先々週のアニメ感想 水曜分 20190306
ケムリクサ 9話、revisions 9話
の感想ですよー。
ケムリクサ 1巻 [Blu-ray] [Blu-ray]
小松未可子
movic co.,LTD.(PLC)(D)
2019-03-29
ケムリクサ
前回のミドリの大樹が琵琶湖だとして、今回の山は愛知か岐阜あたり…?
日本全景が見られる「もっと高い所」はもうちょっと進んで富士山になりそうですね。
今回の山に続く道はミドリの根っ子のようにも見えましたが…
次に続く壁は赤虫の牙城!
前の壁は日本語でしたが、今回のは蔓草文様…?
人間が前の壁を作り、今回の壁は赤か緑の大樹が作ったものだったり?
死んだはずの長女りょう、末妹りょく登場!
今回は出ませんでしたけど、りくも一緒ですね。
前の地下街では無線連絡していたように見えましたが、1枚の赤ケムリクサに3人が保存されている、という状況でしたか…
とか何とか、推察なんか吹きとばすほどキャラが強いな!(笑
2人とも我欲満載ほぼ最優先で、戦いマニアだわ知識欲オタクだわ、
何より日記見られて恥ずかしさの余り「ぴゃあああああ!」とわかばを殺そうとするりょくが最強可愛い!
もっともっとりょくの生きている、動くさまがみたいのも事実ですが、戦闘力も無いようで、そりゃこの世界じゃすぐ死んじゃうよなぁ、と。
また、今回でケムリクサが本体で強力、ケムリクサ本体に記憶と人格が記録される、日記の橙の葉のひらがなはりょく、漢字交じりは最初の人らしい、のが分かりましたね。
そして記憶の葉に「最初の人の記憶」が多く残っているらしい、赤い木もケムリクサだから、操作できる、というのが大きな一歩です。
山を登る皆の和気あいあいな、大きな壁を前にしての大事なものをかけた、そして最後に見えた一瞬の死んだ家族の姿の優しいまなざしに。
今回も愛と優しさでいっぱいでした。
休憩所でりなズがすぐ寝たのは、気を張ってばかりのりんを休ませる為だったのでしょう。
シロとりんもいつか仲良くなるのかな?(笑
revisions
弱り目に祟り目とか言いますが、帰還作戦は失敗し、慶作を失って、
今度は黒岩署長まで…
少年たちにとっては希望ですが、自覚ない悪人ではあるものの牟田区長まで失ったのは、一般市民には頼るべき指導者を全て失ってしまった訳で、混迷を極めるのでは…
他の上層部は軒並みクズか無能か風見鶏がほとんどでしたし、名前ありキャラだとあの褐色おじいさんぐらいですからね。
今回泉海さんを捕まえにきた人は酷かった…
いや、全員こんな状況で最善を尽くそうとしてるだけ、ではあるのですけど。
そんな中で、今までの生き方も自尊心も全て失って、それでも大事な親友慶作のために戦い、人を守り、敵と断じた相手との対話を求めた今の大介の姿が輝いて見えて。
死んだとものことを考え、敵の気持ちを考え、最善をたぐろうとする、優しい瞳。
黒岩署長の言葉にも、その感慨深さにも納得です。
冒頭のムシュー「もつかな…ボクの我慢が」はニコラスへの憎しみかと思いましたが、ニコラスの肉体分を確保する前に、怒りに任せて渋谷住民を殺しちゃいそう、という意味のようですね。
怖ッ!
OPのチハルのカットがニコラスになってる!
この後ムシューに変わるかもと思いましたが、ニコラスがラスボスっぽいのですよね。
前回の賜物自分のものにしちゃったっぽいですし。
ニコラスにとっては、リヴィジョンズの計画もアーヴの計画も、自分個人のために否定しなければならないのですね。自分勝手ではありますが、自分というものが消える恐怖の前であれば、非難はできないなぁ…
ただ、2010年に跳ぶことを考えると、最初の事件で一人ミロに殺されそうな。
慶作は事故が拡散し、一部がゲシュペンストになったように思えますが、ニコラスやミロが跳ぶのを利用して、今度こそ助けられたり拡散する前に救えたり、しないかな…。