ウルトラマンオーブ 21話 感想

自由な放浪者が、また一人
ウルトラマンオーブ 21話 「青いリボンの少女」 感想です！

　あの女子高生に変身しちゃったゼットン星人が、また妙な置き土産を（笑

　作られた人格は、植え付けられた人格は、この心は、何が本物と呼べるのか。
アンドロイドや記憶データ化にも通じる、SF作品の命題の一つですね。
私の好きな作品ですと、『銃夢』や『ブレードランナー』とか。

　記憶も故郷もなく、人格もあやふやな、ただ一人の超人がどう生きるのか。
老人夫婦に預けられるのが落としどころかと思っていたのですが、存外自由だ！
ガイ、ジャグラー、それにババリュー（笑 という実例がそこかしこに居るので大丈夫なのでしょうけど（笑
　世界を見たい、そんな本性のまま、
ただ、帰る場所があるのなら、大丈夫。
私の好きな作品群では悲しく切なく、生きる強さと厳しさに晒されたENSでしたが。
オーブらしい、優しく美しいメルヒェンな結びでした。

　不満点があるとすれば、前のゼットン星人の回で「地球などもう侵略する価値の無い星だ」の真意が語られなかったことかなー。
今ジャグラーが呼び起こそうとしている闇のこと、なのかな。

キャラ感想

　ナオミは今までで何回転んだんだろう（笑
曲線美も見事なので、膝を擦り剥かないか、勝手に心配になります（笑

　変身はしませんでしたが、多分、ゼットン星人の肉体を持つ、記憶のない少女。
彼女もまた、この地球に放浪する、孤独な風来坊の一人になったのかな。
オーブの最終回や、本編終了後の映画などで、ナオミたちが寿命を迎えてしまった遠い未来、ガイ、ババリュー、青いリボンの少女たちの茶会や飲み会が見て見たいです。

ウルトラファンとして

　ゼットン星人って、科学力と怪獣(ゼットン)調教能力は宇宙中でも高度ですが、肉体的には「並の人間よりは遥かに強い」から「防衛隊の完全装備より弱い」程度なのですよね。
ゼロの映画やギンガのおかげで格闘能力は高いことが多くなり、一応近距離テレポート能力はありそう？
寿命は長いのかな…
　オーブで、「少女に変身する宇宙人」設定が追加されたっぽい気がします（笑

　ハイパーゼットン、格好良いけどちょっと出過ぎで"強い感"がもう無くなってしまったような（笑
格闘能力は通常ゼットンより強いですけど、今もイメージ的には通常ゼットンの方が強いです。

　オリジンに最初から変身できたり、サンダーブレスターを完全制御できているのも分かってなんだか嬉しいですよ。
オリジンは光線技主体、必殺技はため時間が必要で、対ウルトラマンに特化したゼットン系には弱いのかな。
その点サンダーブレスターは腕力に暗黒光線なので、ゼットン食いですね。

週刊少年サンデー52号 感想(2016)

デートを見せてよ！

絶対可憐チルドレン、マギ、常住戦陣!! ムシブギョー! の感想が多め！
サイケまたしても 掲載の、
週刊少年サンデー52号の感想です。
二週間遅刻で申し訳ない！

絶対可憐チルドレン

　ちょっと！
薫と皆本の神田川デートはどうなったの!?

　頑張った、頑張ったよ賢木…！
心痛のプレッシャーと疲労の中、頑張ったよ！
　しかしこのまま賢木と紫穂が恋仲になったら、SMになっちゃいそうな（笑
まー2人が幸せなら良いのですが。

　最後の蕾文書ちゃん、洗脳された不二子ちゃんに見えてドキリとしました。
こっちも何を企んで居るのかなー。
薫と皆本をくっつけようとしてるだけの可能性も大ですが（笑

あおざくら 防衛大学校物語

　松平先輩、いい表情するなぁ（笑

　そうか、脱柵=逃亡扱いになっちゃうのか。
遅刻そのものより、連絡しないことが重大なのは、社会人だと身に沁みることですよねー。
周りの者の予定の変更そのものが難しくなるので。
報連相大事！ 超大事！

　室長が怒らないことを優しいからと勘違いするのは、認識不足というよりは、そろそろ覚えようよ（笑

だめてらすさま。

　人と神の関係がどんどん緩やかに広がっていく。
微笑ましいような、何も考えてないよーな（笑

MAJOR 2nd

　元々のチームの自力の差が出ちゃったなー。
相手チームの監督の教育方針の結果ですが、試合終了間際に実力差が出ちゃうと、厳しい１

天野めぐみはスキだらけ！

　今回は前半下着ファッションショー、
後半はオリジナル下着を着せられる妄想と、
最高にエロ可愛いな！
　ほぼ誤解で一方的に暴力＆無視は普通ダメなのですが、この2人だと痴話喧嘩にしか思えません（笑

