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2024年 01月の記事 (23)

レモネードオアシス 2024/01/24 10:29

おもらし日記7

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週もなんとか水曜日。
先日はごーだっしゅさんから依頼してあるイラストの進み具合を見せてもらいました。
とてもいい感じに仕上がってきているので、楽しみにお待ちいただけたらと思います。

さて、今日は水曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


(ううっ、やっと終わってくれたよ……っ)

 なんとか帰りのショートホームルームが終わり、美雪はホッとため息をつく。
 しかしその油断さえも尿意は見逃してくれず、

 じゅわり。

 おまたが生温かくなっていく。
 湿ったショーツはおまたに食い込んできていて、お尻のほうまで蒸れ返るほどになっていた。

(早く、帰ろう……!)

 美雪は放課後になって騒がしくなってきた教室をあとにする。
 その紺色のスカートのお尻の部分は、おしっこでハート型の染みができていたけど、幸いなことに目立たない紺色をしているから誰にも気づかれない。
 美雪は足早に……それでも歩く振動が膀胱に伝わらないように……昇降口に急ぐと、ローファーへと履きかえる。

(よしっ、今日はお家まで我慢できそうな気がする!)

 美雪はトントン、ローファーのつま先を地面で叩くと、家路を急ぐことにした。

        ☆

(ううっ、間に合うと、思ってたのにぃ……っ)

 きゅんっ! きゅんっ!
 じゅわわ……っ。

 美雪が足を止めてしまったのは、校門を出て5分ほど歩いた閑静な住宅街の一角でのことだった。
 足を止めると、じんわりと濡れたクロッチの裏側を嫌でも意識してしまう。

(まだ、まだダメ……。家まであと10分我慢しないと……!)

 じゅわわ……、
 たらり。

「あっ」

 内股を伝い落ちる一筋のおしっこに、美雪の意識は真っ白に弾けてしまう。
 それでも股間にキュッと力を入れて、なんとか決壊だけは防ぐも――、
 しかし、残された時間は、あまりにも少ないようだった。

(ううっ、このままだと二日連続でおもらし……! そんなの、絶対にダメ、なんだから……っ)

 たらり、……たら……。

 内股を伝い落ちるおしっこは、一筋、二筋と増えていく。
 太ももを、膝小僧をくすぐって、白の靴下に染みこんでいくと、うっすらとレモン色へと染まっていった。

「ううっ! はううっ!」

 ぎゅっ!
 ついに美雪は耐えきれずに、両手で股間を前抑えしてしまう。
 周りに誰もいないからこそできる、恥ずかしすぎるポーズ。
 だけど前抑えをすると、膀胱までも圧迫されて、いまにもおしっこが噴き出してきそうになっていた。

(ここは……使いたくないけど……公園のおトイレ、使う……!)

 ここから歩いて二分程度のところにある、小さな公園にある公衆トイレは、できることなら使いたくないスポットだったけど、二日連続おもらしという不名誉な記録を避けるためならば仕方がない。

(公衆、トイレ……ううっ)

 じゅわっ、じゅわわっ!

 前抑えして、へっぴり腰になりながら、なんとか公衆トイレを目指す。
 こんなところ、誰かに見られるわけにはいかない。
 できるだけ急いで、だけど慌てすぎないように。

(あと、もうちょっとぉぉ……っ)

 じゅわわっ。
 きゅん! きゅん!

 なんとか小さな公園を視界に収め、その隅っこにある公衆トイレへと一直線。
 そこは、あまり管理の行き届いていない、暗くて小さなトイレだった。
 一歩女子トイレに踏み込めば、長年にわたって染みついてきたアンモニア臭が鼻を突く。
 まだまだ日が高いとはいえ、薄暗くてなにか出てきそうな雰囲気を醸し出していた。

「あうっ!」

 じゅももももっ。

 アンモニア臭に釣られてしまったとでもいうのだろうか?
 前抑えしているおまたから、やや大量のおしっこが漏れ出してきてしまう。
 ショーツから滲み出してきたおしっこがスカートに染みこみ、手のひらがじんわりと生温かくなっていった。
 だけどここまでくればもうゴールはすぐそこだ。

「ドアを開けて……! あとはもうトイレだし……!」

 ぢゅももっ!

