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2020年 10月の記事 (27)

しゅれでぃんがー 2020/10/22 21:05

日記 VTuber

 いつごろからか、テレビを観なくなった。元々バラエティしか観ていなかったが、一時期政治にかぶれた影響でニュースやワイドショーが頭痛を起こすほどに見るに堪えなくなって、電源すら付けなくなったのだ。自分の私見や憶測、感想を話すニュースはニュースとは言わない。それはワイドショーである。お昼時など、そういうコメンテーターが我が物顔でご高説を振るっているのを見ると吐き気がする。


 最近YouTubeでよく見るのはVtuberである。ゲーム配信が主ではあるが、企画ものの生放送をやっていたり。切り抜きを観たりしているとあっという間に時間が経っていく。キャラを守ったRP(ロールプレイ)をしている人は面白い。ふとした時に出る発言や行動が奇抜。さすが配信者。それを参考にし、自分の創作でもこういうキャラ使おう、というキャラクタープールを広げる肥やしになっている。

 ゲーム配信は著作権的にブラックだろう、と思っているので。基本的に対戦ゲーム以外の配信は観ない。最近はAPEXの動画ばかり観ている。自分ではPCスペックが低くてできないが、上手いプレイと喋りを聞いているだけで楽しい。LOLは、人のプレイ観るより自分でプレイしたいから観ようと思ったことは無い。

 しかし、あの世界。楽しいばかりの世界では無い。一歩、深く足を踏み入れるとどす黒い人間劇場が開幕している。自分は、それで悲しいことがあった。


「ゲーム部」というチャンネルを知っているだろうか? 株式会社Unlimited(今株式会社Brave group)が運営してるチャンネルのVTuber団体である。数年前は、VTuberの中でもトップを争うぐらい勢いがあった。かくいう私も、あのチャンネルからVTuberの存在を認知し、日常に浸透させていった。

 しかしある日、唐突に声優が変更。調べてみると、声優と運営会社の間でトラブルがあったらしい。パワハラがすさまじかったそうだ。そのせいで声優たちは体調を崩して精神を病み、そして一人、また一人と交代していった。そして最後の一人がいなくなった時。私の中の「ゲーム部」も終わりを迎えた。

「道明寺晴翔」(どうみょうじはると)というキャラを演じている声優さんが凄かった。頑張っていた。積極的に外部とコラボし、色々な案件をもぎ取る力もあった。そのキャラクター設定も面白かったし、それなのに身体を張って動画を撮る姿がとても好感が持てた。だからこそ、彼がいなくなったのは悲しかった。その時、VTuberといえども観ているのはキャラじゃない。演じている人間の人間性なんだな、と学んだ。

 この件については、この動画の方が詳しい経緯をまとめている。そういう裏側が見たくない人は見ないほうがいいが、個人的には知ってほしいと思う。纏めた本人たちも収益化を入れてるようなので色々ありそうだが、ここまで詳細にまとめてくれているのはありがたい。今思えば、Youtuberのもこう氏と繋がりが深い、という時点で察するべきだったのかもしれない(彼については、調べれば色々でてくるが割愛する。興味無いので)。たぶん、Unlimitedの社員(役員か社長?)がぷよぷよ繋がりで繋がっていたんだろう。ぷよぷよについても、この会社には黒い噂がある。

https://www.youtube.com/watch?v=ThYWUwOtuW4

 それともう一つ個人的に特筆したい部分は。この会社が抱えているCtuber(キャラクターチューバー、という新しい概念らしい。この会社が提唱している。Vtuberとは違うよ、という言葉遊びにしか見えないが)の「クレア先生」というキャラだ。このキャラじつは、中学、高校の英語の教科書のキャラクターと瓜二つである。丸パクリ、と言ってもいい。家庭教師の仕事をしていた時、生徒の教科書で見たので間違いない。あのキャラは完全に英語の教科書のクレア先生と全く同じデザインである。それってどうなの、と思っていたり。


 一歩引いてあの界隈を眺めるようになってから、とてつもなく深い闇に気づくようになった。一番最初に垣間見たのは、「アイドル部」の騒動だった。この団体は「ゲーム部」と争うほど人気のあるグループだった。筆頭はたしか、電脳少女シロ氏だったと思う。彼女は今でも活動を続ける最古参のVtuberで、キズナアイ氏とほぼ同列ぐらいすごい人だ。芸能人でのポジションに例えると、両方ともタモリとか黒柳徹子、デヴィ婦人ぐらいものすごい人たちである。

 そんな人が率いる集団が、地上波で番組を始めた。「ガリベンガーV」という番組である。教育テレビの天才てれびくんみたいな番組で、毎週設定されたテーマについて勉強という形式でアイドルが大喜利する、という番組である。司会にバイキングの小峠氏を起用しており、この人が全体を締めてくれるので奇跡的に成り立っている番組だった。面白かった。小峠氏のファンになった。

