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2011年 10月の記事 (15)

ぶるがり屋 2011/10/31 13:44

ソード・ワールド2.0リプレイ 聖戦士物語(2) 感想

 ついに聖戦士物語の2巻が発売!
行き着けの本屋に入荷せず、取り寄せるまで待ちに待ちました。
表紙がまるで萌え作品みたいですね!
…あーでも私はフィオ王女に萌えているのか(笑

 緩いマスタリングと個性的なキャラで送る大河リプレイ第2弾。

 ついにグラスノの蛮族包囲網を抜け同盟国、ラ・メイア王国に辿り着くロイ王子一行。
だがラ・メイア王国何の政争の為、援軍はなかなか出ない。
ロイたちは援軍を止める代表、レンシャン伯爵に近付き、その怪しさから伯爵の失脚を狙う。
その後ラ・メイアを後にオーブ封印の為セフィリアに向かう一行。
そこでラ・メイアに続き、人族の貴族らの内部からの腐敗を見る。
様々な困難を抜け、ロイ王子一行は蛮族の企みを防ぐ為、旅を続ける…!

 やっぱり粗筋だけ取るとヒロイックだなぁ(笑
ロイ王子の因縁の積み上げはヒロイックなんですけど、それより今回は更にフィオ王女とオルネッラの暴走が強まり、どーしよーもない事に(笑
まぁ私はラ・メイアでのフィオ王女の過激派っぷりにこのリプレイが好きになった口なので、あえて言いましょう。
過激派乙女王女、最高です!!
笑顔の挨拶は「キル・バルバロス」「わたしたちに逆らって生きていた奴もいません!」な姫様は新しい境地へと皆様を誘うでしょう。

 今巻では雑誌連載中に募集した、読者投稿蛮族キャラが登場。
物語に多彩な敵役が色を添えます。
騎士精神を信奉するちょっとドジっ娘なドレイク女騎士、レーシィ。
人族に紛れ込み暴力を嫌う奴○商人、ヘイヴン。
人族の戦いで負傷し、魔改造された強化トロールたち。
誇りを捨てぬ堕ちた聖戦士、クロイツ。
…まぁ、キル・バルバロスな姫様とダメージ爆発なオルネッラたちのおかげであんまり喋らせてもらえないんですけどね(笑

気付いた雑誌掲載時と違う箇所

カラーイラストが追加。表紙とピンナップ2枚。
少ないなー。カラー見開きは前巻と同じキャラ紹介なのはちょっと。いきなりの1ページ目が○女の裸なのもどーかと思いましたが、この程度でやめるようなら中の下品さに困るので、まぁいーか(笑
敵方のヒロイン、レーシィのカラー化はやっぱり嬉しいですね。
・モノクロイラストはそのまま、新規は無いよう。
これも前巻と同じく、ロゴやら説明文章が消えて小さかったものが1ページいっぱいに広がっています。
・プロローグとエピローグが追加、一行がスルーした回りの物語が少し垣間見えます。
コラム2個。ダグニア・セフィリアの蛮族討伐戦について詳しくと、↑の読者投稿蛮族の詳細とデータが。
・他、細かい会話が増えたような? 「英雄=痴女」あたりは初出な気がします。

他にもありましたら、教えて頂ければありがたいです。


キャラ紹介

ロイ王子
 のほほん草食王子。
当作のプレイヤーA(主人公相当)。強大な国の貴族のボンボン。17位程の王位継承権を持ち、血筋だけで「聖戦士」の位を受けたものの、その名に負けぬよう修行に邁進するファイター/プリースト。
前半での守られ愛されっぷりと、後半での正々堂々、正義感と他者を守る騎士っぷりの落差が素敵です。
戦闘後の交渉は王子がとびきりですね。
一騎打ち以外の戦闘ではヘボヘボなのも、それでも流血しながらニコニコ笑っている姿が魅力的です。
ホントに一人ダイス目悪いよなー(笑

フィオ王女
 K.Tの一押しヒロイン!
攘夷過激派の上に妄想暴走のお姫様。
今巻でその過激さと王子スキスキ病が爆発し、その発言録は素晴らしい事に(笑
「夢ぐらい、わたしの思い通りになりなさいよ!」「王子の貞操は私が守ります!」は素晴らしいの一言です。
相変わらず王子に続きダイス運が悪いものの、そのピンゾロ→運命変転!での破壊力はファイアーボールも覚えとんでもない事に。
レギンの貞操についてちゃんと思い悩む優しさもあり、とても可愛らしいですよ?

