FreeLancers:Re／８回目

【FreeLancers:Re／８回目】

シレーヌたちが待つギルド待合所に、
神妙な面持ちで入って来たフィレル。
既に彼女がシーダー伐採の任務を失敗した事は、
ギルド中の噂になっていた。

「…どうやらあのエルフの女、
またアナルを穿られたらしいぜ！」

「スコルピルに次いで、シーダーにもかよ！
モンスター御用達のアナルじゃねぇか！」

そんな下世話な話で盛り上がる男たち。
彼らの好奇の視線は、
フィレルの形の良いヒップに集中していた。
エルフでありながら、二度もモンスターに、
犯されてしまったフィレルのアナル。

その魅惑の排泄器がどうなっているのか？
という事は、男たちで無くとも、
興味は尽きなかったのである。

同性である筈の女冒険者や傭兵たちからも、
ヒソヒソと噂話をされ、嘲笑されていくフィレル。
彼女はそんな刺すような侮蔑の視線を、
自身の肉体に向けられる度に、
例えようのない肉悦を密かに感じてしまう。

【フィレル】
（ああっ…やだっ…私ったら…皆様の噂の的なのに…
…皆様にっ…すごく蔑まれているのにぃっ…んんっ…
身体の奥っ…とっても熱くなっていて…ああっ…ダメぇ…
どうしてこんなにっ…変な気持ちになってるのぉっ！）

待合所の入口でフィレルは、
モジモジと下半身をしならせて、
顔を紅潮させていく。
自分でもこんな感情は、
「おかしい」と思いつつも、
彼女はその目眩く官能を、
抑えることが出来なかったのだ。

【フィレル】
（あっ…ダメっ…皆様に見つめられているだけで…
わっ…わたしっ…お尻の穴っ…キュンってなっちゃう！
今はっ…何もされていない筈なのにっ…
あの時の感覚が蘇って来てっ…わっ…私ぃぃぃぃぃっ！）

ブヨブヨとしたシーダーの雄しべが、
自分の肛門を開け広げ、
何度も何度もピストンしていく感覚。
その魔性ともいえる感覚が、
唐突にフラッシュバックし、
フィレルの全身を駆け巡っていく。
その瞬間、うっすらと、
フィレルの秘部は湿り気を帯びていた。

【フィレル】
「ひっ…ひゃあぁぁぁぁっ…ダメぇっ…私っ…
こんな所でっ…皆様がいっぱいおりますのにっ…
そんなっ…見られてるだけでっ…イッ…イキそうに…
ダメなんですっ…そんなこと…絶対にダメなのぉ！」

好奇の視線と侮蔑の言葉に曝されて、
待合所の入口から一歩も、
動けなくなってしまっていたフィレル。

このままでは本当に…私っ…イッちゃうっ！

そんな最悪の光景を意識したフィレルだったが、
彼女の気持ちが折れる直前に、
ポンっと、誰かが背中を押し出したのである。

【？？？】
「はいはい、デリカシーの無い話はそこまでですよ！
ココの傭兵さんたちは、そんなに民度が低いのかしら？」

フィレルの背中を押して、
案内所内へと入ってきたのは、
黒衣の法衣を身に纏った、
エルク聖教の遠征神官、
プレアーナ・エレハイムであった。

突然現れたエルクの神官に驚き、
視線を逸らしていく男たち。
聖職者が相手では、
この手の下品な話題はバツが悪い。
皆、そそくさと席を立ち、
案内所から出て行ってしまったのである。

【プレアーナ】
「まったく…世俗の方たちには困ったものです。
フィレルさん、貴女が気に病む事は無いのですよ？」

【フィレル】
「はっ…はい…ありがとうございます…」

シーダーに捕獲され、アナルを、
徹底的に犯されまくっていたフィレルを、
救い出してくれたのが、
巡礼路の視察にたまたま来ていた、
このプレアーナであったのだ。

【アロエラ】
「フィレルお姉ちゃん…大丈夫！？」

待合所の奥から心配した面持ちの、
アロエラが駆け寄ってくる。
どうやらシレーヌはフィレルに対して、
卑猥なヤジを飛ばした男たちを懲らしめているようで、
複数の男たちを精霊術で締め上げていた。

【フィレル】
「だっ…大丈夫よ、アロエラちゃん…
シレーヌも…その辺にしといてあげてっ！」

【シレーヌ】
「こんな下品な奴らなんかに遠慮するな！
コイツらはなっ、オマエに対して、
【アナルで感じる変態エルフ女】だなんて、
酷い事を言っていたんだぞっ！」

【フィレル】
「（ううっ…それは否定できないけど…）
…怪我なんてさせたら色々と大変だから、
本当にその辺で許してあげて…私は大丈夫だから！」

【シレーヌ】
「フンッ、オマエがそこまで言うなら、
今回だけは勘弁してやるかっ!
オイっ、人間共っ、あまり私らを馬鹿にするなよっ！」

精霊の力で男たちを、
まとめて待合所から放り出していくシレーヌ。
プレアーナはそんな彼女の様子を、
感心げに見つめていた。

【プレアーナ】
「あらあら…とても強い精霊術ですね。
貴女ならシーダーの討伐にも向いていそう」

【シレーヌ】
「んっ、何だこの尼さんは？」

【フィレル】
「もっ、もうシレーヌったら！
この方は私を助けて下さった、
エルク聖教の遠征神官プレアーナ様よ」

【プレアーナ】
「貴女たちがフィレルさんのお仲間さんね？
初めまして、私の名前はプレアーナ・エレハイム。
貴女たちに改めてシーダーの討伐を、
依頼させて頂きたいと思っております！」

