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かきこき太郎 2024/06/26 17:30

新しいお父さんの恥ずかしい趣味

「紹介するわね、愛梨。この人が新しく貴方のお父さんになる人よ」

「こ、こんにちは!小川秀太です。その、婿として入るから清水秀太って名前になるのかな?よろしくね、愛梨ちゃん」

母親が紹介したい人がいるとのことで顔合わせをしたスーツを着た1人の男性。男の身長は160cm程度であり、男性としては少し小柄のようにも見える。それに加えて顔つきは好みではないけれど、とても優しい雰囲気がある人であり、いわゆる草食系に該当するような男性であった。

「あの、ママ?これってどう言うこと?」

「ママね…その、再婚することに決めたのよ。愛梨が大きく成長してくれて嬉しいけど、やっぱり仕事ばっかりをしてて私自身も寂しくてさ…」

「私たち年の差も結構、離れているけれど秀太くんってすごく思いやりのある人で、話しているとすごく相性良くて…」

「もちろん愛梨のことはちゃんと育てる、だって私の一人娘だもん。ちょっと年の近いお父さんが出来るけれど仲良くしてね?」

『よろしく』と言われ、そのまま男…小川秀太と名乗る男は席について2人だけだったはずが3人での食事に変わっていった。

(えっ…ちょっと、意味わからない…)

困惑するのも無理はない。なにせ突然、新しい父親の紹介をされればほとんどの人間は彼女と同じ反応をするだろう。
前情報すらほとんどない中で始まった3人での生活、母親である清水美里と新しい父親の小川秀太、そして17歳の女子高生である清水愛梨の生活は始まっていったのだ

・・・・・

婚姻届を出して少し経過したところで、愛梨は母親から詳しい経緯を聞くことができた。

40代である母親の再婚相手は一回りも若く年齢なようで、25歳という年齢らしい。女子高生の愛梨と並べば、まるで親戚といえるほど年齢差で彼と知り合ったのは取引先からの仲らしい。
母親である美里の方が彼に惚れたのが始まりで優しく謙虚な人柄に加えて、ニコニコと笑う姿に心惹かれたらしく彼女の方が出会って間もないタイミングにて食事などを誘ったらしい。それまで1人の力で愛梨を育てていた美里にとっては、彼のような誠実な男は男性不審を取っ払うかのような出会いともいえるだろう。
元旦那は愛梨が小学校に入学したタイミングで、女を作ったらしくそれが原因で別れた。養育費などが支払われているものの、1人で娘を育てるということは大変だったようで彼女はまだ幼い愛梨をよく家で1人にさせていた。しかし、それでも娘である彼女が特にグレる様子を見せなかったのは女手ひとつで育ててくれた母への感謝があったのだろう。

『貴方を寂しい思いにさせたくないの、だってお父さんがいないって言うのは他と比べてちょっと嫌でしょう?』

その言葉に言い返せない愛梨。その理由は否定すれば母親を傷つけるのではないかという思いからだった。

『パパなんて別にいらない』そんな気持ちが沸々と湧き上がってくる中で、母親の方の考えは全く別の方向にあったらしい。そう、美里の方は誰かに癒しを求めていた。
サボることなく仕事を続ける…それも一人娘の為、馬車馬のように働いていたのだが、心身ともに疲弊していき彼女は娘以外でのぬくもりが感じられるものが欲しかった。

籍を入れ月日は経過していき、早くも1ヶ月ほどが経過する。なぜ、こんな若い人と結婚したのか…疑問はずっと抱えたままの愛梨であったが、ある日の出来事がキッカケとなり新しい父である秀太と距離感はグッと縮まっていくのであった。

・・・・・

「えっ…嘘でしょ、何これ…」

クローゼットに掛けられている無数の女性用品。それは私服系のものだけでなく、セーラー服や鮮やかな色合いのドレスに加えて見たことのあるアニメのコスプレ衣装まで飾ってあった。

その部屋の持ち主、それは決して愛梨の部屋ではない。洗濯物に混ざっていた父親の秀太の衣類を返却しようとしていただけなのだ。土曜日であるにも関わらず仕事関係で家にいない人の部屋…そう、目の前にある可愛らしい服というのは何を隠そう男性である小川秀太の私物なのであった。

「……ママが前に言っていたことって、秀太さんにこういう趣味があるからって意味なのかな…?」

それは少し前、秀太が出張で家を留守にしていた際に美里に聞いたとある質問であった。

『ねぇ、ママと秀太さんって子供とか作らないの?』

『んー?子供は別にいいかなぁ〜愛梨がいるし。あっ、もしかして姉妹とか欲しいの?』

『そんなわけじゃないけどさ、その…やっぱり結婚したら子供とか欲しくなるじゃん普通….』

『ふふっ、まだ若いわね〜私たちは別にそういうの求めていないの。互いに共通して……まぁ、まだわからなくてもいっか』

『気になるじゃん、ねぇ…ヒントぐらい頂戴よ。何さ、2人だけの秘密の趣味ってやつ?』

『う〜ん、そういう感じかな?ヒントねぇ…そうだ、秀太さんって結構、可愛いのが好きなのよ。多分どこかでバレると思うから、その時は嫌いにならないであげてね?』

あの時の会話が沸々と蘇ってくる…
白で出来たキャスター付きの大きいチェストには、鮮やかな色合いのランジェリーが置いてあり、どうやら大きめの胸パットさえも保管してある。

「父親にこんな趣味があるなんて、普通なら嫌だけどさ…でも、これら全部が自分の物っぽいし。もし、私のが使われていたとすれば起こっていたけれど…」

「ふ〜ん、女装か…最近はよくテレビで見るやつだよね?可愛い人は本当に可愛い見た目だけど…あ、いいことを思いついた!」

部屋に戻りルーズリーフを1枚取り出して、ボールペンで文字を書いていく。どういった文章が良いか、少し頭を悩ませるものの、書き終えた紙を彼女は、クローゼットを開けて目の前にあるチェストにセロテープで貼り付けていく。

『秀太さんへ。ごめんね〜クローゼットの中、見ちゃった。飾ってある制服、私の通っている学校のソレと同じでびっくりしたけれど、私物なら何も言わないよ』
『あっ、もしよかったら秀太さんの可愛い制服姿見てみたいな〜できれば今日ね♡』

「こんな感じでいいかな?確かお昼過ぎには帰ってくるって言ってたし。気長に待っていますか!」
「ママもいれば良かったのに、なんで2人とも別件でこう仕事が入っているのかな〜」

クローゼットの扉を閉めて部屋を後にする。一体どんな顔で愛梨に声をかけてくるか楽しみに待ち、彼の帰宅を待っていった。

「ただいま』という声を共に少し汗をかいて秀太が帰宅してくる。リビングで過ごしていた愛梨であるが、表情は少しニヤついておりシャワーを浴びて終えて、寝室へと階段を登り戻っていく姿を彼女はソファーに座り、スマホをいじりながら横目で眺めていたのであった。

「あ、愛梨ちゃん…そ、その着替え…お、終わったんだけれど…///」

「へぇ〜、どういう感じに仕上げてくるか分からなかったけれど、すごく可愛らしいですよ?」

赤系のチェックスカートに白シャツと紺のスクールベスト、髪の毛は長い黒髪のウィッグが被っている。モジモジと身体をくねらせて赤面した表情を浮かばせる制服を着た女子高生…少しばかり肩幅などに本来の性別が見え隠れするものの、ぱっと見で言えば『女の子』にしか見えなかった

「メイク、自分でやったんですか?とっても可愛いですよ、特にこのリップがね♡」
「下着も…ふふっ、そんなに恥ずかしがらないでよ、今は互いに女子高生なんだしさ。こういったスキンシップはよくあるんですよ〜」