イングリッド
 ロイ王子のおつきの戦士。パーティの苦労人部門(笑
尖った4人に囲まれ、また裏捜査など出来る唯一の人材の為、苦労は全て彼女が背負い込む事に(笑
能力値が一人高く、戦闘では無双と呼ばれる程圧倒的に敵を屠り、ゴルゴル(ゴリラのモンスター)と呼ばれる程。今巻ぐらいから美味しい敵には目を輝かせ始めます。

オルネッラ
 変態クズ大人(笑
パーティ唯一の20過ぎなのですが、一番好き勝手に生きる自由人。
元々差別されまくってヒネた設定なのですが、今巻ではそのクズさが前面に。
そのクズロールプレイを嬉々としてやっている様がとてもヒドいです(笑
レギンを売る演技はともかく、「つらい記憶をリセットできる!」発言はいくら何でもフォロー出来ませんよ!
下ネタもヒッドいしなぁ(笑
レンシャン伯爵関連でパーティを少し窮地に追い込みかけますが、でもこれはロールプレイとしてしょうがないかな。ちゃんと謝ってますし。
フィオ姫にバイクを作る時の哀愁が素敵です。
プレイヤーたちはすっごい楽しそうで良いんですけどね(笑

レギン
 美少女の身体にオッサンの魂が入った変態第2号。
今巻ではオルネッラを捨てたりひぐらしネタでのツッコミが楽しいです。
触手ネタくらいでちょっと変態性を抑えてますが、オルネッラがヒド過ぎるのでありがたいくらいです(笑
イングリッドさんにヒドい事したい・されたい欲望がだんだん強くなってるのかな?
ネタ的にイングリッドが突っ込めない時の大事なツッコミ役です。


GMのマスタリングとプレイヤーたち

 アマゾンでの感想や解説を読むに、バッドエンドルートという言葉や目的の為に目の前の危機をスルーする事が、読後感を悪くしている気がします。
変態ロールプレイと王女の過激派発言についての問題は、魅力でもあるので置いときますよ?

 北沢GMのマスタリングは、前提条件と選択肢だけ提示して、誘導はほぼせず、展開は全てプレイヤーの要望通りにする、その代わりその行動の結果はシビアに適用する、という方針のように思えます。
レンシャン伯爵宅襲撃やレギン奴○販売なんて全くシナリオには無かったでしょうしね(笑
 そしてプレイヤーはそれを知っているので、シビアにマンチキンに、そして出来る範囲ギリギリを狙ってロールプレイを楽しんでいるんじゃないでしょうか。
まぁ目の前の人命を大事にするぞんざい勇者団と比べると、個人的な嗜好、ルーが好きとかジャスティと女帝に萌えているとかで戦うジークらと、祖国と人族の運命への使命感で戦うロイ王子たちの差も有るとは思いますが。

 個人的にはテーマは深く考えるべき題材なのに、深く考えないで読むべきストーリーになってるのは問題なんじゃないかなーとは思いますが(笑
来月はついに最終回、どのようにテーマを纏めるのか、興味深々です。
もっと続いて欲しいんですけどね!