【マテリア】
「おっとぉー！依頼については私を通してねぇん！
その前にフィレルちゃんはマイラのとこで、
結果報告をよろしくネン！」

【フィレル】
「あっ、はい…すみません…
それで今回の依頼なんですが…」

【マイラ】
「はいはーい、聞き及んでおりますよ。
今回の依頼は………残念ながら失敗ですね。
違約金は掛かりませんが、
諸経費分だけ借金が増えちゃいました。
フィレルさん…次回にガンバです！」

成功報酬　　　　　　０ver
借金返済　　　　　　０ver
　諸経費　　　－２５０ver
　手数料　　　－２５０ver
　　合計　　　－５００ver

　残債額　２６７５００ver

【マテリア】
「という訳で改めて任務お疲れ様～。
依頼は失敗しちゃったけど、
そこにいるプレアーナさんから、
新たに討伐任務がオーダーされたわ。
やる、やらないは貴女たちの自由だから、
遠慮無く、行く依頼を選んでね～」

【ギルド依頼一覧】

依頼種別「討伐任務」
依頼内容「精霊鎮圧」
依頼主「ビーコン村の村長」
危険度「★★★★☆」
破瓜度「５０％」
報酬額「１０００ver」
【依頼説明】
「ビーコンという小さな村からの依頼ね。
村の近くにある泉の精霊が、
突然狂いだし村民を襲い始めたそうよ。
泉は村にとって唯一の水源らしいから、
このままだと水が汲めなくなってしまうわ。
精霊を鎮圧できる人材を募集中との事よ。
※追記・状況が悪化してるとの報告アリ」
【任務相性】
「シレーヌ・○／フィレル・△／アロエラ・×」

依頼種別「討伐任務」
依頼内容「シーダー群討伐」
依頼主「プレアーナ・エレハイム」
危険度「★★★★☆」
破瓜度「１００％」
報酬額「２０００ver」
【依頼説明】
「エルクの遠征神官プレアーナさんからの依頼よ。
巡礼路のシーダーが増えすぎて、
色々と凶暴化しているから、
自分と共闘して討伐して欲しいとの事よ」
【任務相性】
「シレーヌ・○／フィレル・○／アロエラ・○」

依頼種別「調査任務」
依頼内容「養鶏場の安否確認」
依頼主「王都の露天商」
危険度「★★★★☆」
破瓜度「５０％」
報酬額「８００ver」
【依頼説明】
「王都にある露天商からの依頼ね。
ここ数日、取引先の養鶏場からの仕入れが、
滞っていて困っているそうよ。
この養鶏場…前にスライム被害を、
訴えていたのと同じ養鶏場だわ…。
心配だから早急な安否確認をお願いね！
※追記・状況が悪化してるとの報告アリ」
【任務相性】
「シレーヌ・△／フィレル・○／アロエラ・×」

依頼種別「調査任務」
依頼内容「シスター追跡調査」
依頼主「孤児院の孤児一同」
危険度「★★★★☆」
破瓜度「０％」
報酬額「１０００ver」
【依頼説明】
「王都郊外にある孤児院の孤児からの依頼ね。
孤児院を運営してるシスターが、
夜な夜な外出してるそうなんだけど、
外出から帰ってくると、
明らかに様子がおかしいそうよ。
依頼内容は外出したシスターを尾行して、
何をしているか突き止める事よ。
孤児たちが頑張って集めたお金だから、
無駄には出来ないわよ～」
【任務相性】
「シレーヌ・○／フィレル・○／アロエラ・○」

依頼種別「便利屋任務」
依頼内容「臨時ウェイトレス」
依頼主「宿屋の受付嬢・リップル」
危険度「★★☆☆☆」
破瓜度「０％」
報酬額「８００ver」
【依頼説明】
「宿屋の受付嬢・リップルからの依頼ね。
最近、一階にある共用スペースが盛況らしくて、
人手が足りないみたいよ。
アナタたちが下宿してる所なんだから、
手伝ってあげたらどうかしら？」
【任務相性】
「シレーヌ・×／フィレル・×／アロエラ・○」

依頼種別「便利屋任務」
依頼内容「練習相手」
依頼主「鉱山組合兵士・レミ」
危険度「★☆☆☆☆」
破瓜度「０％」
報酬額「１０００ver」
【依頼説明】
「鉱山組合の兵士・レミからの依頼ね。
この娘は前にゴブリンに襲われていた娘ね。
前回の失敗を踏まえて、
捕縛術の研究をしているから、
練習相手をして欲しいとの事よ」
【任務相性】
「シレーヌ・△／フィレル・×／アロエラ・○」

という訳で８回目の開催となります。
今回の投票、最初に公表しときますが、
プレアーナの依頼は三人娘の相性が、
全員○かつ、破瓜率１００％なので、
依頼が選ばれた場合、純血を失うお方は、
プレアーナさんとなります。
その辺、ご考慮して頂ければ幸いです。