 片手で個室へと続くドアを開ける。
 そこにあったのは、薄暗くて狭い個室に、ちょこんとある和式の便器。

「ドアを閉めて、閉めて……!」

 じょぼぼぼぼ!

 片手で前抑えしながら、もう片方の手で個室のドアの鍵を閉める。
 震える手でなんとか鍵を閉めて、なんとかドアのフックにカバンをかけて――、そこが美雪の限界だった。

 ぢょぼぼぼぼぼぼ!

 片手で前抑えしているというのに失禁が始まろうとしていた。

「あっ、ああああああ! も、もう……!」

 美雪は和式の便器に跨がると、その場にしゃがみこんでいた。
 ぱんつを降ろすことは……できなかった。


おもらし日記8につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
もしも少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになります。

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レモネードオアシス 2024/01/23 08:40

お腹の化石6

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
おかげでなんとかマニアックな小説を書き続けることができています。

今週も火曜日。
今朝は自分の悲鳴で目が覚めました。
セルフ目覚まし時計というやつなのでいいことがありそうです。

さて、今日は火曜日と言うことで、Ci-enでリクエストを頂いた小説を更新していきたいと思います。
楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!

※この小説は、数年先に同人誌として発表するかもしれません。
 記事を購入する際は、ご留意頂けたらと思います。


目次

お腹の化石

この小説を最初から読む!


・登場人物

・黒羽根透子(くろばね とうこ)

 便秘女子。
 高校2年生。
 カチカチに固まっている化石のようなうんち。

・黒髪ロング。
 色白。
 精気が感じられない、病的なまでに白い肌。
 黒瞳。
 スタイルはとても良い。
 Fカップ。
 ウエストもキュッとくびれている。
 お尻もセクシーな感じに大きい。

・制服。
 紺のブレザーに、赤のチェックのスカート。
 黒タイツを穿いている。
 ショーツは飾り気のない純白の木綿ショーツを愛用している。
 ただしいつも穿いたままオナニーするのが癖なので、クロッチの裏側は、うっすらと焦げ茶色に変色している。

・性欲が強い。
 学校でもオナニーが我慢できないほどに。
 ショーツを穿いたままでオナニーをするのが好きなので、いつもクロッチは湿っている。

・便秘がクライマックス。10日を超えたあたりで、軽失禁も重ねてしまうので、クロッチは黄ばんでしまっている。

決壊の始まり

 透子のうんちは、太く、硬かった。
 それは何回も便秘を繰り返しているうちに、気づかぬうちに肛門を拡張されているからだ。

 その太さたるや、手首ほどもある。
 だけど足を止めるわけにはいかない。
 そんなことをすれば、クラスメートから注目を集めてしまうことになる。
 おしっこに濡れていたショーツは、いつのまにか冷や汗によってぐしょ濡れになっていた。
 キュッとお尻に食い込んできて、ただでさえ恥ずかしいブルマが更に恥ずかしいことになってしまっている。

(一歩……。一歩ずつ……ううっ!)

 メキメキ、メキメキメキ。
 ぎゅるるるるぅぅぅ!

 便意を堪えながら、一周目、二周目とグラウンドを回っていく。
 そのこと自体が透子にとっては奇跡のようなものだった。
 直腸は極太の硬質便によって限界にまで拡張され、いまにも破裂しそうになっていた。
 ここまで我慢できたことは奇跡だが……、しかし、決壊すればそれだけ一気に噴き出してくるということでもある。

(我慢するなら最後までしないと……も、漏らしたら……一気に出て、きそう……ううっ!)

 めきめきめき……っ。
 ぎゅろろろろっ! キュルルッ!

 三周目を回った、その直後だった。
 大腸が大きく波打ち、その内圧が極限にまで高まる。
 腹痛には波がある。
 それは我慢を重ねていくと更に大きなものになっていき、襲いかかってくる間隔も短くなっていく。
 いままでずっと我慢していたぶんだけ、その腹痛は極限にまで高まっていた。

「んぉぉぉぉ!?」

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レモネードオアシス 2024/01/22 15:21

おもらし日記6

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も月曜日が始まりました。
日に日に体調が悪くなってきてる感じですけど、皆様はお元気でしょうか。
メンタル系の不調は身体に顕在化するのだなということを日々実感しています。

さて、今日は月曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


(ううっ、早く、終わってぇ……)

 しゅわわわわわわわわわ!
 ぱしゃぱしゃぱしゃっ!