ソード・ワールド2.0リプレイ 聖戦士物語(2) (富士見ドラゴン・ブック)
著者:北沢 慶
販売元:富士見書房
(2011-10-20)
販売元:Amazon.co.jp
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ぶるがり屋 2011/10/30 22:47

今週のへうげもの 感想 2011 10月第4週

アニメ

 「なんつって」が消えちゃった!(笑
今回の名物は… 方広時の数奇屋かな? 最近CGでの360度回転が無いですねー。

 今回もカット割やタイミングなど細かい演出が考えられて見やすくなってますね。

 古田織部と千利休が自分の数寄を見つめ直し新しい境地に達し、新しい創作が始まる。
新しい器に新しい絵付け、新しい建物。
また北条に仕える山上宗二も屈託ない武家に始めて触れて目覚め、己の数寄を求め始める。
 新しい数寄の目覚めが始まっていく。
だが同時にその権勢を不安視する石田三成も、その排除を決心していく…

 今まで織部の数寄は、利休好みを外しただけやアンチ利休好みだっただけで独自性が皆無でしたが、今回の絵付け志野茶碗から独自の道が始まります。」利休もわびさびなだけ、黒以外のものに着手。
宗二は初めて、自分好みのものを作れるような視点を持つように。
(実際作るのはもうちょっと後ですが)
この数寄の広がりは、新しい始まりの予感をさせますね。

 今回初登場は北条氏直と徳川秀忠、そして新兵衛。
氏直は声も顔も男らしく格好良いなぁ。
原作でも最後まで武将らしく潔いので、これは○ですね。

 秀忠は当たり前だけど声が若いなー。
若く無骨で、人の心をつかめない性格が最初から分かり易いなぁ。
新兵衛の声もホントにヒョロっとして京の商人っぽい(笑
いや、本当の京の人から聞いて正しいのかどうか分かりませんが(笑

 お吟もやっぱり美人でした。

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ぶるがり屋 2011/10/27 03:27

週刊少年サンデー48号感想(2011)

ハヤテのごとく!

「面白い」ほど難しいものは無いなぁ…
いきなり連行されるのは吹きました(笑

マギ

ソロモン王の記憶は何度も世界が滅ぶ前なのか、ただ遥か昔の事なのか。
アルサーメンは人間ではなく、もう不死の存在のようですね。ソロモン王国の国民だったのでしょうか。
王の配下がパイモンなど72柱の魔神だったので、アルサーメンのイスナーンもそうなのかと調べたらアモン、ザガンなどのジンたちがソロモンの72柱の魔神だったのですね。気付きませんでした(イスナーンは違いました)。
アルサーメンは苦しみが延々と続く運命の世界の崩壊が目的、と分かりました。
それを知ってアルサーメンと少しだけ心をつなぐアラジンがやっぱり優しくて素敵です。
死んだ後もアリババを守った、カシムの優しさも。

神のみぞ知るセカイ

桂馬も少しづつ罪悪感を感じているのかな…? どう見てもやっぱり女転がしですし、おそらく二人とも記憶がしっかり残るしなぁ。
胸が痛い展開が続きます。

BE BLUES~青になれ~

おじいちゃーん!!(笑
主人公や新キャラたちも皆もどかしくて可愛いです。

GAN☆KON

変態でダメダメだけど、他人の恋路にこんなに頑張れるとことん良い奴な新太が最高です。
イサナさんの正体が不明で現在はメカ巨人が正体なのに、それでもめげないんだなぁ(笑
キャラも展開もボケ倒しなのが凄いなぁ。
引き込まれます。

最上の明医 ~ザ・キング・オブ・ニート~

くっそーラブラブめ!ラブラブめ!
可愛いじゃないか!!

はじめてのあく

もう付き合っちゃえよ! という流れで最高ですね。
いつも飄々としているユキの本気の照れ顔は破壊力抜群でした!
サポートに頑張るジローと、正体隠しを忘れて本気な黒澤さんが素敵です(笑

鋼鉄の華っ柱

真道の屁理屈には勝てる気がしないなー(笑
どんどん話が転がってきて楽しくなってきました。
少年の父への強い尊敬と、優しさが見えてきてほっこりします

BUYUDEN 武勇伝

勝ち負けをすっきりとした気持ちで終わらせてくれました。
スポーツマンらしくて良いなぁ…!
そして新ヒロイン候補に不安な豹馬、萌花の父の因縁の相手まで登場。
早く次回が読みたいです。