手をとって隣の席へと座らせる。ふわりと広がって捲り上がったスカートからは白のショーツが露わになり、愛梨の指摘にて秀太はスカートを手で押さえていった。

「可愛いブラジャー、黒のレースが素敵ですね♡っていうか、巨乳が好みなんですか?クローゼットにも大きめの胸パッドがありましたもんね」

「あっ…♡も、揉まないでっ…///」

ベストとシャツを一緒に捲りあげていき、Eカップほどの大きさとなっている胸を露わにさせていく。黒レース付きの白のブラジャーに包まれた豊胸、それを愛梨が手で揉みほぐしていけば男とは思えない可愛らしい喘ぎ声が秀太の口から漏れ出していく。

「ママが言っていたこと、秀太さんが可愛いものが好きって話だったんだけどまさかこういう意味とは知らなかったな〜」
「ねぇ、これから一緒にデートでもしない?シュウちゃんにぴったりなコスメとか洋服を選んであげるよ♡」

新しく出来たパパ…その存在というのは、清水愛梨の中で『可愛らしい女子高生の友達』という認識となり、家族揃って女子会が開催されることになろうとはこの時はまだ知る由もないのである

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かきこき太郎 2024/06/25 17:33

クラスメイトの家で雨宿り 羞恥なバニーガールコスプレ

「今日はうちの両親、帰ってくるの遅いから安心してゆっくりしていってね?にしても、同い年の男子を家にあげるなんて元カレ以来だわ〜しかも、それが大崎くんとはね」

口元に手を当てて笑みを浮かべる1人の女子高生、小山茉由は脱衣所から持ってきたタオルをずぶ濡れ姿の同じクラスメイトである大崎智也へと手渡す。タオルを受け取った彼は濡れた髪を拭き取るべく、髪をタオルでゴシゴシと拭いていたのだが、視線は少し落ち着きがなくチラリと目線を彼女の方へと向けていく。口元を抑えた手、その指先には煌びやかなネイルがつけてあり彼女が学校生活の中でどういった人間であるかを知らしめていた。

「まさか、こうやって小山さんお家にあげてもらうことになるなんて…その、今日はありがとう」
「いえいえ〜私たち普段、接点とか無いし急に呼ばれたら緊張するよね」
「でも、駅前でずぶ濡れになったクラスメイトを見たらほっとけなくてさ〜とりあえず、雨宿りでもと思ってね?」

そういって彼女は大崎を脱衣所へと案内し、シャワーを浴びることを勧めていった。『普段、接点とか無い』その言葉の真意というのは、大崎智也がいわゆる、隠キャという人間であるのに対し小山茉由は陽キャという正反対の位置に立っているからである。

小麦色に焼けた肌と煌びやかな爪のネイル、それ以外にも校則違反に数えられる茶髪への染め髪に加えて短いプリーツスカートと大胆にシャツの第一ボタンを開けた格好。痩せ型ではなく、脂肪と筋肉が程よくついた身体付きは全体的にふくよかであり短いスカートから伸びる薄茶色の太ももにスクールベスト越しに浮かぶ大きなカップである胸の脂肪、そして一番は尊敬してしまう点で言えば異性の扱いに長けた口調や話の運び方であり、自分には無いものをとても器用に扱っていたのである。
そんな彼女と基本的に交わらないようにしている男子高校生、大崎智也は彼女とは打って変わって物静かなタイプ。アニメや動画などを友人たちと語らい、性経験も乏しく自慰行為のみしか経験のない。『顔が整っているんだし、もっと社交的になればモテる』と比較的、仲の良い女子生徒からはよく言われるのだが如何せん、女性との会話において何を話せばいいのか分からないほどのコミュ障なため、彼は避けてきたのであるがまさかこうやって自分とは対極に位置するクラスメイトから家に招かれるとは思いもしなかったであろう。

「それにしても、傘忘れるとかマジでやばくな〜い?だって、今日午後から大雨って言ってたよ」
「いや、一応折り畳みとかは常備していたんだけど。突風で骨の部分が折れちゃってさ…」

そう言って耳元に聞こえるのは強い雨足がコンクリートに打ち付けるような音であり、季節は6月ということもあってか強い雨雲は風によって流れてきて、ゲリラ豪雨のような雨を降らしていたのだ。智也自身、折り畳み傘は持っていたもののトップにより折れて最寄駅へと着き電車に乗車したのは良いが、大雨と突風で乗り換え電車が運行停止となる。さらに追い打ちをかけるようにバス…と思って外に出たら、何列にも渡って列がなされており、濡れたのまま彼は駅のロータリーにて立ち往生していたところ、彼女に声をかけられたのであった

『大崎くんじゃん!こんなところでどうしたの?』
『……なるほど、それは仕方ないね〜あれだったら私の家にくる?ちょっと雨宿りでもして行きなよ〜』

そう言われて向かったのは彼女が住まうマンションの一室であり、彼はタオルなどが用意されてある脱衣所にて着替えを行う。もちろん扉は閉めており、彼女自身もイタズラで中を開けるようなことはなかった。

「後で着替えを置いておくから先にシャワー浴びてて〜」
「うん、、、その、ありがとう小山さんっ」

浴室の扉を開けて温かいシャワーを頭の上からかけていく。手足にじんわりとした温かい感触が広がっていき、まるで冷たい氷が溶け出すかのように身体の芯から冷感を落としていった。

(こうやって話してみたら案外、悪い人じゃないのかも…)

先程のやりとりを含め、彼女は冴えない男子生徒にも優しいのかもしれない。それが恋心に発展するかはっきり言って『NO』ではあるが、誤解をしていた感情がこうやって彼女にもてなされたことで少しずつ解消されていった。
だがしかし、そんな打ち解けた感情も彼がシャワーを浴び終わり用意された着替えを見た時、残念ながらその時の想いというのは霧散してしまったのである。

「おっ、おっつ〜!着替え終わった?ふふっ、よく似合ってんじゃ〜ん」
「い、いや…そのっ、流石にこの格好は恥ずかしいよっ…/// なんで男物じゃなくて…」

シャワーを浴び終わり彼女の自室へと向かった智也であるが、彼の表情というのは赤くほんのりと赤面したものを浮かべていた。それはシャワーを浴び終えて体温が上がったからというのが普通、考えられるはずだろうが彼の場合は少し意味が違っており、彼女…小山茉由が用意した着替えが絡んでいたのであろう。

「流石にパパの服を無断で貸すわけにいかないし、サイズも合っていないしさ。私の制服で我慢してもらおうかな〜って思ったの」
「でも、まさかサイズぴったりとは思わなかった。大崎くんって女の子の才能があると思うよ?」

スマホのカメラを向けて写真を1枚…2枚…撮られる智也であるが、彼に用意された『着替え』というのは何と小山茉由が今、着用している制服であった。夏服と冬服がある中で彼女は厚手の生地で作られた自身の冬服用のチェックスカートを取り出して、白シャツとリボン…そして紺色のサマーベストを置いていったのである。

「ごめんね、でもさ…私、ずーっと思っていたの。大崎くんって顔も整っているし、何と言っても女子が羨むほどに肌が色白だから、もしかしたら女子の格好とかが似合うと思って」
「それで良い機会だし着替えてもらおうかな〜って思ったんだけど…思った通りだったわ。あっ♡私が用意した下着もちゃんとつけてくれたんだね?」

彼女の視線がじーっと胸元に向けられたため智也は思わず両腕で胸をかくしていった。その女子のような仕草に彼女はクスクスと笑みを浮かべる。

「ブラジャーとかサイズ合っていないでしょ?私、胸が大きいからさ〜でも、ちゃんと律儀につけてくれたんだね」
「い、いやぁ…これはそのっ…///」
「用意したからって別にノーパンノーブラでも良かったんじゃない?それなのに…あぁ〜♡もしかして、前から付けてみたかったんだ?女の子下着とかをさ」

