今週のアニメ感想 水曜分 20180725

シュタインズ・ゲート ゼロ 15話
の感想ですよー。

シュタインズ・ゲート ゼロ

　ああ良かったー！
この物語一番の清涼剤、安心して見られる恋物語。
ダルと由季の恋が見事成就。
こんなに嬉しいことはない…
　あ、いやオカリンが紅莉栖かまゆしぃとくっついて幸せになったらもっと嬉しいけど！
そこまで辛い障害が多過ぎるから！

　正直有能過ぎて言動以外は完璧超人と思わせてくれたダルが、ここまでコンプレックスまみれなのはちょっと意外でした。
そして多分、今の若者にも通じないような気もします。
思えばダルは重度のオタクで、それはそれだけで重苦しいものでもあって。
少なくともこの作品を作った方は私と近い世代で、「オタクは犯罪者、オタクは死ね」と言われ続けた世代の人でしょう。
　そんな人間が女性を好きになって。
未来の娘という証拠があるからと自信を持って …のぼせ上がって。
ただの一つも、彼女に愛されるという証拠なんて無いのに。
　それでも。
それでも自分の想いと、愛娘の希望となる為に。
勇気を振り絞るダルが、最高に格好良い。

ただ「失敗した」はやめてー！
プレイヤーに大ダメージだよ！(笑

　由季さんが予想を超えた奇人だった（笑
あの変なダルに対し、「ああ、告白する為に無理しちゃってるんだ」と困惑するだけでなく、明らかに気持ち悪がって逃げましたからね（笑
本当にああいうタイプが苦手なのでしょう。
そして素のダルを、
「僕は君に一生もえもえキュンだおー!!」という告白も、
そのまま愛しているのだろうなぁ。

　その後の鈴羽との触れ合い。
未来の娘と分からずとも、ダルと自分好きで大事に思ってくれていて、何か大きな決心をしていることを感じ取ったのじゃないかな。
　やっぱり良い女性だ。
ダルもきっと理解していて、だから頑張って。
良い夫婦だ。
最高の親子だ。

　鈴羽は、タイムマシンの維持も残りわずか。
オカリンおじさんは動かない。
Dメールも間に合わない。
そこでせめて母の笑顔が、幸せそうな姿が見たかった…のかな。
せめてもの、ちょっとだけな、わがまま。
大好きで、自分のせいで死なせてしまったママとの、最後の触れ合い。
きっと自分でも分かっていなかった感情の怒涛が、鈴羽の涙となって溢れて。

　決心した鈴羽。
襲いかかろうとするかがり。
Dメールを再生しようとする真帆。
アメリカへ留学しようと頑張るオカリン。
それを応援してしまうまゆしぃ。
盛り上がってきたぞー！