フリーセンテンス 2023/10/06 18:03

いろいろと痛い今日この頃です(*´ω`)

こんにちは、フリーセンテンスです。

まず最初に、新作をお買い上げくださって、本当にありがとうございます(*´ω`)
これは大袈裟な話ではないのですが、みなさんが買ってくださることで、新作を書く励みにもなりますし、生きる糧になっております。
本当に本当にありがとうございますです(´∀`)

とりあえず、当方の近況ですが、記事のタイトルのように、最近はいろいろと痛い目に遭っております(;´∀`)
ただ、公にするような内容ではないのですが、一応、近況報告ということで、無料プランの方に書いておきましたので、気になった方は暇つぶしにでも読んでください。

とりあえず、後編の冒頭が書けましたので掲載したいと思います(*´ω`)


 ・・・・・・降星山の地中深く――暗黒が統べるその地下空間にて、灰色に輝く肉の流動体は滞留していた。
 遥か外宇宙よりやってきたこの異星生命体の性質は、本来、実は凶でもなければ悪でもない。その生態、思考、寿命、価値観、体構造から遺伝子にいたるまで、人間とはなにもかもが異なる存在であるゆえ、そもそもからして人類の尺度で測ることは不可能に近い。実際、灰色に輝く肉の流動体は、なにごともなければ到来した地球で「親」と同じこと――地下に潜り、仔を産み、それを捕食するという自己完結行為――を繰り返していたに違いなく、誰にも気づかれなければ永劫に等しい刻をただそれだけを繰り返して過ごしていたはずだ。そこに害はなく、むろん、悪もない。だが、地球原住生物である「人間」に捕食されてしまったことでその生態に異常が生じてしまう。
 人間に捕食された灰色に輝く肉の流動体は、自分を捕食した人間と遺伝子レベルで融合を果たし、その結果、その人間の性質を強く受け継いでしまった。それはさながら、白い絵の具に複数の色を混ぜたようなモノだった。基盤は同じでも、性質はもはや別種。仔を産むという行為ひとつをとってみても、自己完結行為から他者介在行為へと移行しただけで大変な変化であるといる。これは融合した人間の性的嗜好や性的欲望を如実に反映した結果である。
 灰色に輝く肉の流動体と混じり合ってひとつになった人間の男は、顔や身体だけでなく、心も醜い男だった。女を――容姿が美しい女を嬲り、弄び、汚し、そして犯したいと常日頃から思っていた。それが原因で住んでいた村を追い出されてからも、頭の中は女を○すことでいっぱいだった。
 そんな男の邪悪さを、灰色に輝く肉の流動体は取り込んでしまったのだった。そして、生態に、強く反映してしまったのである。その結果、灰色に輝く肉の流動体は、邪悪で凶悪な新種の生命体へと変貌してしまったのだった。人間の女を――美しき人間の女を、嬲り、弄び、汚し、犯して、そして孕ませて産ませるという存在へと。
 新しい生態を獲得した灰色に輝く肉の流動体は、「そうなって」からこれまでの間に、数え切れないほどたくさんの女性たちを生きた玩具としてぐちゃぐちゃにしてきた。
 そしてまさにいまも、捕まえたばかりの女を「改造」して、その肉体を堪能している最中であった。
 灰色に輝く肉の流動体が滞留する地下空間に、肉が蠢き動く音が木霊し響く。大小無数の触手の群れが蠢き動いている音である。
ぐぢゅるるるるっ、ぐぢゅるるぐぢゅるるるるるるるるるるる・・・・・・。
ぐぢゅるぐぢゅるぐぢゅるるるるるるるるるるるるるるるるる・・・・・・。
灰色に輝く肉が満ち満ちた汚らしい湖面より生え伸びている大小無数の触手の群れが、まるで満月のように宙に浮かぶ、ふたつの大きな白い物体に群がり纏わりついている。それは脂肪の塊であった。大きな、大きな、とてつもなく大きな脂肪の塊だったのだ。
塊ひとつが、軽自動車よりも巨大なこの脂肪の塊は、いったい、なんであろうか。
まさかこれが、人間の女性の乳房であろうとは、たとえ実物を目の当たりにしたとしてもすぐには信じられないに違いない。しかし、この巨大な脂肪の塊は、ふたつとも、紛れもなく乳房なのである。それも、ひとりの女性の胸に実ったおっぱいなのだ。その証拠に、白い皮膚には青い血管が色濃く浮かびあがっており、塊の先端部分には淡い薄桃色の領域が輪となって大きく拡がっており、丘のように盛り上がったその中央部からは、乳首が力強くそそり勃つ形で太い肉柱として生えていた。
 規格外の大きさだ。乳房としては信じられないほどの巨大さであり、人智を超越したサイズだと断言していいだろう。世界広しといえど、これほど巨大な乳房を持つ女性は他にいないに違いない。
 この超がつくほど巨大な乳房に、肉の湖面から伸びた大小無数の触手の群れが絡みつくようにして纏わりついている。まるで獲物に襲いかかる粘菌かイソギンチャクのように。いったい、なにをしているのか。否、なにをしようとしているのか。答えは、堪能しているのだ。そのスベスベとした肌の触感を、あるいは柔らかな肉の感触を、無数の触手を使って味わっているのであった。滑りを帯びたおぞましい音が木霊し響く。


・・・・・・少しペースが遅くなるかもしれませんが、続きを頑張って書いておりますので、前編の方もどうぞよろしくお願いします(*´ω`)

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