そう言って小山茉由は先ほどまで腰掛けていたベットから立ち上がり、入り口に佇んでいる智也の手をとって先ほどまで座っていたベットにまで誘導したのち隣同士で腰をかける。同じスカート丈で太ももは露出しているのだが、対照的な色白な足と小麦色の足が並んでいる。太さに関しても若干、彼女の方が太そうに見えてしまうほどであり、どちらが女子なのか判断が難しく思えてしまうほどであった

「ふふっ、私が用意した黒のショーツ…気に入ってくれた?凄くここが大きくなっているし」
「や、やめてよっ…スカートの上から触らないでって…///」
「それじゃあ直接、下着越しに触ってあげようか?きっと童貞だろうし、大崎くんには刺激が強いと思ったから優しく触ってあげているんだよ〜?」

ショーツの中に隠包まれていたペニスであるが、すでに限界以上の膨張を見せておりサテン生地を大きく引っ張ってテントのように張っている。そんな勃起したペニスは厚手のスカート越しでも、その興奮具合を確認することができておりかのzヒョは慣れた手つきで亀頭部分を撫でていたのだった

「っ、ぁぁっ…///ンンっ、、、」
「このまんまお化粧してヘアアイロンでストレートにしてさ、女子っぽい見た目にしたんだけど…大崎くんにはちょっとお着替えをしてもらうかな〜って思っているの」
「なっ…何を言って……」

すでに着替えなんぞしているだろう、っと声を出したかったが彼女が作り出す妖艶な雰囲気に声が出ない。赤面した表情は変わらず、熱のこもった吐息と視線で彼女を見つめているとベットから立ち上がっておもむろにクローゼットを開けたのち、彼女はゴソゴソと収納ケースをイジっていく。

「そのね、去年のハロウィンコスで仮装したんだけど、その時に間違ってさ…余分に購入しちゃったものを思い出したんだよね〜」
「だから大崎くんには雨宿りさせてあげる代わりに着てほしんだ!あたしの友達とかみんな恥ずかしがって着てくれなかったんだよね〜」

『あったあった』という声と共にケースから取り出した2着のコスプレ衣装。スクール水着かのように見えた赤色と白の光沢で光るレオタードであるが、アニメなどをこよなく視聴している智也にとって身に覚えのある衣装なので合った。

「そ、それって…もしかしてバニーガールの…格好……?」
「そそっ!よく知ってるね〜!そのね、去年のハロウィンの時に買ったんだけど、こっちの赤色の方がその前に購入していたのを忘れてて、余分に2枚持っているんだよね〜」

コスプレ衣装として二次創作の中では人気の高い衣装として知られているバニーガール。股の部分は随分なハイレグ状態となっており、女性の胸を支えるカップの部分は透明な肩紐が付けられているものの、彼女の体にあったサイズであるため随分と大きい。それ以外にも付属となるウサ耳カチューシャや尻尾、そして網タイツを取り出してベットの上に置いていった。

「えっ、、、その、本当に着るの?こ、こんな恥ずかしい衣装を…」

すでに女子の制服に加えて下着まで付けている、これ以上の羞恥を味わうことはないと思っていたのだが、これは予想の斜め上をいっていた。

「だめ?ダメなら別に良いんだけど、もしダメならさっき撮った写真を友達に見せちゃおっかな〜」
「なっ///そ、、それは流石にひ、卑怯だよっ!?」
「えぇ〜?良いじゃん、別に〜みんなも可愛いって言ってくれるよ?それでさ、今年の文化祭で女子の格好をして接客とかしてよ。あとは仮装大会にも参加してもらったりしてさ〜」

1人、盛り上がっている彼女であるが、彼の頭の中では『彼女は本当にやるかもしれない』という考えが浮かんでいたのだ。幾分、その見た目で誤解されるがクラスでも中心人物でありクラス委員長も務める彼女。その陽気なノリに皆が賛同するため彼女の半ば横暴な取り決めは絶対に採用される……

「わ、わかったよ…その、その衣装を着るから皆んなには内緒に…」
「オッケー!それじゃあ、どっちの衣装を着たいかな?」

『こっちのバニーガールの衣装を着たいですっ!』なんて馬鹿正直に答える男子がどこにいるのだろう。しかし、断れる雰囲気もないため仕方なく、赤色を選択した智也はそのまま着ている女子制服に加えてブラジャーとショーツを脱いでいき、レオタードに足を通していった。

(うぅっ…まさか俺がこんな衣装を着るなんて…)

普段、自慰行為で使っていたアニメキャラの格好。まさかそれを自分が着る羽目になるとは思いもしなかった。ムダ毛1つも生えていない真っ白な身体は、網タイツを履き両足と通して胸元まで上げたレザー素材のバニーガールのレオタードをより輝かせるように見せていく。これがもし、自身の体格が恰幅が良くてすね毛なども生えている男らしい見た目であれば『気持ち悪い』と言われて着ることも中断することができただろう。しかし、女子顔負けな華奢な裸体というのは股間を除いて、スカートや足を通した女性向けのコスプレ衣装を『似合う』という意見へと変えてしまうのであった

「おぉ〜!可愛い!凄く可愛いよ〜!やっぱり色白な人の方がこういった明るい色は似合うね!」
「それじゃあ、小物類は後にしてお化粧と少し長い髪の毛を整えちゃおっか!こっちに座って〜」

ベットではなくて今度は床に座らされたあと、彼女はテーブルの上にコスメを並べていく。リップグロスやアイライン、いくつものアイシャドウのパレットなどが置かれていき、彼女は持っているコットンに化粧水などを染み込ませて、化粧を始めていった。

「顔も白いしニキビとかも無いからお化粧しやすいよ、髭は薄ら生えているんだね。これはT字で綺麗に剃って…」
「やっぱりリップは赤色だよね〜ツヤツヤのやつで綺麗にしてあげるよ。目元はナチュラルに…自然体な感じでね?」

テーブルの上に置いたスタンドミラーを見つめつつ、自分の顔が変わっていく様をじっと眺める。彼女はコスメなどを説明して顔に塗っていくのだが、正直、興奮と緊張で頭に入ってこなかった。
ファンデーションできめ細やかな白肌となり、その上からアイブロウで細く塗られた眉毛と目元の化粧が綺麗に映る。涙袋とアイプチによって特徴的な目となった後、アイラインで線を引く。そして瞼付近にはラメの入ったアイシャドウが塗られたのち、頬には薄ピンク色のチークと鮮やかにそしてインパクトのある艶のある赤色のリップグロスが塗られたのち、彼のバニーガールコスプレは完成した。

「可愛い〜〜〜!!凄く似合ってるよ!」
「あ、ありがとう…で良いのかな、、、?」

鏡に映る自身の姿は、本当にそう言った店で働くかのような女性のような出立ちをしている。隙間の空いた胸元から見えるぺったんこな胸、それを隠そうと腕で押さえる仕草というのは自分から見てもエロいと思ってしまうほどであった。

「一緒に写真撮ろうよ!ほら、こっちに来て!」

自撮り棒に取り付けたスマホを持ち、いつの間にか色違いである白のバニーガール衣装を着た彼女とツーショットを撮っていく。彼女に指示される通り、ピースは口元を窄める仕草…そして2人の片手でハートマークを作ったりと可愛らしく、そして羞恥な写真が撮られていった

「いや〜超可愛い写真がいっぱい撮れたね〜このまま、みんなに拡散したい気分…」
「ちょっ、!?それだけはやめてって…」
「嘘嘘、やらないって流石に可哀想だからさ…ふふっ、ねぇさっきからずーっと勃起しているけど、そろそろ限界だったりしない?」

スマホをテーブルの上に置き、急に真向かいに立った彼女…急に雰囲気が変わったかのように思える白バニーの彼女は腕を掴んだ後、馬乗りのような形となり智也を上に乗っかった状態でベットに倒れ込んでいったのだ。

「こ、小山さん…?そ、そのっ……これっていったい……?」
「わかるでしょ、普通さ…だって男女2人っきりで、しかも女子の家にあそびに来ているんだよ?」
「い、いや別に遊びに来ているわけじゃ…んっ///」