史上最強の弟子 ケンイチ

なる程、悪い面を見せずにじっくり洗脳する予定ですか。
しかも敵を梁山泊ではなく本郷にするとは。
美羽を救いに旅出るケニチらですが、是非愛の力で取り戻して欲しいです。

常住戦陣!! ムシブギョー

仁兵衛はもう底抜けに真っ直ぐだなぁ(笑
次回つっかかりそうでちょっと怖いです。

最後は?ストレート!!

睦月がついに自分だけで工夫し、相手を抑えた!
体幹がしっかりしているのかな?同じ姿勢・動きをしっかり出来るのは凄い。
だからこそ、ちょっとした工夫を更に足しても同じフォームで投げられるのでしょうか。
もうしっかり「才能」溢れてますね。
ところで今回は顧問の女先生居ないのかな?

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ぶるがり屋 2011/10/26 01:41

週刊少年ジャンプ46号感想(2011)

NARUTO –ナルト-

面白い!!
実力者同士の思惑が絡み合い、実力を出し切ってリソースを削り合い、更にそれを超える力が…!
満足です。

ONE PIECE

ホーディは因縁ではなく、悪意の継承者…なのでしょうか。
空っぽの憎悪は最初よく分かりませんでしたが、よく考えると怖いものだなぁ。
なる程、ホーディに人間的魅力が欠落しているのがよく分かります。
でもこれ、ホーディも抑えようがないんじゃないかな。多分若いが故の精神的渇望、破壊衝動がそのまま民族運動に結びついてしまった、という代物だと思うのですが… 痛いなぁ。

幹部戦がやっと進んできたので、このままスパスパ行って欲しいですね。

トリコ

トリコは相変わらずカオティックニュートラルだな! 気持ちは良い奴だけど(笑
「人間も食材」がカオスでゾクゾク来ます。鳥人間も食べようとしていましたし、世界観がきっちりしているなぁ。
ライブベアラーの不気味さもグッドです!

銀魂

品性下劣な銀さんが粋だぜ!
そーだよね、銀さんヒーローらしくはないよね…。
記憶ではなく、絆でもなく、人として新八・神楽と結びつくシーンは最高です。
これを寸前までどうしようもないギャグで話を進めるんだものなぁ(笑

SKET DANCE

これはヒドい(笑

競技ダンス部へようこそ

新人読み切り。ネット漫画で有名な方らしいですね。
いやぁ、青春って素晴らしいなぁ… 良かったです!
各キャラの魅力も、その配置も最高でした。おっぱいも!
つまらないと言われそうな小さい事が、そしてそれから始まる事がどれだけ大事な事なのか。
それが素晴らしく感じられる作品でした。

めだかボックス

新キャラはまだ底が掴めませんね。
それより球磨川君がとっても主人公っぽいのはどーゆー事だ!(笑
怒江ちゃんのことを心配するとか、また一番弱い女の子の味方、というのはあえて負け続ける道を選ぶ球磨川君らしくて好きです。
宗像君も義理堅く、この二人の戦いは楽しみです。

いぬまるだしっ

うざ可愛いって言葉はたまこ先生の為にあるような言葉ですね…!
テンクミ先生も魅力的な先生なので、是非レギュラー化して欲しいです。
正直この幼稚園、ダメ先生しかいなさ過ぎだよ!(笑

べるぜバブ

悪魔がただのチンピラだなー(笑 結局ただの格闘で負ける程度だし。
魔族とか妖魔と言われるレベルの中でも最低レベルだよ。もうちょっと頑張れ!

magico

ウンディーネお姉さんが陰湿可愛かったりムキムキ魔女さんの実力が見れたりで嬉しい。
エキドナ発言はどうするのか、エマの覚悟に比して、シリアス展開はちょっと怖いなぁ。

