開発日記[りんごさんのお店]

本日は、りんごさんのお店を組み立てておりました。
近頃は、石畳の道に落ちた葉っぱをパリパリ踏み鳴らして走るのがちょっと楽しくなってきたミシンです。
お昼は、えさほいさとそろそろアパートに帰りつく頃に、作り置きしていた冷蔵庫の野菜炒めを昨晩食べきったのを思い出しました。どうしようかと考えていると、アパートのすぐ隣にあるスナック店の定食が久しぶりに再開していたのをみつけて、お昼はそこで煮物の定食を頂きました。
マスターの小母さんも元気そうで、ミシンは先月の手術のことを聞かれました。遅ればせながら…何事もなかったことや経過などを報告をしていると、ほどなく料理が出てきました。煮つけはほくほくのじゃがいもにキノコはしいたけ、ごろごろぶつ切りの大きな骨付きカルビと具だくさんなので、ミシンはずっと定番にしています。その日は、カルビの他にもお肉が入っていたので聞いてみると、近所の猟師さんが持ってきたイノシシ肉とのことでした。先に炒めてから煮つけたそうで、しっかりとした肉質にも関わらず、とても柔らかくてほんの少し香る独特の風味も好みでした！
イノシシと言えば。春は電車で10分くらい山の方に行くと、とても良い花見の場所があるのですが、民家の間を普通にでかいイノシシがのそのそ歩いています。そのへんの犬さんよりひとまわりも大きいので、初めはびっくりしていたのですが…っ向こうはまったくこちらを気に欠ける様子もなく、次第にこちらも慣れて警戒しなくなりました。
猟師さんと聞くと、山でタン！と猟銃を撃ったりする印象ですが、あのあたりのイノシシなら縄でひょいと捕まえられそうです。もしやあのときの…？と思いながら、その日はお客さんがミシンだけだったので、そうだそうだと銀杏の下拵えについても教えてもらいました！

りんごさんのお店！

ミシン家具店でのリンゴ販売も大好評だったりんごさん。頑張って貯めたお金で、ついに念願のりんご店を開く運びとなりました！
お店の場所はりんごさんが以前から目をつけていた、リンゴ畑にもちょうど良さそうなところのようです。森のみんなもいつもお世話になっているりんごさんのために一肌脱いでくれたので、あっという間に建屋は完成しました。残すは、内装！というところですが、この日は良い時間なのでここで一区切りして、夕飯はみんなでりんごさんの手料理を頂くことになりました。

どうぞよろしくお願いいたします。