娼味期限~DELICIOUS PAIN~

#00.Depth Of Ill Will

あなたが砕いた 石の
価値を教えてあげるわ
どれだけ 頭を下げて
謝っても ゆるさない

戻ってきたブーメランを
なんで避けたと 怒鳴る

空より高く 海より深い
アイで
見返りを求めずに
アリガトって
伝えたいのに……

あなたが 喜ぶように
メイクもコーデも変えた
そろそろ 等価交換
あたしの 理想になって

相手を利用価値でしか
見ていない エゴイズム

空より高く 海より深い
アイで
見返りを求めずに
アリガトって
伝えられたら――

ただ そばにいてくれる
だけでいい
そんな風に想えてたのは
ウソじゃない
(Depth of ill will)

あたしの欠片を
(Over again)
ひろい集めるよ

空より高く 海より深い
アイで
見返りを求めずに
アリガトって
伝えさせてね////





お風呂はいつも、朝に入る。

だって、彼と逢える日の夜は、寝落ちするまで――
エッチしちゃうから♡

――サァアアアアア……

シャンプーで泡立った髪を、シャワーで洗い流す。

ここは、彼が所有している、
二階建ての一軒家(のバスルーム)。

駅から少し離れた、高級住宅街の一角に、
ひっそりと佇む……彼だけの、ハーレムパレス。

ここに住めるのは、彼の愛人(かのじょ)の中でも、
特にお気に入りな――

SSランクの、女の子だけで。

二階の各部屋では、(あたしを含む)
トップランカーの美少女たちが……。

それぞれに産んだ
子供(何故か、娘だけ生まれる)の、乳母となり――

お互いに、支えあって暮らしている。

そ れ は 何 故 か ?

(おんなじ男の人へと、想いを寄せる、女の子が)

(いがみあうこともなく、諍いも起こさずに……)

その答えは、明白で。

《あたしたちの》彼はこれまで、一度として――

約束を破ったことが、ないからだ。

具体的には、
毎月14日は、あたしとのデート。

これは、マストであり、動かない
……だからこそ。

ハーレムのローテーションが、
なかなか、回ってこなくても――

ほんの一ヶ月だけ、信じて待っていれば。

どんなことがあっても、
(絶対に裏切られず)ふたりきりになれるのだ。

この“最低保証”が、どれだけすごいことか。

たとえば、煮え切らない、ハーレム系主人公。

あるいは、次から次へと、
女の子を乗り換える、クズ男。

前者は、言わずもがな――
後者は、彼と似ているようで、だけど、まったく違う。

だってだって。

あたしの――あたしたちの、彼は。

麗 春(うらら しゅん)は――

赤ちゃんがデキたときに、
「本当に俺の子か?」なんて言って、逃げない。

いつだって、堂々と、素直に、偽りなく、誠実に――

あたしたちを、ずっと、守りつづけてくれるのだ。

(とはいえ……)

きょうは運悪く、日曜日。

土・日・祝日は、何処に行っても、人がいっぱい。

全然、乗り気じゃない(お家デート希望)。

だけど、彼は――あたしのことを。

他の男に、見せびらかして、自慢したい性癖だし。

『ホント……困っちゃう♪』

――ガラッ

『!』

「ぐふふっ」

彼が――シュンが、バスルームへと這入ってきた。

ので、シャワーを止める。

『おはよ、ドヘンタイ♡』

「ぶひひひっ! セックスしよ?」

『……いいよ////』

きのうも、5発連続でシたのに――

朝から、サカりすぎ☆

(出しても出しても、ずうっと……
テカテカに艶めいて、
バッキバキに硬い、カリ高チ〇ポ♡)

ドクンドクンと、胸の奥を高鳴らせ。

ゾクゾクと、背筋に甘い電流を、走らせては――

ちゃぽんと、円形の湯船へと、浸かってゆく。

(敷地内のすべてが、
“セックスをするための”部屋なだけあって、
バスタブはもちろん、浴室も広い)

――ざばぁあああああっ!!

