F. PRODUCTIONS 2023/08/04 19:00

『“尿管結石” 治療プログラム』監督インタビュー(前編)


――販売予告が掲載されたばかりのF. PRODUCTIONS最新作『実在の研究論文を基にした “尿管結石” 治療プログラム 〜手コキと母乳と淫語サンドイッチと〜』。どうやら一部ノンフィクションということで興味がそそられますが、早速お伺いしていきましょう。

F:よろしくお願いします。はい、今作は私が実際に尿管結石になった経験がもとになっています。入院はしていないんですが、病院から帰宅後に尿管結石について調べていたら『尿管結石はSEXで治る』というような記事を見かけたんです。

――作品ページにも書かれていた研究論文のことですね。

F:それで、あ、これで一本作ってみたいな、と。もちろん実際に病院で手コキとかをされたワケではありませんが、採尿や坐薬を挿れてもらう際に看護師さんに言われた言葉にドキッとさせられたので、それらも作中で採用しています。

――今回は久しぶりのダブルヒロインということですが。

F:もともと“女医に事務的に抜かれる”と“ナースでもある家族に仕方なく下の世話をされる”というのはいつかやってみたいシチュエーションとしてありました。今回やっとそのチャンスが巡ってきましたが、どちらかに絞れなかったためどうせならと欲張ってしまいました。

――その結果とても豪華な布陣になっていますね。それぞれのヒロインの事も詳しく教えてください。

F:まずは“無表情系泌尿器科医”の空露木先生ですが、その通り表情はあまり変化しませんが感情は確かにあるキャラクターです。周囲への配慮に長け、面倒見もよく、実は乙女な一面もあります。また母性もあり、作中でも赤ちゃん言葉で寝かしつけてくれます。

――完全に事務的というよりはただ業務を淡々とこなしているだけで、内面は柔らかそうなキャラクターのようですね。

F:ありがちなクールキャラではない、たまに垣間見える可愛らしさにグッとくるヒロインとなっています。それは御崎ひよりさんが存分に表現してくださいました。クールさを保ちつつも、微かな抑揚、話す速度、吐息すら利用し、絶妙なバランスで感情を仄めかしてくるんですよね。

――試聴版を聴くだけでも、御崎さん以外考えられないほどのハマり具合でした。

F:キャラクターを大まかに決めた頃からこれは御崎さんしかいないと思い、シナリオも御崎さんをイメージして書いていましたが、これほどまでに理想通りの空露木先生を演じてくださったのは本当に脱帽です。台本のト書きに書いていない細かなニュアンスでさえ読み取り、あるいは無意識でそう演じてくださったのかもしれませんが、空露木というキャラクターをかなり咀嚼されたのだと思います。

――もう一人のヒロイン、マイについても聞かせてください。

F:こちらは“生意気系実妹看護師”です。妹といってもロリ属性はありません。『兄が入院とか恥ずかしいから早く出てって』とか言ってくる口うるさい奴です。

――それって実は早く元気になって退院してほしいというツンデレ的な意味なのでは……?

F:そこはまぁ、各々の解釈にということで(笑)。兄妹なので性的行為はタブー、しかも看護師の治療行為は原則不可なのですが、トラック04では理由をつけてマイが手コキ治療をしてくれます。常にツンツンした態度で接してくるのですが、文句を言いながらもきちんと下のお世話をしてくれたり、なんだかんだで有能な看護師さんです。

――こちらは碧棺らむださんのしっかり者な妹の演技が光っていましたね。

F:マイに関しては当初、特定の声優さんはイメージせずにシナリオを書いていたんです。ある日、去年購入した碧棺さんご出演の作品を久しぶりに聴いていたところ「これはマイだ!」と。マイ役は碧棺さんしかいないと確信し、そこからはシナリオも一直線でした。とてもナチュラルな演技をされる方で、作品のリアリティと没入感を一気に高めてくれます。“俳優が役に入り込む”という表現がありますが、碧棺さんは“作品世界”に入り込んでいるんじゃないかというくらいに溶け込んでいます。

――架空のキャラクターではない、生の存在感があります。

F:作中で「あ、はい」というマイの台詞があります。もちろん私が台本に書いた“台詞”なんですが、碧棺さんのその部分の演技を最初聞いた時「あれ、エンジニアさんに何か言われた返事かな?」と思ってしまいました。あまりにも自然な「あ、はい」だったので、台詞であると一瞬分からなかったのです。碧棺さんのような演技をされる声優さんは唯一無二ですね。

――碧棺さんは囁き声も一級品なのでエフプロ作品と相性が良さそうですね。それでは作品のPRをお願いします。

F:今作はクールな女医と生意気な実妹看護師に、両耳から同時に攻められてしまいます。右耳を空露木先生に囁かれている間も、常にマイの鼻息が左耳にかかっていたりと、贅沢なサンドイッチをお楽しみください。また、空露木先生の母乳を飲むチュパ音は御崎さんと碧棺さんにお願いしております。それぞれ個性があるので、その時の気分によって使い分けるのも良いかと思います。他に新しい試みとして、ジャケットイラストと封入特典イラストには“Finish Time”を記載してみました。いちいち画面を切り替えたりすることなく“その時”が分かるので、些細なことですが便利だと思います。

――実用性も高まっているとのことで今回はここまで。ネタバレありのインタビュー後半は作品発売後に公開予定!!

2023年8月某日 F. PRODUCTIONS脳内にて

↓作品ページはこちら!
https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ01073633.html

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