フリーセンテンス 2022/04/15 11:44

新作体験版 美しき魔女はその豊満な肉体で万匹の蟲獣を孕み産んで愉悦する 後編

 ・・・・・・かつてバアル王国で絶大な権勢を誇っていたイゼルラグナー家には、その地位と権勢に相応しい富があった。多額の財宝、広大な領地、各種鉱山の権利、各地の有力商会の株式、邸宅となる巨大な城などなど。しかし、それら財産は、贅沢の味を覚えた一族の者たちによってことごとく消費されてしまい、いま彼らの手元に残されているモノは最盛期と比較すればほんのわずかな額だけしかなかった。その中に、一族の別邸であるルクレチア城があった。
 ルクレチア城は王都から五〇リーバ(一リーバ、一・五キロメートル)離れた奥深い山の中にある。もともとは夏の暑さから逃れるため、避暑地として建てられた城だ。
この城は、三代目当主グリーバスの時代に着工され、四代目当主アグリメットの時代に完成をみた。字面だけ見れば城が完成するまでにかなり長い時間を要しているように思えるが、これはグリーバスが着工のわずか一か月後に心不全で急死してしまったからであり、実際にかかった工期は五年ほどであった。
 ルクレチア城は、完成から一〇〇年ほどあまりの間は、当初の目的通り、イゼルラグナー家の人々の避暑地として活用されていた。だが、現在はそれとは異なる目的で使用されている。一六代目当主アンリエッタの私的な「実験場」として使われているのだ。
 かつてのイゼルラグナー家の栄光は、一族開闢の祖であるグロウが復活させた魔導の力と、その力を使って造られた「人魔兵」に拠るところが大きい。幼くして当主となったアンリエッタは、没落寸前のイゼルラグナー家を再興するためにはこの「人魔兵」を造ることが重要だと考え、魔導の習得に励む傍ら、ルクレチア城で実験に次ぐ実験を重ねてきたのだった。動物ではなく、人間を使って。
 ルクレチア城には常時一〇〇人を超える人間たちが幽閉されている。全員、奴○として買われた者たちで、その待遇は家畜となんら大差がない。与えられた「餌」を食べ、藁が敷かれた寝床で眠り、部屋の隅で排泄するという生活を延々と繰り返すだけだ。彼らが名前で呼ばれることはなく、「デク」という蔑称と振り分けられた番号で区別されていることが、彼らに「人」としての権利が与えられていないことを証明してやまなかった。
 彼ら「デク」たちを使って、アンリエッタは様々な実験をおこなった。それは残酷極まりない内容のモノばかりであって、何百人という「デク」たちがその実験によって命を落とした。その実験を忠実に手伝っていた者が、何を隠そう、アンリエッタの小間使いであったガーベッジなのだが、まさか手伝っていた実験が、自分を「化け物」とするための準備であろうとは、果たして彼は気づいていたのだろうか。
 そのルクレチア城に、叛乱鎮圧の任務を終えたアンリエッタが帰還した。化け物「人魔兵」となったかつての小間使いガーベッジと共に。
アンリエッタは美しい女性だ。類稀な美貌の持ち主で、その容姿は絶世と称されるほどである。さらに彼女は、蠱惑的なまでに魅力的な肉体の持ち主で、その豊満さといったら他に類を見ないほどだった。乳房は熟れた西瓜のように大きく、臀部の肉付きも見事であって、どちらも厚い布地の衣服を着てもむっちりと存在を主張するほどなのだ。それは「むしゃぶりつきたくなるような」という装飾語を冠するほどであって、実際、彼女を目にした男は、本能的に性欲を刺激され、意思とは関係なく勃起してしまうと言われていた。これでまだ年齢が一八歳というのだから、末恐ろしいという他ない。
 一度でもアンリエッタを目にした男は、老若を問わず、誰もが彼女を自分のモノにしたいと夢想する。そしてそのなかの一部は、その想いを現実化しようと、「求婚」という行為で実行に移すのが常だった。財を持つ者のなかには、彼女が没落寸前の生家を建て直そうとしていると知って、多額の金銭を送りつけて気を惹こうとする者も少なくなかった。ゆえに、ルクレチア城に帰還したアンリエッタは、家令から自分宛に手紙が届いていると聞いて、またその類かと思ったのだが、封蝋の印章を見て口元をわずかに動かした。
「ふふん、国からだわ。さて、何の用かしら」