ちょうど勃起しているペニスが収納されたレオタードの上に腰を下ろしている彼女であるが、急に腰をゆっくりと動かしていきブカブカの胸元からチラリと覗かせる乳首を指で弾いていった。急な展開に理解が追いつかない、ただ…見上げた先にいた彼女は少しばかり、怪しげな笑みを浮かべていたのである。

「ねぇ、大崎くんってさ…童貞なんでしょ?私さ、彼氏と別れてもう半年ぐらい経つからご無沙汰なんだよね〜」
「な、っ…何を言って…ちょ、ちょっと待って!その、なんでレオタードをずらして…」
「ごめんね〜もう我慢できなんだ♡童貞卒業がこんな格好で迎ええるのはちょっと恥ずかしいと思うけど、でも安心して?私がちゃ〜んとリードしてあげるからさ♡」

すでに雨は止んでいる中で小山茉由にされるがままとなった大崎智也は日が暮れる時間帯まで欲情した白ウサギの性処理として扱われていき、赤色のバニー衣装には白い体液と濃いシミが付着していったのだった。

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かきこき太郎 2024/06/13 15:14

優柔不断で断ることが苦手な男性のウェディングドレス体験

蒸し蒸しとした時期となった6月の時期。
まだ夏本番ではないが湿気もあって汗がじんわりと浮き出てくるような季節に青山優太は満員の電車を降りて帰路に立っていた。社会人3年…まだ若手という立場でありつつも後輩も増えて仕事量は前よりも増えている。

「はぁっ…俺だってまだ歴の浅い社会人だっていうのにさ。上司も仕事を増やしていくなんて…」
「でも…それは断れる話だよな。それを全部、引き受けちゃう俺の優柔不断さがいけないんだよな」

ため息は多くなり気持ちもどんどんと落ちていくが、その原因というのは多い仕事量と断れない性分のために何でも引き受けてしまったことで、やらなくても良い業務を受け持っているのだった。それでいて悪影響が出たのち本来の仕事が遅れているのである。ほぼ毎日、上司に指摘されるような日々、言って仕舞えば悪循環という状況下でストレスは溜まっていく一方であり解消法として飲むアルコール量は自然と増えていったのだった。

「別に明日は土曜日で休みだし、ちょっとぐらい深酒をしてもいいだろ…」

家の近くにあるスーパーに入店し、アルコールのロング缶と腹持ちが良さそうな弁当をカゴに入れる。不摂生であることが頭に思い浮かんだためサラダセットもカゴに入れてレジへと進み店を出て帰り道を歩いていった。

「んっ、何だここ……?ウェディングドレス…?こんなお店、今まであったっけ…?」

思わず足を止めたのは、ライトアップされたショーウィンドウに飾られた純白のドレスが飾られているお店であった。プリンセスドレスと呼ばれる形状の肩を出したレースやキラキラと光る光沢感のある生地の重厚なドレスに目が留まったのである。

「へぇ〜こんなところにドレスショップなんてあるんだ。初めて知ったな〜まぁ近くに結婚式場もあるし、ここで買ったりレンタルしたりして式をするんだろうな」

土日や祝日となれば家の近くにあるチャペルにて祝福の鐘が鳴っているのをよく耳にするのを思い出す。自分自身、そんな幸せいっぱいのムードとは縁がないため心の中に見知らぬ新郎新婦に『おめでとう』と呟く程度であったのだが、こういったドレスを着た人はさぞ美しく仕立てられることだろう。

「こういったドレスって結構値段するよな確か…うわぁ、やっぱり高い。まぁ大体がレンタルだしそこまで費用は…んっ?」
「6月◯日?それって明日じゃん。ウェディングドレスの試着体験を行います。どなたでも大丈夫っ…へぇ〜」

closeと書いてある札が掛けられた入り口に貼られた1枚の紙。そこにはウェディングドレスの着用体験を薦める紙が貼られていた。どなたでも参加自由、料金はかからず店前に置いてあるチラシを持参すれば化粧などもできて本物の花嫁のようなブライダル体験をすることができるとの記述がされている。

「6月って確かジューンブライドってやつがあったっけ?その、6月に結婚すれば幸せになれるとか何とか」
「どなたでも、これって男でも着れるのかな…?」

最近では男性がこういった可愛らしいウェディングドレスを着て結婚式をあげるというニュースも聞いた事がある。多様性という社会だからこそそういった自由があると思うが、彼にはそういった癖もない。

「まぁ、俺には結婚なんて一生縁のない話だし。ウエディングドレスを着るような趣味も無いから関係ないか」

手前に置いてあるチラシは手にとったまま自宅へと帰る。戻すには手間なチラシ置き場であった為、家で捨てようと思いエコバッグに入れていったのだ。
翌日、天気は快晴となっており明るい日差しと朝から蒸し蒸しと暑い湿気にて目を覚ます。休日だからといって何をしたいというものは無く、動画を見ながら漁ったり家にある菓子類を食べていれば時刻はあっという間に夕方となっていった。

「今日も一日無駄にした感じがする…….はぁっ、とりあえずスーパーでも行くか」

適当に身支度をして家の外へと出る。その際、エコバッグ内には捨て忘れたチラシが入っており彼はそれをしまったままスーパーへと出かけたのであった。

「そういえばウエディングドレスの体験って今日だっけ…あ、やっているけど人全然居ないじゃん」
「まぁ、もう夕方だし予約したお客さんの体験も終わったんだろうなぁ…」

店内が見えるガラスでできた入り口の扉。昨日はよく見えなかった店内には灯りがついており中にいたのは、ピシッとしたスーツを着用した女性店員が飾られたドレスのシワなどを直している。それにしても、どれもこれも高級感を感じさせるものばかりで男である優太も昨日と同じように見惚れていた。

「あの〜もしかしてご試着希望のお客様…でしょうか?」

そんなショーウィンドウのドレスを眺めていると入り口から1人の女性スタッフが声をかけてきた。優太を今回の試着体験に来た客だと思ったのだろう。

「あっ、すみません…怪しいですよね。その、昨日たまたま此処を見かけたので、それでつい…」
「あっ、そうなんですね〜今日は試着会をやっているんですけれど他のお客様もこんな所にあったんだ!って話されていましたよ」
「あっ、そのチラシ…もしかしてご試着希望だったりします?」

女性スタッフの視線が彼が手に持っているチラシに向けられて彼女は思わず声をかける。
そう、チラシを持っている方にはウエディングドレスを着用して尚且つメイクをしてウェディングフォトまで撮ってもらえるという特典がついていたのだった。

「あっ、いえいえ!そのっ、昨日少し気になったからついチラシをとっただけで!」
「そんな遠慮されなくても大丈夫ですよ〜もうこの時間は予約されているお客様も居ませんし、それに今の時代、男性の方でもドレスを着たがる方がいらっしゃいますから!」

押しの強い女性スタッフの手により、店の中へと入っていく。此処でも断りきれない自分の性格が悪い方向へと物事を進めていった。
スッとする香りと店内にはリラックスできる聖歌のようなものが流れている。作業する他の女性スタッフは一瞬、優太に視線を送るものの奇異の目などは向ける事なくて、直ぐに笑顔を作ったのち彼を出迎えたのだった。

「えーっとですね、試着用なんですけれども…カラードレスかそれともウエディング系どちらにします?」
「えっ、、あー…白のウエディング系で….」
「ウエディング系ですね!かしこまりました、あとドレスの形なんですけれども…」

女性スタッフは持っていたパンフレットを開き、いくつかのドレスの形が描かれたイラストに指を刺して説明を行なっていく。初めて知ったがドレスにも数多く種類がありプリンセスライン、マーメイド、Aラインなどそれぞれの特徴やシルエットなどが書かれていた。

「青山さんの体型ならどのサイズでも着れそうですけれども、何か着用したいスタイルはございますか?」

(着たいドレスなんてあるわけないだろう!えっ、あー…でも、ショーウィンドウに飾ってあるタイプなら……)

