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2024年 01月の記事 (23)

レモネードオアシス 2024/01/31 14:46

おもらし日記10

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週もなんとか水曜日。
ここのところ体調が悪く、なかなか小説を書く時間を取ることかできていません。
皆様も健康にはお気をつけください。

さて、今日は水曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


 薄暗い廊下を、尿意を我慢しながらよたよたと歩き続け、あともう少しで教室というところまでやってきた、その時だった。
 それは、不意に襲いかかってきた。

 ピカッ!
 ゴロゴロゴロ!

 一瞬にして視界が真っ白になり、地鳴りとともに雷鳴が轟く。
 どうやら近くに雷が落ちたようだ。
 だが、そのことを理解するよりも先に、
 ぺたん。
 美雪はびっくりするあまりに尻餅をついていた。

「あっあうっ!」

 尻餅をついた衝撃が、鈍い痛みとなって膀胱に伝わる。
 だけど、痛みよりも雷鳴に心拍数が上がって、それどころじゃなかった。
 呼吸が乱れて、過呼吸気味になっていた。

「うっ、ううぅっ」

 尻餅をついたお尻が痛い。
 スカートが捲れ上がり、美雪の飾り気のない白ショーツが丸見えになる。
 そのショーツは、お尻のほうまですっかりと黄ばんでいた。

「ぁっ、ぁぁぁっ」

 ショーツ越しに、廊下の冷たさがお尻に伝わってくる。
 また、尻餅の衝撃に、美雪の尿道が耐えられるはずがなかった。

 じゅわっ、
 じゅわわわっ。

 はしたなくMの字に開かれた脚の付け根……黄ばんだショーツに、暗い染みが浮き上がる。
 ヒクンッ、ヒクンッ! クロッチに刻まれた縦筋が痙攣し――、

(あれ……? ぱんつのなか、じゅわって……あったかくなってる……なんで?)

 ぢゅもももも……。
 ぢゅもももももももも……。

 自問自答しているあいだにも、ショーツのなかのぬくもりは広がっていく。
 まるで温かい手に、お尻を撫で回されているかのような感触。

「えっ、あっ、嘘……っ」

 このときになって、美雪は自分が失禁しているということに気づいた。
 廊下には、尻餅をついた美雪を中心としてレモンの水たまりが広がりつつあった。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」

 ひくっ! ひくんっ!
 じゅももももっ、
 しゅわわっ、しゅわわわわっ。

 縦筋が虚しく痙攣するたびに、ショーツからおしっこが滲みだしてくる。
 どんなにおしっこを止めようとしても、腰が抜けてしまったのか力が入らなかった。

「あっ、ひっ、ひうう!」

 スカートが捲れ上がり、冷たい風がおまたに吹きつけてくる。
 その感触さえも、美雪にとっては恐怖をかき立てられるものだった。

 しゅわわわわわわわわわわわ……。

 ショーツからくぐもった水音が鳴り響くと、廊下に広がる水たまりがさらに大きくなっていく。
 ツーンとしたアンモニア臭が湯気となって立ち昇り、美雪を恥辱で包み込んでいく。

「あっ、あひっ、ひぃっ」

 しゅいいいいいいいいいいいい……。
 しょわわわわわわわわわわわわ……。

 ショーツから鳴り響く、くぐもった水音が止まらない。
 クロッチに弾けたおしっこがおまたをくすぐっていき、尿道を弛緩させていく。

「んっ、ああぁ……っ。おしっこぉ……、止まって……っ」

 しゅいいいいいいいいいいいい……。

 恐怖に溢れ出してくるおしっこは、どんなにおまたに力を入れても止まってくれない。
 美雪を中心としたレモンの水たまりは、湖と言っても過言はないほどの大きさになっていた。

「うっ、うううっ」

 ぢゅもももももっ、ぢゅもももっ

 尻餅をついて、腰を抜かし開脚したままでの失禁――。
 これほど少女として屈辱的なポーズもないだろう。
 懸命に尿道を閉じようとしている美雪だけど……一つ大切なことを忘れていた。
 雷は、一度だけでは終わらないことを、だ。

 カッと視界が真っ白に包まれて、すぐに雷鳴が轟く。
 どうやらかなり近いところに雷が落ちたらしい。
 その轟音が振動となって、尻餅をついているお尻から膀胱へと響き渡る。

「あっひぃぃぃぃっ」

 じゅもももももももも!
 ぷしゅっ! しゅわわわわわわわ!

