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2020年 01月の記事 (4)

尾上屋台 2020/01/30 03:16

「バビロン」

・アニメ公式


バビロン、アニメ化しちゃいましたねえ。
何度か触れた通り、僕は原作大好きなんですよ。
でもまあそうであるがゆえに、ああ、こここうして欲しかったとかああして欲しかったとか、結構考えながら見ちゃいましたね。

いやでも、よくアニメ化したよなあってのがありますね。
かなりアニメに向かない作品だと思ってたので。

キャスティングは、まったく文句ないですね。
何気に、豪華な声優陣ですよね。
曲世愛も、ああまさにこの声だよなあって感じで。
原作知ってるとたまにある、ここは誰々だろう、みたいのはまったくなかったなと。

話の展開は原作よりもかなりスピーディで、全体的に、絵になるシーンを中心に描いていったって感じですかね。
ここら辺はちょっと残念かなと思いつつも、んー、でもアニメにするならやっぱこんな感じで間違いないんだろうなあと。
原作の方は、台詞に出ないような描写、文章の面白さってのがあったんですけど、その部分ってのは、絵として構成できなかったりするんで、そういう難しさってのはあったと思います。
原作知っての感想としては、速い速いって(笑)。

でもテーマが自殺って作品を、よくアニメにしたなあと思いますよ。
色んな意味で、ホントにアニメになるのかなって作品だったので。
これ逆に、このアニメだけ見た人の感想とか気になりますね。

ラストはちょっと、原作とは違いましたね。
原作だと大統領がひどい自殺の仕方をするんですけど、この辺は自主規制というか。
ローファンタジーだと結構あると思うんですけど、現実世界を舞台にした作品って、アニメだと表現できることの幅は、ちょっと狭くなりますね。
テレビで放送するから、小説とかよりも触れる人間が多いからってのが大きな理由だと思うんですけど、よくよく考えると、この辺は奇妙な感じしますよね。
まあより多くの人が見るテレビって媒体だと、尖った表現するとクレームとかたくさん来そうで面倒、みたいな、そういう事情があるってのはわかるんですけどね。

1クールである程度ラスト感を出すってことで、ああいう終わり方になったと思うんですけど、原作はまだ続きがあるというか、ここから大変なことになるんだぞって感じなので、原作の続きを楽しみにしつつ、反響あったらそっちもアニメでやってほしいかなと思ってます。
でもホント、よくこれをアニメにしてくれたなあと。

一個だけ。
一巻の終わり、アニメだとビルから集団で飛び下りるシーンですけど、あそこの文章、僕は屈指の名文だと思ってるんですよ。
台詞でモノローグ入れるんだったら、あれを入れてくれよと。
あのラスト数行、もう最高じゃないですか。
あれ、やってほしかったなあと、それだけが心残りだったりもします。

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尾上屋台 2020/01/30 02:53

「ライフル・イズ・ビューティフル」

・アニメ公式
https://chidori-high-school.com/

原作知らないで触れたんで、一見スポーツものかなと思いつつ、実際は日常系ゆるふわギャグ漫画と思わせつつ、何気に競技の描写も結構いい、という、まあそんな作品でした(笑)。

いやホント、最初は「あ、いわゆるスポーツものとは違うんかな」と思わせつつ、練習試合とか公式戦になると、いきなりスポーツものっぽくなるっていう感じで。
ある意味、一粒で二度おいしいみたいなとこはありましたね。

基本ギャグというか笑いを取りにくる作品なんですけど、この手のものは笑いのセンスが見てる側とどれだけ近いかってのが大きいですよね。
今作の、バチっと笑わせようとするよりも、ちょっとクスっとくる感じの笑いは、僕的にはツボだったので、その辺の相性はよかったかなと。

スポーツ部分も、さほど伏線やドラマを事前に示していない割には、いい描写してるなあと。
僕なんかだとそれなりに、事前に相手側のことも描きたくなっちゃうもんなんですけど、その辺はホント、最小限で。
それでもこう、試合になると入り込めるんですよね。
原作読んでないんで、尺の都合なのか元々こうなのかはわかんないんですけど、ああ、このくらいの描写でも充分伝わるもんなんだなあと、そういうとこは勉強になりましたね。

あとやっぱ、こういう競技があるんだなあと、そういうのを紹介してもらったってのも、良かったなと。
そういうの、結構好きなんですよ。
何かを知ることができるってのは、やっぱ面白いことなんですよね。

コミックスの販促を兼ねてるんでしょうけど、こういった作品に触れるとホント、続きが見たくなりますよね。
その意味じゃ、アニメの本数ってのは多過ぎるかなと思いつつ、多いという昨今の傾向は、色んな作品に光を当ててくれるとも言えるわけで、んー、悩ましい現状です(笑)。

ともあれ、この作品もまた、良作でした!

