フリーセンテンス 2022/11/02 21:30

新作体験版 淫話・女胎肉袋

   てぶくろ
 ・・・・・・寒い冬のある日、狩人が森の中に片方の「てぶくろ」を落としてしまいました。
小さなネズミがやってきて、雪の上に落ちていたその「てぶくろ」に棲みつきました。
そこへ、カエルやウサギ、キツネがつぎつぎとやってきて、「てぶくろ」の中に入っていきます。「てぶくろ」は、そのつど大きく膨らんでゆき、いまにも弾けてしまいそうなほどぎゅうぎゅうです。
最後には大きな熊までやってきて、パンパンに膨らんだ「てぶくろ」の中に潜っていきます。小さな「てぶくろ」は、とっても大きくなってしまいました・・・・・・。
         旧世界の童話集 第三巻 一三話より抜粋。


 ・・・・・・魔物による有害事象の報告に、魔物による人間の女性に対する「性的暴行」行為の件数が増えてきている背景には、ひとえに魔物間における「性欲暴走感染症」の流行があると考えられる。
 そもそも魔物が人間に欲情すること自体、本来、生物学的にあり得ないことである。魔物の性事情――すなわち、性的接触行為や繁殖行動、求愛行為、分泌されるフェロモンの質や濃度、性器の形や大きさに加えて、性行為の頻度も人間とは異なる魔物が、人間の女性に欲情すること自体、本来であれば考えられないことである。先天的に脳や精神に疾患を負った一部の個体や、人間の好事家によって後天的に調教された魔物が、人間の女性に欲情して性的暴行を加えた事件は過去に複数件、確認されているが、それは魔物による有害事象総数のゼロコンマゼロ以下の割合でしかなく、稀有と表現できるほど珍しい例でしかなかった。それがここ最近、稀有だったはずの魔物による性的暴行事件が増えているのだ。それも爆発的に。
例として上げるならば、ゴブリンの群れによる少女への集団強○や、オーガによる○女への肛姦、さらにはスライムによる胎内寄生姦等で、どの事件もこれまで聞いたことがないような内容の事例が多々報告されるようになったのである。
 この異常事態の背景に、魔物の間で感染症が蔓延しているのではないかと推測されるようになったきっかけは、捕獲された複数の魔物の頭蓋内から、未知の寄生型の粘菌が発見されたからである。この寄生粘菌がなんらかの形で魔物の思考や行動に影響を及ぼして、彼らが人間の女性を襲うようになったのではないかと推測されたが、推測されただけでまだ確証には至っていない。理由は、生きた感染個体の確保が充分にできていないためで、脳の生体解剖を実施しても、この寄生粘菌がどのような形で脳に影響を及ぼしているのか、まだ判然としないからである。
 寄生粘菌と感染症の関連を確認するためには、より多くの感染個体を確保し、生きた状態で頭蓋を切開し、脳の状態を確認する必要があり、そのためには多くのサンプルが必要なのであった。ゆえに、我々は、生きた感染個体をより多く確保するために「罠」を仕掛けることにした。
 これまでの症例から、感染個体が人間の女性を襲うにあたって、とある階級の女性が放つ「フェロモン」に強く反応することが判っている。これは通称「贅沢フェロモン」と呼ばれるシロモノで、王族や貴族、あるいは富裕層の令嬢など、苦労や労苦とは無縁の人生を送ってきた上流階級の女性が放つ独特の色香のことである。
この「贅沢フェロモモン」の正体は、おそらく、上流階級の女性たちは好んで使用する「香水」が、長年の愛用によって身体に染み着いた結果、生成される独特な体臭であると考えられるが、その実態はまた別の機会に考察することとして、とにかく、感染個体がこの「贅沢フェロモン」を好むことだけは確かなのである。そして、このフェロモンを放つ女性と遭遇した場合、彼らはなぜか「強○行為」ではなく、「胎内回帰」という特殊行為に及ぶのである。その理由は不明だが、我々はこの習性を利用することにした。
 罠として用意した女性は、奴○市場で合法的に入手した。名前はテレジア・オルビス。大富商として知られるオズ・オルビスのひとり娘で、年齢は二〇歳。容姿は端麗で、淡い水色の髪と緑色の宝石のように大きな瞳がとても美しい。その肢体もしなやかで、身体には無駄な脂肪というものがなく、乳房はやや小ぶりであるものの、尻の肉付きがよく、ひと目で安産型であると判るほど大きい。掛け値なしの美女である。ただし、性格に難があるゆえ、二度の返品歴があり、そのため価格は金貨七〇枚と格安であった。
