やさにき 2023/06/17 19:00

【無人島】最重要ステータス「ストレス値」について

こんにちは、やさにきです。いよいよこちらは梅雨に入り、家の中がジメジメするようになってまいりました。暑いのは得意な方なのですが、梅雨のジメジメはどうにも苦手です。


前回の記事で新作の開発に着手する旨をお知らせいたしましたが、想像を遥かに超える──という月並みな言葉では言い表せないくらいの反響の大きさに驚いています。いただいた応援を糧に、今後も制作を続けてまいります。


さて、2週間の間に何をやっていたかと申しますと、主人公たちの拠点の開発を中心に進めていました。今週は形になってきたホーム画面のUIなどをご覧いただきつつ、本作のゲーム性とエロシーンの方向性について改めてお話ししていきたいと思います。


ただ、その前に1点皆様にご報告と御礼をば。


『おとなり2』累計30000DL突破!


『おとなりの奥様は今日も独り2』がリリースからおよそ半年を経て累計30000DLを突破しました!


陰ながら1万DLを目標にしていた本作ですが、まさか1年経たずに3万を突破してしまうとは……未だにちょっと信じられない気持ちです。ご購入いただいた皆様、本当に本当にありがとうございます。


お祝いのイラストどうするかなーやっぱ水着かなーと考えているとき、ストッキングを穿かせたい欲望が俄に湧いてきまして、「どうせなら一緒にやっちまえ!」ということで生まれたのがこの一枚です。お収めくださいませ。


英語・中国語のローカライズも進んでおり、まだはっきりとした日付をお伝えすることはできないのですが、「○月○日リリース目標」というところまで絞り込めてまいりました。Steamの販売ページにて最新PVも公開しておりますので、よろしければそちらもご覧くださいませ。


今後とも春香をよろしくお願いいたします。




主人公たちの拠点



ここからは『無人島社員旅行記』の話題に移ります。


上のスクショが無人島に流れ着いた主人公たちの生活拠点となる洞窟です。木材で家やテントを設営するのもサバイバルものの醍醐味ではあると思うのですが、住居問題は洞窟の発見によってすぐ解決するようにしようと考えています。


とはいえ、このままだと絶対に寝心地が悪いので、木材でベッドを作ったりといったクラフト要素を取り入れて住環境を改善する仕組みは取り入れていきたいと思います。




左上の「探索」コマンドから食材や資材の調達、島内の探索を行うことができます。コマンドの内容はもう少し詰めていきたいです。


食材調達や狩りのときにミニゲームを入れるかどうか悩み中です……。入れるとしてもあまり凝ったものを作る予定はないのですが、『エルフと暮せば』の薬草採取のようにクリックだけで進行するようにすべきか否か、まだ決めかねています。



▲一応それっぽいUIを作ってはいます……

ヒロインたちの関係性

未開の地での単独行動は危険を伴います。そのため、行動する際は基本的に誰かとペアを組んで動かなければなりません。


その際に重視しなければならないのが各ヒロインに割り振られた「行動力」です。基本的には主人公ではなく、行動を共にするヒロインの行動力によって、その日のうちに活動できる回数や効率などが変化します。




まだまだ未完成ですが、ステータス画面はこんな感じ。頭の横にある大きな数字がそのヒロインの行動力を示しています。


スクショに表示されているヒロイン、夢乃はヒロインたちの中でも一番若く、大学時代は陸上部で活動していたこともあり、ほか2人と比べて高い行動力を誇っています。


「じゃあ夢乃と一緒に探索すれば万事OKじゃん!」、とはなりません。特定のヒロインを行動し続けると、ある弊害が発生します。




こちらは主人公たちの好感度を表した相関図です。ヒロインたちの主人公への気持ちだけでなく、ヒロインたちが互いをどう思っているかまで図示されます。


1人のヒロインとだけ行動していると、この関係がどうなるか。


「主人公くん、またあの娘とペア組んでる……」
「もしかして主人公くん、あの娘のことが好きだったりするのかな……」
「(モヤモヤ……)」


主人公の寵愛を受けたヒロインへの感情が徐々に悪化していく……ということがあるかもしれません。


生き死にがかかった状況で色恋の問題を持ち出すことは、冷静に考えるとあまりに愚かと言わざるを得ません。4人の連帯が損なわれることは、極限環境において死に直結します。


