ぶるがり屋 2020/05/31 21:59

麒麟がくる 20話の感想

麒麟がくる 20話「家康への文」の感想ですよー。


NHK大河ドラマ「麒麟がくる」オリジナル・サウンドトラック Vol.1
ジョン・グラム
2020/1/29

麒麟がくる

 桶狭間の戦い・前夜
…あれ? 桶狭間の戦いを前段からしっかり描かれるの、もの凄く久しぶりな気がするぞ?
何度も何枚も地形や戦力配置が描かれ、少しづつ小さい地域の詳細な地図になっていく様が緊張感を増してくれました。

 織田信長と帰蝶がベスト夫婦でほんわかしたりドキドキしたり。
戦国の世を切り開く、戦術・戦略も息ぴったりで可愛いやら恐ろしいやら(笑
国が無くなるかもしれない時に、ウッキウキの笑顔にステップなんだものなぁ。

 駒ちゃんも服の色や佇まい、髪型もちょっと、大人になりましたねぇ。
まさか元康とまで仲良くなるとは!
 豊臣秀吉、徳川家康、明智光秀と懇意で、信長は代わりに帰蝶の友達。
密接度なら伊呂波大夫より上。
この物語の立ち位置は、予想以上に大きな存在になりそうです。

 恐ろしい程情熱と知恵を秘めた子供だった竹千代が、今や大国に縛られる若武者でしかなく。
悩み惑い苦しみ、くしゃっと笑い、やっと触れられた母の手紙に涙が止まらず。
ずっと会えなかった母と子が、手紙を通して、心が通じたのですね。
母と子の想いを、きっと素直な気持ちで諭した信長の気持ちも分かって、胸が痛く、そして暖かくなりました。
 このドラマですと、親子関係が良いだけで涙腺が緩みます(笑

 麒麟児が人に、子供が若者に、そして一国を治める武将になる前夜。
織田信長、徳川家康、今川義元の人生、いくつもの国の運命が変わる時。
時代が大きく動いた夜でした。


 今回、今までで一番出番が薄く感じた主人公、明智光秀。
今まで大きな時代の流れと主君に振り回されてきた明智光秀十兵衛が、禄も尊敬できる主君も活躍の場もなく、取り残されて苦しむ姿が痛々しい。
そしてさらに大声で命令されて振り回される明智左馬之助がもっと可哀想(笑
 今回の題名である文、元康への手紙の策は光秀の案なのでしょうけど、実感も結果も分からず、悶え先走る光秀が新鮮でした。
背負うものがないとアクティブなんだなぁ(笑

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