封魔メイドハンター氷華/第2室「ワイン貯蔵庫/物鬼」

第2室「ワイン貯蔵庫/物鬼」

【氷華】
「…どっ…どうして…こんな所に貯蔵庫が…?」

更なる罠の匂いを感じ取り、
身体を強張らせていく氷華。
しかし、だからと言って、
絵画室に引き返す訳にもいかないのだ。
意を決し、彼女が貯蔵庫内へと足を踏み入れると、
待ってましたと言わんばかりに、貯蔵庫の棚から、
何十本ものワイン瓶が飛び出して来る。

【氷華】
「きゃっ!?」

罠だと分かっていても、その奇襲を、
咄嗟に回避する事は不可能であった。
数本のワイン瓶を避けたところで、
遂に氷華はバランスを崩し、転倒してしまう。

貯蔵庫の石畳の上に、尻餅をつく形となった氷華の身に、
今度は蛇のようにしなったロープが絡まりついてくる。

【氷華】
「こっ…コレは物鬼っ!
またこんな低俗な鬼たちに…このワタクシがっ…
遅れを取るだなんてっ…ううっ…屈辱ですわっ!」

瞬く間にロープで縛り上げられ、
起き上がることが出来なくなってしまった氷華。
そのボディラインが強調された艶めかしい肉体に、
最初に突撃してきたワイン瓶たちが、
宙を舞い、襲い掛かってくる。

ソレは見た目こそワイン瓶その物であったが、
中身は血肉がギッシリと詰まった、
障鬼だったのである。
よく見れば瓶の表面には、
何本も血管が浮き出ており、
瓶底やラベルの部分にも、
鼻や目玉があったのだ。

この位置関係からすれば、差し詰め注ぎ口辺りは、
文字通り口唇なのであろう。
コルク栓である筈の部分は、
まるで人間の舌の様に赤々としており、
生物的な光沢と湿り気を帯びていたのである。

【氷華】
「ううっ…気持ち悪い…なんて悪趣味なんですのっ…
見た目は道具その物ですのに…生きているだなんてっ…
信じられませんわっ…ああっ…コチラに来ないで下さいましっ!」

尻餅をついた状態のまま、
ジリジリと後退っていた氷華であったが、
スカートやブラウスの袖にも栓抜き状の、
物鬼が突き刺さり、それも出来なくなってしまう。
気が付けば氷華は完全に物鬼たちによって、
身体の自由を奪われてしまっていたのだ。

【氷華】
「…ああっ…物であるアナタたちが…
一体ワタクシに何をしようと言うのですかっ!」

人間の体の一部である体鬼とは違い、
物鬼たちは全て現存する道具たちを模している。
それはつまり人間の様な性交は出来ない筈…。

そんな思惑から発せられた言葉だったのだが、
氷華は自分の判断の甘さを、
すぐにその身をもって痛感する事となった。

【氷華】
「いっ…いやぁぁぁぁぁぁぁっ!!
どうしてっ…服を脱がすのですかっ!?
ああっ…ダメぇっ…またこんな辱めを受けるだなんて…
ダメですっ…いけませんわぁぁぁぁっ!!」

生き物の様に蠢くロープと鋭利な栓抜きによって、
器用にも脱がされていく氷華のブラウスワンピース。
彼女は先ほどの体鬼の時と同じ様に、
鬼たちの眼前で純白のランジェリーを、
曝け出してしまったのである。

そして、そんなエロティックな氷華の姿が呼び水となり、
ワイン瓶たちのコルク栓が一斉に垂れ下がっていく。

【氷華】
「あっ…あっ…なっ…何ですのっ!?
ううっ…嫌ですわっ…何かが出て来てるっ…ううっ…
コレはワインなんかではありませんわっ…ああっ…
すごくネバネバしていてっ…はっ…白濁としておりますの…」

ワイン瓶の中から唐突に噴出し始めたその液体は、
明らかにアルコール飲料では無く、生物の体液…、
濃厚なザーメン…その物だったのである。

【氷華】
「やだっ…どうして瓶の中から…こんなモノがっ…
ううっ…掛けないで下さいましっ…嫌なんですっ…ひうぅぅっ…
こんな不浄なモノを…ワタクシの身体に掛けないでぇぇっ!」

人間の一般的な精液とは違い、どちらかといえば、
粘り気を帯びたミルクの様なそのザーメンは、
露出していたブラとパンティの上へと降り注ぎ、
純白のランジェリーを一気に透けさせていったのだ。

いくら退魔の力を施していようとも、
液体までは退ける事は出来ない。
下着の上から浸透した鬼たちのザーメンは、
氷華の性感帯に到達するや否や、
あり得ないほどの性感を、
彼女の身にもたらしていったのである。

