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Itit Games 2021/09/12 22:57

YouTubeで観られる自主制作アニメをご紹介

 YouTubeには色んな人達が作ったオリジナルのアニメが数え切れないくらいに転がってる。でも残念なことにどれだけよく出来ていても、どれだけ熱意があろうと注目されなければ埋もれてしまう。そんなアニメを紹介してみようって趣旨で今日はアニメをオススメしていく。最初のアニメ以外は注目度が低い(再生回数が1万にも満たない)やつだよ。再生回数が多いアニメは紹介するまでもないからね。しかたないね。

 まずは軽くジャブってことで。

 お坊さんが掃除をするアニメ。サムネイルで分かるとおり普通とは程遠い。でも変なことをするわけでもなくて、ただただシュール。謎の感動もある。

 婦警が現場に急行してよく分からない何かとなんやかんやする。絵柄のせいか卑猥さは感じられないけどちょっとえっち。といっても下ネタ寄りで扇情的ではない。

 アニメではあるけどアニメMV。ちゃんとストーリーはあって演奏シーンもある。曲ありきかアニメありきかは分からない。

 他にあるアニメも同じように曲と楽しむ感じで、歌が気に入ったからアニメを観るってのもいいと思う。アニメ自体の画風も色々あってすごい。

 なんちゃら放送協会の歌と一緒に流れるアニメみたいなやつ。どこか懐かしい感じがして、これから何が始まるんだろうと思ったところで終わる。やや消化不良。

 「アニメだ!」って感じが凄いするやつ。短い時間に色々詰め込んでて風呂敷をきちんと畳むのは凄い。実は最初に紹介したお坊さんと同じチャンネル。

 こちらは逆に自主制作って感じが強い。ただこの荒々しさみたいなものが作風にも合ってて、演出の勢いを増加させてると思う。

 ポップでキュートな絵柄が可愛くて良い。しかし短い。ついでに音もない。せめてBGMでもあればもっと跳ねるんじゃないかなあ。

 どこか闇のあるショートばかり作っていた頃の新海誠っぽさがあるアニメ。この題材でどこまでやれるのかなあと期待と不安がある。

 アニメも作るVTuber、わいみのアニメ。元がバーチャルと考えればアニメというか日常の記録みたいな感じ。すごく短い。でもほんのり記憶に残る。

 かわいい。アニメを作るチームを作ったよ、処女作だよって書いてあるけど元がアニメ系のチャンネルじゃないから今は何もしてないのかな? って気になる。

 この日記を書こうと思ったきっかけの一つ。他のアニメを紹介してもいいんだけど、尺と癖を考えてとっつきやすいこのアニメを選んだ。

 元々私が半身浴くらいの感覚で浸ってるredditで知った人のアニメで、チャンネル名にも書いてあるスミエのアニメがメイン。ただそのアニメは絵柄の取っつきにくさとギャップがあるから物凄く人を選ぶのね。しっかり丁寧に作られてるのに、まず第一印象で「ギャグかな?」となる。それで実際に観るとギャグではあるんだけども、ちゃんとテーマや流れといったものを意識して作られてるんだって気付ける。

 ただその気付きに至るまで目を通せるかが鍵になる。キャッチーさでいえば『その2 ブラックユーモア事件』がベストだと思う。開始20秒までで「あ、これはこういうやつか」と分かるし自分に合ってるかも判断しやすい。ただ内容が内容だけに「えっ、なにこれ」「ちょっと合わないかも……」ともなりやすい。『その3 ア(オ/ホ)色の未来』はもっと万人受けだけど、今度は掴みの笑いまでが少し遅い。

 映画とかでありがちな時間軸の調整を行って、最初の事件から回想に入って序盤の流れにすれば興味を惹きやすい気もする。でもそうしたらテンポが悪くなる。それならいっそのこと最初の1分くらいをカットして、短い台詞の応酬から事件に繋げた方がよかったのかもしれない。ただテンポを意識しすぎると今度は以降の流れがだれてきそうだからやっぱり難しい。空論だってのにアニメって難しいよなあと痛感する。

