SOUL CATCHER(S) -ソウルキャッチャーズ- ジャンプNEXT vol.2感想
心をひとつに。
今紡がれる桜の音!!
ジャンプNEXT vol.2掲載、
SOUL CATCHER(S)ソウルキャッチャーズの感想です。
SOUL CATCHER(S) 8 (ジャンプコミックス) [コミック]
神海 英雄
集英社
2015-06-04
SOUL CATCHER(S)
金井淵金管組、そして全パートリーダー攻略。
物語当初からの目標が、ついに到達しました。
長かった…!!
六重奏は金管組4人はそのまま、神峰がピアノ、咲良は、歌。
六重奏作戦を知っていた理由は、やっぱり演藤ちゃんは「桜の音」を知っていたから、
邑楽先輩はピアノを教えていたから、でしたね。
前回の流れから、きっと神峰と邑楽先輩はマンツーマンで教えてもらったんだろうなとニマニマしてましたが、しっかりラブラブニマニマ描写してくれました!
ありがとう新海先生!!
そして始まる演奏。
星合先輩の背服を預かる女生徒もでしたが、金井淵先輩の制服を預かる女性とが完璧従者にしか見えない(笑
「春よ来い」は珍しく知っている曲でした。
綺麗で情熱的で、良い曲ですよね。
そして始まるスタンドバトル(笑
神峰が少しづつ金井淵先輩の心を暴き出す中、仮面騎士・金井淵とアームドナイト・咲良が拳を交える!
金井淵が最初から、ずっと秘めていた秘密。
言えなかった言葉。
ああ、シンプル過ぎて分かりませんでしたし、たしかに金井淵が切望し、言えず秘めていた言葉、希望でした。
ああ、本当に、本当に。
金井淵は、クソがつく程愛らしい真面目な堅物ですよ。
この気持ちを解くのは神峰でも、救うのは咲良しか居ないのでしょう。
ほんの一音。
だけれど、それが再び結びついた5人と、「桜の音」の証。
切々と秘められていた「さくら」を望む金井淵先輩の心を描き出すのに、相応しい曲でした。
心が解けると本来の姿に落ち着きますが、金井淵のスタンドはこの仮面騎士なのかな?
流石に最後の咲良ではないですし(笑
この5人の桜の音でも奇跡的なレベルで観客と一体になっていますが、4〜5人目を閉じている人達が居ますね。
オーケストラ一体になった時こそ、桜の音を越える、観客全てと一体になる音になるのでしょう。
「虹の音」とかになるのかなー。
そしてこの感動を黒く塗りつぶす男、
黒条善人!
LIGHT WINGの「あの人」と比べると小物感しか無かった彼ですが、ついにその魔性を露わに!
ぬぬぬ、読み返したいけどそのピアノ対決は次の単行本収録部分だろう!?
神峰は心を観る能力から逃げていましたが、ずっと見続け、操縦する事に専念してきた黒条がどれ程の力を持つのか。
学校まで偽っていた得体の知れなさが不気味です。
まだどの学校にも所属していない事を考えると、留学帰りだったりするのかな?
「音楽って素晴らしい!」が実に邪悪な笑顔で素敵!
『からくりサーカス』の「夢はいつか必ず叶う!」を思い出します。
カラー口絵で金井淵、咲良ら5人の満開の笑顔が見られましたが、これはきっと昔の笑顔。
長い冬の時間を超えた、今の彼ら5人の笑顔と、神峰への態度が早く見たいです。
心を開いた金管組と神峰の触れ合い。
そしてオーケストラ全員の心が一つになった演奏。
待ちに待ったその光景。
想像するだけで心が踊りますよ〜!
そして次回から、ジャンプ+に電撃移籍!
またかよ!(笑
前回の移籍は打ち切り逃れだと思いますが、今回は純粋に格上げと思って良いですかね。
何より総スピード、ページ数が増えるのはやっぱり嬉しいです!