新たな叛乱鎮圧の命令か、それとも別の要件か。アンリエッタは封筒を開き、中の手紙を読んだ。そして口元を邪悪に歪め、従者のごとく後ろに控えているガーベッジをみた。
「ガーベッジ、どうやらわたしが提案していた刑罰が採用されたようだ。これは愉しいことになった。くひ、くひひひ」
美貌を歪め、心の底から愉しそうに嗤うアンリエッタ。
現在、バアル王国の各地では、体制に不満を持った民衆たちによる蜂起や叛乱が相次いでいる。万を超える規模のものから数百人程度の小規模なものにいたるまで、その数は一〇〇を超えるだろう。国はそれを武力で弾圧することで、どうにか抑え込もうとしているのだが、なかなかうまくいっていないのが現状であった。
そこで国は、民衆たちにより強い心理的な打撃を与えようと、残酷な刑罰を実施することを思いつき、その案を体制側である国中の貴族たちから募集したのだった。そこにアンリエッタも応募していたのである。
応募した刑罰の名は「阿鼻叫喚地獄刑」という。内容は、万匹を超える蟲獣がひしめく大穴の中に、反旗を翻した民衆たちを叩き落して、生きたままその身を喰わせるというものだ。残虐極まりない処刑方法であり、この処刑方法が実施され、それが口伝えによって国中に広がれば、民衆たちの反抗心を削ぐことができるはずであった。
問題は、いかにして万匹の蟲や獣を集めるかという点であるが、これに関してアンリエッタにはあてがあった。
 アンリエッタは後ろを向いた。
「喜ぶがいい、ガーベッジ。おまえ、またわたしの肉体を堪能することができるぞ。今度は邪魔が入らずに最後までな。くひ、くひひ、くひひひひ」
そう言って奇怪に口元を半月状に吊り上げながら、アンリエッタは細くて白い象牙細工のような手指を動かして衣服のボタンを外した。ひとつ、ふたつ、みっつと。
ぶるん。
全てのボタンが外れるや否や、厚い布地の内側に隠されていたふたつの大きな脂肪が露になった。すでに、綺麗な薄桃色をした乳首がツンと高く尖っている。
「オオ、オオア、オオアアア・・・・・・」
ずしりとした重みと柔らかさを兼ね備えたアンリエッタの乳房を見て、ガーベッジの口から感嘆の声が漏れた。
彼はつい先ほど、この白い芸術品のような乳房を、蜂起した民衆を鎮圧した「褒美」としてめちゃくちゃにすることを許された。そして、彼は雄としての本能赴くまま、身体から生えている無数の触手を使って、アンリエッタの美爆乳を、外部だけでなく、内部の乳腺の隅々にいたるまで、舐って、嬲って、弄り尽くしたのだ。しかも途中で膨乳改造まで施して。
その時の記憶が蘇ったのだろうか。
ぐにゅるっ、にゅるる、ぐにゅるるるるる・・・・・・。
ガーベッジの背中から生えている触手の群れが、まるで狂喜乱舞するかのように宙空で踊り狂いはじめた。白日に晒されたアンリエッタの乳房を、また自分の好きにできると思ったのかもしれない。
使い魔の率直極まりない反応をみて、アンリエッタがまた奇怪な笑みを顔に浮かべた。
「くひ、くひひひ。ガーベッジよ、おまえ、ご主人さまのおっぱいを見て、また自分の好きにできると思ったのか? 興奮しておるのか? ん? んん?」
「オアアアア・・・・・・」
「くひ、くひ、くひひひひ。そうか、そうか、正直な奴め。だが、今回おまえに堪能させてやる部位は乳房ではないぞ。もっと下のほうだ」
そう言ってアンリエッタは、顔に薄笑いを浮かべたまま脱衣を続けた。ゆっくりと、まるで娼婦のような仕草で次々と身に着けていた衣服を脱いでいく。
するるっ。
ぱさっ。
服を脱ぎ、靴下を脱ぎ、さらには下着さえも脱ぎ捨てて、一糸まとわぬ裸体を晒す。すでに露になっている大きな両乳房はもちろんのこと、肉づきのよい熟れたお尻も、柔らかく盛り上がったマン肉も、なにもかも丸出しの全裸になって、彼女はそれを自分の使い魔におしげもなく見せつけた。顔に不敵で妖艶な笑みを浮かべながら。
「ふふん、どうだガーベッジよ。おまえのご主人さまの裸は? いつ見ても、なんど見ても見事であろう。ん? んん? んんん?」
問われたガーベッジは素直に応えた。
「オオア、オオアアア・・・・・・」
発する声と同時に、身体の一部も反応を示した。
ぐぐ、ぐぐぐ、ぐぐぐぐぐ・・・・・・っ。
まるで三本目の足のように股間から生えているガーベッジの男性器が、陽の光を浴びたシダのように力強くそそり立ちはじめた。