 クロッチという二重布から、勢いよくおしっこが噴き出してくる。
 この瞬間、美雪は自分が女だということを忘れていたのかもしれない。
 Mの字に脚を開き、黄ばんだショーツが丸見えになってしまっているというのに、ショーツから鳴り響くのは、間抜けすぎる放尿の音。

「あっ! あっ! あああっ!」

 じゅももっ! じゅもももも!
 しゅわわわわわわわわわわわわわ!


おもらし日記11につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
もしも少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになります。

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レモネードオアシス 2024/01/30 16:25

お腹の化石8【最終回】

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
おかげでなんとかマニアックな小説を書き続けることができています。

火曜日がやってきました。
ゆうべはついつい熱燗にした日本酒を飲み過ぎて、若干の二日酔いです。
皆様も健康にはお気をつけください。

さて、今日は火曜日ということで、Ci-enでリクエストを頂いた小説を更新していきたいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

※この小説は、数年先に同人誌として発表するかもしれません。
 記事を購入する際は、ご留意頂けたらと思います。


目次

お腹の化石

この小説を最初から読む!


・登場人物

・黒羽根透子(くろばね とうこ)

 便秘女子。
 高校2年生。
 カチカチに固まっている化石のようなうんち。

・黒髪ロング。
 色白。
 精気が感じられない、病的なまでに白い肌。
 黒瞳。
 スタイルはとても良い。
 Fカップ。
 ウエストもキュッとくびれている。
 お尻もセクシーな感じに大きい。

・制服。
 紺のブレザーに、赤のチェックのスカート。
 黒タイツを穿いている。
 ショーツは飾り気のない純白の木綿ショーツを愛用している。
 ただしいつも穿いたままオナニーするのが癖なので、クロッチの裏側は、うっすらと焦げ茶色に変色している。

・性欲が強い。
 学校でもオナニーが我慢できないほどに。
 ショーツを穿いたままでオナニーをするのが好きなので、いつもクロッチは湿っている。

・便秘がクライマックス。10日を超えたあたりで、軽失禁も重ねてしまうので、クロッチは黄ばんでしまっている。

歪に膨らむブルマ

 ぶりぶりぶりっ!
 ぶばばっ! にゅるるるる!

 硬質便は少しずつ軟らかくなっていき、勢いを増していた。
 ニュルニュルとブルマのなかでトグロを巻いて、両方の足口からはみ出してくる。

【 お茶コース 】プラン以上限定 支援額:300円

最終回っ!

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
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レモネードオアシス 2024/01/29 14:37

おもらし日記9

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も月曜日が始まりました。
この一週間も、平日は更新というペースを維持していきたいところです。

さて、今日は月曜日ということで同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


💧3章目 恐怖失禁!


「ふぅ……。今日はこのくらいでいいかな」

 美雪が物憂げな溜め息をついたのは、放課後の図書室でのことだった。
 今日は社会の授業でわからないところがあったので、図書室で調べ物をしていたのだった。
 なにか疑問に思う点があると、図書室で調べ物をするのが美雪の習慣だった。

(うわ、もう誰もいないし)

 気がつけば、最終下校時刻の六時がもうすぐ目前のところまでやってきている。
 図書室には、美雪の他には誰もいなくなっていた。

(もう、外も暗くなってる……)

 夏場のこの季節、この時間はまだまだ明るいはずだけど、図書室から見える空は分厚い雲に覆われて真っ暗になっていた。
 今にも降り出してきそうな空模様だ。
 そう思った、その直後。