双亡亭壊すべし

　精神が侵されても意識と知能がそのままなのか、それとも「奴ら」もアホなのか難しいなぁ（笑
フロルちゃんが気絶したの良かったのか悪かったのか。
そしてそろそろ、青年科学者も支配されて絵から出てきそうな…

だがしかし

　豆くんとハジメさん、お互いよく分かってなくても波長バッチリだ。
やっぱりハジメさんのおつむは中学生男子並み疑惑が増してきましたよ（笑

RYOKO

　人の良い仲間が増えるのは微笑ましいのですが、こういう作品だと犠牲が増えそうで怖い！
「米」が最強の敵になるのは日本人だと納得出来ちゃう気がします（笑

魔王城でおやすみ

　お姫様の鍛治スキルも上昇の一途でしたが、これからは鍛治マスターが協力してくれるのかな（笑

ハヤテのごとく！

　絶望的な力の差。
ナビの未来を閉ざしてしまうのは、ハヤテは耐えられないだろうなぁ…
宝玉が今何個残ってて、誰の手にあるのか思い出せない…
もう2個だけなのでしたっけ。

マギ

　アリババ、甘いけどしっかり答えましたね。
でも、あくまで対等な人間同士で居たいアリババと、人間という存在を超越したいシンドバッドとの隔絶は大きく、悲しいです。

　アラジンは「一人一人が自由意志を」の守護者を自認しているので、シンドバッドの行為を完全否定せずにはいられませんが、父ソロモンの精神解放も、黒ルフの現状も否定しきれないのが難しいところ。
　そういう意味で「アラジンよりアリババの方が囚われていない」ので、ちょっと新鮮な気持ちです。

　ただ国家間問題はともかく、モルさんとの喧嘩までシンドバッドのせいなので、こっちは怒っても良いと思うよ！（笑

　今シンドバッドに精神汚染されていないのは、マギたちとアリババだけなのかな？
ジュダルは多分大丈夫、あと白龍も汚染されてなかったっぽいような…

　現状は厳しいですが、ウーゴくんの窮状がアラジンに知られたこと、会う方法があることがアラジンに伝わったのはホッとしました。
　今は行けないのでしょうけど、いつか必ず行く方法を見つけ、アラジンとウーゴくんが幸せな再会をしてくれると思えます。

古見さんはコミュ症です。

　古見さんにとって、初めての"対等の両想いな友達"なのじゃないかな。
あと、もしかしたら同性の（笑
まだ山井さんたちから友達扱いか難しいですし、馴染みちゃんは未だ性別分かりませんし（笑
　
　そしてやっぱりなじみちゃん、交友範囲＆コミュ力強いな！

BE BLUES～青になれ～

　龍優人桜庭くん大好きだけど、今は少しは周りと打ち解けてきたけど、
この地域で「桜庭に復讐したい、見返したい」って子は山程居るだろうなぁ。

柊様は自分を探している。

　主従関係締結が落とし所だった（笑
姫と侍、それが今の柊様と圭二郎の最高の絆なのですね。

　髪色の変化、今頃気づいた！
いつから変わってたのかなー。
少年の再生能力を封じてたのも柊様の能力なのかな？

BIRDMEN

　CATが仲間に！
鴨田くん、ラブラブなのかー（笑

　抑制的だけど、洗脳に躊躇が無くなってきてる烏丸たち。
どんどん「自分たちは人間と違う」意識が強くなって居る気がしますが、それでも家族への想いは強く、断ち難いのは、救いなのでしょうか。

　見る限りかなりしっかり想定して計画して居るようですが、今、烏丸くんが目指している落とし所って何処なのだろう。
うーん、分からない。

初恋ゾンビ

　江火野ちゃんの両親は、もうちょっと自分の娘のエッロエロな魅力を気付くべきですね。
競泳水着でおっぱい強調と、エロ漫画レベルであざといよ！(笑
ああ、恋する太眉っ娘、可愛いなぁ…！

トキワ来たれり!!

　ネヌの裏切り、アートマスターの実力発揮、仲間の石化とかなりピンチな筈なのだけど、ヴィジュアルのせいで全くそんな気がしません（笑

天使にアクト!!