 合成音声とモーションが惜しいアニメ。人とロボという組み合わせもネックで、ロボとロボのやり取りにも見えてしまう。それが伏線だとしたら素直に感心する。

 ほぼ一話完結だから面白いやつを紹介。ロボットのキトネが人間の真似をするチャンネル。ただ普段は面白さよりシュールさや可愛さを楽しむ方が正しいと思う。これもこの日記を書くきっかけになった一つ。頑張って作ってるのになんでここまで知名度がないのかなあ。もっと知って貰いたいなあと思うような作品が世の中には多い。よく創作物でクソだのB級だのと馬鹿にされるものはあるけど、あれって話題になってるだけでも恵まれてる方だよなあと思っちゃう。誰も知らないのって哀しいよね。

 私も(たとえ何もしていない期間や成果物を出せない日々が多くとも)クリエイターの端くれだから、そういう人は一人でも減って欲しい。せっかく才能を持った人が芽を出しても、誰かが水をあげなきゃ咲けないかもしれない。降りしきる雨だけで立派に成長する花や木もあれば、枯れてしまうものだってある。もう随分と長いことそれらしいことはしてないけど、そういうクリエイターを発掘して手助けできるような仕組みを作れたら良いなあ。そんな才能はもう涸れ果ててそうだけども。

※閉鎖予定の別ブログからの再掲記事です。

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Itit Games 2021/08/14 08:43

パロディについて考える

パロディとはなんぞや

 今さら説明するまでもないことかもしれないけど、それでも解説っぽくしたいって理由で書く。パロディってのは以前からあるものや文化といった既存の何かを使ってネタにするようなやつのことを言うよ。物凄くざっくりした説明で解説らしくもないけどそんなもの。まあ要は元ネタがあるネタ。ネタをリサイクルするのがパロディだね。なんだこの説明。

良いパロディと悪いパロディ

 パロディは昔からあるわけで、やろうと思えば誰でも出来る。そんでもってうまくいけばパロディだけで評価に繋がる。でもだからってパロディをすればいいってものではない。そこかしこでパロディを多用すれば味付けが濃い料理みたいなもので、一口目は美味しくても途中で飽きるか食べられなくなる。それに味付け自体が合わなければその時点で食べる人が居なくなる。簡単だけど奥が深い。それがパロディだと思う。
 はてさてパロディの善し悪しを決めるのは何なのか。それは以下の三つ。

会話の流れ(展開)

 その場面がパロディを挟むに値するかどうか。シリアスなシーンでふざけきったパロディを挟まれてしまうと興醒めする。

元ネタとの共通点

 そのパロディをする時に元ネタとどこまで同じ状況になっているか。例えば会社員が会社でする面白い展開があったとしても、それを学校が舞台の作品で真似ても合わない。

ネタ単体としての面白さ

 これが一番大事。そのパロディが単体で戦えるだけのポテンシャルを持っていないと、たとえ伝わったところで「だからなに?」と言われてしまう。


 つまり悪いパロディとはそのシーンに至るまでの経緯を無視して、それといって共通点のないネタを挟み元ネタ自体も大して面白くないものをいう。逆に良いパロディは、パロディをそのまま使っても差し支えないシーンで、台詞の改変すらも必要ないようなネタを挟み、元ネタの持つ面白さを再現するようなものなんじゃないかなあ。――と書いてもこれだけじゃなんのこっちゃって話だから、実際に例を考えてみよう。

「時そば」でパロディについて考える

 それでは古典落語の定番、「時そば」をパロディにするとしよう。落語を題材にすると急に小難しい話になってきそうなもんだけど、これといって難しいことはないよ。知らない人は検索してね。いっそのこと動画を観た方が面白くて良いかも。それじゃあみんなが「時そば」を元ネタとして知っているという前提で話を進めていくよ。

「時そば」のポイントと落ち

 このお話で大事なのは、数を数えている最中に話しかけて勘違いさせること。そしてそれを形だけ真似ようとして失敗する人が落ちになる。パロディとして完全に再現するならどっちも大切だよね。とりあえずパロディにするだけなら前者だけでもいい。

悪い例

A「昨日のテストどうだった?」
B「まあまあかな」
A「予想では何点くらい?」
B「そうだなあ。70、71、72……」
A「早く言え」
B「おい、そこは時間を聞く場面だろ」
A「なんでだよ」
B「うわ、お前時そば知らんのか」
A「知ってるけど……時間聞いても意味ないだろ」
B「13時だから13に戻るかもしれない」
A「……なに言ってんだこいつ」