「そ、その入り口に飾ってあるようなタイプ、えっーとプリンセス系のやつですかね。その、それなら着てみたいかなって….」

まるで物語に出てくるかのような重厚なスカートに豪華で煌びやかな形のドレスがふと頭に思い浮かび、着るのであれば….そういったものを着てみたいと少し、、、思ったのだ。

「あー!なるほどっ、かしこまりました!それでは試着用のドレスを用意しますので、あちらのフィッティングルームでお着替えをお願いします!」
「こちらへどうぞ、今回は花嫁の体験ということなので女性用のウエディングインナーから着替えてもらいます」

先程の女性スタッフから他のスタッフへと変わり案内されたフィッティングルームへと誘導されていく。話が進んでいく中でもう断ることは遅いだろう。彼はそのままスタッフに従って大きめの試着室へと入っていき、新品の袋に入ったショーツにロングソックスやグローブを手渡される。

「着替えが終わったらお声掛けください。直ぐ近くにおりますので」

シャーっという音と共にカーテンが閉められてポツンと1人佇む。ゴージャスな装飾がされている物置の台と大きな姿見に椅子といったシンプルな作りであり、彼は台に置かれたセットを見て深くため息をこぼした。

「もう、着替えるしかないんだよなぁ…はぁっ、とりあえず洋服を脱いで着替えちゃおう…」

着用しているズボンやシャツ、そしてゆっくりと下着を下ろす。封がされているビニール袋を開けていき中にあるサテン生地のショーツに足を通していった。

「こ、これ…ぜ、絶対にチンコが見えるでしょ…うわぁっ、、、ツルツルして変な感触がするっ…///」

ブリーフよりも布面積が少ない純白のサテンショーツ。何とかして玉袋と男性器を中央に寄せてこぼれ落ちないようにした後、ニーソックスのタイツと肘まで隠れるツルツルサテン生地のグローブに腕にはめて女性スタッフを呼んだ。

「お着替え終わりました?白がお似合いですよ、あっ…ガーターベルト付け方分かりませんでしたよね、今付けますから正面を向いてください」

真っ白な肌を見知らぬ女性に晒すことに羞恥心を感じる為、女性のように胸元を腕で隠したのち膨れ上がったショーツを見せつつ、スタッフは手際よくショーツから垂れるフォック付きの紐をソックスに嵌め込んでいった。

「うわぁ、すごい……これがガーターベルト……」
「はい、ソックスが落ちないようにしないと式の時に大変ですから。それじゃあ、トップのインナーをつけていきましょうね」

胴体と胸元を覆うブライダルインナー、巨乳用の大きめのカップがある白のビスチェを胴体に通した後、女性スタッフは後ろの留め具部分に触れていく。

「うぅっ、!!あのっ…苦しいですっ…!」
「我慢してくださいね〜これをつけることで綺麗なウエストのラインが出来ますからっ」

映画などで中世の女性が綺麗なスタイルを見せる為に付けていたとされるビスチェやコルセット、だが内臓が飛び出してしまうと比喩していたのが頭をよぎるが、彼自身も思わず嗚咽をこぼしてしまうほどであった。

(肋骨がき、軋むっ!あ"あ"っ、、、)

痛みに耐えながら何とか着用が終わる。はぁっ、はぁっ、と息を切らす姿に女性スタッフはクスクスと笑っていた。胸元にパットを詰め込んでいき、椅子に座る事を勧められる。そしてガラガラと台車が用意されていき、始まったのはメイクであった。

「さてとドレスを着る前にそれに似合うようなメイクをしていきましょうね♡」

化粧水が染み込んだコットンを顔に塗っていき、その上からファンデーションやシミなどを隠す下地クリームにコンシーラーが塗られていく。

「〜〜〜♪」

女性スタッフは鼻歌を歌いつつ、化粧を続けていく。女性スタッフは目の周りの塗っておりアイラインや上瞼に触れるアイシャドウのブラシが何ともこそばゆい。

「結婚式に塗るようなメイクなのであまり派手目な感じにはしないんですよね、けっこうナチュラルというか自然な感じに仕上げていくんです」
「は、はぁっ……」
「あはははっ、あまり男性には関係のないことですよね。すみませんっ、でもこうやって男の人に塗るの初めてだから緊張するな〜」
(……さっきからそんな感じは一切しないけど )

手際よく塗られていくお化粧に彼女が言っていた『慣れていない』という言葉が嘘のように感じてしまう。まぁ、ウェディングドレスを着る人なんて大半は女性なのだ。細身で肌も白い優太であるが、性別としてはれっきとした男性に化粧なんて普通はすることもないはずだろう。

「さてと最後に唇を塗って終了です!赤とピンク…最近では垢抜け用にオレンジとかをヌル人がいますけれど、どうなさいますか?」

リップクリームしか塗ったことのないのに…そんな思いを抱きつつ、ぼそっと『お任せします…』とだけ呟いた。

「う〜ん、そうだな…それじゃあ今回はこの可愛らしいピンクにしましょっ!それじゃあ、唇をウーって尖らせてください!そうそうっ!」

(あっ…やばい、、、これ、変な感じがするっ)

目を閉じているためか唇に伝わる感触はより敏感に感じており、唇を鮮やかに彩っていくその感触というのが身体に続々と伝わっていった。メイクで一番…女性らしいと感じてしまう唇のメイクに彼の心はふと動かされてしまったのである。余分な部分をティッシュで拭き、さらには馴染ませるように唇を自身で合わせながら動かしていく。

「目を開けてみてくださいっ、とっても可愛らしい花嫁の出来上がりですよ!」
「こ、これが俺なのか…ぇぇっ、嘘でしょっ…」
「嘘じゃないんです、本当なんです!さてドレスも用意できたので着ていきましょっか」

カーテンを開けられてトルソーにかけられたウェディングドレスと対面する。それは自身が店前のショーウィンドウで見ていたドレスとそっくりなプリンセスタイプの形をしているものであった。袖のないベアトップの純白のドレス。
大きく広がった裾部分のレースに加えてスカートは大きく広がっておりナイロンやサテンなどが使われているため、照明の光にキラキラと反射しているほどであった

「スカートの裾を踏まないよう気をつけてください。身体を入れたらゆっくりと上げていって後ろのジッパーを閉めていきますから」

用意されたウェディング用のヒールを履き、ゆっくりとドレスの中へ…履き慣れない靴のため先ほど着付けをしてくれたスタッフが手を取りドレスへと誘導をしていく。大きく広がったドレスの中に足を入れて胸元の部分に位置を合わせると、ゆっくりと後ろにあるジッパーが上げられていった

(うっ…ちょっと、ひんやりするかも。でも、なんかこの感触っ…全然、悪くないかも…///)

肌に優しいツルツルとした内生地に冷感を感じるものの、すぐにその感触が癖になっていく。動くたびにゆさゆさと大きく広がったレース付きのスカートが音を出していく。ウエスト部分はきつめに縛られたビスチェのおかげで綺麗なくびれが出来上がっており、何とも美しい見た目となっていた。

「ウィッグも用意したのでつけてみませんか?」

少し明るめのブラウンヘアーとなっている毛先を編み込んだりしているダウンスタイルのロングウィッグを頭から被せられていき、ドライフラワーでできた鮮やかな色合いの薄いベール付きのヘットドレスをつけていく。メイクに髪型、そして着用しているドレスと合わせてもそこにいるのは、これから祝福を受ける花嫁のような姿であった。

「大変よくお似合いですよっ、さてとお写真でもとりましょっか。せっかくですし綺麗な一枚でも」

歩き慣れない足取りは2人の女性スタッフに手を引かれてゆっくりと撮影スタジオの方へと移っていく。白色の背景をしたスペース、大きくそして明るい光を放つ照明に加えて目の前には大きなカメラが何台も置いてあった。
顔が見えるようにベールは捲られて手には結婚式などで使うような花束を持たされる。笑顔を作るように言われたのち、目の前のカメラはシャッターを切っていった。