ガーベッジのペニスは、平時の状態ですでに人の脚ほどの太さと大きさを誇る。それが欲望赴くまま熱膨張して勃起した結果、まるで樹齢数百年の巨木のような姿になった。もっとはっきり言えば、ガーベッジの勃起ペニスは、長さも、太さも、アンリエッタの身体よりも遥かに大きく、それは文字通りの意味で「怪物級」の代物といえるモノだった。
「くひ、くひひ、くひひひひ。ご主人さまの裸を見て興奮したか。まったく、身も心も正直な奴だな、おまえは」
そう言いながら、ぺろりと舌なめずりをするアンリエッタ。顔には相も変わらず愉悦の笑みが浮かんでいるが、心なしかその頬は紅く上気している。
アンリエッタがガーベッジに近づいた。そして、力強く勃起している巨木のようなペニスに手で触れ、爆乳を身体ごと押しつける。むにゅぅっと、たわわな乳房が柔らかく形を崩した。
「くひ、くひひひ。いつ見ても見事なイチモツじゃ。力強く、そして逞しい。これをわたしの中に挿入ると思っただけで、アソコが濡れる」
そう言って、ドクドクと脈打つその表面に、アンリエッタは自らの舌を這わせた。
「れろっ、れぇろっ、ぬぢゅるる〜~っっ」
ペニスの表面に唾液の痕がつく。苦味とえぐ味がアンリエッタの口のなかに広がって、恥垢の汚れが舌の表面にこびりつく。しかし、アンリエッタは気にする素振りもみせず、妖艶な眼差しを向けながら、使い魔のペニスに舌を這わせ続けた。
「れろれろっ、れろぉ~っ、れろれろっ、れぇろぉぉ~~~っ」
「オオア、オオアアアア・・・・・・」
敏感な部分に刺激を受けて、ガーベッジの口から興奮の音が漏れ響いた。巨大ペニスがビクビクと震え、戦端から強い臭いのする汁が分泌される。魚介の腐ったような臭いが辺りに漂う。アンリエッタは、這わせていた舌をペニスより遠ざけ、舌の表面にこびりついた恥垢を丹念に味わいながら、最後はゴクリと飲み込んだ。そして、ニタリと愉悦の笑みを浮かべた。
「くひ、くひひひ。なんだ、ガーベッジよ、もう限界か? まだ舌で少し刺激しただけだぞ。それなのにもう出したいのか? んん? んんん?」
「オアアアアアアア・・・・・・」
「くひ、くひひひ。そうか、そうか、そんなに出したいか。まったく、おまえは本当に正直な奴だな」
使い魔の反応を受け、嬉しそうに口角の端を吊り上げるアンリエッタ。そして、彼女はまた、無意識に舌なめずりをした。股間が熱くなり、じゅくっという湿り気を帯びた音がした。
つ、つつーッ。
熱を帯びた股間から、熱い蜜のような汁が滴り落ちた。粘液めいたその汁は、糸を引きながらポタポタと滴り落ちて、床に小さな点のような池を作った。
「くひ、くひひひ・・・・・・」
頬を赤らめながら奇怪に笑い、アンリエッタが象牙細工のような指を股間に伸ばす。そして、熟れて柔らかくなった股間の肉を指で摘まむと、それを拡げるように左右に開いた。くぱぁっ、と。
どばっ、という音を立てるかのように、膣のなかに溜まっていた淫ら汁が溢れ漏れた。ぬらぬらとした薄桃色の淫ら肉が空気に触れる。強い雌の匂いが辺りに漂う。アンリエッタは、自らの意思で白日に晒したその綺麗な色をした膣穴を使い魔に見せつけるように、グイッと腰を持ち上げた。
「そら、見よ、ガーベッジよ。おまえの大好きなご主人さまの膣穴だぞ? 挿入たいか? ん? 挿入たいか? んんん?」
「オアアアアアアア・・・・・・ッ!」
ガーベッジが吠えた。全身に力が漲り、発達した筋肉が盛り上がりを見せる。そして、太く勃起した極太ペニスが、更なる強張りと怒張をみせた。
「くひ、くひひひ。そうか、そうか。挿入たいか、そんなに挿入たいか。挿入したいのか。くひ、くひひ、くひひひひひ」
 奇怪に笑いながら、アンリエッタが舌なめずりをする。頬が上気し、開け拡げている淫ら穴よりさらに多くの淫ら汁が滴り落ちた。
「よし、よかろう。その望み、叶えてやろう。その太く逞しい大きなイチモツを、我が膣穴にぶち込むとよい。そして欲望赴くまま腰を振り、我が子宮の中にぶち撒けるのだ。さぁ」
「オアアアアアアアアッ!」
ガーベッジが吠えた。そして、アンリエッタの身体を乱暴に掴むと、雄々しくそそり立つその巨大な肉棒を、本能赴くまま突進させた。主人の膣穴めがけて。
 ズドォオォムッ!
「ごがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!」
突進したガーベッジの凶悪極太ペニスが、まるで破城槌のような一撃となってアンリエッタの膣穴に撃ち込まれた。まん肉が引き裂かれるように拡張され、骨盤を粉砕するような勢いで子宮の奥深くにまで突き刺さる。挿入の凄まじい衝撃が、アンリエッタの頭のてっぺんから突き抜けていった。
「オアアア、オアアアアアアッ!」
 ガーベッジのケダモノのような咆哮が辺りに響く。
その咆哮に重なるようにして、アンリエッタの苦しみに満ちみちた絶叫が、大きく開け放たれた口からほとばしった。
「んぎぃやぁあぁあぁああぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁあぁぁあぁぁぁあああぁぁぁあぁあぁぁぁぁッッ、ごおぉあぁッ、ぐがッ、があぁッッ、んぐがあぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁぁああぁぁぁぁあぁぁぁあぁあぁぁああぁあぁぁぁぁぁぁぁッッッ!」
 アンリエッタの手が、足が、本人の意思とは関係なくジタバタと動く。頭も、狂った犬のように振り乱れている。しかし、身体は微動だにしていない。ガーベッジの太い腕で掴まれているからだけではなく、固定されてしまっているからだ。膣穴に挿入されたガーベッジの極太巨大ペニスによって串刺しにされているのである。まるでピンでとめられた標本の昆虫のように。
 ずぶっ、ずぶぶッッ、ずぶぅぅうぅうぅぅぅぅ・・・・・・ッッッ!
ガーベッジの凶悪なまでに太くて逞しいイチモツは、その根元にいたるまで、アンリエッタの胎内の奥深くに突き刺さっている。それはまるで串刺しのようであって、アンリエッタの腹はペニスの形に大きく盛り上がってしまっている。おそらくは、内臓も圧し潰されているのだろう。それによって何事が生じるか、もはや想像するまでもない。
「ぐがあぁぁあぁぁああぁあぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁッッ、ぐがッ、がッ、ぐおッ、おッ、ぐぅげ・・・・・・ッッッ」
苦しげに吠え叫ぶアンリエッタ。喉元が、ゴボゴボと、大きく動いた。鳴動するように、脈動するように、蠕動するように。何かが、喉の奥からこみ上げてきているのだ。そして、喉元が大きく膨らんだ次の瞬間だった。
「ぐおッ、おッ、ぐげぇッ、ぐげえええぇぇぇえぇえぇぇぇえぇぇえぇぇぇえぇぇええぇぇえええええぇえぇぇぇぇぇえぇえぇぇえぇぇぇぇッッ! げぇッ、げぇッ、ごおげッ、おおごごげえぇえぇぇええぇぇえぇぇぇええぇぇぇぇえぇぇぇえぇぇえぇぇぇぇえぇぇぇえぇぇえぇぇぇぇぇええぇぇぇぇぇッッッ!」
びちゃびちゃびちゃちゃちゃちゃ・・・・・・ッッ!