 しかし、この番組でも徐々に異変が起こり始める。出演するアイドル部の人が、登場回数に偏りが出てきた。おかしいな……と思い、調べて見ると。ツイッターでは何人かが引退した、とか、誰々が炎上、とか。きな臭い話が飛び交っている。当時はそこまで関心が無かったので、「そんなところまでリアルを踏襲しなくても……」と、正直面食らっていた。

 そこに、「夜桜たま」(よざくらたま)というVtuberがいた。その人がなにやら被害者っぽく運営批判した末、引退。「楠栞桜」(くすのきしお)という名前で戻ってきた。世間的には、会社から脱出して再起する女性Vtuberとして人気があった、ように見える。しかしつい先日。その根幹を揺るがす出来事が起こる。

 それについては、この動画が詳しくまとめている。

https://www.youtube.com/watch?v=1pI_kNS7fkE
https://www.youtube.com/watch?v=vTeSQj89Xaw

 なんと、過去が追いかけてきた。被害者を装っていた彼女こそ、じつは諸悪の根源だったのかもしれない。もちろん、違う可能性もある。しかし、私自身「アイドル部」の騒動はリアルタイムで直面していた。そして楠栞桜氏の今回の行動が明らかに不自然であることも理解している。それゆえに、点と点が線でつながった、と思っていたりする。

 私としては、電脳少女シロ氏が気の毒でならない。あの人も本当に頑張っているVtuberだと私は思っている。あの人のスキャンダルを私は見たことが無いし、調べても出てこなかった。それなのに。周りが燃えに燃えて……それでもなお、今でも頑張ってる。正直、動画はもう見てない(シーマン実況は面白かった)けど、凄いなあと思っている。

 余談だが、キズナアイ氏も声優が四人に分裂(動画によって声優が違う時がある)したり、その一人が外国のコスプレイヤーでキズナアイ関係者の偉い人が篭絡されているとかいう噂があったりする。あくまで噂だが。本当に、あの界隈は驚くべき事件が尽きない。





 色々書いたが、つまりどいうことかというと。私は今でも初代道明寺晴翔の喪に服しているし、その声優さんの今後の幸せを願っている。ということだ。

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しゅれでぃんがー 2020/10/22 16:38

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しゅれでぃんがー 2020/10/20 20:24

日記 休息

 例の友だちだが、現在傷病手当で一年ほど休業するらしい。ゲーム会社で精神をやられてしまったらしい。来年の十月まで、給料の三分の二が振り込まれるそうだ。それについては、本人の権利であり法律を上手く使っているだけなので何とも思わない。ゆっくり休めばいいと思う。

 ルームシェアのおかげでこれに踏み切れたようが、こちらもリフォーム費をあちらのボーナスで借りたので相互互助。教員時代、とりあえず心療内科に行ってうつ病の診断書を出してもらい、校長と教頭へ直接面談して退職した自分としては。こういうのは得意である。とりあえずうつ病の診断書もらえば大概のことは通るから。そして、心療内科に行って眠れないとか仕事がつらいと言えばほぼ確実に即診断書がもらえる。診断書発行料は高いが、ある意味うつ病の診断書は金で買える紙切れである。出せば退職、傷病手当申請余裕でできる最強のカードである。なお、確実に「薬はいるか?」とも聞かれるのでその辺はご自由に。私はもらわなかった。たぶん睡眠薬とか精神安定剤だろう。


 つらいサラリーマンを経験した人間は、ある程度長期の療養が必要である。でないと、心が回復しない。しかし、ここには罠が潜む。休み過ぎて動き出せなくなり、その間に働かずもらえる収入の期限が切れて、一気に人生が詰んでしまうのだ。

 私は介護していた時の最後の年金が丸々もらえたが、そのあぶく銭を元手に次の手を打つことを怠ったので。じつに十年近く、あらゆる料金の滞納と借金まみれの状態から抜け出せなかった。なにせ、月給の仕事は生活が破たんするのでできない。(その時はPitapaの存在を知らなかったので通勤費用が無いし、飯代も無かった)そうなると選択肢が殆どない。頼れる親類や家族もいないし、唯一仲が良い真ん中の姉も自分の生活で精いっぱい。迷惑はかけられない。こんなことを書いていると、また嫌な気分になってくるのでこの辺にしておこう。

 ゆっくり休むのはいいのだが、毎日寝てゲームして飯食って寝て、の生活をしていると時間の経過があっという間である。活動する精神力も日々衰えていく。そうならないよう、時々様子を見ておかなければならない。まあ家賃払ってくれれば私は別にいいのだが。払えなくなった時、強制退去に応じない可能性があるので不良債権化する恐れがある。血も涙も無い思考かもしれないが。私は、金についてはドライなのだ。昔馴染みだからほっとくのも可哀想だし。


 まあ、基本的には不干渉。私もデスクトップパソコン欲しいし、やりたいことも沢山ある。願わくば。友だちも回復して自分でお金が稼げるようになったらいいなあと思う。少なくとも、もう搾取と理不尽に脅かされないように。

