尾上屋台 2016/03/29 02:36

「Dimension W」

・アニメ公式
http://dimension-w.net/

最初に自分的ヒロイン言っちゃうと、そのまんまメインヒロインの百合崎ミラが、めちゃくちゃかわいい♨
また上田麗奈が実に味のある演技をしてくれてるんだよね。
微妙にアンドロイドっぽい?かつちょっと抜けた感じの、ちょっとこの芝居以外に考えられないって感じですよね。
キョーマにやたらどつかれるんだけど、その時のリアクションもまたかわいい。
まあなんつうか、健気なんですよね。
ちょっと斜に構えた感じのキャラの方が好きな自分ですけど、ここまで健気だと、ひたすら愛でたい感じです。
デザインも、その時々で着ているものが違ってたりするんですけど、これもまたいいんですよね。
なんかこう、こういうヒロインを描く時の、直球 ど真ん中って感じで、かえって強烈な個性を放っているなあと。
こんな感じで、主人公の隣りにこんな感じのヒロインがいると、やっぱ物語も映えてくるなあと。

と、ミラのキャスティングが上田麗奈以外に考えられないとすると、キョーマのキャスティングもまた、小野大輔以外には考えられないですよね。
ただ小野大輔の場合、ジョジョの承太郎 もそうなんですけど、こういった小野大輔の中でも低いトーンで演じているキャラって、ちょっと小野大輔以外には考えられないなあって芝居をしますよね。
全部が全部って感じでもなく、今のとこ低いトーンのキャラにしか自分は感じてないんですけど、それでもこれは結構大変なことなんじゃないかって。
ぴたっとはまる、 のもうひとつ上の感覚ですね。
ホント、小野大輔以外にはないだろうと。
そしてこういう芝居をする声優さんを、あらためてすごい、もう達人だなあと感じてしまうわけなんです。

で、こういった魅力的なキャラが紡ぐ物語ってのは、同じようにとても魅力的だと思うわけで。
たとえ話にパンチが足りないなあと感じる時があっても、キャラが魅力的だと、その物語に触れていたいと思わせますよね。
話は面白いんだけど、キャラがイマイチだったりすると、ちょっと話が物足りなくなってきちゃったりすると、途端に飽きがくるんですけど、そういう意味でキョーマとミラのコンビってのは、毎回作品そのものに触れていたいという気を、充分に持続させてくれました。
1クールの放送ってのは、ホントもったいない。
待て待て、来週からミラに会えないの?

当たり前と言えば当たり前なんですけど、やっぱキャラクターってのは 、作品の中でとても大きな要素を占めるのだなあと、あらためて感じさせてくれた作品でもありました。

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