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2016年 12月の記事 (15)

尾上屋台 2016/12/24 17:14

「Lostorage incited WIXOSS」

・アニメ公式


ウィクロスアニメ第二弾で。
前回のセレクターがかなり好みの作品だったので、今回も期待して待ってました。

で、結果的に良かったですよう。
いい意味で前回と基本的なライン変えずに、かつ世界観の説明みたいのも前回で済ませたってことなのか、そんなに割かずに済んだ分、テンポも良かったと思います。

あとこれは前作も思ったことなんですけど、今回もこう、何か大きな事件とかわかりやすいシグナル出さなくても、物語が進行してる、見えないところで展開してるみたいのを、ちょっとしたカット、街の暗がりみたいな何気ない表現でこちらに伝えてくるの、面白いというか、映像作品だなーって気がします。
漫然と見てると見逃しがちですけど、そういうのちょこちょこ入れて、不安感とか煽るのは、やっぱ上手いなあーと。
こういう表現って、基本絵で説明する作品ならではの醍醐味ですよね。
もちろんそこに街の喧騒みたいな音も入ってくるわけなんですけど、時折表現を最小限に留めることで、ふっと伝わってくるものがある。

話的にも、ラストがとてもよかったです。
悪いヤツやっつけてハイおしまいって感じにはならないだろうなーと思ってたんですけど、その辺の期待は違わず。
残りますよね。
いいラストだったと思います。

で、これも前作で思ったことなんですけど、これ一応カードゲームの販促アニメですよね?(笑)
これだけネガティブな要素集めてってのは、あいかわらず挑戦的ですよね。
でもやっぱ自分なんかでもウィクロスやりたくなるわけですから、成功してると思いますよ。
マイナスのイメージ減らして明るく楽しく行こうってのも大事なんですけど、そこすっ飛ばしてでも、やっぱ作品としていいもの作るってのがベストなんですよね。

自分的ヒロインは、穂村すず子かなー。
まんまメインヒロインですが。
ちょっと前までアニメとかのキャラでは、どちらかって言うとネコ目でアグレッシブな女の子の方が好みだったんですけど、最近はこんな感じのおとなしめ、垂れ目でおっとりした感じの子もいいんじゃないかって思い始めてて。
ウチでいうと、セリーナなんかがそのタイプですよね。
随分昔はこの手の子が好きだったんで、ぐるっと一周してきたかもですね。
すず子ちゃんかわいい。
と、メインヒロインにかなり肩入れできたんで、話的にも入りやすかったですね!

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尾上屋台 2016/12/24 16:53

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」3rdシーズン

・アニメ公式


ジョジョ第四部もいよいよクライマックスで。
やっぱ第四部は吉良絡みのとこが好きかなーと、あらためて。

でもこの四部からスタンドがやや複雑化してきて、原作だとちょっと立ち止まったり読み返したりする感じでもあったんで、アニメ初見の人は結構わかりづらい感じだったんじゃないかって。
けどあんま時間割いてもテンポ悪くなりますし、結果これで良かったんじゃないかって。
原作で読んでた時は「長い」って思った記憶があるんですけど、アニメで見る分には意外とすんなり見れちゃいましたね。

んでこの四部から独特の色彩感覚で表現されることが多くなるんですけど、現代モノの四部だと、そういうのがより一層際立ちますね。
街に浸食してくる不気味とか奇妙、違和感なんかが、色の配置で伝わってきて。

で、とうとう四部までアニメ化されたわけで、これいずれ第五部やるんですよね?
ジョジョの中では第五部が一番好きと言い続けてきた自分としては、ぜひぜひな感じで。
やってほしいすねー。
どうなんでしょ。
やってくれますよね!?

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尾上屋台 2016/12/23 22:45

「舟を編む」

・アニメ公式


あー、こういうのアニメでやるんだって意味で、ちょっと新鮮な作品でしたね。
原作のことについてはちょろっとだけ、小耳に挟んではいたんですけど、アニメ化は想像してなかったので。

これは自分的には結構楽しめたんですが、というのも、自分文学部出身なんですけど、専攻は国語だったんですよ。
いわばこの辞書編集部がやってるようなことを、日々研究してたわけで。
論文とかもいっぱい書きましたしね。
なんか当時のこととか思い出して、ちょっと懐かしくもあったり。
文学部っていうと日本の文学中心に色々勉強してたように思われがちなんですが、その手のものってのは自主的に読んでたりはしましたが、大学の講義としては、国語関連がメインで、どういうことやってたかってイメージしづらい人は、まあこの作品見てもらえればイメージしやすいかもと。
ちょっと国語とずれますが、必修の英語の抗議やってた女性講師が辞書の仕事もやってたりして、その時の話なんかも聞いてたんで、これおそらくは珍しいテーマを扱った作品だと思うんですけど、僕的にはなんかしっくりくる作品だったりします。

