ぶるがり屋 2019/04/30 20:09

からくりサーカス 26話の感想

からくりサーカス 26話の感想ですよー。


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植田 千尋
バップ
2019-06-19

からくりサーカス

 OPを見てると、鳴海の強さ暖かさに救われたしろがねと勝が、強く優しくなって、戦いと悲劇に呪われた鳴海を助ける、そんな物語なのですね。
しろがねも勝も苦労しっぱなしなので忘れてましたが(笑

 待ってましたリーゼロッテ活躍!
どうしても積み重ね不足に不満を持ってしまいますが、勝に並び、勝を助け助けられるヒロインとしてどうしても必要ですからね。
うう…仕方ないと分かっていても悔しい、もう1クール欲しかった…!

 しろがねOの物語。
重い、辛い。
ナイアたち、しろがねOが間違っていた。
そこまでは間違いないと言えても。
今までのしろがねたちの悲痛なまでの戦いの、すり減っていく魂の日々を見ているからこそ、ナイアの過ちを責める気にはならないのです。
 アンジェリーナの生き方は決して楽ではなかったけれど、人間としての幸せを希求したその生き方を、ナイルは望んでいたのに。
自分か、しろがねというグループか、もしくはアクア・ウィタエに溶けた白銀の血が許さなかったのでしょう。
完全にしろがねの血と肉から解き放たれた新しろがねOの肉体は、そのしがらみから逃れられたのだろうなぁ…
でも、代わりにフェレスレス=白金の鎖に自ら囚われてしまった…

 醜く泣く"もう一人の自分"に耐えられず狂うしろがねOたちと、自分を増やし自分勝手な幸せをつかもうとするフェレスレス=白金の差は。
ある意味白金は傑物なのは事実ですが、どちらかというとすでに心が死んでいる、狂っているような、そこが大きな違いなように感じます。
 特に今回など、「自分が幸せになるための計画」にしかもうこだわっていないような、そんな空虚な狂気を。
愛しているはずのしろがね=エレオノールを抱きしめたいとか笑顔が見たいとかより、「こうすれば必ず恋人になれる!」という計算を優先しているような。

 重く辛い回だっただけに、コロンビーヌの可愛さが身に沁みました。
もう一回、抱きしめてあげて勝!

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