 カッとまばゆい閃光が襲いかかってきたと思ったら、十秒ほど経ってから雷鳴が響き渡ってきた。

「早く帰らないと。傘、持ってきてないし」

 使っていた本を元の本棚に戻して、急いで図書室を後にする。
 もう既に他の生徒たちは下校してしまったのか、薄暗い廊下には美雪の他には誰もいなかった。

(やだ、ちょっと、怖い、かも)

 誰もいない校舎というのは、それだけでも不気味な雰囲気を醸し出しているものだ。
 さらには今にも降ってきそうな空模様だから、不気味さがより一層際立っている。

(教室に戻ってカバン取りに行かないと)

 足早に廊下を急ぐ。
 だけど、上履きの自分の足音が、妙な感じで廊下に響き渡ってしまう。
 やがて、その足音に重なるように、自分のすぐ後を誰かが追いかけてきているような気がして――、

「だ、誰……?」

 戸惑いながらも振り返るけど、そこには誰もいない。
 どうやら、自分の足音が反響していただけらしい。
 ただでさえ極度の怖がりの美雪は、自分の足音にさえも敏感に反応していた。
 誰もいない、薄暗い廊下……。
 しかも、いつ雷鳴が轟くかわからないというシチュエーションはヘビーすぎる。

「怖くない、怖くない。全然怖くないんだから……っ」

 自分に言い聞かせるように、何度も呟く。
 だけど、どんなに言い聞かせようとしても、身体は正直だった。

 じゅわっ、じゅわわ……。

 恐怖と緊張のあまり、こみ上げてきたのは尿意だった。
 今日は放課後になったときに、しっかりとトイレに行っておいたというのに。
 だけど、それはもう二時間も前のことだ。
 図書室で調べ物をしているあいだは集中していたから、一度もトイレに立っていなかった。
 気がつけば、膀胱は水風船のように膨らんでいる。

(どうしよう。こんなに暗いのに……。しかも、誰もいないトイレなんて無理、だよ……)

 そんなことを考えながら、トイレに行くかどうかを迷っていた、その時だった。
 カッッ!
 視界が突如閃光に包まれると、雷鳴が轟き渡ったのだ。

「あうっ!」

 ぷっしゅぅぅぅ!

 身体を縮こまらせた拍子に、おしっこが噴き出してきてしまう。
 クロッチの裏側が生温かくなって、

 たらり……、

 内股を、一筋のおしっこが流れ落ちていく。
 今日はずっと、軽失禁を受け止め続けてきたクロッチが力尽きようとしていた。
 美雪の穿いているショーツは、お尻のほうまで黄ばんでいるほどに湿っている。

「トイレ……行く? 行かないと……だめ?」

 何度も自問自答しながら廊下を急ぐ。
 教室に向かう途中にトイレがあるから、入るならそこになるが……、

 しかし、誰もいない放課後の女子トイレというのは、なかなか不気味な雰囲気を漂わせている。
 できることなら使いたくないところだった。

「我慢、できそう……? ううん、しないと……っ」

 もう膀胱の限界はすぐそこにまで押し寄せてきていたけど、薄暗い女子トイレは怖すぎる。
 美雪は女子トイレの前を通り過ぎると、教室を目指すことにする。
 家までおしっこを我慢しようと決めたのだ。
 それに早く帰らないと、いつ雨が降ってくるかもわからない。

「ううっ、いつもならまだ明るいのに……。なんで今日に限って雨が降るかなぁ。しかも雷なんてっ」

 尿意を堪えつつ、薄暗い廊下を急ぐ。
 内股にはおしっこの筋が垂れていて、靴下に染みこんでいた。
 それでも美雪は『家まで我慢できる』と自分に言い聞かせてトイレをスルーしてしまった。
 その数十秒後に、悲劇が待ちかまえているとも知らず――。

「お化けなんていない、お化けなんていない。あともうちょっとで教室。カバンを持って早く帰ろう。帰ろう」


おもらし日記10につづく!