『ッ』

いつものことながら、
一瞬で溢れ出した浴槽の水に、驚愕する。

これでも、あたしと出逢ったころよりは、
痩せたんだけど――それでもまだ、90キロ台だ。

「ぶふぅー……なんというか。
毎日、いろんな女の子に、チ〇ポを突っ込むけど――
結局いつも、きみのところに、戻ってきちゃうよ」

『そりゃそーでしょ。なんたって、あたしたちは……』

「初めての相手同士――だもんね! ぐふふふふっ★」

『くすッ♪』

だからこそ、あたしだけが。

何百人といる愛人の中で、あたしだけが――

毎月のデートを、確約されているのだ。

(それ以外の日は、性欲を持てあました女の子たちに、
《あたしだけの》彼のオチ〇ポを、
“貸してあげている”だけに過ぎない)

「でも、そのおかげで。どんどん、セックスが上達して
……どんな女の子が、相手でも――何度でも、簡単に。
イかせてあげられるようになったよ」

『へぇ。じゃあ……もっとシて?
一ヶ月の成果を――性果を、あたしのカラダに示して』

「オッケイ」

いつだってあたしたちは、こんな風に。

軽口を叩きあって――

手を繋ぐのと、おんなじテンションで、
深く繋がる。

――ヂュププ、ズュニュププププ……

『~~~~~~ッッッ♡♡♡』

倦怠期? セックスレス?

そんなの、ありえない――!

こんなに気持ちのいいコト、
やめられるワケがないのに☆

「もう、イっちゃった?」

『ンッ……はぁはぁ……たりまえでしょ……♪
こんなに、キモチイイのを……挿れられちゃったら♡』

言わずもがな、言うまでもなく――
他の男のオチ〇ポなんて、知らないけど。

(知りたくもない)

最上を知ってなお、下を見るとか、ありえないでしょ。

「ぶひぃいっ★ けれども、きみのヒダ肉こそ……
経産婦とは思えない、締まり具合――絡みつきだよ」

『それもトーゼン。だって、まだあたしは……
(ピッチピチの)17さいだし☆』

現役の(未成年の)女子高生が……。

妊娠しちゃうほど、
エッチしまくって、赤ちゃんも産む。

そんな、はしたなすぎる現実を、受け止めるたび――

奥から、トロトロのシロップが、どんどん溢れてくる。

「ねぇ、知ってる?
昔の女の人は、初潮も遅くて、子沢山だったから……
生理が、一生のうちに、50回ぐらいだったんだって」

『えっ……ちょっと待って?
なんで、初潮が遅かったの?』

「食べてるものが、違うしねぇ。今は、庶民でも……
栄養たっぷりの、ご飯が食べられて――だからこそ★
高学年ともなれば、もう赤ちゃん作れそうなぶひひっ」

ムクムクともたげて、おっきくなる、ロリコン巨根。

『そんなに小学生が……\だぁい/好きなら――
ムリして、帰ってこなくてもいいけど?(ジト目)』

「えー? でも、ムチムチに発育したJKボディーも、
大好物だし! なにより、ロリは狭くて、動けないよ」

『……ほんと、サイテー♡』

だけど、嘘は吐かない。

いい意味でも悪い意味でも――正直者は、信頼できる。

(性格に難のある動画配信者が、
多くの人に、支持されているのも。
決して、キャラがブレないから)

今の時代は、好感度よりも、
《信用度》の方が、ずっと重視される。

「あーあーあー、またそんな顔して……反則だよ★
いや、奇跡かな。きみのような、えろい女の子が……
誘拐されずに、通学できている――というミラクル」

『まぁ、駅まで車だし……
スタンガンも、催涙スプレーもある――って、なに?
寝取られシチュに萌えたい、的な願望?』

「ははははは、それはない。
だけど、気をつけてね? せっかくの防犯グッズも、
奪われたら、相手の武器にされるし」

『分かってる……だから、護身術も習ってるし』

「あー、指導と称して、お触りされまくるプレイかぁ」

『女性の講師だから』

「歳の差・百合ップル、最高かよ★」

『こじらせてんなー』

「いやぁ、ほんと……イアナのオマ○コは、いー穴だ」

『……』

この寒いダジャレを、毎度、言わんがためだけに――

あたしの、ダイアナ=ホーネットという名を、
イアナまで縮めたのだろうと、正直、訝しんでいる。

「違う違う! ダイって略したら、大冒険しそうで
嫌だって……イアナ自身が、思ってたからじゃん★」

『~~~だから……
なんであんたが、それを知ってんの!』

てか、モノローグと会話すんな。

「もちろんそれは、きみがぼくにとって、
最愛のパートナーだか――らはぁっ!?」

おもいっきり。

オマ○コの万力で、肉バイブを締め上げる。

『どーお? トロットロに蕩けてるから――
すぐに、イっちゃいそーでしょ? あはは♪』

「一瞬、もげるかと思ったよ……」

『もげろもげろッ♡ えいッ☆ えいッ☆』

「くほぉあぁあぁあ~★」

きゅうきゅうと、ナカが窄まるたび――

ビクビクと痙攣しては、悶え嘶(いなな)く、肉の塊。

『ふふッ、ぅふふふふッ♪』

「……」

――グヂュプッ!!

