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ソードワールドの記事 (32)

ぶるがり屋 2012/09/14 18:31

今月の蒼穹のヴァルキリー感想! Role&Roll96

Role&Roll誌連載ソードワールドリプレイ新章第6話。
最新刊も絶賛発売中!

ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(1) 聖剣のクルセイド (富士見ドラゴンブック)
著者:北沢 慶
販売元:富士見書房
2012-07-20

あらすじ

勇敢な少年ユークリッドに連れられ、霊峰「神のきざはし」中腹の村に降り立ったヘザー一行。
しかし一行を迎えたのは、狂えるドラゴンの炎の息だった…!!

感想

いきなりのホットスタート!
でもドラゴンブレスを浴びても半壊しないとは。もうそんなに強くなりましたか。

ユークリッド少年がもう戻れないかもしれない旅に出たのは、里が大好きで恩返ししたいのが一番の動機だとは思いますが、最後に背中を押したのはナイトメアの『穢れ』が有ったから、でしょうか。
『聖戦士物語』から続くこのシリーズはやはり『穢れ』がテーマですね。
特にヘザー、オルネッラのナイトメア二人を擁するこのパーティの最大の命題なのでしょう。

そのヘザーは感情がすぐ顔やら行動に出ますね。
なんだこの可愛い生き物(笑
隠せないドヤ顔やコロコロした笑顔が目に映るようです。

そしてオルネッラは今回大幅株上げ。
何回でも出来る回復法+確実化は頼れますねー。そしてそれをひけらかさないのが格好良い。ちょっとだけ。
今までがダメ過ぎたからかもしれませんが(笑
そして『聖戦士物語』に引き続き、確実化フラッシュボムのえげつない事えげつない事。
正直このパーティのGMしたくありません(笑
敵の戦力構築難し過ぎますよ!

「ニラニラニラニラ…」「ミワミワミワミワミワ…」
分かんないよ! ちょっと分かるけど!(笑
フラウやゲイリーの演技など、今シナリオの和気あいあいとしたマスタリングの雰囲気が伝わってきます。

イラスト

ううん、扉絵は絵全体の動きや迫力は有るんですが、モンスター界のドン、ドラゴンの迫力、格好良さはもっと欲しい所です。
文字がいっぱい載っているのも有るかもしれませんが。
全員が臨戦態勢で一生懸命動いてる中、オルネッラは何してんだ(笑
もう1枚はフラウ。可愛い。

目指していた聖剣の封印を(大体?)解いたヘザー一行、
次の冒険は何処へ続くのでしょうか。

それではまた来月!

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ぶるがり屋 2012/08/21 21:48

from USA(6) 蛮竜侵撃‐ドレイクストライク‐ ソード・ワールド2.0リプレイ キャラ感想

ソード・ワールド2.0リプレイfrom USA(6) 蛮竜侵撃‐ドレイクストライク‐ (富士見ドラゴンブック)
著者:ベーテ・有理・黒崎
販売元:富士見書房
(2012-07-20)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

第2部に突入したとの事で、経験を積んだ各キャラの感想をば。

キャラ感想

アンセルム

逃亡のドレイクファイター。パワープレイ大好き!!

パーティーリーダー。蛮族キャラ使用可能サプリメントに伴い発刊されたfromUSAシリーズの顔キャラ。
蛮族の力至上主義、残虐性に着いていけず出奔した逃亡者だった筈が、本巻では姪に蛮族風教育し始めてるのはどうかと思います(笑
好む好まざるに関わらず、自分の受けた教育を自分の子にもしちゃう、という高度なロールプレイなのかッ!?(笑
他にも本陣突撃のDEATHシナリオに固執したりと、我が家を得てパワープレイ好きな本性が!
『人と折り合える蛮族』くらいの性格なのかもしれませんね。たしなめられて納得してましたし。

後はまぁ、貨幣文化の乏しい地域の貴族の息子とはいえ、…金銭感覚が本当にダメ人間なんですよね(笑
ウィストは苦労するでぇ…

クリフ

姫騎士LOVE!のマギシュー/スカウト 。ブレない変態。メインツッコミ。

本巻でついにファストアクションに到達。二刀流ファストショットガンでパーティの最大火力に!
おかげでGMはかなり泣いてましたが(笑 バランス難しいですよねー。

姫騎士でない女性に興味がないのは以前からでしたが、そうでない女性の裸にも興味が無いとは…(笑
脱がしちゃダメとすると、H出来ないんじゃなかろーか。
また、無防備に来られると攻められないのも判明しましたね。ヘタレとは思いませんが、エリヤだけにはちょっと本気なのかも?

