F. PRODUCTIONS 2021/11/20 19:00

「月ヲ照ラス太陽ノ囁キ」プロデューサーインタビュー(後編)


―――さて、ここからは本編発売後ということで、ネタバレありの解説をお願いしたいと思います。はじめはヒロイン2人の名前の由来から…

F:まず本作はエフプロ4本目の企画なので、必然、名前は“4”がモチーフになります。一人はシンプルに「四」の文字を取り入れればいいのですが、もう一人は…と考えた時、じゃあ「カトル」か「クワトロ」しかないだろうと。そこから「“カト(ウ)ル”ナ」になりました。
二人の属性を陰と陽に振り分けるイメージだったのですが、人名に「陰」の文字はないだろうということで、月と太陽になりました。ヒカリの漢字が「陽」なのは、陰陽の名残りでもあります。
太陽の光のおかげで月が輝くという意味で、なかなか良いネーミングだったのではと思っています。

―――ヒカリがルナのエロさを引き出したワケですね。

F:ヒカリの苗字「四之宮」は、某ラブコメ漫画のお嬢様ヒロインから拝借しました。ヒカリはセレブ設定なので、名前からそれがイメージしやすいようにという意図です。

―――一つ気になったのですが、そもそもの話、ヒカリはルナのことを本気でビッチだと思っていたんでしょうか。

F:ルナの地味な見た目から本当は処女だろうと思いつつ、男を誑かすビッチだと難癖つけてイジメているというのが実際のところでしょう。ルナが実は意外とドエロかったというのは完全に想定外でしょうが。

―――ルナの隠れたエロさはところどころで仄めかされていますね。

F:はい。例えばトラック1で、ルナはザーメンという単語を英語の授業で習ったと言っていますが、ザーメンはドイツ語なのでそれはあり得ません。つまりルナが何かしらで知ったか、あるいは自ら調べたか…

―――いずれにせよこの時点で、ルナがもともとそういう事に興味があったというのが分かります。

F:このようにルナのエロさについては作中で言及していない部分も多いですが、一つずつ解説していくのは野暮なのでやめておきます。いつか岡田斗司夫さんあたりに解説講座をやってほしいですね(笑)

―――夢のある話です。そんなルナですがエピローグで、弱味とは早弁をしていたことだというのが明かされます。それもサバ缶ということですが…

F:彼女たちの世界線では、早弁はとても破廉恥な行為なのでしょう。
そしてサバ缶ですが、あれは実話を基にしています。10年以上前の話ですが、実際に学校にサバ缶を持ってきてた女の子がいたんですね。最近ちょっとしたサバ缶ブームらしいですが、当時は衝撃でした。ついでに言えば、ルナのキャラクター紹介にある「コンビニの中華まんが食べたくても店員に注文する事が出来ないため、いつも諦めている」というのも、内気なその子が言っていた事です。

―――ルナというキャラクターはその方の影響が大きいみたいですね。話は変わりますが、F. PRODUCTIONSさんのサークルロゴがさりげなく初公開されてますね。いつもの淫眠ロゴの代わりにジャケットイラストで確認できます。

F:はい。サークルロゴは前々からいつか作る予定ではいたのですが、今回は淫眠作品ではないのでそれに代わるロゴが必要となり、やっと作りました。
ですが真の理由は、限定解除イラストの広告で乳首を隠すためです。ロゴはご覧の通り「F」と「P」を組み合わせたものになっています。

―――確かに、企業ロゴで局部を隠す手法は漫画作品等でお馴染みですね。とても素敵なロゴだと思います。では最後にユーザーへのメッセージと、できれば次回作のお話も…

F:今回も皆さまのおかげで無事リリースすることができました。初のダブルヒロインということで慣れない部分も多く大変でしたが、その分過去最高のエロさに仕上がったと思います。
また今回はおまけ要素も豊富で、全部で18トラック、約2時間もあります。当初は寝息ぐらいしか付けるつもりはありませんでしたが、ついでにあれもこれもと増えていきました。例えば喘ぎ声の音声ファイルはエロ漫画を読む時などにオススメです。
そして次回作ですが、これもハッキリ言ってめちゃくちゃエロいです。ヒロインは女上司で、やはり一筋縄ではいかないキャラクターです。来年の冬頃を予定しておりますので、それまで今作を聴いて待っていただければ幸いです。

2021年10月某日 F. PRODUCTIONS脳内にて

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