十六夜のキキ 2011/11/01 18:35

生き地獄(短編小説)

閑散とした住宅街、そこにある一軒家で人知れず事件が起きていた。
二階の息子の部屋で母親は高校生の息子に犯されようとしていた。
母親は抵抗も出来なかった。息子は男の力で母親をねじ伏せていた。
「お願いやめて」
そのような言葉を受け入れる息子ではないことも母親はわかっていた。
息子は昔から人の言うことを聞かない子供だった。
それでも常識は弁えていたし、悪いことをする子供でもなかった。
だから母親はその良心に訴えかけていたものだったかもしれない。
無残にも服や下着は破り去られて大きな乳房や女性器が露になっていた。
息子は勃起したペニスを入れようと母親の閉じた足を広げようと手をかけた。
「親子でそんなことをしたら後悔するのわあなたよ!だからやめて!」
「嫌だね、母さんとHして後悔なんてしないよ。むしろしない方が後悔するね」
母親が 閉じた足は軽く開けられてしまった。そこに息子は体を滑り込ます。
母親はジタバタと動くがそれは犯される時間を遅くするしか効果がなかった。
濡れていれられるはずもないヴァギナに息子のペニスはすんなりと入ってしまった。
「なんだ母さんも興奮してるんじゃないか」
「そんなことないわ」
「嘘だね、じゃあなんて濡れているのさ?興奮しているからだろ?」
「それは・・・・・・」
息子は母親が本当はしたいのだろうと勘違いしていた。母親に接する態度が優しい口調になり始めた。
息子はゆっくりと腰を動かし始めた。童貞だがいきなり早くするのは 喜ばれないと思ったのだ。
「母さん、ヌルヌルして気持ちいいよ」
「いやぁ、そんなこといわないで」
息子の息遣いが荒く、自制しながら動いてるのも母親はわかっていた。
それが母親を奇妙な気持ちにさせていた。
大人としてここは止めなければいけない気持ち。
女として感じ始めていてこのまま抱かれたいと思う気持ち。
母親として息子に愛されているのを愛おしくなっている気持ち。
始めは止めなければいけない気持ちだけでいっぱいだったが、徐々に女と母親の気持ちが湧いてきた。
その思うと膣がぬれ、乳首が立ち体があつくなってきていた。
息子もその異変に気づいていた。
「さっきより・・・気持ちよくなってる・・・。母さん・・・本気ださないでよ」
「はぁはぁ・・・ちがうの・・・やめて・・・」
息子は目の前で揺れる乳首に被りついた。まるで赤ん坊寝ている母親の乳首を吸うように抱きついていた。
「かあさん・・・かあさん・・・」
ときどき洩れる息子の喘ぎ声。
母親はなぜか暖かくも劣情的な女性の気持ちに押し流されそうになっていた。
息子は乳首に貪りながら胸を鷲掴み腰を振って抱きついていた。
母親はもう抵抗できないのもしっていたから、ただただ我慢するしかなかった。
しかしそれは息子の行為が終えるまで自分が正常な母親としての理性が保てるかが問題だった。
「はぁ・・・はぁ・・・母さん・・・いくよ」
「あぁ・・・おねがいっ・・・外に・・・だして・・・」
「・・・ごめん・・・母さん・・・中にだすよ・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・」
母親は止めなかった。恐らくそうなるとわかっていたことだった。
今はただ一緒に逝くことだけを考えていた。
もう考えるのは止めていた。
ただ自分を留めておくにはここで満足しないと後々爆発してしまいそうで怖かった。
本当になによりも怖かったのは自分自身だった。
母親は息子がいった瞬間自分もいった。何もかも忘れて。
「はぁぁあぁあぁぁぁっぁっぁ!」
逝っているときに大きな声を出しているのに気づいたがもう遅かった。私は思う存分いってしまった、自分自身の快楽のために。
母親は意識がはっきりしだし息子を見てみるとこっちを見ているのに気づいた。
息子は母親がいった顔をみた。それは紛れもなく母親の顔ではなかった、けれど母親の顔だった。
息子は夢中で母親の口を貪った。まだ男の子である息子には女である母親の魅力に抵抗することは出来なかった。
母親は抵抗はしなかったがただ息子の口使いに合わせるだけだった。
何のために女である部分をさらけ出したのか、それはまた普通の親子に戻るためだった。
満足して口を離したあとの息子はもう自分のしっている息子ではなかった。
セックスしているときは息子だった。ただ母親に女性を見出しただけの息子だった。
しかし今の息子は女に魅了されたただの男の子だった。
しばらく時間が立つと息子は戻った。私は安心した。戻るまでの間息子は母親の体を貪っていた。
おそらく年上の女性が子供とセックスしてこんな風にさせているのだろうなと母親は思った。
母親の気持ちは息子をこんな風に出来たらと誘惑に誘われたが必死に我慢をした。
それで今日の行為が終わった。最後出て行くときに息子が私にキスをした。私も受け入れてた。
もう親子の関係には戻れないかもしれないが私はどうにかして戻そうと決心していた。
その気持ちとは裏腹に子宮に出された息子の精子がとても温かく感じた。

どうあがいてもセックスされてしまう。
母親はどうもできなかった。毎日息子とセックスをしている。一日に何度もしている。
母親はがんばって少なくしようとするが徒労に終わった。
こうしている考えている今も母親は風呂でセックスをされている。
父親も妹も今はいない。どちらも単身赴任と学校の問題で東京にいる。
もしかしたら夫もこうしているのだろうかと母親は考えたが、夫と娘は仲良くない。
娘はたまに私が東京に行くと父親の悪口をいっているし、夫もあまり家にいない。
母親は今の状況と夫の状況ならどちらが幸せなんだろうと考えた。
今息子に犯されている私と。
「ほらっ・・・ほらっ・・・母さんっ・・・白状しなよ!気持ちいいんだろ!」
「そっ・・・そんなことにゃいぃぃぃ、き・・・きもち・・・よくなんてっ、ないのぉ!」
もうこれが毎回のようにプレイ化されている。
何回もしていると息子も母親の気持ちを察したのか、あまり深くは触れないようにしている。
それが母親のプライドを傷つけもしているし、関係がズルズルと続くいい訳にもなっていた。
たまに理性のタガがはずれて息子と相思相愛のセックスを何回もしてしまっている。
しかし息子は翌日には忘れたふりをしている。母親が思い悩まないようにだ。
ウツになっていたときも息子は母親の気持ちを察してそれを療養にした。
息子は日に日に気配りがよくなっていく。
今も母親が自殺しないのもこのためだ。
いつのまにか自殺もできない生き地獄に母親はいた。しかしそれは快楽、と幸せの責め苦を味合わせる可愛い息子という鬼がいる地獄だった。

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