「ご結婚おめでとうございますっ、とってもよくお似合いですよ〜」

ドレス姿の青山優太は写真を何枚も撮影されていき、データとして残った彼の表情は本当に嬉しさを感じている女性のような雰囲気をしている。
人生で初めての女装…それが彼に取っての始まりであることは、この時はまだ誰も知らない。

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かきこき太郎 2024/06/04 14:29

人形に憑依された少女 奪われた肉体は無様にも痴態を晒して…

教室内の高嶺の花、と呼べる彼女につい目がいってしまう。

彼女と自分が付き合えるはずは無いということぐらい、重々理解しているつもりだが、脳内ではクラス1の美人女子高生である琴峰結菜と交際している姿をつい妄想してしまうほどであった。
長い黒髪に小さめの丸顔、細身の体型で短いスカートからは足はすらっと伸びており、白く柔らかそうな太ももが男の性的な興奮を誘う。
華奢なと言えるような四肢であるのに、しっかりと胸には大きすぎない真ん中ぐらいの胸が実っており、シャツ越しに凹凸の形を浮かび上がらせるのをよく、チラ見す流ことが多いのだが、きっと彼女にはバレていることだろう。トレードマークとも言える赤く艶の入ったリップグロスを塗り、教室にて他の女子生徒たちと話している彼女こそ、青柳凛太郎が恋焦がれている琴峰結菜という女子高生なのである。

「あっ、青柳くん。おはよ〜」

席が斜め後ろである為、登校すれば必ず声をかけてくれる。こんな清潔感のない見た目をしているのに、彼女は分け隔てなく優しい人であった。
黒縁メガネに不摂生な体型…まだ若い男子生徒であるにも関わらず、中年男性かのような肥満スタイルは女性からしたら恋愛対象どころか、人としてモテる事もないような見た目をしているのだ。そんな青年に声をかける綺麗で美人な女子高生、彼女に恋心を抱くのは必然とも言えるだろう。

「ねぇ、さっきの数式わかったりする?青柳くんって頭いいし、ちょっと教えてくれないかな?」

「おぉ〜!分かりやすい、ありがとうね〜!!」

ニッコリと笑みを向けられて心臓がバクバクと動き、血流の動きが増していく。額からは脂汗が流れ出ていき思わずタオルで拭っていった。

『もしかしたら、俺ってそこまで嫌われていないんじゃっ……』

女性は清潔感が好き…少しダイエットを考えてみるのも悪くないかもしれない。そう思い、彼は自分を変えようとしていったのだが、ある日の放課後、偶然忘れ物をしてしまい教室へと戻るとすると中から女子高生たちの会話が聞こえた。
チラっとドアについている窓から中を確認してみると、そこにいたのは琴峰結菜と彼女と仲の良い女子高生ら数名が、彼女の自席付近にて会話をしている。

(ちょっと、盗み聞きをしてもいいかな……)

「ねぇ、結菜って、なんであのデブに優しく接しているの?あんなに嫌いなのにさ。」

「ほんとそれ、マジで不思議なんだけど。もしかして、本当はあいつの事好きとか?」

「それは冗談でもないからっ、あんな臭くて不潔なデブのこと好きなわけないじゃん、なんだったら早く消えてほしんだけど」

一瞬、脳の回転が止まったような気がした。ガツンっと強い衝撃が頭に打ち付けられたような感覚、次第と心臓の鼓動がバクバクと強く動いていくような感じがして肩で呼吸をするようになっていく。

「私がかまってあげているのは、ポイント稼ぎみたいなもんだよ。ほら、冴えない豚に優しくしてあげれば先生からのポイント高いじゃん?」

「あとは、、、あいつ勉強はできるし便利なの。ほら期末とかさ、ちょっとだけ笑顔を振りまけば簡単に教えてくれるじゃん?これで内申点と学業の成績を両取りできるって感じ?」

「「あっははは!!まじで結菜ったら性格悪いでしょ〜!!」」

居ても立ってもいられなくなった凛太郎はすぐにその場を後にした。裏切られた、恋愛的な感情を抱かれていないのは重々理解していたのに、人としても自分は嫌われていたのである。

勝手に抱いていた感情であるが、彼女の口から吐き出された本心を聞いて、凛太郎の心の内側に沸々と湧き上がってきたのは悲しみよりも怒りの感情であった。

(……あいつの人生を奪って、、、無茶苦茶にしてやるっ!!)

そんな強い憎しみのような感情を神様はどこかで聞いていたのかもしれない。

どうやって復讐をしようか考えていたある日、彼宛に差出人不明のギフトが届いたのである。
それはピンク色の液体が入った香水ようなボトルであった。試しに手の甲に吹きかけてみれば、柑橘系の香りがうっすらと漂ってくる。差出人の人物をなんとかして考えていると、袋の中からは1枚のメモ用紙が入っており、ひらひらとそれは床に落ちていった

『これは人の魂を他に移し替える魔法の香水。やり方は簡単で人間に吹きかけたあと、強い念を込めて移し替えたい入れ物に再度、吹きかけていく。もし、自分の魂を入れ替えさせたい場合は2回ほど吹きかければ、魂は分断され自身の身体を保持したまま、他の入れ物に移し変えることは可能である……』

「これを使えば……あいつの身体に入れ替わることが出来る。これを使って……」

そうして凛太郎はその日の夜、放課後に話したいことがあると彼女に1通のメッセージを送った。スクールバックに届いた香水を入れる、楽しみでしょうがない復讐に心躍っていきながら時間はあっという間に過ぎていき、夕暮れが差し掛かる放課後を迎えたのだった。

「話にってなに?青柳くん」

「ごめんね、その渡したいものがあってさ。この香水、すごくいい匂いがするんだよ〜」

ポケットから1本のボトルを取り出して彼女に見せていく。結菜は一瞬、ポカンっとしていたが次第に笑みを浮かばせて彼の話に合わせていった。嫌いな人間からの贈り物なんて受け取る気なんぞ全くないのだが、不信感を抱かれないように手の甲を差し出して香水をつけていった。

「ほんとだ、いい匂いだね…えっ、なんで私のカバンについているぬいぐるみにかけるの?」

「これから面白いことが起きるよ〜なんてたって、結菜の身体はもう俺のものになるんだからさ」

『ちょっと、勝手に人の名前を呼ばないでっ……あ、えっ、なにこれ』

喋れないし身体が動かない…そして対面していたはずのキモい男の姿を真正面ではなく、近くに傍観しているような状態となった。

『嘘、これって私のカバンについていたぬいぐるみ…もしかして、入れ替わって……』

じっと見つめる視線の先には、見慣れた自身の身体がある。不摂生な身体に抱き抱えられる自身の肉体は力が抜けたようにだらんと脱力をしており、結菜はそれを見て一瞬のうちにどうなったのかを理解したのだった。

「香水を自分と対象者に吹きかける……二分された魂だと、元の体の精神を持つものと喧嘩することになるって書いてあったけど、空っぽになった身体なら問題もないっしょ」

そう言って凛太郎は自身に香水を吹き掛けたあと、脱力している結菜の身体に再度、香水をつけていった。

「ほほぉ〜、これが女の身体なのね〜すげ、声もちゃんと女性の声出しちんこが無いってこんな感覚なんだ〜」

香水を吹き掛けられた脱力していた自分の身体は、徐々に覚醒していきムクリっと男の身体から離れていくが精神が元に戻ったわけでは無かった。
両手で胸を揉んだりスカートの中に手を入れたりして身体の感触を確かめていく。足は大胆にも大股に開いており、口調もその見た目とはあっていない汚らしい言葉遣いをしていた。