 彼女ほどの美女がどうして奴○市場で売られていたかというと、その経緯は極めて単純であった。父親が小麦と大豆の投機に失敗して多額の借金を負ったところへ、保有する銀鉱山で大規模な崩落事故が起こり、全財産を失って破産したのだ。父親のオズ・オルビスは自殺し、母親は何年も前に他界していたため、娘のテレジアが借金のかたとして身売りをさせられたというわけであった。
 これまで苦労や労苦とは無縁の人生を送ってきたためか、前述のとおり、性格にはかなりの難があり、勝気というよりは口が悪く、強気というよりは態度が酷いため、これまでに二度、手を付けられることなく奴○市場に返品されたという。購入者は揃いも揃って「見た目に騙された」と語ったそうだ。
 だが、それは我々にとって好都合であった。我々が彼女を購入した目的は、あくまでも寄生粘菌に感染した魔物を捕らえるためであって、彼女のことを侍女や召使い、もしくは性奴○にするつもりはなかったからだ。それに「贅沢フェロモン」を分泌するような女性は、奴○市場では高値で取り引きされるのが常であり、通常は、今回支払った額のおよそ一〇倍が相場である。そのことを考えれば、今回はとても安い買い物だったといえるだろう。経費が浮いたことを思えば、購入時に彼女が発していた聞くに堪えない罵詈雑言も大目に見ることができるというものだ。
「この変態! クズ! 出来損ないのゴミ人間どもッ! わたしを自由の身にしなさいッ! さもないと、後で絶対に後悔することになるわよッ!」
我々はそんな言葉を叫び続けるテレジアに対して、まずは薬物投与による身体改造施術を施すことにした。
 頚部、上腕、そして引きずり出した子宮に、ミリ単位での調整を施しながら、注射器を使って薬物を注入していく。その際、テレジアは、カッと瞳を大きく見開いて、天を貫くような声で咆哮を発した。
「んぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッ!」
無理もない。投与した薬物は、いずれも最上級の痛みを伴う劇薬ばかりである。子宮を伸張化させる薬物と身体に不壊化させる薬物、そして四肢を麻痺させて動けなくする薬物で、どれもこれも血管に注入されただけで、神経を硫酸に浸されたような激痛が全身を駆け巡るのだ。そのため、投与による身体改造が終わった時、テレジアはあまりの激痛に耐えきれず、白目を剥いて口から泡を吹き、さらには失禁もして、反応に乏しい瀕死の状態に陥ってしまっていた。
「あ、あが、あがが・・・・・・が、がが・・・・・・」
哀れで無残なその姿には深い同情を覚えたが、しかしこの改造施術は、彼女の身にこれから起こることを考えれば、どうしても必要不可欠な行為なのであった。
 身体改造を施したテレジアを連れて、我々はさっそく魔物による性被害が多い地域を訪れた。そして、魔物たちが多く棲息する「冥王の森」に立ち入ると、その奥深くにて、テレジアの衣服を剥ぎ、彼女を全裸にして放置した。彼女の身にこれから起こることを考えると、それはさながら、童謡の「てぶくろ」を想像させるものがあった。
 テレジアは、森の中に放置された時、最後の力を振り絞るように我々をキッと睨みつけた。そして、その容姿からは想像もできないような恐ろしい声で、我々に向かって呪詛の言葉を発したのだった。
「お、覚えて、なさいよ、おまえたち・・・・・・! か、かならずッ、必ず復讐してあげるからッ・・・・・・! か、かならず・・・・・・かならず、おまえたちを・・・・・・その家族もろともッ、親もッ、子もッッ、親族全員ッッ、皆殺しにしてあげるから・・・・・・! お、覚えて、いなさい・・・・・・!」
私はその言葉を覚えておくことにした。彼女の、遺言として。
 テレジアのもとを離れた我々は、少し離れた場所に移動して観察を開始した。この「冥王の森」は、世界中に点在しており、魔物たちの発生源としても知られている。なんでも、この森には、生物を魔物化させる「毒」があって、この森に長くいると人間でも魔物になるのだという。いまも人間社会に多大な悪影響を及ぼしているオークやオーガも、元は我々と同じ人間だったそうだ。もっとも、その「毒」も、いまではかなり弱まっているらしく、二日三日居たぐらいでは、魔物化することはあり得ない。
テレジアは放置されてしばらくの間、瀕死の芋虫のように、身体をびくんびくんと痙攣させて動こうとしていたが、やがて諦めたようだった。彼女に投与した四肢麻痺薬の強度は五段階あるうちの「最強」であるため、意志でどうこうできるレベルの強さではない。ただ、白い肢体が、全裸で地面をもがいている様はどこか官能的であったため、同僚の中には欲望の固唾を飲む者が少なくなかった。