　完璧な総世の演技、そしてそれを超えるアクトの視点。
これ、アクトからなりへの、秘めた恋心がヒントだったりするのかな。

常住戦陣!! ムシブギョー!

　一番憎いのは、許せないのは、殺したいのは、
自分。
　でも、恋川自身も気付いていないけど、命をかけて江戸の民を守り、侍たちと肩を並べて戦い、蟲奉行の仲間たちを戦友となり、今もまた仁兵衛の為に戦う。
そんな今の恋川の心の奥底に気づいていないのは、心の剣の力だけを見て居る毛利勝永と、恋川自身だけじゃないかな。

　腕が飛ぶ恋川。
長いこの作品も、これがやっぱり最終章なのだなぁ…

サイケまたしても

　うん、やっぱりサイケはこの場所では戦力外ですよねー。
だからこそ、氷頭とアナが光る！
…同時に死にそうで怖いですが。
ここで死んでも、サイケも癒し神も助けられないだろうしなぁ…
　癒し神の孫娘ちゃん？が助けになってくれるかな。

電波教師

　Σ危なっ！
でも今一番大事なのは時間とイニシアチブですから、まぁ最善かな。
これでラシア連邦が一枚岩でも、トップが全てを分かって主導して居るわけでもないと分かったのも大きいですし。
　そしてついに、ミーシカとアーニャの関係が描かれるのか。

先々週のアニメ感想 金分 20161125

ドリフターズ 8話、ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 35話
の感想ですよー。

ドリフターズ

　提供の「空神様」は、アニメ終わってしばらくしてからやっと分かりました。
あの絵巻は誰視点なんだ！(笑

　安倍晴明の10月機関の元、集まり始めるドリフたち。
英雄と呼ばれた彼らの持つ、卓越した"何か"とアイデアと技術が連鎖していくこの感覚。
いつかドルフたちが全員集まったら、どんなことになるのか。
どんなことになってしまうのか、想像が広がって、胸が熱くなります。

　激しいバトルも燃えますが、こういう回の方がゾクゾクして好き。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

　パイツァ・ダスト!!!!
ついに、ついにここまで来ましたか…！
それにしても、やっぱり無体な能力ですよ。
同時にみみっちいのも実に吉良らしい（笑

　迫る露伴たち、逃げる吉良、抗う早人。
緊迫感が最高です。
　爆破された露伴先生が、正義感もなく自分のためだけに動き、友人もいなかった露伴先生が、
大怪我して自分の死が目前に迫っても、仲間を信じ、吉良へと迫る真実を託そうとする姿、最高に切なく美しく、格好良かったです。
前回康一君への友情を思いっきり見せつけられたから、余計に。

　4エピソードを交差させた前回までの構成が、時間が生き戻るこのエピソードへ地続きとなっていて、上手いなぁ。

先々週のアニメ感想 水木分 20161123~24

響け！ユーフォニアム2 8話、競女!!!!!!!! 8話
のかんたん感想ですよー。

響け！ユーフォニアム2

　やっぱりOPの子供たちで音楽を吹き聴くカットは、幼い久美子たちのものなのでしょうね。

　陰鬱で、押し込められた心に触れる物語。
ハッとさせられる表情の変化が素晴らしかった…。
あすか先輩の弱さを知る葵ちゃんの、細やかな変化、
見舞いで久美子の横でユーフォを聴く麗奈の、瞳を閉じて聴き惚れる顔と、見つめてくる真開いた瞳。
　考えてみれば葵ちゃんは、今、2期後半の「音楽と進学」のテーマに一番強く、久美子に触れるキャラでしたね。

　絵の美しさと強さに、グイグイと引き込まれました。

　間に差し込まれるCMの「わたし、ユーフォ好きだもん！」はお大きなセリフですね。
この作品の根源で、久美子の高校音楽生活の第一歩で、今の久美子と姉の間に横たわる思い壁。
　やっぱり、あすか先輩から夏紀へのお願いは、大会での代演奏だったのだろうなぁ…。

競女!!!!!!!!