『んにゃあぁあッ♡』

《あたしたちの》彼は、
こっちがちょっぴり、サドっ気を出すだけで――

簡単に手玉に取れるような、チョロい豚……
などではなく。

シュンは……この男は、掛け値なしに――

1000人以上の少女たちを、抱いてきている。

それはつまり、今あたしが、されたように……。

ほんの“ひと突き”で、流れを変える程度には、
セックスの百戦錬磨(ベテラン)だということだ。

「話を戻そうか」

『……はぁ、はぁ……なんの話してたっけ?』

ただでさえ、お湯に浸かった状態は、茹だるのに――

さらにその上、
“恋人じゃなきゃできない遊び”をしつつ、
最愛の人(一応)と、向きあっているのだ……。

こんなの――《頭がフットー》どころの騒ぎじゃない。

「きみが、17さいにして、一児の母という事実だよ」

『あぁ……』

話が、あまりにも脱線しすぎて、なにがなんだか――

「かわいい顔してドスケベなカラダの、食べごろJKに
搾りたてチ〇ポミルクを、何度も、注ぎ込むのは――
確実に孕ませて、母乳を噴かせるため……だからね★」

『はああ?』

脈絡なく、語感だけで並べた、キャッチコピー。

この人、精子と度胆(どぎも)さえヌければ、
なんでもいいのか?

「うん、そうだよ」

――むにゅッ♪ むにゅんッ♪

『ひゃああッ!?』

両手で、ムネを――母乳を搾られる。

「ぶひひひっ!
噴き出ては、お湯に溶ける……ギャルのミルク★」

『あ、あんまり搾ったら、リアナ(娘)の分が……』

「大丈夫、大丈夫。ぼくが搾った母乳は、ちゃあんと
チ〇ポミルクで、補充して――永久機関にするから!」

なんじゃそりゃあ。

(そもそも永久機関は、現代科学では、実現できない)

「ぢゅうるるるるっ! ずゅるるるるるっ!
……ぶっはぁあ……うんめぇええ~いっ★」

『ちょッ……とぉお――きゃあんッ♪ 搾りながら、
吸いつくのッ……反則ぅうッ♡ んぁあッ♪』

「でへへぇ//// ねぇ、あれ言ってよ……
女の子のおっぱいに夢中な、男への常套句――
“赤ちゃんみたい♡”」

『は? どこが?(真顔)
あんたのどこが、赤ちゃん?』

「だよねー★」

『ふみゅううぅッ♡』

右の乳首、左の乳首と――

交互に、むしゃぶりついては。

Eカップを揉みしだく、オーク顔。

「ぶひぃーひひひっ! 美味すぎるるるっ★
イアナも、味わってごらん? 自分の母乳……あむぅ」

『ぇ――ンぷッ』

ディープキス。

口移しで――

自分の母乳を、流し込まれる。

「える、れるろ……れる、りゅろ……絶品でしょ?」

『……別に。あんたの、唾液じゃん……
半分は////』

「ああ、それは――すんごく、美味ってこと?」

『ッ……うっさい……♡』

「ぶひひひひひっ!!」

――パシャッ! パシャッ! バチャッ! パシャッ!
バチャッ! バチャッ! パシャッ! バチャッ!

『んぁあッ♪ はんッ♪ あんッ♪ ぁんッ♪
んぁうッ……はぁああんッ♪ ふぁうッ、あぁあッ♪』

激しく、水飛沫を上げつつ――

何度も腰(メタボ腹)を、振り立てられる。

母乳と唾液をシェイクした、
極上のカクテルに、酩酊する――

快楽漬けの脳を、揺さぶられながら。

「ああ、イアナっ! きみは、何度犯してもまだっ……
ヤり足りないっ! その顔も、声も、カラダも――
なにもかもっ! 勃起と抽送と射精を、促すからっ!」

『きゃはぁあああんッ♪ くゅうッ、ウソつきぃッ♡
んぁはッ、ぅうッ♪ そーやってッ、他の子にもッ……
んふぁあぁああんッ♪ どーせッ、おんなじことッ♡』

「おやおやおや……お忘れかな……? ぼくは嘘を?」

『ンきゅうふぅうッ♪ ぜっ――たいに、つかない♡』

「よくできました★」

――ズプッ! ズプッ! ズプッ! ズブッ!
ズプッ! ズブッ! ズプッ! ズプッ! ズプッ!

