【小説】双子怪人VSレッド②
目が覚める。
いつの間にか僕は見知らぬ部屋のベッドに寝かされていた。服は全て剥ぎ取られて全裸の状態だ。体を縛られている様子はない。
二つの寝息が聞こえる。僕の左右で裸のマルルとハルルが眠っていた。今なら逃げるチャンスかもしれない。
「あれ?」
体に違和感を感じて僕は自分の手を見た。手が一回り小さくなっている。いや、手だけではない、体全体が一回り縮んでいた。
マルルとハルル達とあまり変わらない身長になっている。
呪術で体を幼くされてしまったのか…。いや、今はそんなことより逃げる方法を考えないと。
僕は起きあがろうとする。しかし、すぐに左右から腕をがっちりとホールドされてしまう。
「逃げたらダメだよ、レッドちゃんはマルル達のおもちゃなんだから」
「大丈夫。優しくしてあげるから、ハルル達と毎日遊びましょう?」
左右から甘く囁かれる。一気に力が抜けてしまう。起き上がる気力が奪われていく。
「まずはマルルが遊んであげる♥」
マルルは僕に覆い被さると僕に顔を近づけてきた。
「ちゅっ♥」
柔らかい唇を僕に押し付けてくる。唇の感触に理性が吹き飛んでしまう。頭がぼーっとして何も考えられなくなる。
「くす♪1回キスしてあげただけなのにすっかり力が抜けちゃったでしょ?マルルの唾液には男の人をメロメロにしちゃう成分が含まれているの♥レッドちゃんみたいな誘惑に弱い男なんてイチコロだよ♥ちゅ♥」
もう一度キスをされる。さらに力が抜けて指を動かすことすら億劫になってしまう。
「じゃあ、次は脚でおちんちんをいじめてあげる♥」
ペニスが弾力のある感触に挟まれる。締め付けられながら、すりすりと擦られる。
「さあ、おちんちんいじめながらキスも続けるよ♥今度はもっと激しくしてあげる♥」
マルルは僕の口の中に舌をねじ込む。そして僕の舌に絡めてきた。さらに脚でペニスを責め続けている。
僕はうっとりとしたままマルルの与える快感に身を委ねる。マルルの脚が与える快感は身をよじりたくなるようなものであったが、キスによって抵抗する気力が奪われ続けているため、ただ彼女の与える快感を受け入れ続けるしかなかった。
マルルの舌が激しく僕の口内を舐めまわし貪る。理性は完全に溶かされ、抵抗する意志すら完全に奪われていた。
「ふふふ、レッドちゃんの口、とっても美味しい♥」
「すっかりマルルちゃんのキスと脚で蕩けちゃったね♥とってもだらしない顔になってる♥」
「じゃあ、お漏らしさせてあげる♥レッドちゃんのヒーローパワーを精液にこめて吐き出しちゃおう♥」
脚による責めが激しくなる。キスと脚の与える快感によってパンパンに膨れ上がっていたペニスがぷるぷると震え始める。
「さあ、お漏らししちゃえ!ちゅ♥」
一際激しい脚の締め付けによりペニスは限界を迎える。
マルルにキスされると同時に精液を発射してしまった。ペニスが何度も脈打ち精液を連続で発射する。
「あはは、おちんちんからせーしがいっぱい出てる!おもしろーい」
ハルルが無邪気な様子ではしゃぐ。
「ぷはっ。美味しかった♥夢中になってやりすぎちゃったかな?目がとろんとしてるし、よだれまで出しちゃって。ヒーローとは思えないとってもかっこ悪い顔だね♪」
マルルは僕を嘲るように見下ろす。
「気持ちいい…」
僕は小さく呟く。
「マルルちゃん、そろそろハルルもレッドちゃんと遊びたいなー」
「そうだね、じゃあ交代。でもレッドちゃんかなり疲れちゃったみたいだから、少し休ませてあげよう?」
「そうだね。休みなしに遊ぶと壊れちゃうし」
マルルは僕を抱き寄せ、ぎゅっと抱きしめる。そして優しく頭を撫でた。
「ハルルちゃんみたいにおっぱい大きくないけど、マルルのハグ気持ちいいでしょ?マルルにハグされながらゆっくり眠ってね♥」
彼女の胸から心臓の鼓動が聞こえる。その音を聞いていると心が落ち着き、眠気が強くなる。
僕の意識はまた薄れていった。
続く
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