ぶるがり屋 2015/04/02 23:11

週刊少年サンデー18号 感想(2015)

小野ハルカ先生の次の変態にご期待ください!

絶対可憐チルドレンマギヘブンズランナー アキラ氷球姫 の感想が多め!
氷球姫最終回 掲載の
週刊少年サンデー18号の感想です。


氷球姫×常磐木監督の過剰な愛情 6 (少年サンデーコミックス) [コミック]
小野 ハルカ
小学館
2015-04-17

絶対可憐チルドレン

 空間転移で待ち伏せか、と思ったら無人島ですか。
人工的な閉鎖空間や、仮想空間も有り得そうですが。
でも薫だけ別になってるのが故意だとすると、やっぱり黒い幽霊の陰謀かもしれません。
でもあんまり健全な感じがして、ギリアムっぽくないのですよね。
前症のラストバトルの敗北で、より陰険に成長してる可能性も有りますが。

 新章として、チルドレンと松風くんだけで解決するという話になりそうです。
しかし松風くんは、健全な男子青少年らしい空想妄想を忘れない、外さないなぁ!(笑
迷わず透視する紫穂と、恥ずかしがる葵のテンプレが毎回ニンマリしてしまいます。

マギ

 アラジンと白龍の、全てを出し切って失った後の、目的が相争う立場であり友達な、何とも言えない二人が面白くも悲しかったです。
白龍とアリババ、ジュダルとアラジンは戦わなければいけない関係でしたが、アラジンと白龍は、どうしても決着をつけねば、という関係でもなかったのも有るかもしれませんが。
だからこそ、一度決めたアラジンの想いと矛盾する白龍の熱情に、アラジンは揺るがされたのでしょう。
間違った想いでも、自らを滅ぼす悪でも、その想いは自分の大事な想いだから。
それこそが自分なのだから。
その想いを誰か他人が、勝手に変えてしまうのを許せないという想いに、嘘も間違いも無いと私も思います。

 アリババの半死亡状態を見たモルジアナの反応がほぼ描写無しなのがこの作品のクールな所だなぁ(笑
敵対者を殺し滅し支配するのは、相手が間違っているからじゃない。
アラジンが純粋で善を愛し、誰もの感情から自由なのは、子供だから。
人を殺さねば行けない大義とか国の論理は大人なんですよねぇ。

 紅炎の正義大義にも触れて、アラジンは子供のまま貫くのか、大人になるのか。
一番の友が傍らに居ないまま。

MAJOR 2nd

 だーまさーれたー!(笑
佐藤Jr、自慢キャラなんじゃなくてフランクなんだ(笑
大吾の弱点が方と打撃力点というより精神力の弱さかなぁ(笑
佐藤くんと共に、初めての気持ちで強くなっていくのかな。

キャラクタイムズ

 コニーとブラウンのキャッチフレーズ、マトモ過ぎて毒を表現出来てないよ!
ジェシカはまぁ、正当なんじゃないかな。
サリーがよく分からないけど無敵!
まぁ、為人を一瞬で分かるだけの能力なんですけどね(笑

電波教師

 鍋墨ちゃんはリーダーの素質さえある、でも自分勝手な部分が全く削除された少女。
でも朧くんとの会話を考えるに、解き放たれたい感情も感じます。
家庭環境が問題…と思ったら集団でヤバい匂いが。
これは新興宗教教祖の子供かなー…
「植物」関係のアヤしい新食育団体とかも有りますか。
朧が鍋墨姫=魔女を助けるナイトで、大人の問題を解決するのが純一郎かな。
 今週も古井先生はダメ大人でした(笑

天使にアクト!!

 説得力に一番必要なのは…自信!!
もちろんその前に、自身が持てる程、文章から読み取れる世界観、キャラを想像、理解する事も大事。
読み人が想像して、「こう語ろう」とまで考えて、自信をもって聴衆に向けて話す。
それが「自分の言葉で話す」事であり、初めて人の心に響くのでしょう。
それに気付けたのがなりを見て、なのがまたラブコメらしくて良いですね!
私は天央ちゃん派ですが。

 鳥羽くんは嫌な所があっても相手を認めると良いキャラだなぁ。
まだ友達になれないのはアクトが友達が嫌なんじゃなくて、理解できてないというのがヒドい(笑
割と悲しい設定なのに、全く不憫に見えないよ!(笑
この後鳥羽くんと天央ちゃんが友達になれたのか、とても興味が有ります!

だがしかし

 もっとココノツは、汗でちょっと透けた白シャツに萌えても良いのではないでしょうか。

BE BLUES~青になれ~

 ついに点に絡めた龍。
成長と課題、そしてプレーがゆっくりとですが、結びついている実感が有るかな?
交代理由は二選手とも見るためだと思いますが、ミルコお爺ちゃんの表情が気になります。
少なくとも迷いながら試合をプレーするよりは良い選択だったと思いますが。
優人が残って龍が交代するのって、怪我理由以外では初めてなのでは。
 …Σハッ!優人、活躍するチャンスですよ!

競女!!!!!!!!

 話の筋だけ撮れば熱血少年漫画の王道なのに…!(笑
仮面マジシャンさんが気絶した時に、お尻からトランプが吹き出るのが一番のツボでした(笑

姉ログ

 冴木ちゃんの弟は幸せだなぁ。
いや、まぁ、輝くんも幸せ…多分、ではあるのですが。

ノゾ×キミ 2年生編

 ノゾミちゃんも椎名ちゃんも自分の気持ちを話し手、気持ちのままに動いて、動けなくて。
やっぱり最後の一歩を踏み出すのは、キミオ。
男の子だなぁ。

常住戦陣!! ムシブギョー!