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尾上屋台 2020/01/08 06:56

「神田川JET GIRLS」

・アニメ公式


何気に結構変わった、珍しい構成してる作品なんですよ。
要因として、今作品、今月発売のPS4ゲームの販促にあたる作品だから、ってのがあると思うんですけど。

ゲーム作品のアニメ化って、大体ゲームが先にあって、まあ大抵スマホのゲームなんですけど、それが好評だからアニメ化、みたいのが最近の潮流じゃないですか。
たまに、ゴッドイーターみたいな例外はありますけど、これにしたって既に発表されてるストーリー、世界観をアニメにしたって感じで。

今作品はまったくの新規IPってことで、ここがまず珍しいわけなんですけど。
基本、ジェットレースという競技の、まあスポーツものなんですけど、主人公たちがもうほとんど勝てないっていう(笑)。
二試合目かなんかに勝った以外、最終回までもうからっきしでしたもんね。

で、試合を通して、プラス日常の様々なエピソードで主人公の二人の絆が育まれる過程を描いていくわけですけど、こう、普通のスポーツものって、最初に挫折があっても、それを糧に成長、そして勝っていくわけじゃないですか。
なんかもう全然勝てなくて、え、なんか変わった構成してるなって思ったんですけど、途中から合点がいきました。

ああ、ゲームだとどのキャラ、チームでやるかってのはプレイヤーが選ぶわけですから、主人公以外のキャラを噛ませ犬みたいに扱ってないんだなと。
だってほら、他のキャラをしょぼく描いたら、それだけゲームの方の魅力も落ちちゃうわけで。

一見王道(かつお色気)のスポーツものかと思いきや、この、他のキャラクターを腐すわけにはいかないみたいのがあって、こういうストーリーになったんだなと。
他のキャラが、弱そうなチームもありますけど基本、雑魚ではないわけですよね。

で、主人公たちがなかなか勝てないのもそうですけど、各キャラについて、随分丁寧に描いてる作品だなあと。
ちょっとアホなエピソードが多いんですけど(笑)、そのアホ具合も実に塩梅良く。
こういう日常があって、で、本チャンのジェットレース(試合シーンしかり、またゲーム作品も)があって、みたいな意味では、結構練られた構成してるなあと。
僕はこのアニメ見るまで神田川ジェットガールズって作品がPS4で出ることすら知らなかったわけですから、周知の意味でも、また事前にキャラの魅力を掘り下げるって意味でも、ちゃんと計算された作品だなって思いました。
満腹黒丸、使いたいですもん(笑)。
つうか「満腹黒丸」って、あらためて凄い名前だなあ(笑)。

あとあれね、演出では、謎の光が多すぎるのもいいですね!(笑)
基本股間とかが大写しになる時に謎の光が隠してくるわけですけど、いや、そこで謎の光を出したら、かえってエロいだろう、みたいな、ツッコミ所も多くて。
肉も揺れましたね。
おっぱいとか自律してんじゃないかってくらい、まあ揺れました。
大事なところかもしれません!

事前販促って意味で、内容もそうですけど、展開のさせ方とか、色々と面白い発見のある作品でした。
ゲームの方も、やれる機会あったらって感じで。
満腹黒丸、いいですよ。

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尾上屋台 2020/01/08 05:42

新年のご挨拶(2020)

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!

今年の抱負はというとですね、2020年は実は今まであまり描いてこなかった、バストアップの絵をたくさん描きたいと思っています。
えらい具体的でしょう?(笑)

人物、大体膝辺りまでの絵が多い僕なんですが、まあこのくらいの構図が、僕の絵だと一番映えるんじゃないかってのがあって、描いてきたわけです。
A4の紙に描くことがほとんどなんですけど、まあ顔周りってのは結構小さく描くことになって。

最近、ちょっと顔周りについて、もう一度見直す、とまではいかなくても、見つめ直してみようかなと。
慣れてくる、小さく描くということが続いたせいか、なんかこう、顔周りについては特に、ここ数年あんまり成長してないような気がするんですね。
なので紙の段階でそこら辺アップにして描くことで、見つめ直したり、発見があればいいなと。

あともうひとつ、人間以外のものも、たくさん掛ければいいかなと。

動物、怪物、建築物、まあなんでもいいんですけど。
単純にそれだけ描いてても面白くないかもなんで、背景だったりから始めるとは思うんですが。

ちょっとここ数年、マンネリ気味なとこがあって。
ただこれ、どちらかっていうと、いい意味でのマンネリだったんですよ。
自分の形が定まると、まず描くのが早くなりますからね。
CG集みたいに大量に描く場合なんかは特に、決まったパターンが出来上がると仕上がりが早い、かつ他のとこに目も行き易くなるんで、丁寧に仕上げられる、とまあそんなに悪いことじゃないんです。

でも描いてることに作業感みたいのは出てきちゃうんですよね。
気分的なマンネリを打破する意味で、色々見つめ直したり、チャレンジしてみようかなと。
そんな感じです。
ちなみに例年通りの、具体的な数値目標は、あえて立てず。
まあなんのトラブル、アクシデントのない一年だったら数値目標置いた方がいいんですけど、ここ最近、そういう感じでもないもので。
そういう中で数値目標立てると、できそうにない時に、嫌なプレッシャーになってしまうんですよね。
なので、今年はどんなものを描こうと思ってるのか、くらいにしとこうと。

それと、今期見るアニメについてまだ書いてなかったんで、ざっくりと。
新規は、
「pet」
「マギアレコード」
「イド:インヴェイデッド」
「魔術師オーフェンはぐれ旅」
「空挺ドラゴンズ」
「ソマリと森の神様」
「ケンガンアシュラ」
「ドロヘドロ」

前期から続いて、
「バビロン」
「Fate/Grandorder 絶対魔獣戦線バビロニア」
「歌舞伎町シャーロック」

の、11本でいこうと。

そうそう、そういえばこのDLsiteブログ、今年のいつだったか、サービス終了しちゃうんですよね。
同じくDLsiteのCi-enの方に移行する形になると思うんですが、OS古いし、ちゃんと移行できるかな(汗)。
まあどっちにせよ移転先か何やらは、決まり次第ここに書く予定ですので、その時はまた、そちらでよろしくです。

ともあれ、本年もよろしくお願いします!

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