 どうだろう。これが面白いと思う人はいるのだろうか。ただの会話で終わらせてしまえばよかった場面なのに、作者のエゴか笑いを入れたいというサービス精神が足を引っ張ってるよね。ネタの意味を説明させるのも悪手で、これではパロディを入れたいがためにテンポが悪くなってる。「73点かな」「しょぼいな」「お前はどうなんだ」「5点」程度に終わらせた方がテンポもよくだれなくて済む。

良い例

A「今日は何食べる?」
B「え、奢ってくれんの?」
A「実は昨日臨時収入があってさ」
B「へー。まあ奢ってくれんなら奢ってもらう。じゃあ定食で」
A「おう。あ、おばちゃん、定食二つね」
C「あいよ。定食二人分で1300円ね」
A「小銭ばっかで悪いけど……はいこれ」
C「全部百円かい。1、2、3……10……」
A「あれ、今日の試合って放送何時からだったかな……」
C「野球かい? 14時からだよ」
A「そっか、ありがとう」
C「11、12、13……と。はい。きっちり1300円いただくよ」
A「え、あ……ああ、うん。定食よろしくね」
C「……定食じゃなくて蕎麦にしとけば騙せたかもねえ」
A「騙すってなんのこと? ボクワカラナイ」
B「お前ケチなのか太っ腹なのかわかんねえな」
A「ははは……。まあいいさ。どうせ休憩所で拾った金だし」
B「……それもしかして小銭入れに入ってたやつ?」
A「お、よくわかったな」
B「俺のだよ、それ」
A「オー。ニホンゴワカリマセン」
B「返せ」

 これも良い例というほど良く出来た内容ではない(時そばを知らないか、そういうパロディだと気付けなければ『騙す』という言葉が急に出てきた理由が分からない。だからもやもやしたまま読み進めることになる)けど、悪い例よりはマシということで許して欲しい。そもそも題材に時そばを選ぶ時点で何かおかしかった。
 こちらの例は元ネタと同じ状況(食事の勘定+時間を聞く)を作り出しているおかげで、パロディだと気付きやすくスムーズな流れになっている。ただこれは先述した通りパロディが分かる人に作られたという前提がある。しかし万人受けを意識するならパロディとは分からなくても話を成立させないといけない。一部に手を加えるとすれば、こんなところだろうか。

添削前

A「え、あ……ああ、うん。定食よろしくね」
C「……定食じゃなくて蕎麦にしとけば騙せたかもねえ」
A「騙すってなんのこと? ボクワカラナイ」
B「お前ケチなのか太っ腹なのかわかんねえな」

添削後

A「え、あ……ああ、うん。定食よろしくね」
C「なんだい、なんだか納得いかない顔だね」
A「いや、二人分頼むから100円くらい安くしてくれないかなって……」
B「お前ケチなのか太っ腹なのかわかんねえな」


 こうするとパロディだと気付いた人は「ああ、100円安くさせようとしたけど失敗したから不満なんだな」と分かる。逆にパロディだと分からない人でも「奢りだって言ってる割にケチな人だな」と考える。パロディだと分かっても分からなくても成立する。それこそがよく出来た作品であり、良いパロディの使い方だと思う。
 自分の好きな作品や話題作を元にしたパロディはそれなりに面白い。ただその面白さがどこに向いているのか。自分にとって面白いのか、誰が見ても面白いのか。そのパロディはそれまでの展開やテンポを台無しにしていないか。その辺りを考えずにパロディを使っているようでは自己満足に過ぎない。本人がそれでいいならいいけど、誰かを楽しませたいという気持ちがあるんだったら、パロディとはもっと真剣に向き合った方がいい。

二ノ次参「――という結論でどうだろうか」
読者  「まあそんなもんでしょ」
二ノ次参「今日はよく書けたと思う。10点満点で何点くらいかな」
読者  「よくて5、6……」
二ノ次参「もう今年も終わりかなあ。今何月だっけ」
読者  「8月。今は令和何年?」
二ノ次参「3年」
読者  「ありがとう。3、4……5点かな」
二ノ次参「ひどい」

