「おちこぼれフルーツタルト」
これもまた、アンダードッグ的な(笑)。
その視点で言うと、十二分にその悲壮感を出しつつも、それを上手い具合に笑いに転換してて、これは面白いなって。
で、こんなかわいい子たちがなんでそんなポジションにいるかみたいのも、この一人一人の残念さというか(笑)、そういった部分で表現できてて、説得力あるというか。
原作、「ハナヤマタ」の人なんですね。
あ、こういう笑える話も描けるんだって、ちょっとびっくりです。
キャラデザ、良かったですね。
原作の絵柄も好きですが、このアニメのキャラデザが実にいい。
変な話、好みの絵柄来ると、それだけで見たくなるってのは、確実にありますよね。
端的に、画面見ていたくなりますから(笑)。
あと地元、という程ではないんですが、東小金井、結構近所なんですよ。
周辺でコラボ、ノベルティ配ってたりしたみたいなんで、このご時世じゃなかったら、行きたかったですねえ。
自転車ですぐですから。
あれ、今公式サイト見たら、一月までコラボやってるみたいですねえ(うずうず)。
あと地元の人、東小金井のこと、ひがこって言うんすかね。
こういったあだ名、略称的なものも含めて、地図上の名前と地元の人の呼び方、発音違いみたいのは、結構ありますよね。
僕の地元の駅も、表記上はこう書いてあるけど、地元の人間はこう発音する、みたいのありますもん(笑)。
なので「ひがこ」が妙に耳についたってのはありますね。
ひがこだけじゃなく、妙に地元感あったのも、良いかと。
ぶっちゃけ、近所の僕ですら、小金井で思いつくとこって小金井公園くらいしかないんですが(笑)、地方都市、ないしは観光地のご当地感じゃなくて、なんかこう、あんま何もないようなとこのご当地感ってのも、新鮮で良かったです。
いやこれ、沿線の町ですから、人口はそれなりに多いんですよ。
僕の地元もそうですけど、ただ、何かある町かっていうと、んーっていう(笑)。
この、んーっていう感じ、結構表現できてるなあって思いました。
要は、東京の、何もないとこっていうか(汗)。
まあひがこはこの辺で置いといて(笑)、ハナヤマタの時にも思ったんですけど、物語力というか、ひとつひとつの話は肩肘張らずに見れるのに、全体としてはちゃんとした物語になってるっていう構成力、さすがだなと思いました。
僕は肩肘張らせる、手に汗握ると、逆にそうじゃない部分の起伏で物語作ってくタイプなんで、一見して緩急を感じさせないにも関わらず、全体として物語になってるってのは、すごいことだなって。
かつ、謳って踊るみたいなハイライトもあって、見せてくれるなあって。
つなみに、どのキャラも好きだったとはいえ、はゆが一番の好みでした。
かわいいっすよね(笑)。
安いパンツ履いてるとことか、すごくいい(笑)。
どの娘も残念なとこ持ってるわけですが、その残念さが一番良かったかなって。
キャラはどれも個性的なんで、どの子が一番みたいのは、結構割れるんじゃないかなって思いました。
ハナヤマタの続きもアニメ化されなかったんで期待してよいのかどうかわかりませんが、続き、みたいですねえ。
ともあれ、完成度の高い、良作だったと思います!