親切な政治家に怖がったり夢に見たイェルウェンさんを怖がったりは面白過ぎました(笑

ミケ

グラスランナー最強を目指すフェンサー/スカウト。小動物可愛い!

まさにグラスランナー!というべき好奇心の塊でありながら、歴代最大の筋力を誇り、本巻ではキリングマシーンを目指す事に。
時々の鋭いツッコミも素敵です(笑
最近では、クリフとどんどん仲良くなってきて、スカウト判定の度に競うのも微笑ましいです。
鎧着ちゃったかー(笑
カエル(バルバロス)フードとロングマフラーにちょこまか動く様がとても可愛らしいのですが、ちょこまかと動くのは好奇心だけでなく、エリヤ以外の個人主義過ぎるメンバーの間も動き回り、つなぎ止める接着剤にもなっているのが素敵だと思います。

ウィスト

自称「世間知らず」なナイトメアのフェアリーテイマー/セージ。

最近どんどんダメ夫と育児に苦労するお母さんポジションになってますね(笑
「もうしょうがないなぁ」と言って何回も、もうどれだけアンセルムに貸してるのか、とても気になります!

今回で出身も大体判明。そーか、ウィストもアンセルムと同じ逃亡者だったんですね。
家族に縛られ裏切られ、逃亡した所まで一緒なのですか。
だからこそ、父に捨てられ弄ばれたフレイアを見捨てる事など出来なかったのでしょう。
基本的に辛辣で厭世的なウィストですが、コイバナ大好きなのは意外でした。そしてついに「世間知らず」を武器にするまでに!(笑
これからどんな成長を見せてくれるのか、一番楽しみなキャラです。

エリヤ

「守れる人がいるなら、守りたい!」真っすぐ乙女な壁役ファイター/プリースト。

実は一番好きです。
駆け引きなどの頭脳プレイでは本当にへっぽこなのですが、真っすぐで正直過ぎる性格が本当に可愛いです。
だからこそ、他の根無し草の4人も疑いなくエリヤを信頼しているのでしょう。パーティの屋台骨です。
社会的にも性格的にも「信用」されるのも大きいと思います。
アンセルム、クリフ、ウィストをミケが繋ぎ、エリヤに結びついている。そしてエリヤを通して社会とーいうような感じでしょうか。
クリフを疑わず目の前で寝たのは最高でした(笑
是非このままへっぽこで突き進んで頑張って欲しいです。

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ぶるがり屋 2012/08/17 03:10

from USA(6) 蛮竜侵撃‐ドレイクストライク‐ ソード・ワールド2.0リプレイ 感想

ソード・ワールド2.0リプレイfrom USA(6) 蛮竜侵撃‐ドレイクストライク‐ (富士見ドラゴンブック)
著者:ベーテ・有理・黒崎
販売元:富士見書房
(2012-07-20)
販売元:Amazon.co.jp
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あらすじ

ついにギュスターヴ率いる蛮族軍に包囲されるリリオ。
圧倒的な兵力差に救援を求める事になるが、何処に、どのように向かうべきか。
アンセルムたちの選択は…!!

アメリカからやって来た巨人、ベーテGMのリプレイシリーズ第6巻!

前巻は外伝でしたが、今巻はついに本編が進む!
…というか進み過ぎです。ホットスタートにも程が有る(笑
問題があるマスタリングだとは思いますが、「つまらない一本道な部分はカット」という判断はなかなか出来ないもの。
難しい所ですが、英断だったのではないかな、と思います。
でもやっぱり2話だけなのは物足りないよ!

各話小感想

今回は包囲網からの脱出行、そして外交・政治を巡る陰謀劇の2話。

1話は前述の通りかなり話をすっとばしてのホットスタート
そしてニンジャ!
日本製の西洋ファンタジー世界にアメリカ人がニンジャ文化を持ち込むのは…異文化交流なのかなぁ(笑

幾度と無くギュスターヴの計画を潰してきたアンセルムたちですが、それに対して数を用意するギュスターヴはクレバーだなぁ。
すんごい苦労してるんだろうなぁ。
数押しは被害は多く出ますけど、ここに至っては最良の策でしょう。

