HARE / define 2021/03/14 13:00

Ci-en有料プランの注意点と、M.C.制作話(2回目)

 初めてましての方、おなじみの方(まだ2回目ですが)、よろしくお願いいたします。

 さてさて、本当はもう少し余裕をもって、のんびりと更新をしていく予定でしたが、思っていた以上に、読んでいただけたことに喜びを覚え、ついつい更新をしてみました。

 このペースがいつまで続くかわかりませんが、できるだけがんばっていきたいと思います。

 最初に、また注意点となります。

 1回目の記事でも記載してましたが、有料プランのほうについて、現在も調べております……というか、わからないことがあったので公式に問い合わせました。

 返答がきたら、有料プランについても進めていきたいと思います。そのさいは、よろしくお願いいたします。



 誰が読んでいるのか、誰が待っているのか、ただの自己満足か、同人ゲーム「M.C.」制作話の二回目となります。

 今回の話を書く前に、前回の記事をざっと読み返してみたのですが、さっそくやらかしていますね。
 
 「製作」と「制作」が混じっていました。
 ……まあ、細かいことは気にしないで進めていきましょう。これは、みなさんが忘れた頃に、こっそりと修正する予定です。


 ここからは、本編(?)の続きとなります。

 その場のノリと勢いでゲーム製作することは決まりましたが、

 ゲーム制作の経験者がいない。(※注1
 ゲーム制作に必要な知識がない。
 ゲーム制作に必要な予算がない。
 ゲーム制作に必要な時間がない。(※注2

 という、ないない尽くしのスタートでした。

 この時点で、わずかでも希望の光と言えるのは、HAREと「ゲーム制作をするのならば手伝う」と申し出てくれた、おくとぱす氏が18禁ゲームでシナリオライターとしてデビューをしていたことです。

 とはいえ、二人とも、もともと違う畑で暮らしていた人間なので、当然のように、文章の書き方以外はほとんど知りません。

 おくとぱす氏は、初期の頃は資料を全て紙に手書きで、エクセル(※注3)の使用経験もほとんどないような状態でした。

 もちろん、HAREも偉そうなことは言えません。

 テキストエディタ(※注4)も知らず、Windowsのプレーンテキストに文章を書き、あれ? 急にかけなくなった?(※注5)みたいな状態でした。

 さらにいえば、おくとぱす氏はともかく、HAREはこの時点で自分が文章を書いて生活できるなどと思っていませんでした。
 不勉強なHAREは、絵(原画)についても、画面サイズって? 画面解像度って? でぃーぴーあいって? というような状態です。


 希望(笑)という感じですね。


 制作話に戻りますが、PC18禁ゲームには必須なのは、絵です。原画です。ここがもっとも売上に直結する要素です。

 ですが、遅れて業界に入ったので“絵を描ける”という特殊技能を持っている知り合いなどいるはずもありません。

 時代も今のように、ネットをちょっと見てまわれば、プロやプロ顔負けの人達がごろごろいるという状況ではありませんでした。

 閑話休題。
 話は戻りますが、原画がいません。お願いできる知りあいなど皆無です。

 そうです、いきなり詰みました。

 ゲーム開発話だというのに、いきなり躓いていますが、事実です。


 Q 嘘だろ? ゲーム作るのに原画担当も決めていないかったのかよっ!?
 A はい、真実です。


 しかし、そこでHAREは思いつきます。
 「絵をかける知りあい(と呼べるレベルじゃない)が、いるじゃないか!」と。

 そうです。HAREとおくとぱす氏のデビュー作「Stitch(すてっち)」の原画担当の一人に声をかけ、手伝ってもらうことにしました。

 なんて短絡的かつ、安直な考えでしょう。

 当時、仕事をさせていただいたブランドaias(アイアス)さん(だったはず……)に話もせず、原画に声をかけるのは不義理も良いところですが、そういうことも知りませんでした。

 これで、当時、業界歴1年未満のシナリオライターおくとぱす氏、シナリオライターぽい感じ? のHARE。そして、原画がそろいました。


 ……これで、そろったと言っていいのか何とも言えませんが。


 この時に、色々と相談に乗ってくれたり、助けてくれた方がいました。

 そうです。自力でどうにもならないのならば、ちょっとでも知っている人に声をかけまくるしかありません。

 「Stitch」の制作プロデューサーをしていたS氏と、ディレクターのY氏にも相談しました。

 二人がいなければ、M.C.は――いえ、それどころか後にデファインが制作するゲームは出なかった可能性さえあります。

 前置きが長くなりましたが、ここからは1回目の最後の続き、「どんなゲームを作るか」という話です。

 実は、defineの最初の作品として、「純愛系」「泣きゲー」を作る予定でした。
 あれ? 催○は? という感じですけど、これも本当のことです。


 ……長くなったので、今回はここまでにしましょう。

 え? 前回の予告と内容が違う上に、ここでまた引っぱるのかよ? という感じですが、なぜ「純愛系」ゲームから「催○系」ゲームになったのかは、3回目の更新で。



※注1 この時点で、メンバーの一人、HAREはシナリオライターとして商業18禁作品に参加していましたが、大した知識もありません。

※注2 この時点では、全員はそう思っていませんでした。

※注3 18禁PCゲーム系は、なぜか資料をエクセルにまとめることが多いです。

※注4 当時、自分の周りでは「桜エディタ」、「Emエディタ」などのフリーのエディタを使っている人はいました。

※注5 当時はたしか50kbくらい(記憶が曖昧)を上限で、それ以上は新しく別のファイルを作成しないと書き込めなかったはずです。


※注 この話は記憶を元に書いているので、事実と若干ことなる点があるかもしれません。一応、当時のデファインメンバーにも確認はとっていますが……。

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