同人ゲーム紹介_その2
※本記事は、ゲームのネタバレを覚悟の上、自己責任で読んでください。
サークル様紹介
さて、二つ目のおススメ同人ゲーム紹介です。
それは~……サークル・ランドカット様です!
……え?
ゲームじゃなくてサークルの紹介に変わったのか…ですか?
いえいえ。そういうわけではないのですが、こちらのサークル様でゲームを一つ選ぶのがなかなか難しいのです(汗
ランドカット様は同人らしく、非常にブレない作品をコンスタントに提供してくださるサークルです。
よって、作品数もなかなかの数になります。(私がプレイしたことがあるのは一部ですが)
サークルの特色としましては、主人公は女性一人。ゲームは基本的にRPG形式。世界観はファンタジーベース。
エロジャンルとしましては、羞恥・恥辱・陵○やNTRをメインにした豊富な立ち絵エロが楽しめる段階エロ。といったところでしょう。
特に、主人公であるヒロインが着用する衣装が、段階ごとに変化します。主に露出が増えたりするのが印象的です。
ヒロインは正義の味方or善良な一般人。
基本的に身近な男性が悪役(間男)となり、悪の欠片もないようなヒロインをいやらしい目にあわせるのがパターンとして多いです。
何故迷うのか
そういった優秀なゲームを数多く世に出してくださるランドカット様ですが、何故一つに絞るのが難しいのか。
前述のとおり、性癖としてもシステムとしてもブレないため、結果的に優劣がつけにくいのです。
ここから辛口丸出しになります。
こちらのサークル様。クオリティは安定しているので、ある意味サークルとして基本系ができています。それだけに突き抜け切った要素は少なく、どの作品も差の小さい一長一短があるゲームという評価です。
結果として、毎回70点代後半~80点代前半をたたき出す。良く言えば安定した、悪く言えば大きく冒険しない。
それだけに、どれを推すか…悩みます。
一応自分としてベスト3までは絞れます。
その中で、一番に選んだのは……
結果発表~♪
悩んだ末、ランドカット様作のおススメゲーム。
第1位は~……
6年以上前に発売された本作ですが、すでに現在のランドカット作品の基本形は完成されています。
ちなみに2~3位は、
『女騎士カレン ゴジャ島漂流記』
『サラと浄化の魔法陣』
となっております。
個人評価
さて、相変わらず私ごときが点数をつけてしまいますが。
ミーアの点数は~……
83点!!
ちなみにカレンとサラは共に82点。
本当に差がないですね…(汗
正直、この三作の順位は気分で変動するくらい僅差なのです。
ヒロイン紹介
そんな拮抗するランドカット作品の中で、何故ミーアが1位を取るに至ったか。
ズバリ!…ミーアが可愛いからです^^
…おい!
その理由?とツッコミが入りそうですが、散々述べてきたように差をつけるのが難しいのだから、どのヒロインが一番好みか…に頼るのも仕方ないのです。
しかし、本作のヒロインであるミーア。
何が良いのかと聞かれると…ん~~~~…何が良いんでしょうね?…おい!!
いやいや、半分冗談なのですが、なんというか彼女は「普通」なんですよ!
身分は一学生で、神秘的な美女というわけではないくらいのクラス一の美少女レベル。
特殊能力もない一般人。キャラとしてもあり得ないような突き抜けた部分が無い。
ですが……それが良いんです!
例えば、カレンは王国騎士。サラは魔法使い。他のランドカット作品には王女なんかもいます。
しかし、ミーアは普通の女の子。
明るくて、かたすぎない程度に真面目で、友達も多く所謂クラスの人気者。
勝ち気過ぎず、内気過ぎない、このバランスの良さ!
愛情あふれる中流家庭で不自由なく育ってきたため、町でも評判が良く「ミーアちゃん?素直で良い子よね~」と言われるようなキャラクター。
リアルで付き合うのなら、尖った部分は要らないのです。こういう、「恋人にしたら、時々ケンカしつつも、なんだかんだ将来は温かい家庭を築けるだろうな」という雰囲気が素敵なのです^^
それだけに!そんな彼女が寝取られていく背徳感…それが本作の肝です!