HUNTER×HUNTER

うーん、緊張が続くなぁ、ちょっと疲れてしまいます。
ジンやハンゾーとかもっと出てきてくれないと(笑

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ぶるがり屋 2011/10/24 18:53

今週のへうげもの 感想 2011 10月第3週

漫画

 関ヶ原の決戦に向け、日本全国で進む前哨戦。
古田織部は戦の合間に抜けて窯に寄り、その安全を確保。
試行中の銅の緑柚を見、未完成ながらこれこそ自分の美と見出す。

 関ヶ原も近いのに、相変わらず数寄の為に生きてるなぁ(笑
まぁ引退もしてますし。
また、作らせてる噐は調略用なのかも?

 岐阜城に進む池田・福島勢。
余りの勢いに落城も近く、城主の織田秀信は切腹を覚悟するが織田長益の言葉に開城、名物を織田家ゆかりの者へと渡す。

 いや、長益絶対自分の懐に入れるだろ(笑
三法師が成長してひとかどの大名になっていたのは初めて知りました。
まぁ、この後は放浪の身になってしまうようですが。
織田信長直系の孫の運命と考えると悲しいなぁ…

 決戦に向かう徳川軍。
徳川家康の息子である徳川秀忠と結城秀康が語らう。
今まで不穏な流れがありましたが、秀康の歩み寄りにより心を通じ合わせる二人。

 真直ぐに硬く真面目な秀忠と、柔らかく一歩退ける秀康が跡目争い、兄弟の確執を何とか超えて笑い合える姿は嬉しいです。
へうげものの中ではさらりと表されていますが、歴史上この二人は色々あったでしょうからねぇ。
このすぐ後もちょっとありますし。
秀康は織部と特に関係無いと思うので、こんなにこの兄弟がクローズアップされるのは石田三成兄弟との対の表現なのかな?

初めて結城秀康を知ったのは「花の慶次」だったので、こんなに性格や感性が丸い秀康は新鮮です(笑


アニメ

 なんつって!
今回の名物は特になし。 蓋割れ茶入れかも? 鯉魚石とか掛け軸とかいっぱいありましたが。

 千利休は自らの美を他者に広める欲望の、その限界を知って目が覚める。
豊臣秀吉に筆頭茶道の辞意を頼むが、秀吉は許さない。

 対して古田織部は少しすつ大茶湯の傷が癒え、数寄への欲望を回復。少しづつ次の作品への創意が生まれてゆく。
利休と織部は再び茶会で出会い、お互いの未熟を認め、その未熟こそ愛するものだと知る。
 そんな中お茶々が懐妊、豊臣秀吉の非情さがましていく…

 今回はホントに平易というか、分かり易さに重点を置いた演出でした。
回想シーンや利休が織部の成長を認める瞬間が遅かったりはこれかと。
ちょっと利休の頭が悪そうに思えますが(笑
後味の悪い秀吉のシーンを最後に入れたのも、多分最初の茶々懐妊と結びつける為かな。
個人的に利休が筆頭茶道の辞任を頼むシーンで、秀吉がじっくり考えて辞任を認めないのはちょっと違う気がします。
秀吉が絶ち切り難く利休を頼みにしているのが理由だと思うのですが、アニメの演出だと本当に罪の意識、覇道の苦しみから一人楽になるのを許さないのが目的みたいに感じてしまいます。
…まー確かにそれも有ると思いますが(笑

 今回の茶会でやっと織部と利休の心が打ち解けたのが、大きな転機でしょうか。
茶会で心が通じ合うシーンが、やっぱりこの作品の一番の肝ですね。
特に今回は、ずっと気を張り詰め孤高だった利休の心からの笑顔、そしてそれに応える織部の歪んだ笑顔もまた味わい深い。
行過ぎたもの、欠けたもの、それもまた面白く、素晴らしいのだと。

 ふっ切れた利休の一笑一笑、なんつって。 はヤられました(笑
たしかにこれしか無いけどさー(笑
予想以上に利休の硬さが取れたのが感じられて良かったと思います(笑

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