鎌倉殿の13人 12話 の感想
見逃し・同時配信 - 鎌倉殿の13人 - NHK
【作】三谷幸喜
【音楽】エバン・コール
【出演】小栗旬、新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、片岡愛之助/坂東彌十郎、宮沢りえ、大泉洋、西田敏行 ほか
(C)NHK
鎌倉殿の13人
「ここまでするかぁ?」
前回の予告から約束だれたコント回 はてさて本当にコントかー!?
コントじゃん!(歓喜
いやこの後の影響とか当人の恥とか大きいかもしれないけど、現代人の感覚からいうと、「面白おじさんの長髪がちょい長髪になった」だけだからなぁ(笑
人も死なず家族も壊れなかったよ…
源氏と北条
各々が「大事にしたくない」「当事者になれない」から、秘密のはずがどんどん広がってつながって、おおごとで荒事に(笑
北条家と源兄弟ほぼみんな悪いのがヒドい(笑
最悪手は義時くんの義経を引き摺り込みかな、騒動にしかならないよ!
義経郎等はやっぱり義経シンパですね、ヒャッハー!!
ただ行動理由は自分のプライドやストレス発散ばかりでなく、家族への愛が一番大きいのが微笑ましいですよ。
あと京と板東の意識の違い。
頼朝が牧宗親を怒るのは義経が可愛いからですし、時政パパが怒るのは、家族が何より大事だからですよね。
家族が大事だから喧嘩好きの田舎者な自分を抑えこんできたし、家族が大事だからそんなものを投げ捨てる。
義経の暴走は少しは抑えられるし、りくも政子も困って怒るだろうけど、嬉しいじゃないかな。
まぁ、あそこで時政が怒らなければ、奥で頼朝が政子に謝ったとは思いますが(笑
北条義時と三浦義村
「教えてしまいました」「難しすぎてよく分からん」
全編壮大なコントでしたが、やはり小四郎平六のコンビがベスト。
これからも毎週やって下さいお願いします。
義村の女性を狙う方向性がちょっと分かりました。
「俺の勝ちだー!」という勝負感覚なのですね。
それを性癖と捉えてスン…となる義時が可愛い。
女の戦い
何回も描かれてきた政子・亀・八重の女の戦いが大事件に!
結局亀が逃げてほぼノーダメージ、他の色男になびく流れで笑ってしまいましたが、八重さんも鎌倉に戻る機満々で、
全然終わってねー!(笑
亀はここからフェードアウトかもしれませんが、まだまだ続く八重さんの存在。
今回も「千鶴丸の仇」でないというズレ、次回頼朝と再会。
八重さんの物語上の役割がまだ分かりませんが、悲劇的な未来しか見えないですよ…
鎌倉殿の行方
とはいえ、もちろんおかしい人間関係だけで終わる筈もなく。
今回の事件から大きく変わるのでしょう。
またこの後、今回のようにそこまでの悪意・敵意がない始まりから、大きな結果になっていく暗示なようにも思えます。
大江広元が最後に伝えた懸念な何なのか。
今回の睨みを見るに、義経か上総広常か、頼朝と板東の関係性か、はてさて。
他、ちょこちょこ。
「田んぼのヒル」の語感、政子の迫力顔、義時の落ち込みっぷり(笑
上総広常可愛いー!
梶原景時怖い!恨まれ役ばっかり!オーベルシュタイン味!
蟇目役、後妻打ち、髻切りと、時代の文化が彩り豊かに描かれますね。
説明少なくとも丁寧に描いていて、マニア心がくすぐられます(笑