ぶるがり屋 2017/04/06 00:40

先週のアニメ感想 日曜分 20170402

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 50話、アリスと蔵六 1話、リトルウィッチアカデミア 13話、つぐもも 1話
の感想です。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズが最終回!


機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 弐 9 (特装限定版) Blu-ray

河西健吾
バンダイビジュアル
2017-06-23

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

 最終回。
ここまで来たら、やはりなるべくしてなった物語。
その結末でした。

 主人公が最終回にやっと変化、成長し始め、そしてその結末が、
次代の為に倒されるべき悪として死ぬのは、
なんとも辛く、切ない。
 それでも、ミカと昭弘が笑顔で死んだのは好き、なのかな。
それとも、こんな生き方死に方しかできなかったという間違いの証なのか。

 数年後の世界は。
孤児院のシーン、いいなぁ。
何度全滅するかと恐れた元デブリ組の、幸せそうな姿に涙が出そうです。
戦いが一番性に合ってなさそうだったダンテが院長で、デルマも幸せな苦労してそうで(笑
義手で撫でてる子がデルマそっくりなのも、家族らしく見えて頬が緩みます。

 一番目を引いたのが、誰も「ラスタルが憎い、殺そう」という言葉どころか気持ちさえ見せていなかったこと。
オルガたちを思えば憎くて憎くて仕方なかったはずなのに、きっと何度も考え悩み、答えを出し切った、その果てなのでしょう。
戦いの中での殺し殺される感情とは、本当の敵は、守るべき一番大事なものとは。
良い意味で、皆大人になったのだなぁ。

その中で憎しみのまま戦うことを選んだライドたちも居ますが、ノブリス暗殺は鉄華団メンバーは止めなかったのじゃ無いかな、多分。
もうこの後のクーデリアの理想と正義を進めるにも邪魔な存在ですし。

 アカツキがもうホントにミカとアトラの子で、DNA強いな2人とも!(笑
EDの部屋がアカツキの部屋だと分かった瞬間、涙が滲みました。
何も捨てず、一緒に生きていくのですね。
鉄華団が滅んだのは、大人の勝手に押しつぶされて、子供なまま暴力で争ったこと、でしょう。
その死は愚かで無駄だったかもしれません。
でも、その純粋な願いは、その死は、だからこそ今を生きるものたちの願いに繋がったのだと、分かります。
幸せになる為に、大事な人たちと幸せに生きる為に、今を生きよう。

 長く、重い物語でした。
戦闘の先に爽快感を排除し、「殺し合いだけでは溜飲が下がっても、物事は改善しない」と、丁寧に丁寧に何度も積み重ねての描写。
徹底した脚本には拍手を送りたい。
同時に、その脚本性が先に見えるのが、物語としては問題なのでしょう。
それでも、胸に残る物語を見せてくれて、ありがとうの言葉しかありません。

 最終回に不満があるとすると、
・クーデリアがケバ方向成長しちゃったー!
・クッキークラッカーも見せてよ!
・女整備士さん思わせぶり過ぎ! 外伝でラスボスになってー!
ラブラブシーン少ないよ! 多分一番多かったのおやっさメリビットさんだったよ!
 ミカアトラクーデリアはまぁ良いとして、ガエリオとジュリエッタのラブラブはもうちょっとですね…!
とかでしょうか(笑

 数年後を舞台にクーデリア×アカツキのおねショタも素晴らしいのではないかな。
(ヒドい〆)

アリスと蔵六

 原作未読。
おお、何と言う徳間書店or少年画報社チック浪漫!
リアルな世界観に厨二病的格好良さと優しさに満ちていて、子供達がいじましく可愛らしくて、引き込まれました。
 雰囲気展開が良かっただけに、
漫画と円盤のCMで先が見えちゃったのが一番の残念ですよ!(笑
花いっぱいのシーンは隠して欲しかったなぁ(笑
 所長の丁寧さが気持ち悪くて好物です。

リトルウィッチアカデミア

 憧れと、自分の出来ることとやるべきこと、
そして、その先の自分が選ぶ道。
シャリオを憧れる、アッコとダイアナの対比が美しい。

 前回でシャリオの楽しさをみたアッコが、自分なりに目指す魔法ショーが優しく楽しく輝いて見えました。
キラッキラです。
そこに至る道のりも泥臭く格好悪いのに、輝いて見えて。
嫌がって、努力で見せて、居ない所で勇気を振り絞って庇って。
進む道目指す場所は違っても、ロッテとスーシィと本当に友達になったのだなぁ。
3人が笑顔で見つめあって協力する様がもうね!もうね!
 ゴーストの内臓をネチャネチャ進むのを本気で喜んでるスーシィ強い(笑

 友達への想いも混じった呪いを解いてしまうのはどうなのか、ちょっと心配しましたが、
救われるバハロアの姿を見て安心しました。
もう嘆いて嘆いて嘆き尽くして、苦しいだけになってしまったのかな。
賞よりも、友達と一緒にやったことや、幽霊の魂を救えたことだけでいっぱいのアッコが可愛くて応援したくて愛おしいですよ。

 ふと見ると、ダイアナの召喚もシャリオショーに似て見えるのですよね。
術のレベル、祭全体の為にしたことを考えればダイアナ優勝で間違い無いのですが、厳しいことを言った分か、傷つくダイアナが可哀想に思えてなりません。
誰もがダイアナに期待し褒めるけど、誰よりもダイアナ自身が自分を評価できてないのじゃないかなぁ…
アーシェラ先生に、ダイアナも見てあげてほしいですよ。

 今回、意識の上でアッコとダイアナが同じ場所に立ったと思います。
これから2人がどのように触れ合い切磋琢磨していくのか、楽しみです。

 その他ちょろっと
・アマンダが普通にアコを応援しててほっこり。
やっぱり口が悪いだけかー。
・アーシュラ先生、グラントリスケル復活、普通に乗り気だった!
自分が出来なかった事に憂いてただけかな?

つぐもも

 原作ちょっとだけ既知。
またソードワールドリプレイ系の挿絵から原作者の浜田よしかづ先生はファン。



新ソード・ワールドRPGリプレイ集1 進め!未来の大英雄<新ソード・ワールドRPGリプレイ集> (富士見ドラゴンブック) [Kindle版]
秋田 みやび
KADOKAWA / 富士見書房
2012-09-07

 リプレイは大人気で、TRPG復興の立役者の一つであり、関連商品もいっぱい出てたよ!

 ものすごいドタバタだ!(笑
導入やら家族状況やらヒロイン配置やらいつの時代だ!(笑
そしてド直球にエロいな!(笑

17歳教ネタを挟むな!(笑

いやもーヒドい作品だ(ゲラゲラ

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索