 赤ん坊のようにツルンとしたおまたは、おしっこを勢いよく噴き出して、飛び散らせてしまう。
 ただでさえ限界まで我慢してからおしっこをする癖がついているから、美雪の放尿音は女子トイレのどこにいても聞こえるほどになっていた。

 しゅわわわわわわわわ!
 ぱしゃ、ぱしゃしゃっ!
 ぽしゃぽしゃぽしゃ……。

 おしっこが噴き出す音。
 おしっこが便器の前に弾ける音。
 おしっこが水面に落ちる音。
 それは美雪の股間から奏でられる、恥ずかしすぎる三重奏。

「んっ、ふぅっ」

 ぷっしゅうううううう!

 大きく身震いをして、最後の一飛沫を噴出し……、美雪のおしっこは、唐突に終わった。

(はぁ……、はぁ……。やっと……終わってくれた)

 ぽた、ぽたた……。

 おまたから漏れ出してくる残尿が、会陰をくすぐって水面へと落ちていく。
 美雪はトイレットペーパーを手に取ると、つるんとしたおまたを軽く拭き取っていく。
 おまたは紙で拭き取れば綺麗にすることができるけど……、しかし何度も軽失禁を重ねたショーツは綺麗にすることができない。

「うぅ……穿きたくない、けど……」

 美雪は立ち上がると、ゆっくりとショーツを上げていく。
 体育の授業で汗に湿り、クロッチの裏側はすっかり黄ばんでしまっているショーツ。

「んっ」

 しっとりとした感触がお尻にまとわりついてきて、濡れたクロッチがおまたに食い込んでくる。
 それでも、美雪はスカートの裾を整えると、トイレの水を流して何事もなかったかのように女子トイレから出ていく。
 女の子は少しくらいショーツを汚しても、平然としていなくてはいけないのだ。

(これで下校までもってくれる、よね)

 スカートの裾を軽やかに踊らせながら、美雪は教室へと帰っていくが――、

        ☆

(うう~……。なんでよ……! またおしっこしたくなってきちゃうなんて……!)

 美雪の膀胱が悲鳴を上げたのは、もうすぐ放課後になろうかという六時限目の授業中のことだった。
 昼休みに、思いっきりおしっこをしたはずなのに、美雪の膀胱は早くも危険水域に達しようとしていた。
 きっと、学校のトイレでは周りに女子たちがいるぶんだけ緊張して、おしっこを出し切ることができないからなのだろう。

(我慢、我慢しないと……)

 じゅわわぁ……っ。

 おまたに生温かい不快感を覚えながらも、美雪は股間をキュッと引き締める。
 この時間……六時限目の授業中におしっこを我慢するのは、いつものことだ。
 だから絶対に顔に出してはいけない。

(集中、集中しないと)

 美雪は、現在進行形で進んでいる国語の漢字の小テストに意識を沈めていくことにする。
 ……が。

「ぁっ、ぁぁ……っ」

 じゅわ、じゅわわぁ……。

 何度も危険水域を越えて、おしっこが溢れ出してくる。
 それでも昼休みにトイレに行ったから大丈夫だと言い聞かせながら、漢字の問題を解いていく。
 もしもここでおもらしをしたら、静まりかえった教室でクラスメートたちの注目を一身に集めてしまうに違いなかった。
 そんな恥ずかしいこと、絶対にイヤだ。
(大丈夫、家に帰るまで我慢するんだから……っ)

 じゅもも……。

 美雪は軽失禁を繰り返しながら、午後の授業に意識を沈めていく――。

        ☆


おもらし日記7につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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レモネードオアシス 2024/01/19 10:36

お腹の化石5

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週もなんとか金曜日です。
ここのところ体調不良であまり小説を書くことができませんでした。
来週はたくさん小説を書けるように頑張りたいところです。

さて、今日は金曜日と言うことで、Ci-enでリクエストいただいた小説を更新していきたいと思います。
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目次

お腹の化石

この小説を最初から読む!


