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バキの記事 (41)

ぶるがり屋 2020/09/08 02:52

バキ 大擂台賽編 10話の感想

バキ 大擂台賽編 10話
「stand and fight」の感想です。


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2020/10/28

バキ

 梢江の愛を掴むために、バキに勝つためにJrの挑戦は続く!
そうか、ただ強い相手を探して行き着いたのじゃなくて、地下闘技場・最大トーナメントの上位者in日本を探してたのですね。
渋川剛気、愚地独歩と倒し、次の対戦相手は準優勝者、バキの兄
ジャック・ハンマー!!
いや強い、怖い、勝ち筋が分からない。
後々戦術眼の乏しさは指摘される彼ですが、やっぱり
真正面から戦ったらバケモノですよね…。

 そして続く、渋川先生と独歩との再戦。
動きといい表情といい痛々しい描写といい、素晴らしい!
痛々しくダメージを積み重ねる戦いに2人が卑劣に見えますが、実はかなり優しく、より強い戦士への道へ導いてるのですよね…

 『最凶死刑囚編』で勇次郎に近い圧倒的な"暴"の人獣との戦いでは、試合を超えた殺し合いと言う戦闘を経てより一段上の戦士になっていく過程が描かれましたが、今回はその優しい簡易版。
一応ジャックも含めて、Jrの実力を計りながら、そして殺し合いと言葉にしながら、決して殺そうとも、復帰不可能な怪我も負わせてないのですよね。
…いやリアル世界だと拳治らない怪我だったよーな気もしますが!(笑

 お前の身体能力・技術は一流だけど、戦士としてはまだ未熟だよ、試合ではない戦い、殺し合いはこんな生臭い恐ろしい延々と続く生き方だよ、と。

 渋川先生に指が折られ、独歩が額で拳が折られた時の声がまた痛そうで…
そんな戦いの中で、本当に痛くて苦しくて怖いのに、安いプライドがへし折られても、それでもなお。
逃げず勝負に応じ続け、勝った相手をなじらない、格好悪いけど、へこたれないJr。
ちょっと好きになってきました。

 勝手にすり寄ってきて戦いを挑んで傷つきまくり、それでも嘯くのは確かに格好悪いけど、梢江ちゃんのなじりが傷にしみますよ…

 インタビューでアメリカいると思ってたアライパパが来た!
よく考えたらインタビューとこの一連の戦い、時系列関係ないですよね(笑
さぁ次回、面白いぞ!

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ぶるがり屋 2020/09/08 01:19

バキ 大擂台賽編 9話の感想

バキ 大擂台賽編 9話
「達人VSボクサー」の感想ですよー。


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バキ

 神の子激突編 開始。
父・勇次郎との戦いを決心したバキの前に立ち塞がるは、同じく強き父を持つアライJr。
…正直。あんまりこの編好きじゃないのですよねー。
最初からこの先の親子の対決まで、要素や話の流れとして必要だとは分かるのですが…。
単純にアライJrが好きじゃないからだと思います。

 いや梢江とのコントは割と好きなのですが(笑
バキもJrも割と勝手で、本質的には梢江の気持ちまでは分かってないのが、何ともキツい。
バキが冷たいように見えるのは、徹底的に自立と自我を大事にしてるからですが、Jrはまず「強いから」「バキより強いか」どうかが梢江の愛には関係無いところが全く分かってない、気持ちを知ろうとしていない所がなんとも…
童貞くさいよ!(涙

 戦いのセンス、試合の強さとしてはおそらくバキに並ぶJr。
この強者ながらも経験が少なく、色々な強さを知らない視点が新鮮で面白い。
今更ながら作中最強に近い2人の達人、渋川剛気と愚地独歩の武技と強さを見せてくれます。

 板垣恵介先生お得意のインタビュー解説、今回は特にそのリアル感が怖くも面白く。
鉄パイプ全身の衝撃は、味わいたくないなぁ(笑

 梢江の前で、バキに恋と強さの挑戦をするJr。
そのままEDの長距離勝負に入っちゃうのは、2人とも子供っぽく見えちゃうぞ!(笑

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ぶるがり屋 2020/09/08 00:24

バキ 大擂台賽編 8話の感想

バキ 大擂台賽編 8話
「最強の称号」の感想ですよー。


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バキ

 力と技、強さと強さ、純粋と純粋、最強と最強!
大擂台賽編・中国 VS.日米連合戦、
最終戦、決着

 凄まじく面白く虚を突かれた、予想外の決着でした。
連載時は一つ一つの戦いしか見ていませんでしたが、アニメでまとめて俯瞰して見て。
烈海王と寂海王の試合と合わせて、
「強さ」「勝利」「我を通す」
その多面性を見せてくれました。

 例えば烈は寂の招聘に嫌な顔-は思いっきりするだろうけど(笑、不承不承ながら必ず受け入れるでしょう。
観客は中国武術に胸湧き希望を持ち、郭海皇は見事最強の名を捨てずに生き延びた。

 以前勇次郎が言った通り、「我を通すことが強さ」と言うなら、苦虫を噛み潰したような敗北感を抱いた烈は、全力で殴る開放感も快感も無かった勇次郎は、敗者なのですよね。
意思を貫き、目的を果たした方は、敗者である寂と郭。
もちろん強い方が勝ったのも事実で、強さと勝利が、決して一元的なものではないことを示した、素晴らしい決着でした。

 バキが父を超えるというなら、父とは違う強さも有る、そう示したように思います。

 郭の死んだふり術はまぁ卑怯なんですけど、生き返った姿に驚く仲間4人が面白くてもうね!(笑
お前ら世界最高峰の達人だろ!
特に龍書文なんか大怪我なのにもう大丈夫そうとか、あんなに拘り貫いたハンドポケット解いちゃうとか、
可愛かよ!