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しゅれでぃんがー 2020/10/19 22:45

日記 適度

 工事で解体した風呂やキッチンを、廃材として回収してくれる業者がいる。業界用語でいう、ゴミ屋さんというやつだ。産業廃棄物回収業者というらしい。職人はトラックを持っていないと、そもそもゴミを移動させることができないので。営業さんが工事工程の中で、呼んでくれないと困る業者さんである。

 知り合いがいた。私がリフォーム屋に潜り込んだのと同時期ぐらいに入社したらしい。ゴミ屋さんの運転席に乗った若いお兄さんだった。若いから、というわけじゃないだろうが。よく働く。力がある。愛想もいい。私はなんとなく、同年代のシンパシーを感じて。親近感から、顔を合わすたびにちょっと嬉しくなっていた。

 最近、そのゴミ屋さんを呼ぶ元受け会社の仕事を殆ど受けなくなったので疎遠だった。元気にしているだろうか、なんてことは全く思ったりしていなかった。普段気に掛けるほどに感心があったわけではなかったからだ。先日、久しぶりにその元受けの仕事が入り、そのゴミ屋さんが回収に来た。しかし、おじさん一人だけ。若いお兄さんを指導していたおじさんである。私は何の気なしに、あのお兄さんは元気ですか、と尋ねた。独り立ちして一人で回ってるのかと思ったから。しかし。

「やめた」

 の、一言。私はぽかん、と目と口が塞がらない。熱中症で倒れてそのまま辞めたらしい。よく働く人だったから、頑張りすぎたようである。そのおじさんは続けて、「あほみたいに頑張って……」と言った。私は思わず嫌悪感を覚えたが、おじさんの言い分ももっともだとすぐ思い直す。倒れるほど仕事しても、会社からは欠片も還元されない。むしろノルマを増やされるだけで、給料なんて上がらない。そして、使い潰されて捨てられる。そういうものである。それらを全部含めての、「あほみたいに頑張って」、という言葉だったのだろう。その言い方は好きでは無いが。それ以外に言いようがないのだ。

 私も、昔ブラックな要支援自動保育施設に入社したことがある。そして、三か月で辞めた。どれほどまでに頑張っても、ハードルが上がり続け残業ばかり増えてパワハラも無くならない。会社で働くこと、そこで頑張ることの無意味さを嫌というほど思い知った。あの時、もう二度とサラリーマンはしないという決意が固まった。高等学校で働いていた頃からぼんやりと考えていたが。あの経験が決定打となった。その話も、いずれ書こう。

 体を壊したら、元の体は戻ってこない。たとえば私が両手の指を建材に挟んで潰したとする。労災が降りれば御の字だが、お金がもらえようが両手の指は戻ってこない。そうなると、もう文字が書けない。それは私にとって耐えがたい事である。それゆえに、私は仕事で頑張らない。時々仕事に没頭して頑張り始めることがあるが、自覚した時点でクールダウンするようにしている。あくまでも、お金を稼ぐためにしていること。給料以上には働かない、怪我をしないことが最優先。それが「適度な労働」というものだ。給料以上に働いて見返りがある職場ならいいだろう。どんどん働いて登っていけばいい。だが、自分が働いている職場がそうでないと確信しているなら、絶対に頑張って働くべきではない。行き着く先は、身体を壊すかうつ病になって退職することになり。病んだ身体では、元の生活ができなくてボロボロになるだけである。


 頑張ることは美徳である。だが、頑張る価値の無い場所で頑張ることは白痴である。その見極めが、大切だ。

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しゅれでぃんがー 2020/10/18 22:35

日記 自作の請求書

 今まで市販の請求書を手書きで作成していたが、ようやくソフトを買うお金ができたのでExcelを使って作ってみた。いや、Excelじゃないんだけど。半額ぐらいの値段で「Thinkfree」とかいうのがあった。けどレイアウトやら関数も全部Windowsと同じだった。どういう関係性なんだろうか。別にいいけど。

 めったにないが、月の稼働が20を超えると手書きの時だと二枚目に突入してしまうので不便だった。交通費は別の用紙に書くので、合計四枚かかってしまう。それを解消するために、行数を30まで作って作業内容と交通費を並列で書けるように設定。プルダウンメニューで駅名出せるようにしようか、と思ったけど作る労力より毎日マメにコツコツ記入する方が楽かと思ってやめた。LOOKUP関数だったっけ? 現役からだいぶん遠ざかっていたのでもう忘れてる。情報の授業で教えてたんだけどな。


 親方へ作ってあげる請求書については、まず値段票を作ることにした。これを作らないと請求書のテンプレートが作れない。無駄になる可能性が高いので、順番に。とりあえず、自分用の請求書の電子化が完了してよかった。そして、三年近くソフトを買うお金がねん出できていなかったこと、今月はソフト買って色々支払いしてもまだ銀行にお金が残っていることにぼんやりと想いを馳せる。

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