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レモネードオアシス 2024/01/26 15:34

お腹の化石7

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
おかげでなんとかマニアックな小説を書き続けることができています。

今週もなんとか金曜日。
今日は午前中に病院に行って、血液検査の結果を聞いてきました。
糖尿と尿酸の数値は良かったのですが、ガンマGTPと中性脂肪値が高く、メチャクチャ怒られてきました。
しばらくは節制したいと思います。

さて、今日は金曜日ということで、Ci-enでリクエストを頂いた小説を更新していきたいと思います。
楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!

※この小説は、数年先に同人誌として発表するかもしれません。
 記事を購入する際は、ご留意頂けたらと思います。


目次

お腹の化石

この小説を最初から読む!


・登場人物

・黒羽根透子(くろばね とうこ)

 便秘女子。
 高校2年生。
 カチカチに固まっている化石のようなうんち。

・黒髪ロング。
 色白。
 精気が感じられない、病的なまでに白い肌。
 黒瞳。
 スタイルはとても良い。
 Fカップ。
 ウエストもキュッとくびれている。
 お尻もセクシーな感じに大きい。

・制服。
 紺のブレザーに、赤のチェックのスカート。
 黒タイツを穿いている。
 ショーツは飾り気のない純白の木綿ショーツを愛用している。
 ただしいつも穿いたままオナニーするのが癖なので、クロッチの裏側は、うっすらと焦げ茶色に変色している。

・性欲が強い。
 学校でもオナニーが我慢できないほどに。
 ショーツを穿いたままでオナニーをするのが好きなので、いつもクロッチは湿っている。

・便秘がクライマックス。10日を超えたあたりで、軽失禁も重ねてしまうので、クロッチは黄ばんでしまっている。

マラソンのゴール直前で……

 その瞬間――、
 ブルマに覆われているセクシーなお尻が、もこもこと歪に膨らんでいく。
 それは一瞬の出来事だった。
 魅惑のヒップラインが、一回りも二回りも醜く膨らんでいった。

「あっ、あっ、あひっ」

 もすもすもすもすもすっ!
 ぶふぉ! もこもこもこぉ!

 透子はあまりの苦痛にその場にしゃがみこんでしまっていた。
 それがどんな悲劇を産み落とすことになるとわかっていても、本能に逆らうことなどできるはずがなかった。
 ――ゴールまで、あと数歩だというのに。

「んぉっ、おおおおおおおっ!」

 もりもりもりもりもりぃ!

 一瞬にしてブルマがもこもこと膨らんでいく。
 ただでさえ透子のお尻は安産型でもっちりと膨らんでいる。
 そのヒップラインが更に醜く成長していき、それは背徳的でセクシーにも見えた。

【 お茶コース 】プラン以上限定 支援額:300円

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レモネードオアシス 2024/01/25 14:08

おもらし日記8

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も木曜日。
ここ最近はまた一段と冷え込んでいます。
皆様も体調にはお気をつけください。

さて、今日は木曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


「んっ、はぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

 ぷっしゅうううううぅぅぅぅぅ!

 黄ばんだクロッチからおしっこが噴き出してくる。
 その勢いたるや、クロッチという二重布を突き破ってレモン色の綺麗な弧を描き、和式便器の前に弾けるほどだった。

「あっ! あああああ! 出る! 出ちゃってる!」

 ぢょぼぼぼぼぼぼぼぼほぼ!
 ぷしゅっ、しゅいいいいいいいい!

 ぱんつを穿いたままだというのに、噴き出すほどの失禁。
 その音に、美雪の頬は真っ赤に染まっていた。
 いや……、頬が染まっているのは、羞恥心だけのせいではないのかもしれない。
 このとき、確かに美雪は快楽を感じていた。

「あうぅっ、はぁっ、はぁぁぁぁっ!」

 しゅわわわわわわわわわわわわわ!

 ずっと我慢していたおしっこを放っているのだ。
 ショーツを穿いたままだとはいえ、美雪は失禁を気持ちいいことだと誤変換している。

「はぁ……んん!」

 ぢょおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!