『やぁああはぁあッ♪ シュンッ♡ 大好きぃいッ♡
突いて突いて♡ もっとシてぇッ♡ んゃあはぅうッ♪
ぁうんッ♪ 奥をッ、いっぱいぃ、ノックしてぇッ♡』

「もちろんだよっ!」

紅々と腫れあがる漲りが、
華々しくも穿ち、貫く――

その、さなかにだけ……。

しとどに濡れそぼつ牝洞を、
止めどなくこじ開けては、満たされる。

この快悦は――ここでしか味わえない。

『ふゃあッ♪ はぁあッ、ぁああッ♪ あんぅうッ♪
あんッ♪ ぁんッ♪ あんぅッ……キモチいぃひッ♡』

もう――

ただ、ぶっといオチ〇ポを、
ねじ込まれるだけじゃ、物足りなくて……。

卑猥にも――浅ましく、はしたなく。

あたしの方から、待ち切れず……。

腰を浮かせては、秘所をぐいぐいと、押しつけてゆく。

(ぐいぐい♡ ぐいぐいッ♡)

「ああー、いーい揉み心地だ! イアナは、太ももが
――だれよりも、えっちだから★ そっちばっかり、
ずっと……モミモミしちゃったけど……今年は、胸も」

『うんんッ♪ 揉んでッ♡ もっとぉッ……やんぅッ♪
いっぱいぃッ……育ててぇえッ♡ んきゃうッ♪
デカチ〇ポッ、パイズリッ――できるくらいぃいッ♡』

「それ、いいね!」

『にゃあぁあッ♪ んひゃあぅッ♪』

ぐりんぐりん――

鈴口を、ポルチオに宛てがっては。

まるで、ドリルのように、
ダイナミック極まりないグラインドで……。

あたしの一番弱い部分を、責め立ててくる。

「ぶひゃひゃひゃははひゃあっ!!
ほら、これどう? 乳首を、左右同時に、ぐにぐに★
……ぬほほっ! 母乳も、ナカの蜜も、止まんない!」

『やだぁああッ♪ はぁあッ♪ それ、ダメぇえッ♡
やだやだッ、ずるいぃいッ♪ ひぃいッ♪ イッちゃ
……うぅうううッ♪ それ、もう……イきゅうぅうッ』

――プシャアアアア……!

吹いた潮が、即座にお湯の中へと、溶けてゆく。

あたしの理性と一緒に……。

「あははははは! 涙も、ヨダレも、
母乳も、愛液も、潮も……ドバドバだね!
綺麗な顔が、ぐっしょぐしょでかわいいよ★ 最高に」

『……らってぇッ……ぐすッ……らってぇええッ♪
んぁうッ、くぅう……ふぅうッ♪ んぅんッ……♪
こぇ、しゅっごく……きもひ、いぃかりゃあ……♡』

もはや呂律も、思考も――なにもかもが。

もつれては途切れ、回らずに……。

ただぐるぐると、淫靡なる恍惚に
酔い痴れては、惚(ほう)ける。

「うぉおああっ!? きたきたきたぁっ!!
イアナの、ヒダ肉・大確変……っ!! 上下左右から、
ヌルヌルが……絡みついて――あああっ出るうううっ」

――ボビュッ!! ボビュッ!! ボビュッ!!
ボビュッ!! ボビュッ!! ボビュッ!!
ボビュッ!! ボビュッ!! ボビュッ……

『ッッッ~~~ンにゅあはぁああああああああああああ
あああああああああんゅッッッ♡♡♡♡♡♡』

のぼせあがった膣を、子宮を――
とどめとばかりに……!

灼き尽くさんとする、狂熱の奔流を!

しこたま、されるがまま、注がれては――焦がされる♡

「380」

(……えっ……)

こいつ、今、なんて言った?

「娼味期限(デリシャスペイン)。
このぼくの――新たなる異能だ」

『!』

「と、いうわけで。ここからは……
これまでにないほど――切なくも、狂おしい――
退廃の、甘美なる官能を……味わってよ」

『……はぁーッ♡ ……ぜぇーッ♡ ……はぁーッ♡
……ふ、ふふふッ////』

To Be Continued





【ESPコレクション】

#01.《十円慰安婦(ワンコインガールズ)》

・使用者:麗 春(うらら しゅん)

・スキルランク:B ☆☆☆

10円玉を見せた相手を、強○的に発情させ、
虜にする。麗 春の奥義――かつ通常技。

①具体的には、以下の二点の効能を発揮するが、
 相手が(生物学的な)女性でなければ、効果がない。

②使用者が、対象に対していだいた劣情を、
 コピーアンドペーストで、トレースする。

③対象が、一生のうちにいだく(いだいている)、
 恋愛感情を“すべて”使用者へと向けさせる。

④上記の二点は、いずれも解除不能であり、使用者の
 スキルが、無力化されようとも――洗脳は解けない。

⑤ただし、視覚を介して念を送るタイプの催○ゆえに、
 暗闇では無力。また、武力行使には、めっぽう弱い。

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