 テレジアを放置して一八分後、ガサガサと茂みが動く音がした。
「ヂュゥゥゥ・・・・・・」
啼き声と共に現れた最初の魔物は単眼のデス・ラットであった。
大きさは、普通のネズミとあまり変わらない。しかし普通のネズミよりも俊敏で、集団での行動を好み、鋭い牙で獲物の動脈を切り裂く攻撃は必殺の強さを誇る。過去には数万匹にまで膨れ上がったデス・ラットの群れが都市をひとつ、丸ごと貪り喰い尽くしてしまったという事件も起きてはいるが、今回、現れたデス・ラットの数はとても少なく、数えると二〇匹ほどだった。
「ヂュゥッ・・・・・・」
「ヂュゥッ、ヂュゥゥゥ・・・・・・」
警戒的な啼き声をあげながら、二〇匹のデス・ラットの群れが、ゆっくりと、やはり警戒に満ちた足取りで、地面に這いつくばるテレジアとの距離を詰める。そして、あっという間に包囲してしまった。
「ひ、ひぃいぃいぃぃ・・・・・・!」
 周りを無数の小さな魔物たちに囲まれたことに気づいて、テレジアが絹を裂くような悲鳴をあげた。
「ま、魔物・・・・・・! こ、来ないでッッ! こっちに来ないで! 来ないでったらあぁあぁあぁああぁぁッッッ! いやあぁあぁあぁあぁあぁぁぁあぁぁあぁあぁぁぁッッッ!」
小さくても魔物は魔物だ。それにデス・ラットは見た目も不気味な姿形をしている。そのため恐慌をきたしたテレジアは、顔に恐怖の翼を拡げながら、胴体をくねらせてまるで蛇のように無様に逃げようとするのだが、這いずれた距離は腕一本分にも満たなかった。
「助けてッッ! 誰か助けてッッ! 誰かああぁぁあぁあぁぁああぁぁあぁぁああぁぁぁあぁぁあああぁあぁぁあぁぁぁあぁぁッッッ!」
誰に助けを求めているかは不明だが、もし、いま集まっているデス・ラットの群れが通常種であった場合は、言われなくても助けるつもりだ。
 我々の目的は、生きた感染個体を捕獲することである。魔物に新鮮な肉餌を与えることではないのだ。ゆえに、デス・ラットが通常種であった場合に備え、救出の準備はした。
 しかし、それは杞憂だったようである。
「ヂュゥゥウゥゥ・・・・・・」
一匹のデス・ラットが、低い啼き声を発して鼻をヒクつかせながら、テレジアの股間へと近づいた。まだ男性経験の無い彼女のアソコは貝のように膣肉がぴったりと閉じている。その亀裂に、デス・ラットが鼻先を近づけた。
 ぬちぃぃ・・・・・・。
「ひッ! な、なにッ? いいいいいったいッ、なにをしているのッッッ!?」
不吉な予感が脳裏をよぎったのだろうか。顔を恐怖で強張らせ、テレジアが瞳を大きく見開いた。
その直後、ソレは起こった。
ずっ、ずぶっ、ずぶぶぶぶ・・・・・・!
「いぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!」
鼻先をテレジアのアソコに近づけていたデス・ラットが、唐突に、なんの躊躇もなく、秘裂へと身を潜り込ませたのである。処女の血が飛び散って、デス・ラットの姿が秘穴の奥へと消えてゆく。
 より一層、強い叫び声がテレジアの口からほとばしった。
「いやあああぁあぁああああぁぁあぁぁあぁああぁぁあぁあぁぁああぁあぁぁあぁぁぁあああぁあぁぁあぁぁぁぁッッッ! は、入ってきたッッ! ね、ネズミがッッ、ああああたしの大切な場所にッ、穴にぃぃいぃいぃぃいぃぃいぃぃいぃぃッッッ! いやああああぁああぁぁあぁあぁあぁぁあぁぁぁああぁあぁぁぁああぁあぁあぁぁあぁぁあああぁぁぁあぁぁあぁあぁああぁぁあぁぁぁッッッッ!」
恐怖と嫌悪が入り混じった叫び声を上げるテレジア。その姿を見やりながら、我々は小さくガッツポーズをし、音無き声で歓呼をあげた。
 現れたデス・ラットは胎内回帰行動をとった。それはすなわち、目の前にいる小さなネズミたちが感染個体であることの証明でもある。そして感染症とは、集団でこそその本領を発揮するものである。
つまり、一匹が感染しているということは・・・・・・。
「ヂュゥウゥゥゥウゥウゥッ!」
「ヂュウヂュゥゥゥゥッ!」
「ヂュヂュゥゥウゥウゥウゥゥゥッッ!」
一匹の胎内回帰行動をきっかけに、集まったデス・ラットの群れが、まるで堰を切った勢いでテレジアの股間に殺到した。そして、我先にと、鼻先で秘裂をこじ開けて、膣の中へと侵入を開始したのである。


 ・・・・・・続きは本編でお愉しみください。ご購入、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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