ぶるがり屋 2020/09/08 00:24

バキ 大擂台賽編 8話の感想

バキ 大擂台賽編 8話
「最強の称号」の感想ですよー。


【Amazon.co.jp限定】「バキ」大擂台賽編 Blu-rayBOX (特典:板垣先生描き下ろしキャラファインボード)
島﨑信長 (出演), 大塚明夫 (出演), 平野俊貴 (監督)
DMM pictures
2020/10/28

バキ

 力と技、強さと強さ、純粋と純粋、最強と最強!
大擂台賽編・中国 VS.日米連合戦、
最終戦、決着

 凄まじく面白く虚を突かれた、予想外の決着でした。
連載時は一つ一つの戦いしか見ていませんでしたが、アニメでまとめて俯瞰して見て。
烈海王と寂海王の試合と合わせて、
「強さ」「勝利」「我を通す」
その多面性を見せてくれました。

 例えば烈は寂の招聘に嫌な顔-は思いっきりするだろうけど(笑、不承不承ながら必ず受け入れるでしょう。
観客は中国武術に胸湧き希望を持ち、郭海皇は見事最強の名を捨てずに生き延びた。

 以前勇次郎が言った通り、「我を通すことが強さ」と言うなら、苦虫を噛み潰したような敗北感を抱いた烈は、全力で殴る開放感も快感も無かった勇次郎は、敗者なのですよね。
意思を貫き、目的を果たした方は、敗者である寂と郭。
もちろん強い方が勝ったのも事実で、強さと勝利が、決して一元的なものではないことを示した、素晴らしい決着でした。

 バキが父を超えるというなら、父とは違う強さも有る、そう示したように思います。

 郭の死んだふり術はまぁ卑怯なんですけど、生き返った姿に驚く仲間4人が面白くてもうね!(笑
お前ら世界最高峰の達人だろ!
特に龍書文なんか大怪我なのにもう大丈夫そうとか、あんなに拘り貫いたハンドポケット解いちゃうとか、
可愛かよ!

 また、バキの勇次郎大好きっぷりが爆発して、こちらも可愛いですよね〜。
まー強くなる理由も戦う理由も父のためですし、ファザコンなのがより明らかになっただけと言うか(笑
全てはお母さんもお父さんも大好きだから、なのですよね。

 戦い終わって。
郭海皇と勇次郎の語らいも、祭りが終わった静寂と闇の中、お互い認め合った男同士らしく涼やかでイイですよね…。
『バキ』らしくてらしくない、素敵な決着でした。

 大擂台賽は終わり。
父・勇次郎との戦いを決心するバキがまた一つ壁を越える戦いが始まる。
新たにバキの前に立ち塞がるのは-
アライJr!
神の子激突編 開始。

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