しかし、主人公はこの島において頼れる男手であり、唯一のオスです。そんな主人公をほかの女に取られてしまうのではないか……という焦りが嫉妬を生み、冷静な判断力を奪い、主人公への感情をより大きなものに育てる可能性は十分にあります。


そしてもうひとつ、この相関図のほかにヒロインたちの内面を数値化したステータスが存在します。それが今作の最重要ステータスである「ストレス値」です。



ストレス管理の重要性



ストレス値は各ヒロインに割り振られており、日常的に溜まり続けます。彼らのストレスは、油断すれば命を落とす恐怖と、この生活が永遠に続くのではという強烈な不安が主な源です。強い恐怖を感じたときに急上昇することもあります。


ストレスが溜まると当然の如く精神が不安定になり、周囲に対して攻撃的になったり、自暴自棄になったりします。上述した嫉妬や焦りもより増大するかもしれません。


「私がこんなに苦しんでるのに、あいつらは私に隠れてあんなことやこんなことをして愉しんでるのかもしれない……」


そんな妄想がメンバーの和を乱し、取り返しのつかない事態に発展することもあり得ます。


では、不安・恐怖という名前のストレスとどう向き合うか。食材の備蓄を増やしたりして生活基盤を安定させるだけでは、「救助が来ない」「ずっとこの暮らしが続くのでは」という不安を払拭するには足りません。もっと強い刺激──娯楽が必要です。







▲制作中のエロシーンの線画


もうヤリまくるしかないのではないかと。


激しいセックスによって不安を一時的でも飛ばす──これが今作における最大のストレス解消法であり、エロシーン導入の動機づけになります。


ヒロインたちもごく普通の女性なので、解消しなければ性欲は溜まります。無人島において性欲を解消するにはオナニーか、唯一の男である主人公の肉棒に頼るよりほかありません。


無人島という特殊な環境で抱える不安や恐怖、溜まり続ける肉欲……そのどちらも効率よく発散できるのがセックスという娯楽なのです。


嘘か本当かわかりませんが、人間は生命の危険を感じると「種を保存せよ」という本能が働いて性欲が増大するということがあるそうです。


極限環境によって喚起される生殖本能も加わって、彼らの交わりはより熱を帯びるはずです。前回の記事で、「今作のセックスは過去作に比べて"獣的"になる」とお伝えしたのはただ単に行為の多くが青姦で開放的になるからというわけではなく、


・種の保存を求める本能の訴え
・セックスという娯楽による現実逃避
・捌け口の少ない環境での性欲発散
・吊り橋効果によって高まる主人公への想いの成就
・他のメスよりも愛されたいという競争心


上記のような複数の要因が積み重なることで、男女の交わりはより激しく、理性のタガが外れた動物的なものになるのではないかという推察に基づいています。


長々と語ってまいりましたが、つまり何をお伝えしたいかと申しますと、


食材確保や施設製作による生活基盤の安定化だけではなく、性行為によるヒロインたちのストレスマネジメントも生存に欠かせないゲーム要素である


ということです。エロ要素とゲーム性が密接に結びついた、エロゲーらしいエロゲーになっているのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。


彼らは肉欲を貪ることで厳しい現実に折り合いをつけていきます。その中で脱出の術を考え続けるのか、現状を受け入れて永住を選択するのか、そして誰と一緒に未来を歩んでいくのかは、プレイヤーである皆様の決断次第です。


この部分を徹底的に突き詰めていくことで、「このゲームらしさ」を追求していけたらと考えています。


ゲームの方向性はこのような感じで定まっているのですが、果たしてどこまで実際に形にできるかという不安はあります……相変わらず見切り発車な開発スタイルでごめんなさい。今後の状況次第で軌道修正を行う可能性はありますが、概ねこのような感じの作品になりますので、ご期待いただければ幸いです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。下記の★ボタンツイートボタンのクリック、コメント等で反応いただけますと、励みになります。


それではまた2週間後に進捗を上げられるよう努めてまいりますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。

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