【おとなり2】王道人妻攻略SLGの主人公を考える

こんにちは、やさにきです。何やら暗くて不穏なサムネイルですね。首筋に痣のようなものが見えますが、ホクロか何かでしょうか？（影なしのイラストはフォロワー様限定で公開しています）

そんなことはさておき、今週も『おとなり2』についてお話ししていこうと思います。ですが、その前にちょっとしたご報告を。

Ci-en活動開始から1周年！

Ci-enに登録してクリエイター活動を開始してから今週で1周年を迎えました！以前Twitterで公開したイラストですが、お収めくださいませ。

振り返ってみると、本当にあっという間の濃密な1年間でした。ですが、まだ1年。これから何十年も続いていくクリエイター人生のスタートラインに立ったに過ぎません。これからもプレイする方の記憶に刻まれるようなゲームを作っていきますので、ご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。

さて、話は『おとなり2』に戻りまして。

さっそく今週の本題に入りましょう。
今回は主人公の設定についてお話ししようと思います。

主人公の設定が決まるまで

ずばり、『おとなり2』の主人公は大学生です。学生生活を経験したことがある方もそうでない方も、「自分は今、20歳の学生なんだ」と思っていただけると没入感が増すと思います（？）。

現代もののSLGを作る上で、
とーーーっても邪魔になるのが仕事の存在です。

そう、社会人はフリーターやニートという設定でなければ、毎日仕事という長い長い時間的拘束を受けることになります。

ゲームにおいてもリアリティを追求する場合、その制約から逃れることはできません。前作の主人公を在宅で働くフリーのエンジニアにしたのは、可能な限り仕事による時間的拘束を排して、秋穂（前作ヒロイン）とイチャコラできる時間を設けたいと考えたからでした。

しかし、また在宅ワーカーにしてしまうと前作とゲーム性が大きく被ってしまいます。かと言って、フリーターやニートにしてしまうと住環境などの設定における不都合が生じてしまい、これまた実現が難しい。

そこで採用に至ったのが、「親の経済的援助を受けて、ちょっといいマンションで一人暮らしを始めた男子学生」という設定でした。社会人よりも自由に行動でき、社会的な立場がなくても若さ故の無鉄砲さとエネルギーで人妻と関係を築いていけるのは学生という設定の大きな強みだと考えています。

なにより、学生×人妻って、いいですよね？

体力と性欲を持て余した一人暮らしの学生。
そのおとなりに住むレス気味な人妻……。

これぞまさに、王道人妻攻略SLGにふさわしい絶好のシチュエーションと言えるのではないでしょうか。

学生生活SLG？

今週の主な作業内容は主人公の日常行動に関するシステム制作でした。画像が上げられるものを中心にご紹介していきます。

アルバイト

主人公の家賃・光熱費は親が負担してくれるのでかかりませんが、その代わり、日々の食費は全額自己負担となります。アルバイトをして食費を稼がなければなりません。

現時点では、複数種類のアルバイトを用意しています。それぞれ消費する体力や実働時間、時給が異なるので、その時々の状況に応じたバイトを選んで働き、スケジュールを管理していくことになります。

バイト先によっては、春香とばったり会うことがあるかもしれません。

自炊

『おとなり2』の主人公は自分で料理も作ります。前2作品の主人公たちも見習ってほしいものですね。もちろん、惣菜やコンビニ飯でお腹を満たすこともできます。

食材の価格は仮ですが、これくらいの値段を想定しています。異常に安い……こんなスーパーがあるならぜひ行きたいものです（怪しいけど）。これはコンビニ飯に頼るより経済面でのメリットが大きいことを強調するためで、リアリティは度外視しています。

男子学生の一人暮らしなので作れるものは限られますが、条件を満たすとレシピが増える予定です。誰に教えてもらうかは言うまでもないかと。

大学の講義

学生ですから授業は受けなければなりません。始めは春休み中という設定にしようかと思ったのですが、それだとけっこうキツめの時間制限が発生してしまうのでボツに。入れるかどうか悩みましたが、「単位」という要素を加えることにしました。

これが足りていないと進級ができず、一発でゲームオーバーになります。学業を疎かにする学生を、春香も好きになったりはしないでしょう。かなり緩い縛りにしようと思っているので、その点はご安心ください。

学食

大学に行くのをただの縛りにしたくないなーということで思いついたのが「学食」の要素。安価で食事効果の高い料理を食べることができ、経済的に苦しい序盤は特に重宝する要素になる予定です。

ほかのUIはどシンプルなんですが、学食だけはちょっとだけ凝りました。学食のメニューは黒板ってイメージなんですよね……。

基本的な日常生活の要素はこんな感じで、土台はかなり固まってきました。こうした要素をベースに、今は主にシナリオのテキスト制作を中心に行なっています。