【氷華】
「ひっ…ひいぃぃぃぃっ…何ですのっ…コレぇっ!?
熱いのっ…すごく熱くなって来てぇぇぇっ…ああぁぁっ…
ダメぇぇぇっ…まだ…何もされておりませんのにぃっ…
ワタクシのアソコっ…すごく…ジンジンしてきてぇぇぇっ!」

【氷華】
「…ああっ…そんなっ…コレは媚薬なのですか?
障鬼たちが持つという…媚薬まじりの精液っ…
すごいエッチな体液がっ…ワタクシの地肌にぃぃぃっ!」

【氷華】
「…うっ…んくっ…んんんっ…んふぅぅぅぅぅっ!!
だっ…ダメよっ…そんなっ…肌に触れただけなのよっ…
身体の中に入った訳でも無いのにっ…どうしてこんなっ…
あああぁぁぁっ…ダメっ…ダメぇぇぇぇぇっ!」

ビクビクビクッと激しく腰を震わせて、
身悶えを繰り返していく氷華。
先刻の体鬼の愛撫など、
比較にならないほどの性感が、
彼女のヴァギナと乳首を襲撃していたのだ。

【氷華】
「こっ…こんな状況でっ…触れられてしまったらっ…
ワタクシっ…またおかしくなってしまうっ…ふあぁぁぁっ…
…ついさっき…いっ…イッたばかりですのにぃぃぃっ…
ダメよっ…それだけは絶対にっ…いけませんわぁぁぁぁっ!」

下着の上からでもハッキリと分かるほどに、
勃起しまくっていた氷華の乳首。

そのいやらしく膨らんだ突起物に、
これまた淫靡に変化したワインオープナーが、
ゆっくりと近づいていく。

【氷華】
「ひっ…ひあぁぁぁぁぁぁんっ…ダメっ…ダメぇぇぇっ!
オープナーがっ…ワタクシの乳首をっ…すっ…吸ってるっ…
ああぁぁんっ…そんなっ…ブラの上からですのにっ…
どうしてこんなにっ…感じてしまいますのぉぉぉっ!」

【氷華】
「やめてくださいっ…お願いですからっ…もうっ…
チュウチュウしないで下さいましっ…ひあぁぁぁぁっ…
乳首っ…ダメなんですっ…本当に敏感だからっ…ああっ…
…ダメっ…ダメっ…ダメぇぇぇぇぇぇっ!!」

まるでヒルの口の様な形状に変化した、
ワインオープナーが氷華の乳頭に、
ブラの上から吸い付いて来る。

当然の事ながら退魔効果が施されている、
ブラジャーの生地を、下等な障鬼である、
物鬼たちが突破できる筈も無い。
その愛撫はあくまでも下着越しであったのだが、
媚薬精液により性感が高められていた、
氷華にとってソレは、異常なほどの快楽を伴って、
全身を駆け巡っていたのだ。

【氷華】
「ああぁぁぁんっ…ダメっ…ダメぇぇぇぇっ…ソレっ…
本当に感じてしまうからぁぁぁっ…ああっ…許してっ…
ワタクシの乳首にっ…吸い付いてはダメなのぉぉぉっ!」

【氷華】
「…ううっ…ぶっ…ブラがある筈ですのにぃぃぃぃっ!?
どんどんと吸い付いてきてるっ…ああっ…何かが擦れてぇっ…
ワタクシの乳首を…何かが…こねくり回しておりますのぉ…
いやぁぁぁぁっ…やめてくださいっ…もう…許してぇぇぇっ!」

【氷華】
「ワタクシっ…乳首だけでっ…いっ…イッてしまうっ…
ダメよっ…それだけは絶対にダメぇぇぇぇっ…ううっ…
由緒正しき…陰陽師の末裔である…ワタクシがっ…こんな…
連続でイカされてしまうだなんてっ…絶対にダメぇぇぇっ!」

ブルブルと顔を横に振りながら、
苦悶の表情で性感を耐え忍ぶ氷華。
だが、そんな彼女のささやかな抵抗を嘲笑うかの如く、
複数のワイン瓶たちが一斉に、
パンティの上から氷華の膣口を責め立てていく。

【氷華】
「ひっ…ひいぃぃぃぃぃぃっ!?
いけませんわっ…そんなっ…ああっ…ダメぇっ!
いまっ…ソコを弄られたらっ…ワタクシっ…もう…
ダメなんですっ…ぜっ…絶対に無理なのぉぉぉぉっ!」

【氷華】
「ふあぁぁぁぁぁっ…許してっ…許してぇぇぇぇっ!
ワイン瓶の先端がっ…ワタクシの膣口をなぞってるぅぅっ…
…ああぁぁんっ…すごく熱くて…ヌメヌメしたっ…
こっ…コルク栓がっ…ワタクシのヴァギナをぉぉぉぉっ!」

【氷華】
「やめてくださいっ…もう本当にっ…ダメぇぇぇぇっ!
ワタクシっ…オープナーとワイン瓶にっ…性感帯っ…
愛撫されまくってぇぇぇぇっ…ふあぁぁぁぁぁっ…
んんっ…いっ…イッてしまいますのぉぉぉぉっ!!」

どぷっ、どぷぷぷぷっ、どぴゅっ!