・登場人物

・黒羽根透子(くろばね とうこ)

 便秘女子。
 高校2年生。
 カチカチに固まっている化石のようなうんち。

・黒髪ロング。
 色白。
 精気が感じられない、病的なまでに白い肌。
 黒瞳。
 スタイルはとても良い。
 Fカップ。
 ウエストもキュッとくびれている。
 お尻もセクシーな感じに大きい。

・制服。
 紺のブレザーに、赤のチェックのスカート。
 黒タイツを穿いている。
 ショーツは飾り気のない純白の木綿ショーツを愛用している。
 ただしいつも穿いたままオナニーするのが癖なので、クロッチの裏側は、うっすらと焦げ茶色に変色している。

・性欲が強い。
 学校でもオナニーが我慢できないほどに。
 ショーツを穿いたままでオナニーをするのが好きなので、いつもクロッチは湿っている。

・便秘がクライマックス。10日を超えたあたりで、軽失禁も重ねてしまうので、クロッチは黄ばんでしまっている。

蒸れ蒸れブルマで体育♪

(こ、これは……! 思っていたよりもスリルがあるわね……!)

 体育の授業のためにグラウンドに出てきた透子は、気が気ではなかった。
 しかもショーツのなかは、生卵を流し込んだかのようにドロドロになっている。
 もしもブルマが濡れていることがバレたら大変なことになるに違いなかった。
 想像しただけで心臓が飛び出しそうなくらいにドキドキしている。

(大丈夫! 堂々としていれば気づかれないはず……!)

 だが透子は自覚していない。
 大きくセクシーに膨らんでいる魅惑のヒップラインは、男子だけではなく女子の視線さえも集めていることに。

(ううっ、堂々としてないと……っ)

 いつもは気にならない視線が、今日に限ってはチクチクと突き刺さるのを感じる。
 それどころか、些細なそよ風さえも、敏感になっている内股をイタズラっぽく撫で回していく。
 無意識のうちにへっぴり腰になっていて、このままではいけないと思ってピンと背筋を伸ばす。
 ブルマを穿いているから、腰が引けていたら間抜けに見えてしまう。

(なんで女子はブルマなんて穿かないといけないのよ!)

 透子はこのブルマというのがあまり好きではなかった。
 と、言うよりも、好きな女子なんて一人もいないだろう。
 太股は剥き出しだし、身体のラインだって丸見えだ。
 今や絶滅危惧種のブルマだけど、なぜか透子が通っている学校では現役なのだった。

(なんでこんなところだけ伝統守ってるのよ! さっさと根絶やしにすればいいのに!)

 心のなかで毒づいても仕方がない。
 まずはこの六時限目の体育の授業を乗り越えなければ。
 そうすればもう放課後になってくれる。
 クラスメート達の集団の後ろのほうで大人しくしていると、やがて体育の授業開始を告げるチャイムが鳴る。

(できるだけ目立たないようにしてましょう……)

 そんなことを考えながら、人知れずにドキドキしているときのことだった。
 それは、突然襲いかかってきた。

 ぎゅるるるるるるっ!

「えっ!?」

 腸がきしむようなこの感覚は……間違いない。
 二週間ぶりの便意だった。

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レモネードオアシス 2024/01/18 10:36

おもらし日記5

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

なんとか木曜日です。
今週は体調が悪く、あまりの胃痛で起きていられないことか多かったです。
来週には内科を予約しているので、そこで相談してきたいと思っています。

さて、今日は木曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
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目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


💧2章目 セウト!


 じゅわわ、じゅわぁ……。

(やだ。おしっこ……したくなってきちゃった)

 美雪が人知れずに軽失禁してしまったのは、翌日の昼休みのことだった。
 自分で作ってきたお弁当を食べているとき、お腹が膨らんできた拍子にチビってしまったのだった。

(どうしよう。我慢できそうに、ない……?)