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Itit Games 2021/07/23 11:00

ストリエは死なぬ

 ストリエがサービス終了する。そんな知らせを受けて書いたのが前回の記事。しかしストリエは運営が変わり生き返った。死ぬ前に運営が変わって継続ではなく、サービス終了後に復活。まるでライジングインパクトのようだと感じたのは私だけなのかなあ。それはまあいいとして、とりあえずストリエが生き延びた。それは事実なんだよね。
 つまりそれが何を意味するのかっていうと、過去に書いたシナリオっぽいものをどうするかと悩む必要はなくなったってことになる。根っからの面倒臭がりかつ飽き性な私らしく、気付けばずるずると放置したまま月日が経過した結果がこれ。何もしなかったが、それが最も効率的な結果を生んだ。怠惰で良かったと喜ぶ日が来ようとは思いもしなかった。
 ちなみにストリエが再開するという連絡自体は登録者宛のメールで知っていた。ああ終わってしまったな……としみじみ感じていたところにメールが届いたんだよね。だから今の今まで何も考えずに放置していたわけじゃなくて、面倒臭いなあと思っていたら何もしなくて良くなったから放置を継続していた。ちょっとニュアンスが違う。けれども怠惰は不変。
 まあよかったら見てくれると嬉しい。気が向けば続きも書く。気が向けば。

ストリエ
そこそこ強い勇者の話

 さて、せっかくこうして珍しくCi-enを活用しているのだから何かしら報告でもしておこうと思う。現時点でスローペースながらも作っているノベル作品はノンジャンル掌編集とグロ中編。ツクールの方は掌編が一つ。ただしどれもまだまだ。出せる画像や情報も特にない。なにせ面倒臭がりで飽き性だから。そのくせ妙なところで完璧主義でもあり、作業がまき戻ることもしばしば。一言で言えば駄目人間ってやつ。
 これでもディレクター職の時は誰よりも締め切りを意識して、必ず締め切りに間に合わせるタイプだった。他人のスケジュール管理はできても自分のスケジュール管理はできない。それが二ノ次参という男なんだよね。やっぱりね、自分に厳しく他人に優しい。そんな人間になりたい。そろそろ意識改革をして重い腰を上げる日が来たのかもしれない。
 決めたよ。明日から頑張る。

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Itit Games 2021/01/23 14:30

在りし日のストリエにさよならを

一通のメール、突然の別れ

 みんなはストリエを知ってる? 知ってる人には無駄な説明だけど、知らない人のために説明しよう。チャット風の画面でイラストに吹き出し、効果音の書き文字や地の文といったものを活用する比較的新しい表現のサービス――それがストリエだった。同時期に似たようなサービスが他にもあった気もするけど、とにかくまあそんなサービス。

 そんないまいちメジャーになりきれなかったサービスのストリエからメールが届いた。はてさてなんだろうか、放置状態の自作品に新たな反応でもあったのだろうか。そんな期待を抱くことすらなく、件名から運営の強いメッセージが届いていた。「【重要】ストリエサービス終了のお知らせ」そう。ついにストリエが終わってしまうのだ。

 しかし利用者ではあるものの、サービス開始当初に試してみた程度。思い入れがあるかといえばない。ところが不思議なものである。終わると知った瞬間に未練のようなものがふつふつと湧き上がってくる。ちくしょう、もっと盛り上げてやれる力があれば! そもそも運営のやる気が足りない! もっと宣伝に力を注げよ……と。これ未練か?

突然の喪失、やる気の消滅

 Twitterまでチェックしてくれてるような物好きな人なら知ってるだろうけど、実はこの記事って元々別の日に書いてたのよね。でもうっかり編集中にブックマークツールバーを誤クリックしてデータが全部飛んじゃった。もうちょっとまともな文章を書いてたのに。それで不貞腐れて書くのをやめたんだけど、またこうやって書いてみた。

 もちろん面倒臭がりの私が意味もなく書くわけもない。といっておいて思いつきであれこれやるような人だし何の説得力もないんだけども。それはまあいいじゃない。人間だもの。まあ手っ取り早く単刀直入に言っちゃえば、せっかく書いた文章を無駄にしたくないってやつよ。やる気を失ってただけで、公開してた作品には愛着もある。

