バキ 大擂台賽編 10話の感想
バキ 大擂台賽編 10話
「stand and fight」の感想です。
【Amazon.co.jp限定】「バキ」大擂台賽編 Blu-rayBOX (特典:板垣先生描き下ろしキャラファインボード)
島﨑信長 (出演), 大塚明夫 (出演), 平野俊貴 (監督)
DMM pictures
2020/10/28
バキ
梢江の愛を掴むために、バキに勝つためにJrの挑戦は続く!
そうか、ただ強い相手を探して行き着いたのじゃなくて、地下闘技場・最大トーナメントの上位者in日本を探してたのですね。
渋川剛気、愚地独歩と倒し、次の対戦相手は準優勝者、バキの兄
ジャック・ハンマー!!
いや強い、怖い、勝ち筋が分からない。
後々戦術眼の乏しさは指摘される彼ですが、やっぱり
真正面から戦ったらバケモノですよね…。
そして続く、渋川先生と独歩との再戦。
動きといい表情といい痛々しい描写といい、素晴らしい!
痛々しくダメージを積み重ねる戦いに2人が卑劣に見えますが、実はかなり優しく、より強い戦士への道へ導いてるのですよね…
『最凶死刑囚編』で勇次郎に近い圧倒的な"暴"の人獣との戦いでは、試合を超えた殺し合いと言う戦闘を経てより一段上の戦士になっていく過程が描かれましたが、今回はその優しい簡易版。
一応ジャックも含めて、Jrの実力を計りながら、そして殺し合いと言葉にしながら、決して殺そうとも、復帰不可能な怪我も負わせてないのですよね。
…いやリアル世界だと拳治らない怪我だったよーな気もしますが!(笑
お前の身体能力・技術は一流だけど、戦士としてはまだ未熟だよ、試合ではない戦い、殺し合いはこんな生臭い恐ろしい延々と続く生き方だよ、と。
渋川先生に指が折られ、独歩が額で拳が折られた時の声がまた痛そうで…
そんな戦いの中で、本当に痛くて苦しくて怖いのに、安いプライドがへし折られても、それでもなお。
逃げず勝負に応じ続け、勝った相手をなじらない、格好悪いけど、へこたれないJr。
ちょっと好きになってきました。
勝手にすり寄ってきて戦いを挑んで傷つきまくり、それでも嘯くのは確かに格好悪いけど、梢江ちゃんのなじりが傷にしみますよ…
インタビューでアメリカいると思ってたアライパパが来た!
よく考えたらインタビューとこの一連の戦い、時系列関係ないですよね(笑
さぁ次回、面白いぞ!