 母の想いを疑わない仁兵衛凄いな!(笑
久しぶりに仁兵衛の真骨頂を見た気がします。
この頑固者め!
叶をあんまり信用してない源十郎パパがまた可愛い(笑

サイケまたしても

 本人の体力筋力も有ると、氷頭の軟化能力は強いな。
サイケもサイケの能力も危険なのは事実ですが、どちらかと言うとボスの目的を潰しかねないからのような感じ。
ボスもボスで能力消去だけでなく、未来視能力も持っているようですね。
やっぱり能力吸収こそが本能力でしょうか。

 え、次回3部最終回?
能力奪われて終わりぐらいしか思いつかないぞ…!?

リオンさん、迷惑です。

 三上くんがひたすら可愛い(笑
全回で細々トラウマを負った三上くんですが、子供らしく何気ない事で回復したので、安心しました。
大人になったら今回の事の方が、記憶に残るんじゃないかな。
昔でも大人になったり子供になったりしてたんだ、リオン。

何も無いけど空は青い

 仁吉は脳筋だし、風斗は短絡的。
華羅が居ないとたしかにダメだわこの二人(笑
おばさんは華羅を苛めていたおばさんですね。
華羅の人相書きはあのおばさんだろうと思ってはいましたが、悪意で歪めたというよりは、本当に怖くてあんな絵になっちゃったのか(笑
華羅が気付いていないのがまたヒドい(笑
 風斗がまた悪い事しそうだけど、痛快な方向かな?

ハヤテのごとく!

 理事長は王玉関係で何か狙いが有るのでしょうか。
賞金はもとより、ニュージーランドに何人も送るとか結構なお金がかかりそうですが。
面白い事思いついたから、というのも有りそうですが(笑

ヘブンズランナー アキラ

 ついにアキラの背骨、骨盤問題が解決されそう。
陸上というスポーツが部活動として友達を作るだけでなく、恐らくは精神的問題から生じた肉体的問題まで解決していくのは、優し気持ちにさせてくれます。
教育的ー!

 大八木先輩は良い先輩だなぁ。
顔が怖いのはまだ残ってるみたいですが、泣くからという理由で気を使ってるのが良い先輩後輩です。
可愛い!

 しかし、今回の主役は!鮫田くん!
のぼせる後輩にきっちり指導したり、でも自分ものぼせてたり。
怖い目に有ったアキラや藤乃の思いやったり。
でもやっぱりアキラで怖いヒドい目に合うんですね(笑
滑り落ちるアキラと目が合う瞬間は吹きましたよ。
これからも頑張れ鮫田くん!

銀白のパラディン~聖騎士~

 心が負けたくなくて宣戦布告した事で、隠していた敵意と情熱を平子くんも剥き出しにしてきました。
うん、こういう心のぶつかり合いの方が燃えますね!
少年同士としても健全ですし。
その情熱と強さを金剛くんも感じてきているようですね。
この試合が終われば、4人で良いチームになりそうな予感がします。
 井上さんがどんどんヒロインらしく…!

戦争劇場

 弟くん、ガンバ!

ドリー・マー

 覚醒者4人組は、もっと大きな組織の末端のようですね。
その組織の命令でドリーを確保しに来た、と。
相手の善意や人間性を分かりながらも自分本位の聖人と、傷付けられても人の善意を理解するドリーの対比がまた面白いです。
以前なら聖人も、嘘をついたり危険を冒してまでドリーを守ろうとはしなかったでしょうし。
 新たな羊の夢の中に居る女性は、何処かポースカフェに似ているような…

 # EとT。 ~えいがとてんし。~
 フラれたら悪魔&暴走化とか女子勢全員で出歯亀とかヒドいな(笑
ただただ拝島くんが心配です。

氷球姫

 怒濤の最終回!
…テンプル騎士女 vs.七咎学園が描写されなかった辺りでちょっと覚悟していましたが、やっぱり打ち切りですねぇ、このすっ飛ばし展開。
残念、無念…!
決勝も流されましたが、それより何より大事なのは、女の子たちが幸せに健康的にスポーツを楽しむ事。
過去傷付いた咲耶も、今はコーチの立場で選手たちの心を労り守り、同じく傷付いていたラヴロワや青馬と笑い合うように。
そして松明も、チームに認められ合いされ、求められるように。
これ以上無い、見事なまでの大団円でした。
ハッピーエンドが一番!
咲夏兄様&風花、カバちゃん&ラヴロワのラブコメが進展する暇が無かったのが不満ですけどね!

「あなたは私のナイトでしょう?」
「ずっと私を守りなさい」
「○○先生の次回作にご期待ください!」

普通の漫画の最終回はこう。
「あなたは私のストーカーでしょう?」
「ずっと私をつけてきなさい」
「○○先生の次の変態にご期待ください!」

氷球姫の最終回はこう!
エクセレント!
 主人公が重度の変態という素晴らしい切り込みの作品でしたが、過去の挫折から一気に引き込まれました。
 もっともっと読みたかったのですが、仕方有りませんね。
連載お疲れ様でした。
小野ハルカ先生、次回作、次の変態も期待しております!

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