 ジュワァ……。

 お腹が膨らんでくると膀胱が圧迫されるから、いつも美雪は手作りのお弁当は少なめに作ることにしていた。
 それでも、今日は三時間目に体育の授業があって、そのときに水を飲んだからトイレが近くなってしまっているのだろう。

(学校のおトイレ、使いたくないなぁ……)

 溜め息交じりに、そんなことを思う。
 学校のトイレは怪談とか囁かれているし、個室の外に女子生徒もいるから落ち着いておしっこをすることができない。
 だからなるべく使わないことにしていたけど……、

 じゅもももも……っ。

(あうっ、ピンチだよ……っ)

 膀胱は早くも水風船のように膨らんでいて、少しずつ尿意を解放しつつあった。
 クロッチの裏側にぬくもりが広がっていくと、お尻の方にまで広がっていく不快感。

(はぁ……。学校のおトイレ、使おう……)

 仕方がなく席を立つ。
 その紺色のスカートのお尻の部分には、初潮を迎えた少女のような尻染みを浮かべながら。
 女の子がスカートを穿くのは、ちょっとくらいショーツを汚してもいいから……なのかもしれない。

        ☆

「ふぅ……」

 バタン……。
 女子トイレの個室のドアを閉めた美雪は、小さな溜め息をつく。
 目の前にあるのは、ちょこんとした和式の便器。
 この和式の便器というのが、美雪はどうしても好きになることができなかった。
 それでも、おしっこを我慢している女体は勝手に反応してしまって、

 じょぼぼぼぼぼぼ!

 チビッた……にしては、多すぎる量をおもらししてしまう。
 クロッチの裏側が生温かくなり、

 たらり……、

 一筋のおしっこが、内股を伝い落ちていく。
 美雪は慌てて便器に跨がるとショーツを降ろした。
 その直後だった。

 モワァ……。

 美雪のショーツに閉じ込められていたアンモニア臭が、狭いトイレの個室に解き放たれたのは。
 ツーンとした自らのアンモニア臭に涙が溢れ出しそうになるけど、美雪は便器に向かってしゃがみこむ。

「あっ、んああ!」

 ぷしゅっ!
 しゅわわわわわわわわわわわわわわ!

 和式の便器にしゃがみこみ、膀胱が圧迫されると勢いよくおしっこが噴き出してくる。
 それは散弾銃のように飛び散りながらも、レモン色の弧を描くと、便器の前に弾けていった。

「んっ、んんんっあ!」

 しゅわわわわわわわわわわわわわわ!

 美雪の恥ずかしい放尿の音は止まらない。
 むしろ、その大きさを増していくと個室の外にまで響き渡るほどになっていた。

(ううっ、これだから学校のおトイレ、使いたくないのに……!)

 しゅいいいいいいいいいいいいい!
 ばしゃばしゃばしゃ!

 和式の便器に腰掛けると、膀胱が圧迫されて勢いよくおしっこを噴き出してしまう。
 便器の前の部分に弾けたおしっこは、水面に落ちて恥ずかしすぎる音を立てることになる。
 美雪は和式の便座が大嫌いだった。
 その理由は、おしっこをするときに恥ずかしい音を立ててしまうことだけではない。

 もわわ~ん……。

 目の前にあるのは、太もものところまで降ろされたショーツ。
 飾り気のない素朴な白のショーツは、濃密な黄色に染まっていた。
 そんなショーツの裏側から立ち昇ってくるのは、濃密な尿臭。
 今日は体育があったからたくさん汗もかいてしまった。
 ショーツが汗とおしっこで湿っている。

「ううっ、目に染みる、よぉ……」

 和式のトイレにしゃがみこむと、自然と脱いだショーツのクロッチの裏側が目の前にくることになる。
 何回も軽失禁を重ねてきた素朴な純白のショーツは、繊維の奥底まで黄ばんでいた。
 さらには体育で走ったりしたから、その振動でも軽失禁してしまっている。
 クロッチにはおまたが食い込んでいたあとがシュッと刻まれていて、その縦筋に沿って新たなおしっこが染みついていた。

 しゅわわわわわわわわわわわ!
 しゅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

 我慢に我慢を重ねてきたおしっこは、終わることを知らずに噴き出してくる。
 プリンとしたお尻を冷たい風が撫で回していき、落ち着かない気持ちになってくる。
 それに学校のトイレの天井部分は開けている。
 そこから音が垂れ流しになるし、誰かが覗き込んできているのでは? と、想像するだけでも不安な気持ちをかき立てられる。


おもらし日記6につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

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