「乗っ取り成功〜!どう、あたしの身体?大好きなぬいぐるみにいっぱい見せちゃうね〜」

スカートを捲りあげて下着を下ろしていき正気を露出させる結菜の身体に憑依した偽の人格。綺麗に整えていた陰毛に手で広げられた膣などを指で広げながら、カバンに付いているぬいぐるみに見せびらかすような行為を続ける。

「自分のまんこをこうやって見るのは初めてだろ?私の淫乱なまんこを見てくださいっ、、、♡なんてね〜」

ぬいぐるみは一切、反応を見せず女の痴態を黒いビーズがついた目で眺めるだけ…

「さてと、それじゃあこの身体を使って彼氏とのセックスとか生フェラのシーンでも見せちゃおっかな〜」

「んっ、くっさ♡この日の為に3日間ちんこ洗っていないからマジで濃厚なんだけど♡」

その場に座り込み、結菜はその口を使って青柳凛太郎のペニスを咥えていった。艶のある赤いリップグロスがペニスへと付着する。

「んっ、じゅる、じゅっぷ…んんっ、おいひい彼氏のチンポっ…じゅる、んむっっ……♡」

勃起しても小さい短小ペニス、琴峰結菜の頭部は下腹部に顔を埋めており陰毛まみれの林と言えるような箇所に顔をピッタリとつけている。
スキンケアにて綺麗になった肌は、チンカスと臭い汗に加えて酷く濃厚なザーメンを浴びていたのであった。

「んむっっ、、、はーっ♡♡ん、んむっ…♡さいこっ、凛太郎のオチンチン…これから毎日、セックスをして10代のうちに妊娠しちゃお♡そしたら、この身体を返してあげるね〜」

ぬいぐるみをそっと手で撫でる。その黒い瞳は何処かいつもよりも輝いており、悲壮感を感じさせる顔をしていたのだった

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かきこき太郎 2024/05/30 12:38

諜報機関の凄腕男は白バニーとなりメス堕ち快楽に包まれる

暗闇の中、腕を後ろに縛られた状態で床に長時間、床に放置されていたため、その冷たさが身体の芯までも冷やす。
冷たいコンクリートの感触を感じつつ目を閉じようとしても、ズキズキと痛む左足が強○的に覚醒を促しており、菅野結兎(ゆいと)は自身の失態に唇を噛んでいた

「まさかネズミが入り込んでいるとはな、まったく相当な腕の持ち主だよアンタ」

男の声が室内にこだましたのと同時に部屋の明かりが点滅していく。強いライトが付いたために思わず目を閉じた。暗転していた空間にいきなり強い光が灯って視界の一部がぼやけて見える。時間が経過していくとともにようやく慣れていくが、どうやら囲まれているらしい。

「どこかのスパイ?それとも、国のお偉いさんとか?俺たちが麻薬密売をしているグループって分かっていたから侵入したんでしょ?」

「答える気は無いか…それじゃあ、無理矢理でも口を動かしてもらおうかな!」

「っ、、、!?あ”あ”あ”っ!!??」

先ほどから激痛が走っている太ももに男たちは乱暴にも、鉄パイプで殴打したり傷口を抉るかのように器具でいじっていた。
着用している黒のパンツは太もも部分に大きな穴が空いている。それはちょうど、銃弾が入る程度の大きさでありズボン下にある自身の足をも、貫通させているほどであったのだ。

「幹部以外立ち入り禁止の部屋に入るから、そうなるんだよ。さてと、どこの使いか履いてもらおうかな?」

生殺しのような地獄に悶え苦しみながらも尋問は始められていく。一思いにやってくれればどれほど楽と言えるだろうか。風穴が空いた太ももを刺激し、落ちそうな意識を呼び戻される。人生で初めての任務失敗がこれほどにも屈辱的で尚且つ痛みを感じさせるものだとは知らなかった。
銃弾によって太ももが貫通しすぐにでも楽になりたいといった状況下、だがそれでも自白などをしないのは一流のスパイとして流石と言えるだろう。
そう…何1つも情報を吐かずに敵方の尋問に耐え凌ぐ男の正体というのは、こちらに銃や鈍器を向けている男たちの言う通り国からの要請を受けた諜報機関のスパイであった。

潜入任務を主としている極秘のスパイ集団、結兎は25歳という若さで一番の戦果をあげている者であり今回、薬物の濫用者が増えているという問題を解決すべく、海外を拠点とした日本で暗躍している麻薬密売組織へと侵入したのであった。
運び屋から始まって敢えてドラッグ好きな若者を演じる、屈強な体をしているが先輩を立てる後輩キャラを演じていき幹部のボディーガードなどに入っていって大元の情報源のある中核へと入り込んでいったのだ。

『あそこの部屋は重要な機密文書…まぁ、いってしまえば取引先のルートと顧客がまとめられて保管してあるんだ。もちろんセキュリティは万全で俺たち幹部でも入れない。情報は見ることはできるんだけどな』

酒に酔ったことで口を滑らす幹部、他の扉とは一際違う重厚な扉で固く閉ざされているのだが、どうやら結兎の狙っている代物があるのは、どうやらそこが当たりらしい。

(結構は近いうちがいいかもな。スパイ活動がバレないように…とりあえず、解除キーを確認するために巡回をして行こう)

監視カメラを設置していき、その都度、扉をふれたものを確認していく。それは普段、どういった人間が出入りしているのかを確認するためだった。
だが、やってくる人物は数週間かけて観察してみても1人の人物しか扉を開けようとしない。結兎はその開錠する人物をみて唖然としてしまった。その訳というのは解除キーでロックを外している人物というのはまだ小学生程度の小さな女の子であったからである。白のワンピースを着た黒髪の少女…こんな麻薬組織の中で彼女の姿なんぞ1度も見たことはなかった

結兎はそんな疑念を抱きつつも、任務を成功させるべく数週間の情報収集にて深夜の時間帯を利用し、任務決行の日に一度も間違えることなく解除キーを開けていき、中へと無事に侵入することができたのだった。

(よし、ロックは解除できた…中にあるものは一体…)

重厚なドアが開き中へと入るが、そこには何1つも存在しない、から空っぽの空間であった。パソコンも書類などを保管しているキャビネットも棚も…紙1つもない殺風景な空間。
どういう意味は理解できない、自分が気が付かない間に整理されていたのか…?必死に中を捜索していくが、それらしきものは一切見当たらないため焦りが結兎を襲う。

「くそっ…これってつまり……」

「ブラフ…いわゆる偽の保管庫ですよ。スパイのお兄さん?」

「えっ……!?あ、がっは!!あ”あ”あ”っ…うぅぅっ!!」

後ろからかけられた少女の声に思わず反応して後ろを振り向こうとしたタイミングで膝から崩れ落ちるかのようにその場で倒れた。動こうにも激しい激痛が体を襲う。生暖かい感触と痛みは主に左足の太ももからで、彼は後ろから足を撃たれたのだ

「そのまま、私の部下が来ますからゆっくりと尋問されててください。それが終わったら私があなたをゆっくり調教していきたいと思っているので」

「はぁっ……あ”あ”っ、、、く、くそぉっ……」

顔を確認しようにも手に持っていたライトは倒れた衝撃で遠くの方に転がっている。彼はズキズキと痛み足に思わず気を失ってしまったのだ。
そしてどれほど眠っていたのか分からないタイミングで強○的に開眼を余儀なくされる。集まった屈強な男たちによる尋問、もといい暴行にて結兎は捉えられていたのだ

「あー、こいつ口が固くて全然無理だわ。爪も何枚か剥がしたっていうのに」

「本当は耳たぶでも削ぎ落としたい…けれど、お嬢のお気に入りっぽいし無理か。まぁ、こいつはまんまと騙された人間なんだし?きっと碌な情報をつかめてねーだろ!あっははは!!」

