「ケンガンアシュラ」
・アニメ公式
格闘モノですね。
だから普通に見るわけです(?)。
まあそれはそれとして、これ原作だと、もうちょい日常パートみたいのって、描かれてるんですかね?
バキなんかと比べると、バトルに至るまでの過程とか、その辺の描き方はちょっと薄いなあとか思っちゃったんですが、アニメなので端折ったのか、原作もこうなのかは、わからなくて。
ともあれ、バトルシーンはポリゴンならではで、ビッシバシ動きますね。
格闘シーンって相当描くの大変なはずで、でも今は、この技術があるわけで。
戦闘シーンのスピード感ってのは、やっぱ見るべきものがありました。
ぐるぐるカメラ回すことで、飛んだり跳ねたりしないのに、バトルが立体的に見れたってのも。
特に打撃の表現が上手くて、インパクトの瞬間に、ぶわっとショックウェーブみたいな演出が入ることあるじゃないですか。
あれがカッコいい(笑)。
あと音ですよね。
肉と肉、骨と骨がぶつかりあう感じ、すごくよく表現できてたと思います。
で、最初にちょっと話の部分が薄いって言ったじゃないですか。
なのにこうしてバトルを連続して描いていくだけでも、なんかキャラが立ってきたりするんですよね。
ああ、こういうキャラの立て方もあるのかと。
エピソードに薄さを感じつつも、それはちょっとしたフレーバーとして描くだけでも、キャラってのは意外に立ち上がってくるもんなんだなと。
僕はいかにエピソードを描いてキャラを立てて行くかって考える人間なんで、盲点でもありますよね。
なんかこう、脇役が立ち上がってくる時ってこんな感じだと思うんですけど、最低限のエピーソードでも、実戦をしっかり描くことで、キャラってのは立ち上がってくるんだなと。
そういう発見のある作品でした。
ともあれこのまま2クール目、楽しみにしたいと思います!