NTRを避け続けてきた私に「NTRありかも…」と思わせてくれたゲームなのです!
※勿論、ランドカット作品の中で、ミーアが唯一の一般人ヒロインではありません。
新妻エリサや村娘ユマは、まさに一般人だと思います。
ただ、ユマは未プレイですし、エリサはベスト3に入らなかったので…(汗
ゲーム紹介
ファンタジー世界がベースながら、今回のヒロインは一般人なだけに、本作では剣も魔法もありません。
シュバール学園に通うミーア=クリフォード。幼馴染のトニーとは友達以上恋人未満な関係。
そんな平和な日常を壊したのは転校生のダグ(間男w)です。
父親の権力と財力をかさに着た、分かりやす~い嫌な奴。
ミーアを気に入った彼は、彼女を手に入れるために計画を練ります。
その罠にはまり、父親の借金を返済することを誓ったミーア。
様々なバイトを掛け持ちしながら、健気に頑張るミーアの奮闘記!
これは、そんな彼女のお仕事ゲームなのである!!
……あ、嘘ですm(__)m
いえ、嘘ではない…かな。
全年齢版のゲームなら説明はそれでいいのでしょうが、ところがどっこい!こいつはエロゲです。
当然バイト先でもミーアは楽しいひどい目にあいます。
バイトごとに恥ずかしい衣装に着替えさせられたり、覗かれたり、セクハラされたり。
エロ水着を着てミスコンに参加しハプニング(?)なんてことも!
それでも両親のために働く、良い子のミーアをみんなで応援しよう~☆
素晴らしい部分(加点要素)
・褒めるべき部分はやはり、なんと言ってもヒロインのミーアが可愛いところ!
・そんなミーアを、エロい格好の立ち絵に着せ替えさせて辱める楽しめるのです。
・そして人前でエロい格好でいたら、当然いやらしいセクハラをされて、しまいには…という理不尽な陵○展開。
・私が一番好きなイベントは、路上で男がミーアを半ば脅迫してエロい衣装に着替えさせようとするイベント。白昼の路上であるにもかかわらず、着替えるためにミーアは全裸になるのです!ミニイベントながら、いっちゃんエロいです♡
・基本的システムとして、ストーリーを進めていく毎に着せ替えられる衣装が増えて、その姿に対してNPCの反応が変わる。ランドカット作品の売りとも言えるポイント。
・もう一つのランドカット作品の売りポイントである「立ち絵エロ」!
豊富な立ち絵エロが興奮を誘います^^
・間男であるダグのキャラが立っている。
テンプレではありますが、腰巾着二人を連れたやらしい不良タイプ。
とはいえ、ミーアへの思いの強さや、時折「実は良い奴かも?」と思わせる言動が、一見魅力的に見えます。(実際、ミーアもほだされます)
しかし、この男。結果から言うとかなりのクズです!救いようがないくらいの…
こんな奴だからこそ、ミーアが寝取られていくことへのやるせなさが、思わず興奮を誘うのでしょう(おぃ
・寝取られ役トニー。
幼馴染のトニーが、良い奴なんだけどニブチン。良く言えば優しい男。悪く言えばナヨナヨシテいる煮え切らない男。
こういう奴だから寝取られるんだよ…と納得してしまえるタイプです。
ちなみに、ランドカット作品の寝取られ男は大概このタイプな気がします…
・モブキャラも良い
ミーアには二人の女友達がいますが、モブながら前述の腰巾着二人とフラグを立てたりして、終盤まで絡んできたり。
ミーアにストーカーしてくる男子がいたり、とモブキャラも侮れません。
・ランドカット作品に多い傾向ですが、マルチエンドになっています。
トニーと結ばれるEDもあるので、NTR嫌いな方にも救いはあります。(もっとも、その前に寝取られているのですが…)
といった感じで、以前の記事にあった「NTR」「立ち絵エロ」を羞恥・陵○シチュでたっぷり楽しめるのが本作…というか、ランドカット作品に多く見られる魅力です♪
ちょっと残念な部分(減点要素)
かなり魅力的な要素があるゲームですが、結果的に残念な部分もあります。
・私が羞恥モノのRPGに求める要素として「全裸徘徊」があります。
やはりヒロインを自由に操作して辱めるのがRPGの醍醐味でしょう♡
本作にも「全裸徘徊」があるにはあるのですが、エリアが限定されています。
勿論、全てのマップで徘徊可能となると、作り手側の苦労が半端ないので仕方が無いのですが…問題は徘徊できる場所です。
娼館エリアなんですよね。しかも、その時ミーアは不本意ながら娼婦にまで堕とされてしまっている状態なので、全裸徘徊したところで羞恥シチュとして弱すぎるという…残念!