 また、バキの勇次郎大好きっぷりが爆発して、こちらも可愛いですよね〜。
まー強くなる理由も戦う理由も父のためですし、ファザコンなのがより明らかになっただけと言うか(笑
全てはお母さんもお父さんも大好きだから、なのですよね。

 戦い終わって。
郭海皇と勇次郎の語らいも、祭りが終わった静寂と闇の中、お互い認め合った男同士らしく涼やかでイイですよね…。
『バキ』らしくてらしくない、素敵な決着でした。

 大擂台賽は終わり。
父・勇次郎との戦いを決心するバキがまた一つ壁を越える戦いが始まる。
新たにバキの前に立ち塞がるのは-
アライJr!
神の子激突編 開始。

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ぶるがり屋 2020/09/07 23:34

バキ 大擂台賽編 7話の感想

バキ 大擂台賽編 7話
「海皇」の感想ですよー。


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2020/10/28

バキ

 大擂台賽編・中国 VS.日米連合戦、
最終戦 開始!!
いや〜アナウンサー良い仕事するなぁ!
中尾隆聖さんの名調子も加わって、「だよね!」と頷いてしまいます。

 中国人観衆の嘆きを否定する範馬勇次郎、実際尊重してるけど、だからこそ自分が力づくで叩き潰す会館前提ですよね(笑
先に侮辱されたとは言え、いや〜性格悪い。
知ってたけども!(笑

 その後の車椅子での会話も、間違いなく勇次郎のリスペクトを感じるのですよね。
ただまぁ、勇次郎にとって
リスペクト=気持ちよく潰す、しゃぶり尽くす
なのかなー、と(笑

 郭海皇の過去、その強さの道程。
今までの不遜さ傲慢さも苛烈さも全て、強さへの烈しい渇望と真摯さの結果なのだと理解できました。
ただ、強さの為に、全てを削ぎ落として。

 消力!
正直「攻めのシャオリー」の描写には納得いってませんが(笑
今まで読者が見続けてきた最強・範馬勇次郎とは別種の、強さの最高峰。

 自分の若さを痛感する烈と、父の強さを信じたいバキが可愛い。
本当に仲良いよなぁ。

 次回、最強の決着。
最強同士の戦いも、戦いを見守るバキと烈の心の動きも、楽しみです。

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ぶるがり屋 2020/09/07 22:35

バキ 大擂台賽編 6話の感想

バキ 大擂台賽編 6話
「スバラシイッッ」の感想ですよー。


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2020/10/28

バキ

 待ってました…この試合が見られるのを!
寂海王 VS.烈海王!!!!
まずは、こちらもバキ読者なら"我らが"とつけちゃう烈海王。
最凶死刑囚編を見た後なら、烈が、どんな詐術でも、矢でも鉄砲でも受け切って勝つという自負を持ち、かつその実力があると知っています。
 寂海王の握手の仕掛けも、その烈の人となりを読み切っての策であり、烈もそんな策だと理解しての勝負なのですよね。

 寂は人を読み、勝ち筋を模索しての最も確率の高い、でも危うい仕掛けであり。
烈は国と寺を背負ってもなお、戦いと勝利に絶対の自信と喜びを持ち。
寂さえ計り損ねた実力差は有ったものの、まさに寂と烈の、人間と武術家としての戦いでした。

 いやホント、笑っちゃうほど烈が強い。
寂も今までの描写から最強格キャラと"戦える"レベルでありながら、武技としては完全に翻弄されるレベルで、視聴者の我々も戦いの流れを知っていても見惚れる技の数々、その強さ。

 だからこそ、だからこそ。
寂の切ない強さへの渇望も、圧倒的な強さへ立ち向かう勇気も、烈の真っ直ぐで自信満々な若い強さこそ利用する詐術も。
惚れてしまいました。
 おまけにちょいちょい可愛いんだよなぁ寂のおっちゃん(笑
「怖え〜」「ヤバッ」が大好きですよ〜。
まーどー考えても背中丸見せで「護身開眼!」は隙だらけだと思いますが(笑

 完敗し試合が終わってもなお、完全にバキと烈を騙し切るなんて、もう苦い顔して嘆息するしかないですよ。
苦り切って悔しくもちょっと楽しそうな烈、やってらんないとばかりのバキ、大声出して勧誘し続ける寂。
もう最高!(笑

 またこの試合、最後の試合と合わせて「強さとは」「勝利とは」「我を通す」を見事に複層的に見せた戦いなのですよね。

 第四試合、共にバキと同格、ライバル格に見える演出を経てきた2人、
アライJr VS.範海王!
こちもほぼ瞬殺でしたが、やっぱりこっちも噛み合ったからこその結果じゃないかな。
Jrが除海王に合わせるのに随分と苦労しましたし。
 それでも!とすがる範に強さと誇りを、でも経験、強者との戦いや苦戦を知らない脆さを感じました。

 「そんなふうに考えていた時期が‬俺にもありました。」がここまで有名なネットミームになるとは思いませんでしたが、確かに印象的なコマですよね。
たしか少年編、ユーリとの戦いの前にボクシングを不完全だと言ってましたか。
蹴りというのはどうかと思いますが(笑、息を呑むほど鮮やかなフットワーク、パンチを生かす踏み込みでした。

 範海王がジャク・ハンマーに続く、世界中に撒かれた勇次郎の子供だと私も思いましたが、『バキ』は読者の予想をこれでもかこれでもかと被せてインパクト最優先で超えてきた漫画なので、まーそこら辺を投げ捨てる作品だとしか言えないですね(笑
幼年編から、花田純一を一回かむ必要性があったのかと問いちゃうよ!

 大擂台賽編・中国 VS.日米連合戦、
ついに次回、最終試合。

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