あと辞書編集と同じく、ひとつの、そして果てしないことに人生を懸けるというか、そういう感覚って、この作品ですごくちゃんと描かれてたなって気がします。
アニメというと大体派手な描写がある作品が選ばれること多いですけど、たまにはこんな作品があってもいいんじゃないかと。
かなり、人を選ぶ作品ではあると思いますけど。
漫然と見てると、多分すごく地味な作品だと思うので。
でも、自分的には共感できる要素の多い作品でした。
あんま、作品に共感とか求めてないんですけど、それでもこう、訴えかけてくるものはありましたね。

まったくもって余談ですが、前々から「言葉」というものについて、このブログでコラム風にやれればなあと思ってて。
人間は言葉を使って(ないしはイメージして)色々考えたりするもんですけど、この言葉そのものの成り立ちと用法の関係とかって、すごく面白いんですよ。
昔取ったナントカじゃないですが、論文調ではなくなるべく砕けた調子で、日常転がってる言葉たちについて、書いていければなーと思ったりしています。

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尾上屋台 2016/12/23 22:27

「競女!!!!!!!!」

・アニメ公式


来ましたね、これは。
お尻とおっぱいで相撲取るみたいな感じなんですが、ここまで突き抜けた作品だとは思いませんでした(笑)。
今期最もインパクトのある作品だったことは間違いありません。
おしりとおっぱいで戦うんですよ?(重要)

とにかくエスカレートしてくわけですよ。
動きの抵抗を減らす為に水着をくいこませるみたいな描写だけでも刺激的なのに、次にそれやる時にはくいこませ過ぎて水着破れる→さらにスピードアップ(そのまま戦う)、みたいなノリで。
ちょっとおかしくないか?みたいなことを真剣にやり通すことがむちゃくちゃ面白いみたいな図式を、見事やり通してる作品ですね。

基本的なストーリーは、憧れて競技を始める、同期と切磋琢磨、ライバル登場、そのライバルとの共闘と、いたって王道のスポ根漫画なもので、やってることの奇異さというのが一層目に着く感じで。
もはや途中から、何がエロくて何が熱いんだか自分の中で混乱してくる感じなんですけど、話の基本的な部分がしっかりしてるもんで、面白いんですよ。
これが変にこねくり回した話だとアレだったかもですが、骨組みの部分は実にしっかりしてて。

自分的にインパクトのあった技は、「尻ギロチン」「尻の財宝」「乳首一本背負い」「乳抜刀」「乳秘孔」とかすかね。
名前が長くて一発で覚えられなかった技も多かったんですけど。
最初に挙げた、宮田ちゃんのくいこませるヤツも大好きです(笑) 。
よくもまあ次から次へとって感じで技を思いつくなと。
常に全力っていう作風も好きでしたね。
今期ここまで豊作じゃなかったら、自分的に今期一番の作品だったと思います。

自分的ヒロインは、河合花火か青葉風音で迷うとこすねー。
両方とも、キャラ性、技共に大好きですから。
尻ギロチンと尻の財宝で迷ってるわけです。
自分でも何言ってるんだろうって感じですが、まあこれ見た人ならその辺の回路は繋がってるでしょうから大丈夫でしょう(?)。

これは二期目希望なんですけど、どうなんでしょう。
ぜひとも、やってほしい感じです!

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尾上屋台 2016/12/22 18:06

「DAYS」2ndシーズン

・アニメ公式


DAYSも二期目ですよ。
12,3話で綺麗にまとまってる作品は別として、続いてく作品に関してはせめて2クールやってほしいと自分なんかはよく言ってるわけですが、こんな感じで、1クール目はキャラの紹介、2クール目で展開させてく、みたいのが、キャラも入ってきた状態で展開に入っていけるので、良いと思うわけですよ。
勝負が絡むものなんかは特に。

あと、こういったスポーツ漫画は、この2クール目みたいに、そのスポーツをとことん描いていくってのがやはりベストかと思います。
つうか、スポーツそのものが、そもそも面白いわけなんですよ。
だからこそ、それ単体でビジネスとして動いていけるわけで。
なので他の要素は描きすぎず、そのスポーツを純粋に描いていけばいいと思うんですよね。
作品としてのいいところは、その過程で、見る側が特に情報を収集する労力を使うことなく、様々なキャラにスポットライト当てられるとこで。
そのスポーツがそもそも面白い、みたいなのを作者が持ってないと、作品そのものも面白くはならないですからね。
自分みたいな、大きな大会くらいしかサッカー見ない、サッカーぼんやり勢でも、あーサッカーって面白いなあってのが、びしびし伝わってくる作品でした。

まず試合が面白いからこそ、出てきたキャラに愛着がわくわけで、スポーツ漫画の王道を行く、実に良い作品だと思いましたよ。
3クール目も決定してるようなので、楽しみに待ちたいと思う次第です!

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