 美雪の頬が、快楽に緩んでいく。
 クロッチの裏側でおしっこが弾けて、イタズラっぽくおまたをくすぐっていく。
 更にはおしっこはお尻の方にまで広がっていき、それはまるで生温かい手でお尻を撫で回してくるかのようだった。

「ぱんつ、穿いたままなのに……き、気持ちいい……なんて……っ」

 きゅん! きゅん!
 ぷしゅっ、ぷしゅううぅ……っ!

 おしっこにお尻を撫で回され、おまたが歪に痙攣する。
 クロッチの裏側に、ヌルッとした体液がこびり付いていく。
 だがそのことに美雪が気づくことはなかった。
 圧倒的な失禁の快楽と羞恥心、そしてお尻を愛撫される感触に頬を弛緩させている。

「ふぁああああああ……あんっ」

 ぢゅももっ! じゅももももっ!
 ちょぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!

 クロッチを突き破るおしっこの勢いは衰えるところを知らない。
 便器の前に弾けたおしっこは、水面に落ちると恥ずかしい音を立てていく。
 その音は、狭い公衆トイレの外にまで響き渡るほどだった。

「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁぁ……っ」

 もわっ、もわわっ。

 狭く、暗く、汚いトイレに美雪の香りが充満していく。
 おしっこの匂い、そして美雪の汗の香り。
 夏場の狭い個室は、サウナのように暑くなっていき、美雪自身も汗だくになっていた。

「おしっこ、止まらない、よぉ……っ」

 しゅわわわわわわわわわわわわわ!

 ショーツから響き渡るくぐもった水音が止まらない。
 ただでさえ黄ばんでいるショーツは、おしっこと汗で濡れぼり、もはやただの布切れと化していた。

「ううっ、ぱんつ、あっついよぉ……っ」

 じゅももっ! じゅもももも!
 しゅおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!

 おまたが痙攣し、クロッチを突き破っておしっこの弧がいくつも描かれては消えていく。
 やがて、その勢いも、少しずつ収まっていき――、

「ふっ、ふぅぅっ!」

 ぶるるっ!
 ぢゅもももも!

 美雪は大きく身震いすると、最後の一飛沫を噴出する。
 それは美雪の失禁が終わった合図だった。

「はぁ……、はぁ……、はぁぁぁ……っ」

 ぽた、ぽたた……。
 ショーツから溢れ出してきたおしっこが、雫となってトイレの水面へと落ちていく。
 獣のような激しい吐息が止まらない。
 まるで全力疾走をしてきたかのように頭がボーとっして、美雪は背筋を丸めたままで荒い呼吸をしていた。

「ぱんつ、冷たくなってきてる……」

 お尻のほうまでおしっこでぐしょ濡れになっているショーツは、早くも冷たくなって、ペッタリとお尻に貼り付いてきている。
 それはおもらしをしてしまった美雪を責め立てているかのように。

(靴、汚さなかったからセーフ、だよね……)

 きのうは道端で立ったままで失禁してしまったからローファーまでダメにしてしまったけど、今日は和式のトイレにしっかりとしゃがみこんでおもらしをしたのでローファーまでは汚れていない。
 だからセーフ……だということにしておきたい。

(どうしよう、ポケットティッシュ、切らしちゃってる……)

 いつもならカバンに常備してあるポケットティッシュだけど、今日は学校にいるときに切らしてしまっていた。
 当然のように、この管理の行き届いていないトイレにはトイレットペーパーなんてものはない。
 また、あったとしても、使う気になれなかった。

「どうしよう、おまた、拭けないよ。……はぁ」

 溜め息をつきながら立ち上がると、

 ぬるり、

 濡れたクロッチが、おまたにまとわりついてくる感触。
 おしっこを放ったときに、別の体液までおもらししてしまったらしい。

(やだ。ぱんつ、ヌルってしてる……)

 クロッチの裏側だけでなく、お尻までヌルヌルになっていた。
 それでもこのスカートの中に隠された不快感を、顔に出すわけにはいかない。
 美雪はトイレの水を流すと、何事もなかったかのように公衆トイレを後にする。
 その内股には、ぬらりと鈍く光る一筋の液体が垂れてきたところだった。


おもらし日記9につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
もしも少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

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