行雲流水/灼熱の砲撃 2020/08/09 01:44

死神の息子進捗3



本日は友人ディートリヒへプレゼントを贈った際に彼が香水職人を目指すきっかけとなった話が聞けるイベントを作りました。
あと、ドット絵をツクールで用意していたのですが、ちょっとだけいじってディートリヒをベストとシャツにしてみました。

実はSKIMAで立ち絵を書いてくださる方を探していたのですが、無事によい方と巡り合うことができましたので、こちらの顔グラ等々もよりブラッシュアップされて作品世界観により深みができると思います。

以下、小話
ディートリヒは裕福な家の生まれではないので住み込みの職人見習いとして師匠の手伝いや家事などの雑事を手伝うことで食わせてもらっており、まだ給料などは出ない立場です。
練習で作ったサシェなどを売って多少の小銭を得ていますが、正直それでは到底独り立ちなどできない収入で、家族たちのためにも早く自分が一人前の職人になり仕送りをしたいと考えています。
今まで職人になるための修行ばかりで周囲も年上の人が多い中、シャルルという友人に出会えたことが実はディートリヒにとってもとてもうれしいのです。
ディートリヒの師匠が彼を連れ歩いているのは、ディートリヒの修行のためでも上客に紹介するためでもありません。
ただ、ディートリヒの見た目が美しいから、連れ歩いていると評判がいいという理由で連れ歩いています。
師匠は正直なところ、香水職人としては一流ですが人間性はそうでもなく、「人から評価されるものを作る」という才能が非常に高い人です。
自分の美意識に拘ることがなく、世間がいま何を求めているのかに機敏に反応できる非常に優れた人ですが、弟子であるディートリヒのことも役に立つから置いているというだけです。

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