ぶるがり屋 2013/04/09 01:55

今週のへうげもの 感想 2013年 4月第1週

あらすじ

 織田有楽斎の茶会に招かれる古田織部。
そこで織部は見事に恥をかかされるが、それは有楽斎の見事な一計だった。


へうげもの(16) (モーニング KC) コミック
著者:山田 芳裕
出版: 講談社
2013-02-22

感想

 織田有楽斎と古田織部。
悪友と言うのは、こういう関係を言うのでしょうね。
清濁併せ持つと言うか、こすっからいと言うか。
絶対ただ喜ばせるだけ、では終わらせません。
お兄さんと同じように織部のリアクションが大好きなのかもしれません(笑
得難い友人ですが、ありがたいと素直に言えないですよ。

 そして恋愛問題はお見事!
まず「相手を意識する」事がスタートで、一番大事ですものね。

 朝廷への貢物は、徳川家と朝廷の問題でもありますが、織部の行動が日本中に注目されていて、影響を与えている事の証左でもあります。
前回の幕府の監査役の報告がちょっと怖かったですが、徳川家康は大人らしい視点でこれを一蹴。
しかしフォローも丁寧に。
今まで織田信長、豊臣秀吉に比べると大人らしさの弱い家康でしたが、天下人の風格が確実に増してきました。
 と思いましたが、これはある意味綱渡りでもある、という事ですか。
今回の報告を秀忠が受けていたら、危険だった可能性が高いのですよね。
やっぱり少しづつ、不穏になってきてるんだなぁ。

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