D’s Production 2020/10/23 23:29

新作鋭意制作中19 並々ならぬ執着

前回の記事を書いた後に気づいたことがありました。

前回の記事は横顔の描き方についてという内容だったのですが、それで使ったこちらの画像。

本題とは無関係に、個人的にすごく気になることがあります。
おわかりになるでしょうか?

「塗り漏らし」です。
本来色が塗られていなければならない箇所に、色が塗られておらず穴が空いているという状態です。

では、どこに塗り漏らしがあるか?
「この画像には塗り漏らしがある」と言われても見つけられないかもしれません。

答えはこちらをご覧ください。

裏側の首筋です。

皆さんは自力で探すことができたでしょうか。
仮に見つけることができたとしても、それを修正しようと思うでしょうか。

絵描きのこだわりポイントも千差万別でしょうが、私はこのような塗り漏らしが非常に気にかかるタイプです。
人によってはこの程度の漏れならば気づいても直さないという人もいるでしょう。

絵の描き方によっては「塗り漏らし上等」という場合もあるでしょうし、それが味わいになる可能性もあります。
そもそも塗り漏らしという概念そのものが存在しないかもしれません(例えば水墨画などがそれに該当するでしょうか?)。

もちろんこれはすでに完成した作品(《虐殺大陸》)の画像ですから、修正されることなく最後まで「塗り漏らしてしまった」ものです。
画像の製作中になるべくなくすようにしているのですが、完全になくすのは難しいものです。

そんなことを気にするより他に気にすることがあるのではないか、と思われるかもしれません。
多分その指摘は正しいのでしょうが、タイトルにある通り、これは「執着」なので。。。(;´∀`)
それに、この画像の塗り忘れ程度ならば、実際のゲーム画面では1/4に縮小されるので普通は絶対に気づかれないでしょうが、もっと大きな塗り忘れが頻繁に登場するようではそうもいかないかもしれません。
実際、私が他の人の絵を見て末端の塗り忘れや線画の歪みに気がつくことは非常に多くあります。もちろん、これは私がそこにこだわりを持つ絵描きだからというところが大きいですが、稀にそれが絵全体のクオリティの低下に繋がっているのではないかと思われる時もあります。

しかしながら、一般に人が注目する部分に注力し、それ以外は手を抜くというメリハリのある描き方も、うまい人ならばするでしょう。(逆に言うとうまくない人がそれをすると力の配分を間違えてしまうということでもあるかもしれません)
私もそれを学ぶべきだとしばしば思っています・・・(+_+)


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