口から逆流した吐しゃ物が、びちゃびちゃと汚らしい音を立てながら床に飛び散り、すえた臭いが辺りにたちこめる。逆流した吐しゃ物は、口だけでなく、鼻からも噴出し、空中で合流して石畳の床に嘔吐の池を生みだした。
 これが、ガーベッジの巨大肉棒を挿入されたことによって生じた影響だった。凶悪な巨大肉棒の膣内挿入によって、大きく盛り上がったアンリエッタの腹部は、もはや尋常でないほど大きく膨らんでおり、ペニスのかたちを形成して天に向かって太く伸びている。
すでに承知の通り、力強く勃起したガーベッジの超巨大ペニスは、太さも長さもアンリエッタの身体よりも大きな代物である。そんなモノが、根本まで挿入されたならばどうなるか。想像は容易い。腹部は、薄皮のパンのように伸び、乳房の谷間を貫いて、アンリエッタの頭上高くまで到達してしまっている。そして、吐しゃ物で汚れたその顔に、薄暗い影を落としていた。ペニスの形がくっきりと浮かびあがったその影を。
「ぐげぇぇぇえぇぇえぇぇええぇぇぇぇええぇえぇぇえぇぇぇえぇぇぇえぇぇえぇぇぇええぇぇええぇぇぇぇえぇぇえぇぇえぇえぇッッ! お、お腹がッ、おお胎があぁあぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁあぁぁッッ! がああぁぁあぁぁあぁぁぁあああぁぁぁぁあぁぁぁぁぁッッッ! ぐげぇがああぁあぁぁああぁぁぁああぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁあぁぁぁああぁぁぁああぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁぁああぁぁあぁッッッ!」
挿入の衝撃があまりにも強すぎたのだろう。吐しゃ物で汚れた顔を振り乱しながら、我を忘れて狂乱の叫び声をあげ続けるアンリエッタ。大きく見開かれた目は充血し、その崩れた美貌には必死の形相が浮かびあがっている。
しかし、どんなに手足をバタつかせ、頭を狂ったように振り乱しても、極太ペニスを挿入されたその身体は微動だにしていない。ぴくりとも。
凶悪なまでに巨大な肉杭で貫かれたその様は、まるでモズの早や贄のようであり、性欲処理のために造られた人形のようですらある。アンリエッタの身体は、魔力によって肉体全体が強化されているため、大木のように太いペニスで貫かれても、裂けて、壊れて、内臓をぶち撒けてしまうようなことは決してない。が、それでも、想像を絶するような痛みと苦しみが全身の神経を掻き毟るのだ。それは、先ほど受けた乳房凌○の比ではなかった。
「んがあぁぁあぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁッッ、があぁあぁぁぁッ、うがあぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁッッッ!」
 それでも、挿入は、これが初めてのことではなかったから、時間の経過と共に最初の衝撃が過ぎ去れば、次第に落ち着きを取り戻すのは自明の理である。その証拠に、狂ったように吠え叫び、手足をバタつかせていたアンリエッタの動性も、次第に落ち着きを取り戻してきた。
「ぐがあぁああぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁッッ、があぁあぁあぁあぁッッ、があッ、はぁ、がッ、はぁ、はぁ・・・・・・」
胎を串刺しにされた状態で呼吸を整えるアンリエッタ。肺を圧迫されているため、息苦しさはまだ色濃く残っているものの、それでも挿入の衝撃が過ぎ去って、少し余裕を取り戻したようであった。
「く、くひ・・・・・・く、くひひひひ・・・・・・」
アンリエッタは、吐しゃ物で汚れた口元を微かに動かすと、頭をゆっくりと持ち上げた。そして、挿入されたイチモツ状に大きく膨らんだ腹の横からガーベッジを見た。
「あ、相変わらず・・・・・・お、おまえの、イチモツは、す、凄い太さだ・・・・・・く、苦しくて、苦しくてたまらん・・・・・・うぐうぅぅ・・・・・・い、痛い・・・・・・」
言いながら、顔を苦悶に歪める。力のない弱々しい声が、アンリエッタのいまの身体状況を如実に物語っているといっていいだろう。息もたえだえで、言葉を発するのもやっとという有り様だ。
「だ、だが、気にすることは、ないぞ・・・・・・こ、これは、わたしが、望んだこと、なんだからなぁ・・・・・・。だ、だから、お、おまえの好きなように、ペ、ペニスを、動かし、しごいて・・・・・・せ、精子を、出すがいい・・・・・・。た、たっぷり、たぁっぷりとなぁ・・・・・・くひ、くひひ、くひひひひ・・・・・・」
顔を苦悶で歪めたまま奇怪に笑うアンリエッタ。そう、彼女の目的は、自らの身体を使ってガーベッジの精子を搾ることなのだ。大量の蟲獣を用意するために。
「オア、オアアアア、オアアアア・・・・・・」
主人の言葉に触発されて、ガーベッジがアンリエッタの両足を掴んだ。むんずと。そして、大腿骨が折れそうなほどの怪力で、ぎゅぅっ、と強く握りしめた。その瞬間、アンリエッタの背筋に電流が走った。
ゾクッ、と。ガーベッジの本気を感じとったのだ。
「く、くひ、くひひひ、ひひひ・・・・・・」
 アンリエッタの顔に冷や汗が浮かんだ。喉がごくりと鳴る。これからなにが起こるのか、彼女はすでに知っている。これまでに何度も何度も体験してきたことだからだ。ゆえに、緊張の色が浮かぶその顔が、自然にほころんで、頬が紅く上気した。愉悦の言葉が口から漏れる。

 ・・・・・・続きは本編でお愉しみください。

 そして、なんと、今回初めての試みとして、フォロワー限定記事で最後のネタバレを読むことができます。
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