GMは「君たちの行動のおかげで、状況はかなり良くなっているんだよ。」ともうちょっとハッキリ教えてあげても良かったんじゃないかな。
大事な分岐はメタだったんですし(笑

今回イェルウェンさん大人気ですね。
主に非人道的な方向に(笑
アンセルム達に街の運命を託すシーン、アンセルムはどれ程嬉しかったのでしょう。
こうなると三巨頭のイラスト欲しいなぁ …いやレンバートさんは目に浮かぶのでいいや(笑

安住の地を手に入れある程度気持ちが落ち着いたのか、今回のアンセルムは蛮族らしいですね。
そんなに力攻め・正面突破押しとは!(笑
ギリギリのバトルをしてみたい、というのは少し分かります。一度くらいは私もしてみたい。
でもフレイアへの教育とか完全に蛮族風なのはどうかと思うよ!

そして本刊最大の着目点、パーティ名の募集!
いやぁ、難しいです。何回も色々考えましたが、なかなか。
ドレイクを入れるとか略称でUSAにしようとか、上手い名前には辿り着けませんでした。
良いアイデアある方はこちらへどうぞ!↓
SW2.0 from USA パーティ名募集!


2話は政治劇となるかと思いきや、陰謀に対しての…ダンジョンアタック?
でも政治劇より陰謀より、大都市の闇の恐ろしさより、コイバナが一番人気だった気がするのは何でだ(笑
ウィストがついに「世間知らず」を武器にするようになったのも今までの変遷を考えると笑みがこぼれて来ますねー。もう完全にネタ設定でしたから!

ストーリーラインは予定通りだったのに、PCの気持ちに合わせてきちんとエンディングも変えるのも素晴らしいです。
ここら辺もなかなか出来ないマスタリング。ベーテさんは出来るマスターだなぁ。

イラストなど

今回イラストも漫画も枚数は凄く多いです。
ただ一人一人の肖像画っぽい、戦闘シーンの一枚絵はちょっとショボいかなー。
キャラ設定画も変更で、『第二部』っぽいですね。
合わせてキャライメージ紹介も兼ねているのかもしれません。

それらを除くと数少ない挿絵イラストですが、キメているアンセルムがお気に入りです。
どうでも良いシーンなのに下手に格好良く、笑いがこみ上げてきます(笑
漫画は今回もなかなか。
バルバロスフードのミケが可愛いです。

ホットスタートに続き予断を許さない引きなので、また次巻が待ち遠しいですね!

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ぶるがり屋 2012/08/14 00:16

今月の蒼穹のヴァルキリー感想! Role&Roll95

Role&Roll誌連載ソードワールドリプレイ新章第5話。
最新刊が絶賛発売中です!

ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(1) 聖剣のクルセイド (富士見ドラゴンブック)
著者:北沢 慶
販売元:富士見書房
(2012-07-20)
販売元:Amazon.co.jp
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あらすじ

封印の場所を示す石盤を古の聖戦士から譲り受けたヘザー。
だがその目指す地は頂が雲の果てに消え天に続くと言われる霊峰「神のきざはし」だった。
挑戦し帰ってきた者はいないと言われる地だったが、最近そこから来た少年が居ると聞き…

感想

今回は今までの手探りの状態から脱し、次の冒険につながる橋渡しの回でしたね。
ドラゴンレーダーは分かり易い(笑
聖剣とその封印にまつわるアイテムが一揃いし、これからの展開が大体固まってきました。
以前からちょいちょいと出てくるユニコーンに遺跡で受けた加護は、神紀文明ものとしても、随分と長期で強力ですね。
今のロイと王子には「呪い属性」効果は無効なんじゃないかな。

今のキャラシーに借金欄って有るの!?
今回は出番が多く、オルネッラがまるで主人公みたいでした。
ヘザーがヒロインなので、その対比として(恋の対象でないにしても)メインを張るのは当たり前なのですが… オルネッラなので色々心配です(笑
しかしオルネッラが言語覚えるだけで笑いがこみ上げてくるのは何ででしょうね(笑
「本当の豊かさは、きっとここにあるんだ。この村には、犯罪も借金も無い……」
(義行とはいえ)犯罪犯して借金まみれのオルネッラが言っても感動できませんよ!

