フリーセンテンス 2022/10/20 09:37

とりあえず、こんな感じで

こんにちは、フリーセンテンスです。

コメント欄よりリクエストがあった「てぶくろ」に関連したご依頼につきまして、とりあえず、こんな感じで設定を組んで書き始めてみましたので、取り急ぎ報告とさせていただきます。

遅くなって申し訳ございませんでした・・・・・・( ;∀;)


 ・・・・・・魔物による有害事象の報告に、魔物による人間の女性に対する「性的傷害」行為の件数が増えてきている背景には、ひとえに魔物間における「性欲暴走感染症」の流行があると考えられる。
 そもそも、魔物が人間に欲情すること自体、通常であれば生物学的にあり得ないことである。魔物の性事情――すなわち、性的接触行為や繁殖行動、求愛行為、分泌されるフェロモンの質や濃度、性器の形や大きさに加えて、性行為の頻度も人間とは異なる魔物が、人間の女性に欲情すること自体、本来であれば考えられないことである。先天的に脳や精神に疾患を負った一部の個体や、人間の好事家によって後天的に調教された魔物が、人間の女性に性的暴行を加えて事件になった報告は過去に複数件、確認されているが、それは魔物による有害事象総数のゼロコンマゼロ以下の割合でしかなく、稀有と表現できるほど珍しい例でしかなかった。
 それがここ最近、稀有だったはずの魔物による性的傷害事件が増えているのだ。それも爆発的に。例として上げるならば、ゴブリンの群れによる少女への集団強○であったり、オーガによる肛姦であったり、さらにはスライムによる胎内寄生姦であったりと、これまで聞いたことがない事例が多々報告されるようになったのである。そして、人間側の被害者はいずれも女性で、閉経前の若い女性ばかりが標的にされた。
 この異常事態が魔物間における性感染症であると推測されたきっかけは、捕獲された複数の魔物から、未知の病原菌が発見されたからである。この病原菌がなんらかの形で魔物の脳に作用して、彼らが人間の女性を襲うようになったと推測された――そう、まだ推測の段階でしかないのだ。理由は、生きた感染個体の確保が充分にできていないためで、脳の生体解剖を実施しても、この病原菌がどのような脳に影響を及ぼしているのか、まだ判然しないのである。
 病原菌と感染症の関連、そして作用を確認するためには、より多くの感染個体の脳を生きた状態で切開し確認する必要があり、そのためには多くのサンプルが必要であった。ゆえに、我々は、生きた感染個体をより多く確保するために「罠」を仕掛けることにした。
 これまでの研究から、感染個体はとある階級の女性が放つ「フェロモン」に強く反応を示すことが判っている。それは通称「贅沢フェロモン」と呼ばれるシロモノで、これは王族や貴族、あるいは地主や富豪の令嬢など、苦労や労苦とは無縁の人生を送ってきた上流階級の女性が放つ独特の色香のことである。
この「贅沢フェロモモン」の正体は、おそらく、上流階級の女性たちは好んで使用する「香水」が、長年の愛用によって身体に染み着いたことで生成される体臭であると考えられるが、その実態はまた別の機会に考察することとして、とにかく、感染個体はこの「贅沢フェロモン」を好むことだけは確認されているのである。そして、このフェロモンを放つ女性と遭遇した場合、彼らはなぜか「強○行為」ではなく、「胎内回帰」という特殊行為に及ぶのである。その理由は不明だが、我々はこの習性を利用することにした。

・・・・・・たぶん、また色々と加筆修正をさせていただきますが、続きをお待ちいただければ幸いですm(_ _)m

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