ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(2) 戦乙女のオデッセイ ☆雑感
ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(2) 戦乙女のオデッセイ (富士見ドラゴンブック)著者:北沢 慶
販売元:富士見書房
2012-10-20
長くなったので感想2ページ目。
合い言葉は恋と戦争、正義と勇者
エピック・ファンタジーリプレイ第2巻!
キャラ感想などです。
個別キャラ感想です。
ロイ王子一行のキャラ感想はwith BRAVE(1)で!
ヘザー
大富豪の息女、ロイのおしかけ許婚!
鳴り物入りで登場した新章の目玉キャラ・新ヒロイン。
真面目で家族思い、生まれの秘密も持つという実にヒロインチックなお嬢様戦士。
フィオがアレ過ぎる分、実に正統派さを感じます(笑
ちょこちょこと天然と言うかアホっぽい所も魅力的だったのですが、今巻ではそのアホさを真真っ直ぐな性根で貫いて格好良かったです。
隙の多さは拡大した気もしますが(笑
それもまた魅力ですね。
イングリッド
ロイ王子を守る苦労人従者。戦闘では大活躍の無双女!
前章では非常識人4人に囲まれ、一人面倒な仕事をこなしていましたがアジュール追加とオルネッラの奇行が治まった(姫が居ないのとイジり対象がヘザーに移った)のが大きく、余裕を感じます。
目の前でロイ王子が不安な行動をしないのも大きいでしょうか(笑
あと今まで抑えていたと思われるロイ王子への恋慕の情をかなり見せてきたのは驚きです。
『可愛い弟』方向なのかもしれませんが。
アジュール
ヘザーの親衛隊的な飛航船の船長。豪快だけど苦労性!?
豪快だけどかいがいしくてちょっと不憫。
今まで見た事の無い立ち位置な気がします。
「豪快な従者」って少ないですよね。
イングリッドが実は「ロイ王子さえ良ければそれで良い」なので、より常識的で俯瞰な視点・意見を出してくれる所がこのシリーズでは大事なポジションな気がします。
戦闘力は更に絶大ですね。
何だあのダメージ(笑
オルネッラ
30万ガメルで買われたダメ人間マギテック。何か今回はちょっと格好良いぞ!?
いやー、マシになったなぁ(笑
レギンにマジ怒りされたのと、無理にイイ所を見せようとしていたフィオと別れたのは大きいんですね。
レギンの尻に敷かれっぷりが素晴らしいです(笑
そして何より、ヘザーとの関係ですね!
あのオルネッラがよもや恋愛フラグを積み立てるとは…!
いやでも無理をせずちょっと反省したオルネッラはイイ男ですよ。
レギン
オルネッラの僕のフリをした支配者。中身はオヤジなロリ少女!
聖戦士物語3巻ぐらいからそうでしたが、もう完全に手綱を握っているのがレギンですね(笑
ヘザーにエロ方向を色々クギを刺されてちょっと引いてましたが、それでもフィオと比べたら「用心しよう」くらいなんだろうなぁ。
今回も出番は少なかったのですが、栗のおかげでちょっとキャラが立ちました。
地味に嫌な方向ですが(笑
今巻も十分面白いのですが、やはりフィオ姫ファンとしてはフィオ姫のエピソードが2話入っている巻が読みたい!
…出るのかなー。
次の巻… 早く出ろー!!