　いやもー最高に頭悪くてサイコー！
メテオヒップに尻巻砂塵、「乳首が－立ってるッ!?」で次回に続くとかもうね。
ホントお腹痛い。
　アクション燃え友情百合、そして圧倒的熱量のギャグ！
心地よく眠れます、ありがとう、競女！

先々週のアニメ感想 月火分 20161121~22

魔法少女育成計画 8話、聖闘士星矢 黄金魂 8話、プリパラ 123話、信長の忍び 8話
の感想ですよー。

魔法少女育成計画

　うわぁエグいー！
そしてこのエグく、自ら滅びに突き進むように人選して来たのがファヴだと明示されてもう本当に憎い奴だなファヴ！
　魔法少女になる前から自暴自棄だったカラミティ・メアリに、更に殺せないハードゴア・アリスに狙われるという恐怖で追い詰めて。
ルーラに魅せられ、犠牲を感情に入れないスイムスイム。
　そして今回で、姉に助けられた優しさから、全てを憎むユナエル。
愛した人を自ら滅びの道へと誘い、死なせ、一人生き残ったシスター・ナナ。

　追い込まれたメアリが街を火の海にして、集まる者も、もう皆戻れないのでは。
今や唯一の癒し、トップスピードももう死亡フラグMAXですし、嫌な未来しか見えないよ！

　展開、死の描写、そして今回のような、場違いなまでのファンシーなメアリの変身シークエンス。
全ての意味で醜悪ですわー。

聖闘士星矢 黄金魂

　シャカ＆デスマスクバトル回。
シャカとサガは準神レベルですからね、自称神ぐらいじゃないと緊張感もないですものね。
まぁ視聴者からすると、オーディン(偽)の声がアンドレアスだったので「あ、偽物に騙されてる！」と即気付ける分けですが（笑
　予想と違い、リフィアの中にいる神格(？)がアンドレアスの手下となったので、アンドレアスの中に居るのがロキ、リフィアの中に居るのが娘の冥界神ヘル、でほぼ確定かな？
まず北欧神話の敵役である霜の巨人にあんまり有名で強いキャラが居ないのですよね（笑
もう一人の強大な敵役、炎の巨人のスルトはゴッドウォリアーに使っちゃってますし。

　そして、一番好きなアルデバランに続き、二番目に好きなデスマスクがここで脱落、ですか…
うう、悲しいー！

プリパラ

　ノンシュガーの、本当のチームへの第一歩。
もう、グロ校長先生、ホントヒドいな！(笑
集まった以上はほぼ強○参加で脅迫まがいで、スパルタにも程があるよ！
だからこそ極限状態で、ノンシュガーの絆が深まったのも確かですが、
うん、やっぱりヒドい（笑
　あと急に海ができたり精神操作で時間の概念を狂わすプリパラ怖い。

　今までで十分のんは頑張ってきたので、今回はある意味ちりとペッパーがその想いに応える番でした。
今更ながらペッパーも純粋な子で、まだアイドルとかは分からないけど、のんとちりが大好きで、自分も好きになって欲しかった。

　プリパラ内のちりが記憶そのままなのは、言われてみればそうなのに驚きでした。
そして、そんな自分にも、そして多分外の自分にも、嫌気が指していたとは。
多分外の自分が嫌で、その表れとして、強く気高く人に影響を与える自分になれた筈なのに、結局人を拒絶するばかりで、何も出来ない。
　ちりが心を開く必要があると思っていましたが、でも、そうではなく。
　そんなちりをそのままに好きになってくれる人がいるとは。
心弱い自分を面白いと言い、強く拒絶する自分を好きだと言う、そんな人を。
心の強さだけで判断し、コミュニケーション能力を全く鑑みないペッパーらしい、彼女だけができる愛なのでしょう。
　そして同時に、そんなペッパーが弱さを見せたらなぁ、惚れちゃいますよね（笑

　誰とも組めないような個性の強過ぎる2人が、のんに求められ、お互いを好きになり、やっと一つのチームになる。
素晴らしいノンシュガー回でした。
今まではそんな全てを受け止めるのは天使の心のらぁらの役目でしたが、のんたちは3人でその役割を果たせるようになったのですね。
　「ウホッ！」でなくなったのはアイドルとしての成長なのかさすがに問題が有ったのか（笑

　前回今回と、解決への糸口をつけたのはあじみ先生なのですが、
その、何とゆーか、何と言えば良いのでしょうか？（笑

信長の忍び

　今週もまた詰まってるな！
前半の恋物語×2だけでもお腹いっぱいでした。
負けるな助蔵！
やったねねね様！
私も一生に一度は釘宮理恵さんVoiceのツンデレ嫁さんが欲しいものです。
いや恋人で十分なのですが、今作だと恋人になってないですし。

　後半はかの有名な『信長公記』の作者、太田牛一登場。
物書きらしく、また人情に厚い良い男ですよ。
最後は戦隊モノだかジャンプだかの最終回ノリでしたが（笑