・それを踏まえて、最も不満が大きいのが「スライムイベント」です。
とある目的のために、ミーアは一人で地下のスライムエリアを乗り越える必要にかられます。
お約束としてスライムは服だけ溶かしますwww
しかし!前もって知っていたミーアは、スライムエリアの手前で服を脱ぎ捨てて進むのです。
う~ん?まあ、それはそれでエロいといえなくもない…か。でもな~~…
そこで!前述のストーカーがミーアの後をつけるのです。
私は思いました。この男が脱ぎ捨てたミーアの服を盗んで持ち帰りズリネタにする!と。
そうすればスライムエリアに戻ってきたミーアは服が無いことに気付き、仕方なく全裸で帰宅する羽目になります。よね?これで「全裸徘徊」シチュになるじゃん!と。
しかし、ストーカー男はミーアが服を脱いだのをいいことに、襲い掛かってエロいことをするのです!……え~~~~、なんじゃそりゃ(汗
そんな大胆なことするなら、最初から襲えばいいじゃん。
もう、期待していただけに、かなりのガッカリイベントでした。
・これは加点と正反対になるのですが、モブでフラグを立てていた2カップルの扱いが雑だと思いました。
モブだから仕方ないとも言えますが、結局ミーアの友人二人も娼婦に堕とされて、フラグを立てていたはずの腰巾着にいいようにされる…的な展開。
もっと恋愛関係にしてほしかったですね。まあダグがあんなキャラだから、子分もこの程度といったところでしょうか。
おまけ
一応ベスト3に入ったので、サラとカレンのゲームとしての個人的な魅力をサラッと紹介。
『サラと浄化の魔法陣』
・ぶっちゃけ間男役であるワレリーが相当カッコいい!
正直に言うと、ワレリーの魅力だけでベスト3に入ったゲームです(^^;
間男だし、卑怯で悪党で、表面的にはダグに似ているのかもしれませんが、全っ然違います!
ワレリーは魔導士としての実力も高く、頭も切れる。
財力も権力もないが、自分の実力で道を切り開きます。
サラへの想いも本物で、時には身を挺して彼女のために戦うのです!
それだけにワレリーと結ばれるEDでは、子煩悩な父の面を見せたりして。
DBでいうベジータな雰囲気です♪
『女騎士カレン ゴジャ島漂流記』
・最大の魅力は全裸徘徊のエリアが広いことです!
『ミーアのお仕事』では不完全燃焼でしたが、こちらでは街一つの中を強○全裸徘徊させられます。
しかもミーアほど堕ちてはいないので、羞恥シチュをたっぷりと楽しめます♪
・もう一つ上げるなら、間男役…いえカレンには想い人がいないので、悪役ですか。とにかくその聖職者『ザモ』のキャラが憎めないことです。
ワレリーほどカッコいいわけでも、ダグほどクズなわけでもない。
カレンが(一応)強い騎士というだけあって、案内役&サポート役として同行するザモがゴマをすりながらついてくる腰巾着のように見えますw
ワレリーやダグのような強引さが無く、行く先々でエッチな役得を味わうという小悪党なキャラ。
口調も丁寧ながら、いやらしさが隠しきれず、なんだかタイムボカンでいうボヤッキーな感じwww
なんだかんだとカレンもザモに助けられるため、最終的には今までのお礼という感じでザモに自ら体を許すカレン。結局いいコンビだったな~、と^^
最後に
以上、また機会があれば他のランドカット作品も紹介したいですね。
ランドカット様は基本形ができているとは言いましたが、完成しているわけではありません。
アニメーションを取り入れたりして、日々進化しておりますので、今後は90点台も狙える作品を期待します!