そしてヘザーのイングリッドいぢめが多くなってきました。
それでもフィオ姫に比べれば可愛いものなのが凄いな。フィオが!(笑
イングリッド→ロイは恋じゃない気がします。ちょっとは入ってるとも思いますけど。
過保護な姉と弟に近いような感じでしょうか。

ある程度慣れ、キャラの絡みが全方向に近付いてきましたね。
リプレイの楽しさはここからが本番なので、以降の展開が楽しみです。


fromUSAでも有りましたが、他者が作ったNPCの登場は、二次創作とはまた違った不思議な違和感が有るものですね。
田中公侍さんがナチュラルにディスられているような気もしますが(笑
これは複数人で作られているワールドらならではの面白さでしょう。
女帝、そしてゲイリーと、作者が違う複数作に出てくるキャラはロマンを感じます。

それにしてもイングリッドの現金さは速度感が有るなー。
これで強欲とか無節操に感じないのが不思議でなりません(笑

イラスト

キャラ紹介イラスト、やっとイングリッド、オルネッラが更新!
待ちに待ったイングリッドはきちんとしたイラストなのですが…
オルネッラひどい(笑
何と言うチンピラ顔!

そしてよく見たら角見えてますね。
ちょっと新鮮です。

今回は酒場での相談と、飛空船からの高地にある村ユークリッドのイラスト。
いやー、2枚ともファンタジーらしい浪漫溢れる絵で良いなぁ。
特にユークリッドの方は巨大な山の岸壁をくり抜いたような村で、(実際にあり得ないレベルではないですけど)ファンタジーな風景でわくわくします!


ではまた来月!

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ぶるがり屋 2012/07/23 16:19

ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(1) 聖剣のクルセイド 感想

ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(1) 聖剣のクルセイド (富士見ドラゴンブック)
著者:北沢 慶
販売元:富士見書房
(2012-07-20)
販売元:Amazon.co.jp
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世界を救う…筈がどっちかと言うと王子の恋の行方の方が大事な
エピック・ファンタジーリプレイ第1巻発売!

あらすじ

前の戦いから2年、ダグニア地方は再び戦乱が始まろうとしていた。
セフィリア神聖王国は蛮族領域への侵攻を始めようとし、
蛮族たちの中でも不穏な計画が進んでいた。
そんな中、一時の平和を享受していたロイ王子たちの許に、 立て続けに来訪者が。
そして、ロイ王子の身に途轍もない惨事が降りかかる!
GMも大変だ!

このシリーズ、ちょっと説明が難しいんですよねー。
まず『聖戦士物語』の続編です。
そしてRole&Roll誌連載の『蒼穹のヴァルキリー』とスタートの1話だけ同じ。
2話以降が 同時並行で進んでいる物語です。
シリーズ名は『with BRAVE』みたいですね。

そんなこんなで始まったwith BRAVE第1巻、
1話以降のロイ王子とフィオ王女たちがどうなったのか、どのように冒険するのかが描かれた『聖剣のクルセイド』。
感想です!

上でも述べた通り、第1話はRole&Roll誌で読みましたが、やっぱり大変な事になっちゃいましたねー(笑
ピンゾロ乱舞とちょっとした作戦ミスのおかげで、一番死んじゃいけないキャラがポックリと(笑
それまでのピンゾロとミスが積み重なった上、止めとばかりにピンゾロ→失敗→ピンゾロはなぁ(笑

そしてパーティ分割、新キャラを加えての2話3話。
うん、やっぱりフィオ姫かわいいわー。
ライバルが矢継ぎ早に現れる中、どんどん壊れていく姫様が最高でした。
いつも壊れてるって?いつもより壊れてたのさ!

今まで一応王子への思いは私事として、基本行動目的は国と民の為でしたからね。
「十六人、頑張りますから!」は今までなら出なかったと思います。
とんでもない問題発言だよ!(笑

物語はまだまだ序盤戦といった感じでキャラも固まり切っていなようですが、フィオ王女以外は大人できちんと引けるキャラばかりなのが面白い。
と言うかレーシィ、しょうがないけどNPCの時とキャラ変わり過ぎだよ!(笑
レーシィ、セオドア、ガレットの3人が3人とも少しづつダメ人間なのが素敵です!
またダメなドレイクと因縁が出来るのもちょっと笑ってしまいますね(笑
頑張れキーン・クレカス!