「楽しそうね、そろそろ終わった?」

意識が途切れかけているような状況下にて聞き覚えのある声が聞こえた。そうだ、先ほど結兎の足に銃弾を放ち動けなくさせて、地獄のような尋問を受けさせた張本人……

「スフィン様、お疲れ様です。とりあえずあまり傷つけない方法でやったんですけど、情報を吐かなくて」

「いいわ、大丈夫。あとは私が調教して色々と吐かせようと思っているから。それよりも発信機とかは全部壊したりした?」

「はい、探してみたら監視カメラが複数個、扉付近に設置されていました。あと、こいつの手の甲に何やらマイクロチップ入っていたので取り出したのち逆探知で情報源を探ってます」

(……いったいこいつら何を話しているんだろう……)

すでに音すら聞こえなくなった結兎、それほどにまで疲弊している状態であるのはいうまでもない。
彼はうっすら開けた視界の中で口パクで話し合っている少女と男たちといった情報しか視覚情報としてにゅうすできなかったのである。

「おーい、聞こえてるかな?まぁ、聞こえてなくても別にいいか。お兄さんには、これから専属のペットになって遊んでもらおうと持っているの。確か、結兎って名乗っていたわね…決めた、あなたには可愛らしいうさぎさんの格好をさせてあげるから」

口の動きしか伝わってこない中、理解することができたのは『調教』という文字であり、結兎はそのまま意識を失っていったのであった

・・・・・

「す、スフィンお嬢様…おはようございます、、、」

「おはよう結兎。ふふっ、今日は白なのね。その色合いもとっても似合っているわ」

結兎が今いる場所、そこは潜入していた小汚いアジトではなくて庭付きの大きな屋敷のような一軒家であった。屋敷の中も広く、まるで有名な資産家が建てた豪邸の様な空間なのである。温暖な気候に加えて、生えている植物や部屋の内装は自身が生まれ育った日本とは少し作りと言えるだろう。

「ど、どうぞ……」

「うわぁ〜、今日の朝食はとっても豪華なのね!ふふっ、たった1ヶ月で給仕が様になるなんて、やっぱりスパイは器用な人が多いのかしら?」

「それにしても、あんな格好いい男がこんなにもいやらしい肉体になっちゃうなんてね〜えいっ!」

「ひゃっ、や、やめてください///」

「あっははは!ほんと、女の子みた〜い!」

食事をとっていたシェリルは、結兎の着用している衣服から見て取れる小さい果物が付いたような胸の膨らみをフォークで突いていく。

細く真っ白な腕に編みタイツで覆われたムチムチの太もも。それでいて左足には痛々しい銃弾の跡が残っており、高いヒールを履いている身体の重心は少し斜めになっている。
背丈は変わらずで胴体には光沢感のあるスクール水着かのようなレオタードを着用している。頭頂部にはうさみみカチューシャがつけられており、肩周りを露出させた大胆な格好であるバニーガール衣装を着用していたのだ。
短髪であった髪は少し伸びて肩に触れるほどのセミロングヘアーとなっており、黒髪は対照的に思える明るい金髪へと染め上げられている。

その姿は一目見て、女性と見間違えるような風貌であるが発する声色はやや低いし、なにより下腹部のレオタードの鼠蹊部はもっこりと膨れ上がっていた。元の身体と比較して見る影も無くなった男らしい結兎の体躯…それは、麻薬組織のボスの一人娘であるシェリルが、あの時、結兎を自宅へと連れて帰ったのち傷の治療と並行して強○的な女体化を進めたからである。

「ほら、結兎?こっちにいっらしゃい。貴方も食事をとっていないでしょう?私がご飯を食べさせてあげるわ」

「っ、、、あ、ありがとっ…ございます」

テーブルにて食事をとる彼女は手招きをするため、その場に跪く結兎。彼女は使い捨てのビニールの手袋をつけたのち差し出してきたのは、白い液体がついたスティック状の人参であり、彼はノーハンドでそれに口をつけていった

「ふぅっ、、、んっ…お、ぉうぇ…」

「美味しい?貴方、この味が大好きで堪らないのね〜うちの男達も結兎の為にいっぱい出してくれたんだから」

「んっ、、ちゅっ…ちゅるる…んっ、、、」

下でその白い体液のついたスティックをしゃぶり歯で人参を噛み切る。正直、味なんぞ先ほどしゃぶった白い液体のおかげで味わうことは不可能だった。
そして、彼女はスティックについた液体をペット用の容器に半分ほど移して飲むように指示する。
臭いニオイを放つ液体…それは、結兎自身もたまに放出させる男のザーメンであった。

「ほら、朝からちゃんとご飯取らないと倒れるわよ?ふふっ、いつも見たく無様に飲みなさい」

ザーメン塗れの容器の中に、まるで吐瀉物かのような粗悪な粥が盛られる。これが、メスウサギ奴○とかした結兎の食事であり、それを一日3食食べさせられるのだ。
そしてそれ以外は休む暇もなく調教…もといい、本部に近いアジトに連行させられて幹部達の性処理に使われるのである。

移動は自分を海外で輸送した時に使った大きめのキャリーケースに詰められて移動させられる。口にはギャグボールが噛ませられ、尻穴にはバイブなどをその時の気分で挿入させられる。判断は全て自身を引き取ったスフィンという、麻薬密売グループのリーダーの娘でありながら高い頭脳にてNo.2にまで上り詰めた少女の匙加減だ。

彼女が生理など機嫌が悪ければ当然、乱暴に扱われる。朝から始まった幹部たちの性欲処理だけに収まらず清潔感が微塵もない下っ端の男たちの性欲の捌け口もさせられるのだ。

一度脱走を試みた時がある。彼女が住まう屋敷は文字通り、スフィンと数名の侍女しかいないため脱走は容易であると思った。しかし、不自由な足に加えて彼女は結兎の身体にGPSも埋め込んでいたのだ。

『飼い主の目を盗んで脱走だなんて。全く、もうちょっと本格的な調教とわからせが必要そうね』

そういって強○的な女体化を進める治療が進んだのと同時にチョーカーのような首輪もつけられた。それは、反抗的な感情や思考に反応してスタンガンのような電気信号を発生させるものであり、飼い主に抵抗する兎は程なくして重々なペットとなったのである。

連れてこられた場所はどこにでもあるようなオフィスビルであり、そこが彼らの本拠地。そこで日本のラブホテルのような作りとなったベットルームにて、帰るまで監禁となる。
ノックして次々とやってくる浅黒く体格の良い外国人、乱暴な性処理は苛烈極まりないものであり、無理やり行われるフェラや尻穴への挿入行為にて出血をしたのか数えきれない。

「くそっ…な、なんでこんな羽目に…はぁっ、あ”っ♡ちょっ、、、もうやめっ」

ずらし挿入にて繰り返す尻穴での性行為。放出された男たちの欲望は掻き出すこともできずそのままレオタードに染み込んで、お漏らしをしたかのように股下でボタボタと垂れていたのであった。

『こいつ、男のくせにいい反応をするよなっ、おい!もっと奥までしゃぶれよ』

『そういえば向こうでは結構いい仕事をしていたらしいぜ、なんでも俺たちを捕まえようとしていたらしいんだと』

外国人同士の会話であるが男たちの会話は結兎の脳内ですぐ翻訳される。自身を嘲笑しているものだとはっきり理解することができた。男らは構わず口や尻を侵していき、小ぶりな胸もパイズリなどで使用していき1日を終えるのであった。

「ヤッホ〜今日もまたすごく可愛がってもらったんだね〜」

放心状態でベットの上で倒れ込む結兎。体全体をソースがかけられたかのようにドロドロにザーメンが付着しており、お尻からは大量失禁でもしたかのような精子が深い色を作った尻から垂れ流れている。

「みんなに人気なような何よりだよ、私がこんな可愛い姿にさせてあげたおかげだね。あ、そうそう!他の幹部の人からさ、もうちょっと爆乳にして欲しいって言われたんだよね〜あと、オチンチンもいらないってさ」

「結兎ちゃんには、もっと大きいおっぱいを作ってあげるね?それと、この邪魔な粗チンはもう、バイバイしちゃおっか!」

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