 たった二話分でも、書いた当時の私には人一倍の愛情があった。このサービス――ストリエだからできることはなにか。そこで表現できる自分の文章とはなにか。自分らしく、面白くできるとしたらどうしたらいいのか。なんだかんだであれこれ頭を悩ませておぎゃあおぎゃあと産み出した作品をそのまま消し去りたくはない。

 だからとりあえず新しく実装されたエクスポート機能を使って、作品のデータをサルベージしておいた。出力されたテキストファイルを見たら書き文字の部分はすっからかんで「せめて何が入ってたか分かるようにしろよ!」と文句の一つも言いたくなったけど言わなかった。大人だからね。まあ本当の大人は思ってても口にしないんだけども。

勇者の復活、ストリエからの脱却

 ストリエの特徴であるイラスト、吹き出しによるセリフ。効果音と描写をそれ一つで終わらせてしまう書き文字。これらがなくなってしまえばそれはもはや単なる小説に過ぎない。イラストの描写に情景描写、演出の表現まで書き加えなければ小説どころかト書きになりかねないのだ。ああ恐ろしい。どれだけイラストに頼っていたのだろうか。

 果たしてストリエの文章がどこまで小説らしくなるのか。それかいっそストリエのような形態を模索して表現していく方がいいのか。なかなか答えは出ないが、作品をこのまま地べたへと放り出して埋もれさせてしまうのだけは避けたい。どういう形にするのかは明日の自分に考えてもらい、とりあえず勇者の復活を宣言しておく。

 ちなみにサービス終了は3月2日とのことで、まだ作品を読むことはできる。ストリエとはなんぞや。こいつはなんでさっきから勇者だなんだと語っているのか。大丈夫か? と心配している方。それから特に何も理由はないが暇ならあるから何か読ませろという方まで。もしよかったら投げ出されたままの自作品を読んでほしい。

そこそこ強い勇者の話

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Itit Games 2020/11/28 16:58

自由に発言できる(らしい)ParlerとかいうSNSを紹介する

Parlerとはなんぞや

 日本でもおなじみの青い鳥が呟くサービス、ツイッ(検閲削除)のようなSNSだよ。UIが日本語には対応(日本語で呟くことはできる)してないし色々と使い勝手が悪いけど、このSNSの特徴というか売りは言論の自由が保障されてるってこと。最近の一部SNSはどうも妙なことに自由がない。まっとうに見える意見でも、運営が嫌がったら機能なんかを制限されちゃう。なんか嫌だよね。それに納得できない人たちが自由気ままに話せる場所として作ったのがParlerってやつ。

それで何ができるの?

 青いアレと同じようなことはできる。好きに呟けばいいし、気に入った人をフォローしたっていい。意見を主張したかったら他人の呟きにコメントをしたっていい。redditでも見るアップボート(肯定的な意思を示すやつ。いいねボタン)とダウンボート(否定的な意思を示すやつ。……ダメねボタン?)もあって、コメントをしなくても意思表示をしやすいのは気楽で良い。逆に軽い気持ちで自分を否定される可能性もあるけどね。

それでどうやってはじめるの?

 特に難しいことはないけど、英語だからちょっとアレだよね。なんか嫌だって思った人はやめといた方がいい。登録したいけどよく分からないって人は下の画像を見たらいいと思う。でも中学英語レベルの人でもなんとなく分かるんじゃないかなあ。

登録の流れはこんな感じ


 Parlerのサイトにアクセスしたら、後は画像の通りに進めればいいよ。途中で携帯電話のメッセージに認証コードが届いたり、画面に表示される文字を入力したりする必要があるけど難しくないよ。後は使うアカウント名やフォローしたい人を選ぶくらい。その後は直感的に使えるはず。たぶん。

なんで紹介したの?

 件のSNSがどうも妙ちきりんなせいもあるけど、単純にもっと日本人が増えたらいいなあと思ったからだよ。今のところ本当に自由なのか、思想の偏りはないかとかの不安はある。でもそれはどこでも一緒だから、少なくとも自由を謳っているうちは活用していったらいいと思う。いきなりアカウントが消えて連絡が取れなくなるなんて怖いからね。

追記

 気付いてなかっただけで、言語設定から日本語を選べたよ。すっとこどっこいだね。でも雑な翻訳だから英語の方が分かりやすいかも。日本語を選ぶと「抜」という文字が表示されて困惑させられるよ。翻訳に手を抜いてるってことかな?

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