱音。
 両手を前に出し、またしても田中の乳首をイジり始める朱音。
 顔を近づけて彼の瞳を見つめる。
 少しでも動いたらキスできる距離である。
 しかし、もちろん彼は頭も全く動かすことができない。

「イケよ♡ ほら、さっさとイケ♡」

 普段からは全く想像できない、朱音の口調。
 自分だけが知っているであろう、生徒会長の本性。
 そんな真の姿を見ることができて、逆に興奮が増す田中。
 ペニスを触ってもらえず、乳首だけを刺激されている。
 それでも急激に高まる射精感。

「あはっ♡ あはっ♡ ああああぁっーー♡♡♡」
「イケ♡ イケ♡ 童貞♡ イっちゃえ♡」
「あああおぁっー!? あはあああぁっ!!?」
「お♡ イった♡ イっちゃったね♡」

 朱音に見つめられ、強い言葉を浴びせられながら、田中が発射した。
 発射の瞬間、体を横にズラした朱音。
 彼の精液が生徒会室の絨毯に飛び散った。

「はぁっ……はぁっ……あ、ああぁっ……♡ か、かいちょう……♡」
「あ……イイ表情♡ ついにイカせてもらえたね♡ 乳首で発射するなんて、すごいすごい♡ 乳首でイケるのは、もはや才能ね。何の取り柄もないと思っていたのに、こんな才能があったなんて。本当に私のことが好きで、興奮した結果なのかも」
「あ……ああ……あああっ……か、会長……」

 彼女が放った言葉、『何の取り柄もない』という言葉が耳に残る。
 やはり落胆を隠せない田中。

「さて、まだ30分ぐらいしか経ってないわ。仲間の魔法少女が来るまで、まだ30分もあるのか……」
「え……え……?」
「……その間、どうしよっかな〜?」

 チラリと田中のことを見る朱音。

「も、もっと……もっとして下さい! ち……乳首で……イキますから! 会長……!!」

 彼女に認めてもらった、乳首だけで射精できる才能を主張する田中。
 豪華な生徒会室に響く、情けない男の虚しいアピール。

「ふふっ♡ ……って、あら?」

 そんなやり取りをしていると、生徒会室のドアが開く音がした。
 制服姿の女子が2人、部屋に入ってきた。
 銀髪の長身ギャルと、ロリ巨乳のギャルである。
 その2人を見て、田中が驚く。

(えっ!? 紫苑さんと……桃香さん!? 下校したはずなのに、戻ってきた!? み、見られてしまった……!!)

 田中は、全裸の自分、しかも射精直後の姿を見られて激しく動揺する。
 生徒会室に怪人がいることよりも、生徒会長が魔法少女だったことよりも、自分の状況が恥ずかしい。
 最初に口を開いたのは朱音だ。

「……もう来たの? 早かったね?」

 入室してきた2人のことを見ながら質問した。
 彼女達には動揺も戸惑いも見られない。

「怪人さんの動きは止められたって連絡が来たから、ゆっくり行けば大丈夫でしょー♪ ……って思ったんだけど。紫苑ちゃんが急ごうってさー」
「何があるか分からないから、急ぐに越したことはないでしょ。……で、あれが怪人ね?」

 紫苑が魔法で動けなくなっている怪人を指差す。

「え、あれあれ? 朱音ちゃんは何してんのー?」

 朱音と田中のことを見て指摘する桃香。
 裸の彼を一瞥した後で朱音が返答する。

「見ての通りだけど?」
「……ついに田中に手を出したのね? まぁ、いいんじゃない?」

 感想を述べた紫苑。
 桃香が興味津々な様子で全裸の田中を凝視する。

「へへっ♪ 私も混ざりたいなー♪」
「いや、それは待って。まずは怪人へのトドメよ!」

 朱音が動けなくなっている怪人を指差した。
 今度は怪人を凝視する桃香。
 ギョッとした表情を見せる。

「あ! あれー? 私が仕留め損なった怪人さんだー!」
「あ、そういうこと? 桃香を狙って、ここに来たのね。まぁ、いいわ。2人とも、変身して」

 紫苑と桃香に指示を出す朱音。

(へ、変身!? そ、そうか……彼女達が……仲間の魔法少女……!?)

 彼女達が戻って来た理由に気づいた田中。
 紫苑と桃香が大きな声で変身するためのフレーズを口に出すと、彼女たちの全身が光り輝いた。
 朱音のときと同様に踊りながら高速で変身する2人。
 彼女達の制服もミニドレスの衣装に変化する。
 紫苑は紫色のミニドレスを、桃香はピンク色のミニドレスを身に纏っている。

「じゃあ、みんなの力を合わせて倒すわよ!」

 ポーズを決める2人に駆け寄る朱音。
 2人の前に立って言葉を投げかける。

「……さぁ、みんな! 集中して!!」

 真剣な表情で頷く紫苑と桃香。
 それぞれの右手を重なり合わせ、集中力を高め始めた。
 呼吸を合わせるとともに、声を合わせて魔法を詠唱する。

『3人の心を合わせて魔法の力を放つ! ☆マジカルステップ☆プリズムバスター☆』

 3人が重ね合わせた右手から発射される七色に輝く波動砲
 窓際で停止させられていた怪人に直撃し、その体が跡形もなく消え去った。

「よし……異世界に散っていったわ!」

 朱音が髪を掻き上げながら勝利の笑みを浮かべた。
 続けて、紫苑と桃香も口を開く。

「申し分ない威力だったわね」
「余裕って感じー」

(た、倒した……?)

 魔法少女だった生徒会メンバー、放たれた驚異の魔法、消え去った怪人。
 次から次へと信じられないことが起こり、動揺している田中。
 そんな彼に構うことなく、紫苑が口を開く。

「さっき連絡したけど、まだ国の係員が来るまで時間がかかるみたいよ」
「あら、そう? じゃあ……」

 田中のほうを振り向く朱音。
 怪しく笑っている魔法少女の3人。
 みんな、彼に対して興味深そうな表情をしている。

「えっと……田中くんは私の遊び相手よ? 見るだけなら、いいけどね」

 朱音が一歩前に出て、残りの2人に告げた。

「まぁ、私は構わないけど」
「え、そうなのー? まぁ、見るだけでもいいけどさー」

 納得する紫苑と桃香。

「ふふっ♡ さてと……みんなに見せつけてあげようね♡」

 怪しく笑う朱音が田中のほうを向いた。

「え? え……?」

 状況を把握するだけで精一杯の田中。
 戦闘からか、興奮からなのか分からないが、少し呼吸が荒くなっている朱音。
 そんな彼女が再び田中のもとに歩いて来る。
 田中の瞳には、嗜虐的な笑みを浮かべる彼女が映っていた。

「……まだまだ終わらないからね? 覚悟するのよ♡」

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