千年女優、ブレイバーン、東京陰陽師

　おっさんずラブに出演している井浦新について調べてたら、映画『蛇にピアス』のシバ役だということを知ってＹｏｕＴｕｂｅで予告編をみたら本当に井浦新の面影があって驚いた。昔はＡＲＡＴＡという芸名だったんだね。
　『蛇にピアス』は原作を読んで映画はレンタルで借りて観たことがあります。やはり原作のヒリヒリした感じは映像より小説の方が想像力が増すから原作のほうが読んでて心に深く残りました。結末を知っているからなのか、映画のほうはあんまり…という感じだった。個人的には。原作小説が強すぎるのだよ。
　ていうかだいぶ前に『月曜から夜ふかし』でスプリットタンをしている若者がインタビューを受けていたが、やはり蛇にピアスの影響なのか？　そうなのか？　だってスプリットタンのやり方ちゃんと書いてあったもんね。
　10代のころ、直木賞ではなく芥川賞受賞作ばっかり読んでいた時期があったのをふと思い出した。エロも暴力もあって子どもに読ませたくないような(未成年が読んだらアカンやろ、悪影響受けるだろ、みたいな)刺激的な作品がわりとあったのだ。いま調べたら『蛇にピアス』と『蹴りたい背中』と『ハリガネムシ』と『限りなく透明に近いブルー』と『乳と卵』と『共喰い』しか読んでないな。刺激的な小説を求めるなら芥川賞を読むといいぞ。まだ18禁コンテンツに触れる前だったから余計に衝撃を受けましたね。何も知らない親からしてみれば「読書しててえらい」みたいに見えるけれど、中身はけっこうアレだぞ。ストーリーも描写もエグイものもあるぞ。文字だけだからまだ許されてるけど実写化したら18禁だぞ。

　井浦新といえば『止められるか、俺たちを』で若松孝二役を演じてましたね。今年3月に続編が公開されるそうです。前回の『止め俺』は観に行きましたが、今年のはどうするかなー。前回のは門脇麦がメインで女性の助監督を演じてて、映画づくりにかける情熱がビシビシと感じられてけっこうおもしろかったです。がんばってピンク映画撮ろうとしていたところとか。

千年女優

　今敏監督『千年女優』がリバイバル上映されていたので観に行きました。2024年一発目の映画鑑賞です。
　去年、パーフェクトブルーが上映されていたが、1日1回夜だけの上映だったので観に行けませんでした。
　今敏監督作品を初めて観ました。暗い話なのかと思いきや、それほど暗くなかったです。むしろなんか爽やかな感じで終わったし。でもＥＤ曲が禍々しさを出しているのだ。
　人生ってそんなもんだよ…うん…ていう苦々しさもあります。爽やかなのか苦いのかはっきりしないような後味でした。
　新年最初に観る映画として百点っていう感じの映画だった。山寺宏一の存在感がすごかった。
　平沢進の曲を映画館で浴びるのが最高だった。平沢進の曲は『庭師ＫＩＮＧ』が好きです。ていうかそれ以外の曲をあまり聴いたことがないのですが、千年女優のエンディング曲は予告編をみたときからずっと頭に残ってて中毒性があります。
　たぶん『パプリカ』もリバイバル上映されるはず。ていうかしてくれ。観に行くから。

ブレイバーン

　今期覇権です、はい。まだ2話だが。
　ニコ動向けなのに2話以降配信してくれないからアベマで視聴します。
　いままで、好きなロボットアニメは？と訊かれたら「コードギアスです」って答えるつもりでいたが、これからは「ブレイバーンです」って言います。
　『アキバ冥土戦争』と同じニオイを感じます。ちゃんと死人が出てるのにシリアスな感じがしません。巻き込まれ系主人公です。キャラクターの勢いに押されています。ＥＤが演歌です。
　これから4月まで、毎朝会社に行くときにＯＰ曲を口ずさみます。
　
　ロボットアニメだと『ガサラキ』ていうのが気になってます。しかしＹｏｕＴｕｂｅで、ガサラキ6周した人の解説動画をみたらわりと難易度高そうなアニメだというのを知ったのでちょっとやめておこう、となった。ていうか6周するってすごいな。

東京陰陽師

　これまで18時間プレイして、四谷と上大崎ルートをクリアしました。でもなぜかＣＧが2枚残っています。これはどこか別のルートで回収されるのか？
　個別ルートに入ってからは４時間くらいでエンディングにたどりつけます。
　次はバサラルートに入って、最後に目黒ルートに行きます。
　上大崎のＢＡＤエンドがわりとヤバかったです。紅天の鏡丞といい、スパダリ枠はなぜヤンホモ化してしまうのか。