アナルビーズにもリグを入れてみた
アナルビーズのリグ
アナルビーズにボーンを入れて動かす
アナルビーズのメッシュデータ自体はかなり前に作ってあったのですが、今回はそれを動かすために実験的にボーンを入れてみました。
ちなみに今まではどのようにしてアナルビーズを動かしていたかというと、カーブモディファイアを使ってあらかじめ編集モードで形を作っておいたカーブデータに沿わせていました。ポーズや構図を変えるたびにカーブデータを編集モードで編集しなければならないため手間がかかり、またカーブデータを直接編集するが故に手戻りが発生したときの再現性に難がありました。しかしその一方で思った形に変形させやすいという大きなメリットもありました。
テストショット
ボーン入りアナルビーズを使って何枚かレンダリングしてみました。
ボーンを入れてみた感想
ボーンを入れるだけではなく実際にそれを動かすとなると、どのようなリグを組むかが重要になります。より簡単な方法で自由度の高い変形をさせられるようなリグを組まなければなりません。ポーズ付にしろモーション付にしろ流石にアナルビーズの節の数だけ存在するボーンを一本一本FKで動かすのは手間なので、今回は一番末端のボーンにIKをつけて動かせるようにしています。しかし分かってはいたことですがこのような鞭のような構造のモデルを単純な一つのIKで動かすのは無理がありました。自由度の高い変形というには程遠く動画でのモーション付には使えなさそうってのが正直なところです。
アナルビーズを動かす際は、片側がフリーの場合は物理演算、固定されている場合は今まで通りカーブモディファイアを使うのが正解かもしれません。
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