今回はあくまで目安程度でしたが、多人数戦闘のルールが提示されたのは面白いです。
これからも蛮族軍との戦闘は続くので、もっとルールを活用した戦闘も見てみたいですね。

イラスト

雑誌掲載の1話も含めて全部描き下ろしっぽいですね。
レーシィの爆乳と、格好良いスコーピオン・ジェネラルのメルソレルダのイラストが無くなっちゃったのはかなりマイナスです。個人的に。

同時発売のFromUSAもそうなんですが、「キャラを描く」を優先し過ぎてちょっとつまらない絵になってるように感じます。
特に今回の絵師様はキャラより一枚絵が得意な方なので、ちょっと勿体ない気がします。
フィオ姫のファイアーボールの絵はヒットでしたが(笑

雑誌掲載時との相違点

前述の通り、イラストが全部描き替えられている…じゃないかな。
(手元に91号が見当たらないもので)
それと聖戦士物語と同様、「プレイヤーはこんなだよ〜」という部分はカットされていますね。

また、エピローグ、プロローグが描かれており、蛮族側で物語が始まる前何が起こったのかが垣間見られるます。

キャラクター

ヘザーとアジュール、イングリッドは、本格的出番に合わせて次巻持ち越しで。
雑誌掲載時にも書いてますし。

ロイ王子

草食王子。でも大物!?
相変わらずのほほんぽややんした聖戦士の王子様。
戦闘では基本へっぽこ…というレベルを通り越して今巻ではGMパーティ全員困らせるレベルでしたが(笑、戦術や大局的な見方では冷静で切れ者らしさも。
理想は高く、でも自己評価が適度に低いのが好感度が高いです。

へなちょこ大物、大好きです。
2年たってスルー力と言いますか、ライトノベル主人公力が上がった気がします(笑

フィオ王女

好戦派の肉食妄想爆走王女。でも恥ずかしがり屋で奥手だぞ!
人族の敵・蛮族には魔法で滅殺!恋するロイ王子には妄想爆発で迫る肉食王女!
…でも実行動は取れず、本当は純情な所も。
今回もロイ王子ののほほんパワーでアタックが総スルーされてましたが、今回だけで2年の恋の攻防の全容が分かるのが素晴らしいですね(笑
「そこだけは分かっちゃダメですぅっ!」は至高です!
今巻は殆どフィオ王女の面白発言集だと言っても過言ではないでしょう…!!
続々の恋のライバルにどう立ち向かうのか。
でも戸惑う王女が一番可愛いと思うので、このまま困り続けて欲しかったりします(笑
問題としては、他のヨゴレ2人が居なくなった分、変態性が際立ちそうで心配だったり(笑

レーシィ

人族の文化に憧れる「剣の無いドレイク」。ロイ王子に恋を?
前の大戦でロイ王子らに敗北し、魔力の根源である魔剣を封じられて「剣の無いドレイク」になった気高い女ドレイク。

NPCからPCになり…キャラ変わってないかい!?
騎士道精神がなりを潜め、笑いとBLネタの走るよーになってしまいました(笑
ちょっと小公女みたいなのが泣けます。
イラストが一回爆乳になったのに、普通の巨乳サイズに落ち着いてしまったのは残念でなりません。
それにしても、ドレイクは一族に一つづつオカシイ秘伝がある決まりになってしまいそーな(笑

セオドア

前向キングな竜騎士。ロイたちを導く…のかなぁ?
2話から参戦、デュポール歴戦の竜騎士なんですが、物凄いポジティブで口も回るので、お調子者に見えるなー。
ドラゴンから降りれば一騎当千から一騎当一になるのが素晴らしいです(笑
それでも唯一の大戦経験者。ダイス運も悪くなく、機動力、壁、攻撃力とどれも主力です。
タンデムより火力取っちゃったのがちょっとマイナスでしょうか(笑
一応先の大戦でオルネッラと同じ戦いを経験した事になりますが、国もレベルも全然違うので面識は無さそうです。

ガレット

性別不詳の蠱惑的なエルフ。フィオをお気に入りに?
2話から参戦、エルフの国、アルフォート王国の敏腕フェアリーテイマー&スカウト。
ファストアクション魔法使いの恐ろしさは誰しも知る所。とっても強い。
一歩引いた大人の雰囲気で、表情がくるくる変わるフィオがお気に入り。
気が合いますね!
普通のエルフ像そのままではないものの、今までのエルフは長生き以外は世俗過ぎるキャラばかりだったので、こういう森や妖精を愛し、ミステリアスなエルフは期待大です。


結構な引きで終わった今巻、そして『蒼穹のヴァルキリー』との連動は、他の八部衆はどんなキャラなのか。
続きが今から待ち遠しいです!

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