不志陀羅亭 2021/08/22 21:00

【報告】活動休止のお知らせ

ギリギリまで休止するか悩んでおりましたが、
とても恒例の活動記事や投げ銭記事を作れる状態ではなくなってしまったため、正式に活動休止の告知をさせていただくこととなりました。

理由はお察しの方も多いかもしれませんが、コロナです。


思ってた以上に状況は長引きそうで、現在の状態でCIENの活動を続けても、とても満足行く情報を皆様にご提供できないと判断したため、やむを得ず活動を休止させていただく運びとなりました…。少なくとも今月の記事はすべてお休みとさせていただきます。

※投げ銭用記事を楽しみに購読してくださってる方には誠に申し訳ございません…。今月は更新できませんのでご注意ください。



※以下の記事は、コロナの驚異に関心のある方のみお読みください。
 決して楽しい記事ではございませんのでご注意を…。






先日、とうとう父が感染してしまいました。
保健所の指示で自宅療養を行い、41度以上の高熱が出ている父を、用意した隔離部屋に入れて母が世話をしていたのですが、数日後突然大慌てで母から連絡が来ました。

父の酸素飽和濃度が徐々に下がっていってる…っ!と。母はコロナの症状の度合いを測る目安として、酸素飽和濃度を測定できるパルスオキシメーターという道具を予め用意しており、それを父に持たせ定期的に測定させていたのです。
その時、父は肺炎も併発してしまい、酸素飽和濃度が93%未満にさしかかっていました。


※新型コロナウイルス感染症患者の血中酸素飽和度が「96%以上」は軽症、
「93%超〜96%未満」は中等症Ⅰ(呼吸不全なし)、
「93%以下」は中等症Ⅱ(呼吸不全あり)と評価しています。
 90%以下になったら本当に死ぬ恐れもあります。






確かに若くないとはいえ、それでもまだ50代半ばの父。
確率的にもそこまで悪化する可能性は高くないだろうと考えていただけに衝撃的でした…。長年禁煙しているとはいえ、若い頃は相当な喫煙家であったことが原因でしょうか…。父がワクチンをまだ一回しかうてていなかったことを悔やみました。


隔離部屋の父のことは、LINEや電話で様態を確認していたのですが、
明らかに声が弱々しくなっていました。
すでにパンク寸前である保健所の電話でしたが、この状態ではやむを得ず
何度も何度も何度もしつこく連絡を取り続け、
なんとか診察をしてくれる病院を見つけることができました。
車を準備し、もう自分で歩くことも難しかった父を私が担いでなんとか病院に連れていきました。

※コロナは2類感染症に指定されているため、自分らで勝手に病院に向かって診察してもらうことは不可能です。
保健所を通して病院を手配してもらうしかありません。




診察してもらった結果、父の酸素飽和濃度はその時点で92%とやはり相当に危険な状態だったことが判明し、すぐに入院の手続きを取らせてもらうことができました。
あちこちで医療崩壊がおきている現状で、入院できたのは本当に運が良かったとしかいえません。現在も酸素を鼻からチューブで送っている状態ではありますが、なんとか一命を取り留めることが出来たようで安心しました。

もし、パルスオキシメーターを準備しておらず、
徐々に酸素飽和濃度が下がっていく様態に気づけずにもう一晩経過していたら…。
間違いなく私は父を失っていたでしょう。
現状、高熱というだけでは診察をしてもらえませんから…。


一安心したのもつかの間で、やはりその後恐れていた事態が発生しました。
もともと濃厚接触者であった母はもちろんのこと、私もここ数日
発熱が続いております。十中八九感染してしまったのでしょう。

父を家から連れ出す際、マスク以外の感染対策をろくにせず父に接触し、長時間病院の前で車内待機をして、意識の確認をとるため声をかけ続けていたのが原因でしょうか…。とはいえ、今まさに父の命が失われようかという状態でしたので、とても冷静ではいられず、自分の感染予防まで気を回す余裕は本当にありませんでした…。もうひとまずは、目先の命が助かってよかったのだと強引に自分を納得させております。



幸い私自身は、基礎疾患もありませんし年齢的に重症化する確率はほぼ0のようです。なので現在は自分の様態もこまめに確認しつつ高熱を出している母を看ております。
母はもともと非喫煙者のうえ、年齢も父と同じであるため重症化のリスクはやはりそこまで高くはありません。…が、すでに父が命の危険に遭遇した以上、とても楽観視はできません。



誰もが備えておくべきだと思ったもの。
・パルスオキシメーター

今回はこれの存在に大きく救われました。
高熱というだけでは軽症の扱いなので、苦しくても診察を受けることは出来ません。
今回保健所に病院を探してもらえたのは、間違いなくこれによる酸素飽和濃度の数値を伝えることで、危機的状況を正確に伝えられたことだと思います。無論そのあと入院できるかは、その地区の医療状況によりますが…。

余裕があれば皆様も、ぜひパルスオキシメーターのご購入の検討を…っ。
購入したときは、まぁ念の為。程度の認識だったこれが命綱になるとは思っていませんでした…。ちなみに日本製のがよいとのことです。


そういうわけで、自身の体調不良もありますが、父が入院している以上私しか母を看られる人間がいないため、当分の間とても活動をする余裕がなくなってしまいました。
日頃より応援してくださっている方々には大変もうしわけありませんが、何卒ご了承くださいませ…。


それでは皆様、どうかご自愛を…。


不志陀羅亭

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    ななし ID00639970
    皆様がご快癒されることをお祈り申し上げます。
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    230FW ID00361760
    ご快癒をお祈り申し上げます。
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    ご家族様の快復を心よりお祈り申し上げます
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    ご快癒をお祈り申し上げます。
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    快復をお祈りします

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