【氷華】
「ひゃあぁぁぁぁぁっ…イクイクっ…イクぅぅぅぅっ!!
ワタクシっ…こんな物鬼なんかに…性感帯っ…責められてっ…
イッちゃうのっ…ああああっ…ブザマに何度もっ…イクゥ!」

じゅぷぷぷっ、じゅぷっ、じゅぱぁ!!

【氷華】
「止まらないっ…ああっ…止まりませんのぉぉぉぉっ!
ひゃあぁぁぁぁんっ…もう許してぇぇぇっ…ううっ…
すごい刺激でっ…グリグリされてぇぇぇっ…ああぁぁぁっ…
ワタクシっ…ショーツ越しにっ…まっ…また…イッてしまう…」

【氷華】
「はっ…はひゃあぁぁぁぁぁぁんっ!…もうダメぇぇっ!
物鬼たちのエッチな体液のせいでっ…ワタクシのオーガズムっ…
とまらないっ…ううっ…アソコっ…気持ち良すぎてぇぇぇっ…
もうダメなんですのぉぉっ…ああっ…イクぅぅぅぅっ!!」

どぷんどぷんどぷっ、じゅぼぼぼぼっ!!!

立て続けに三回もオーガズムに達してしまった氷華。
ソレは箍が外れた桶…その物であった。

貞操防御の術で守られている筈の恥部からは、
止め処なく愛液が溢れ出し、
彼女の純白のパンティを、
内側から淫らに染め上げていく。

物鬼たちはそんなブザマな姿を晒して、
悶絶を続けている氷華の肉体に、
更に大量の媚薬体液を浴びせ掛けていき、
彼女の全身をザーメンまみれにしていったのだ。

【氷華】
「いやぁぁぁぁっ…また…体液出てるぅぅぅぅぅっ!
ああぁぁぁんっ…ソレっ…掛けてはダメなのぉぉぉっ!
ソレ掛けられたらっ…ワタクシっ…またイッちゃうっ…
いまっ…連続でイッたばかりですのにぃぃぃぃっ…んんぅ!」

【氷華】
「えっ…エッチな体液でっ…ワタクシの乳首っ…もうっ…
限界なんですっ…あああぁぁぁっ…すごい勃起してるのにっ…
オープナーにっ…念入りにチュウチュウされてしまってぇ…
ひやぁぁぁっ…もうダメぇっ…もう許してぇぇぇぇんっ!」

【氷華】
「アソコと一緒にっ…チュウチュウ…ダメですぅぅぅっ!
舌みたいなコルク栓がっ…ワタクシのクリトリスをっ…
すごいっ…ペロペロしていてぇぇぇっ…ああぁぁぁぁぁっ…
ショーツ穿いておりますのにぃっ…すごい敏感でぇぇぇっ!」

【氷華】
「ワタクシっ…またイッちゃうっ…ああぁぁぁっ…ダメよぉ…
そんなに何度もっ…イッてしまったらっ…うっ…うくぅぅっ…
こんな下等な鬼たちの前でっ…エクソシスターのワタクシがっ…
ああああぁぁぁっ…イクっ…イクっ…イクぅぅぅぅぅんっ!!」

じゅぷっ、じゅぷぷぷぷぷぷぅっ!!!

再びパンティの股布をグッチョリと湿らせて、
激しくイキまくってしまった氷華。

物鬼たちはそんな彼女の痴態に満足したのか、
氷華に対する縛めを解くと、その場から一斉に、
引き下がってしまったのである。

後に残されたのは、体鬼の時と同じ様に、
性感の余韻に身悶えを続ける氷華だけ…。

彼女は全身に付着していた物鬼たちの体液を、
エプロンで拭い取ると、着衣の乱れを直して、
ヨロヨロと立ち上がろうとする。

その姿は何ともか弱く、
とても歴戦のエクソシスターとは思えない。

【氷華】
「…いっ…いったい…次は…
何が待ち構えていると言うの…?」

扉を開け、先へ進むほどに、
激しくなっていく障鬼たちの責め。

しかし、ソレが分かっていようとも、
氷華は先に進むしかないのである。

………………………

………………

………

第3室「通風口/虫鬼」へと続く…

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ブラジャーを露出させられる氷華。

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